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特集!あの人の本棚
308.

心屋仁之助   (心理カウンセラー)


2年間で200万部越えの大ヒット!本が爆発的に売れた理由とは!?【心屋仁之助さんインタビュー(2)】

心屋仁之助
40代で大企業の営業管理職から、全くの異業種である心理カウンセラーとして起業した心屋仁之助さん。独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは、テレビで話題となり、著書累計は440万部を突破!

今や心理カウンセラーとして絶大な人気を誇る心屋さんですが、過去には様々な悩みや葛藤を抱え不遇の時代もあったのだとか。

今回のインタビューでは、ここ十数年で生き方が激変したという心屋さんに『人生を好転させるために必要なこと』について3回にわたってお話いただきました。
2年間で200万部越えの大ヒット!本が爆発的に売れた理由とは!?【心屋仁之助さんインタビュー(2)】

インタビュー第1話:運がいい人と悪い人。両者の決定的な違いとは!?


最初は自分を出せなかったテレビ出演

―― 心屋さんは、ナインティナインさんが司会を務める番組『ナイナイアンサー』に2年ほど出演され、その間に本が200万部以上売れたとのこと。でも、あの番組に出演した方全員の本が売れたわけではありません。心屋さんの本が圧倒的に売れた理由って何だと思いますか?

心屋 実はテレビに出ながら、僕の中でまた意識を変えたことがあったんですよ。

(第1回目のインタビュー記事で話した通り)、僕は大前提が「自分はダメで嫌われている」出身なので、テレビに出演した時も、ちゃんとしようとする自分がいたんだよね。

テレビ局との打ち合わせ通りにしゃべる、指示された時間内になんとか収めようとする、そういういい子の自分がいたのね。

でもいい子の自分でいたら、他の元気のいい出演者さんたちが僕の時間をとっていくわけよ。割り込んできたり、不規則発言をされたりすると、せっかくマイクがまわってきても、そっちに行ってしまうとか。「あっ、またしゃべれなかった」みたいなことがよくあったの。

それに、「このセリフを言ってみてください」と言うのが僕のカウンセリングのやり方だったので、最初テレビ局の中では、僕はタレントさんにひどいセリフを言わせて苦笑いさせるという役割だったんですよ。

だから「困るような一言を是非お願いします」と言われて、「分かりました」とやっていたんやけど、ある時、「また嫌われないように、いい人でいようとする自分に戻っていたわ」って気づいたんです。

それから、テレビ局側が用意した仮台本を無視して、普段通りのカウンセリングをしようと思ったんですよ。タレントさんが発した言葉をひろって、いつもやっているようにカンセリングをしよう、周りのことを気にせずにやるぞって決めたんです。

ナイナイアンサーで大ブレイクした理由

心屋 そしたらある収録で、女性タレントさんのカウンセリングしていたら、その悩みの向こう側に本当の悩みが見えたんです。

そのタレントさんは結婚したばかりで、旦那さんから女扱いしてもらえないという悩みを持っていたんやけど、僕からみたら、その答えってすぐ分かるのよ。女扱いしてもらえないってことは、自分で自分のことを女扱いしていないってことだから。

だから、「私は可愛い女の子だもんって言ってみてください」とそのタレントさんに言ったら、急に彼女の顔色が変わって、何も言えなくなってしまって、いきなり泣き出しちゃったの。

でも司会のナインティナインさんはじめ周りで見ていた人は、何が起きたか分からなかった。つまり、そのタレントさんが泣いた理由は、僕とその人しか分からなかったから。

その後、話を聞いてみると、彼女は子供の頃からお父さんとスポーツをやっていて、朝昼晩トレーングをしていたんだって。髪も短くして、男の子みたいな格好をさせられて、ずっと自分の女を捨ててきた。

で、そのまま結婚したから、旦那さんからも女扱いされなかった。でもそれは、自分自身が女扱いをしていなかったから、旦那さんからも女扱いされなかったんだと僕のカウンセリングを受けて気づいて、泣き出してしまったんです。

―― なるほど、そういうことだったんですね。

心屋 そこから周りの僕を見る目が変わって、その日の収録が終わった時に、番組のプロデューサーがやってきて、「すいません、ちょっと他の番組には出ないようにしてもらえませんか?」って。そっから番組内での僕の扱いがドンって変わったの。

