瀬尾幸子のおすすめレシピ本5選!お弁当やおつまみにも

更新:2021.11.7

「料理レシピ本大賞2015」で大賞を受賞した『ラクうまごはんのコツ』の他、気取らず普段の食卓をおいしくするレシピ集を多く手掛ける瀬尾幸子。普段のおかずから、おつまみ、麺料理まで、瀬尾幸子の著書の中から選りすぐりの5冊を紹介します。

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「普段の食卓」の案内人、瀬尾幸子

瀬尾幸子は、東京都生まれの料理研究家です。多数の書籍を出版し、食品メーカーの料理開発やテレビ番組でも活躍しています。

料理が苦手な人や初心者でも簡単に作れる、おいしい家ごはんを追求。自身の体験から生まれた「ラクうまごはん」を紹介したレシピ本のシリーズは特に人気が高く、『ラクうまごはんのコツ』は「料理レシピ本大賞2015」料理部門で大賞を受賞しました。

また瀬尾幸子はお酒好きなことでも知られており、『おつまみ横丁』などのおつまみのレシピ本も多くの人々から支持を得ています。

「料理レシピ本大賞2015」大賞受賞作

瀬尾幸子は「料理には必ず、おいしくなるにも失敗するにも理由があります」と言います。おいしい料理を作るためのコツを、写真を使いながら詳しく紹介したレシピ本です。

白飯の炊き方や味噌汁の作り方などの料理の基本から、肉じゃがやポテトサラダ、ハンバーグなど100品の定番おかずレシピまで、おいしく仕上げるコツとともに掲載。身近な食材の卵をごちそうにするコツや、野菜の旨みを引き出すコツ、肉や魚の下ごしらえの仕方も丁寧に紹介しています。

著者
瀬尾幸子
出版日
2014-03-20

作り方を良く知っているはずの定番料理なのに、味が決まらなかったり、仕上げが今ひとつだったりということがありませんか?それは料理のちょっとしたコツを知らないからかもしれません。

この瀬尾幸子の本を読むと、今までのレシピ本にはなかった普通のごはんをおいしくするコツがわかるんです。写真がたくさん掲載されており、パッと見てその料理を作るために大事な要点がわかります。

さらに、他の料理本では省かれてしまう調味料の測り方や火加減、台所道具のことまで「ラクうまのための基本ルール」を説明。 

今まで見落とされがちだった、普通のごはんを失敗なくおいしく作れるコツが満載。これから料理を始めようと思っている初心者にも、普段の料理をおいしくしたい人にもおすすめの一冊です。 

チャチャッと作れる!簡単おいしい「のっけごはん」

材料を切ってそのまま、さっと炒めて……。白いごはんに「のせるだけ」でできる、瀬尾幸子によるおいしいごはんのレシピがたっぷり100点紹介されたこの本。定番の卵や納豆、便利な缶詰、ガッツリ食べたいお肉メニューまで、ごはんにのっけておいしいおかずを、おいしくするためのひと工夫とともに紹介しています。

瀬尾幸子の「のっけごはん」の基本ともいえる、おいしいごはんの炊き方も掲載。一人暮らしの方や忙しくて時間のない方でも無理なく作れるレシピ本です。 

著者
瀬尾 幸子
出版日
2011-07-02

身近な素材が、こんなに簡単でバリエーション豊富にアレンジできるんだ!と驚かせてくれるこの本。

ゆで卵のアレンジだけでも、定番のしょうゆ味からカレーピクルス、みそ味まで。味を付けると保存性も高くなるというのも嬉しいポイント。定番の卵かけごはんもこんな食べ方があったんだと驚きます。 

一人暮らしの方や普段料理をしない方だけでなく、料理好きの方も「今日は何も作りたくない」と思う時があるはず。そんな時に瀬尾幸子のこの一冊は、活躍してくれること間違いなしです。

いつも手元に置きたい瀬尾幸子のレシピ本

瀬尾幸子が長年作り続けてきた、素材の味を生かしたシンプルなレシピを101品集めたこの本。「まずは白いごはんを炊き、それに合うおかずを作る、そして、一息入れる時のために、飲みものを入れ甘いものを作る」という気持ちで作られたレシピ集です。