以来、テレビでも普段通りのカウンセリングをするようになったら、相談者のタレントさんだけでなく、他の出演者もスタジオで泣き出したり、色んな現象が起こり始めて、「あいつは一体何をやっているんだ」って。しかも、それと同じことが全国のテレビの向こう側の視聴者の中でも起きていたんですよね。

テレビで僕のカウンセリングを見て、「なんで私、これを見ながら泣いているんだろう。他人のことなのに」って。

―― 心屋さんは、その人の根本の問題を見抜いて、そこに直接ポンと触れて気づかせるカウンセリングをされているから、テレビを見ていた視聴者の心まで強く揺さぶった。だからこそ心屋さんに興味を持ち、本を買いたいという読者も増えていったんですね。

▼当時特に売れた本。なんと初版10万部というから驚きです!

心が凹んだ時に読む本:1日5分!”読む処方箋”

『心が凹んだ時に読む本:1日5分!”読む処方箋”』 心屋 仁之助

発信に嘘を混ぜない。どんな感情にもオープンでいる

―― テレビ出演で注目される一方で、大変だったことはありますか?

心屋 叩かれることだろうね。世間とは逆のことをいっぱい言っているから、ブログやフェイスブックには、しょっちゅう誹謗中傷のコメントがつくし。

それは今でも嫌ですよ。だから僕は、ブログ上でもよくキレるんです。でもキレたらキレたで、それを見て「あなたはおかしい」って批判する人もいるけど、「そんな風にキレてもいいんですね」って目からウロコが落ちる人もいるのよね。

だから僕は、腹が立ったら腹が立ったって言うし、嬉しかったら嬉しいって言うし、傷ついたら言葉に出して言う。心の葛藤みたいなことも、オープンにして書くねん。そうすることによって、気づく人や勇気をもらったと言ってくれる人もいっぱいいるから。

―― 辛いことがあっても一人で我慢しちゃう方って少なくないと思います。そういう方が心屋さんのオープンな投稿を見て「それでいいんだ」って気づきになるのかもしれないですね。

心屋 僕は発信している内容に嘘を混ぜていないんですよ。出来ないことは出来ないって言うし、分からないことは分からんって言うし。逆に「こんなことは出来るよ、へっへ~」って自慢もするし。

―― そういった、ありのままで自然体な心屋さんだからこそ、たくさんのファンがいらっしゃるんでしょうね。

▼インタビュー第3話はこちら
頑張って「いい人」してても非難される。だったら「やりたいこと」やった方がええやん

ずっと「イヤ」って言いたかった。”本当の自分”に戻るための5つのステップ

『ずっと「イヤ」って言いたかった。”本当の自分”に戻るための5つのステップ』 心屋 仁之助
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プロフィール

心屋仁之助
心屋仁之助
心理カウンセラー

兵庫県生まれ。「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム心理カウンセラー」として活動。19年間大手企業で働き管理職まで務めたが、退職。その後、自分や家族の問題がきっかけとなり、心理療法を学び始める。現在は京都を拠点として、全国各地での講演活動やカウンセリングスクールを運営。また、2015年より音楽活動を本格的に開始。現在も音楽活動を積極的に行っている。

ライターについて

Writer 13
鮫川佳那子(さめこ)

NY在住ライター/ニューヨーク女子部♡主催。青山学院大学フランス文学科卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集・イベント企画運営に携わる。2015年より夫の海外転勤で渡米し、現在はニューヨークの新聞をはじめ様々な媒体でコラムや、海外で活躍する日本人のインタビュー記事を執筆。またNY在住の20~30代女性が約600名所属するコミュニティ「ニューヨーク女子部♡」を主催し、イベント企画運営も行っている。

プロフィール

心屋仁之助
心理カウンセラー

兵庫県生まれ。「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム心理カウンセラー」として活動。19年間大手企業で働き管理職まで務めたが、退職。その後、自分や家族の問題がきっかけとなり、心理療法を学び始める。現在は京都を拠点として、全国各地での講演活動やカウンセリングスクールを運営。また、2015年より音楽活動を本格的に開始。現在も音楽活動を積極的に行っている。

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