コンパクトな本の造りで、左側に写真、右側に料理の手順を紹介しています。おかずのレシピだけでなく、焼き肉のたれやだしの取り方なども掲載しています。無理せず、おいしいごはんを作るための料理本です。

著者
瀬尾 幸子
出版日
2009-04-01

どのレシピも、材料や味付けがとてもシンプル。ラー油や焼き肉のたれの作り方も載っていて、既製のものを購入しなくてもこんなに簡単においしくできるものなのかと驚かされます。

『ラクうまごはんのコツ』に比べると、料理の手順の説明は少ないので、この本は料理に慣れている方におすすめです。「お台所にいつも置いて、ぼろぼろになっても使っていただければ」という瀬尾幸子の言葉通り、いつも台所の隅に置いておき、メニューや味付けに迷った時にスッと開きたい一冊です。

お酒好きの瀬尾幸子が提案する定番おつまみ!

全国の横丁酒場を巡ることが大好きな瀬尾幸子が、お酒の席で味わったおつまみにアレンジを加え、素朴で飽きない定番おつまみ185品をレシピ集にしました。どのレシピもお酒に合い、飲みながらでも簡単に作れるものばかりです。

とりあえずの一品のサラダから、焼き物、炒め物、揚げ物、和え物や〆の一品まで、写真と3ステップの簡単なレシピで紹介。さらに文字だけの簡単レシピ20や、魚貝類のさばき方や下ごしらえの方法も掲載しています。

著者
瀬尾幸子
出版日
2007-09-15

グイっと一杯飲みたい時、おいしい酒の肴があるといいですよね。けれど、手の込んだおつまみを作るのは億劫なものです。この本のいいところは、どれも手順が3つしかないところ。少ない材料で、ほろ酔い気分でも作れるというのが、お酒好きの瀬尾幸子のレシピならでは。

小ぶりなサイズで、台所の隅に置いておくのにぴったり。所々にあるコラムには、ちょっとした料理のコツや素材のことが書いてあり役に立ちます。料理好きの人にも、料理初心者も持っていたいレシピ集です。

ものぐさでも大丈夫!瀬尾幸子の超簡単な麺レシピ

うどん、そうめん、そば、スパゲッティ、ラーメン、焼きそばまで、幅広い種類の麺料理を集めた瀬尾幸子のレシピ本。どのメニューもささっと作れる超簡単なものばかり。麺のサブおかずも含め、100品に及ぶレシピが紹介されています。
定番のかまあげうどんやおろしそば、味噌煮込みきしめんなどの和風メニューから、たらことカッテージチーズのスパゲティ、すいとん入りミネストローネなどの洋風メニュー、台湾うどん、タイ風汁うどん、サンラータン風汁麺などのアジアンメニューまで、豊富なジャンルのレシピが満載。定番の麺料理以外にも、トマトラーメンのような変わり種もいっぱいです。

著者
瀬尾 幸子
出版日
2010-07-02

下準備なしで作れる麺料理は、主婦のお助けメニュー。瀬尾幸子のこの本は、中でも特に簡単に作れるレシピの多さに驚かされます。釜玉うどんや素スパゲッティなど、シンプルでもこんなにおいしく食べることができるんですね。

ワンパターンになりがちな麺料理ですが、バラエティ豊かなレシピが掲載されているので、見ているだけで楽しくなってきます。インスタントラーメンをアレンジして作れるトマトラーメンなど、いつもの味をひと工夫するだけでワンランク上げてくれるレシピも。 

暑くて何も作りたくない夏のお昼ごはんに、台所に立つのが億劫な寒い冬の夜食に、1年中通して使えるレシピ集です。

「毎日のおうちごはんをちゃんと作ってほしい」という瀬尾幸子。どの本も、シンプルでおいしく、誰もが簡単にごはんが食べられるレシピ集ばかりです。ぜひ、台所の片隅に置いて、おいしいごはんを作ってみてください。

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