『放課後の異端者』の魅力をネタバレ紹介!王道の異能バトル漫画が無料!

更新:2023.3.9

異端者(グノーシス)と異端審問官(エグゼキューター)による、異能バトルが描かれる『放課後の異端者』は、JKたちのちょいエロが加わり、読者の目を楽しませてくれます。可愛いけど強い!見えそうで見えない!そんな作品が好きな方におすすめです。

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『放課後の異端者』の魅力をネタバレ紹介!王道展開のバトル漫画が無料!

著者
十九島 信
出版日
2017-09-19

無料漫画アプリ「マンガワン」で連載されている『放課後の異端者(グノーシス)』は、十九島信が描くファンタジーバトル漫画です。

 

ドーナツ好きの高校生、岩切鉄平が謎のツインテール女子に出会い、彼女が落としたトランプを拾ったことから、とんでもないことに巻き込まれてしまいます。オーソドックスなバトル漫画と思いきや、物語は違う方向へと展開され、ところどころで描かれる見えそうで見えないおっぱいやパンチラもワクワクさせられるでしょう。

『放課後の異端者』の魅力を紹介していくうえで、まずは登場人物を紹介していきます。

【岩切鉄平】

ボクシング部に所属するちょっとマヌケな高校生です。朝、ドーナッツを食べながら登校するのが唯一の楽しみ。

【舞羽紗良】

鉄平の学校に転校してきたクラスメイトで異端能力者。右胸にある刺青から、武器(魔鋼器)を出して戦います。

異端者(グノーシス)は、悪魔と契約して異能を得たといわれており、15世紀あたりから教皇によって任命された裁定者、異端審問官(エグゼキューター)による異端者狩りがはじまりました。

異端審問官は、基本的に舌が強固な武器になり、異端者に襲いかかります。捕らえた異端者は「研修」や「再研修」といったことがおこなわれますが、その内容は明かされていません。また、基本的に普通の人間を襲うことはないので、異端者、異端審問官の存在は知られていないようです。

 

 

漫画『放課後の異端者』あらすじ

漫画『放課後の異端者』あらすじ
出典:『放課後の異端者』1巻

岩切鉄平はドーナツを食べながら歩いていたところ、突然上から降ってきた女子高生の下敷きになってしまいました。さらに、ぶつかった反動で、その日に限って買っていたプレミアムなドーナツを落としてしまったのです。

彼女は、次に会った時にドーナツの借りを返すといいその場を去りました。鉄平は彼女がトランプカードのようなものを落としていったことに気づき、それを拾ってしまいます。

実はそのカードは魔術符といわれるもので、それを手に持っていることから、彼はある組織との戦いに巻き込まれてしまうのです。

見どころネタバレ1:ツインテ少女が大立ち回り!ちょいエロがいい?

見どころネタバレ1:ツインテ少女が大立ち回り!ちょいエロがいい?
出典:『放課後の異端者』1巻

『放課後の異端者』では、ツインテールの舞羽紗良の大立ち回りと、岩切の謎の能力を中心に描かれていきます。紗良は異端者ですが、その力は強大で、何人もの異端審問官を相手に、カード(魔術符)を使用して戦います。バトルシーンでは時折、紗良の超ミニスカートから覗かせるパンチラシーンもあるのです。

 

また、バトル中に胸がはだけることがあり、微妙なラインで見えそうで見えないおっぱいが描かれるなど、ちょいエロなシーンが見どころです。

紗良の性格は冷静でいたってクール。しかし、彼女が岩切に魔力を吸われ、あまりの気持ちよさに顔を赤らめて悶えるシーンでは、クールで冷静だけではない、女の子らしい一面も見せています。

また紗良だけではなく、他のキャラにもパンチラや胸出しシーンがありますが、すべてを露わにしているわけではないのでエロすぎず、女性でも楽しめる作品です。

 

 

見どころネタバレ2:異端者と異端審問官、バトル設定が面白い!

見どころネタバレ2:異端者と異端審問官、バトル設定が面白い!
出典:『放課後の異端者』1巻

異端者は、特殊な能力を持った人間で、体のどこかに刺青のようなものがあります。スペードの6は風纏い(ウインドトーガ)というように、カード(魔術符)の種類によって使える魔法も異なります。

 

また、彼らは悪魔と契約して能力を得たとされていることから、15世紀には正統教会から弾圧され、すべて抹殺されていた存在です。異端審問官が異端者を探す鍵となるのは、カード(魔術符)と、独特な甘い香りにあるようです。異端審問官は、「浄滅!!」と言って舌で攻撃してくるのが特徴で、人間味がまったくありません。

見た目は普通の人間と同じですが、実体は化け物のような姿をしています。それぞれに「心臓」とよばれている玉のようなものがあり、そこを破壊しなければやっつけることができません。異端審問官の目的は、基本的には異端者の排除ですが、物語の現世界では、表向きは会社組織として社長、課長、係長など役割分担されています。

社長と呼ばれている人物は、カード収集するのが目的であり、すべてを揃えるために異端者を狩っています。カードは残り5枚……すべてが社長の手に渡った場合、何が起こるのは不明ですが、異端者はそれを死守するのが目的でもあるようです。

舞羽沙良は、異端者のなかでもかなりの強者で、数枚のカードを所持していると思われます。また、普段の戦闘能力も高いのでカードを使用しなくとも、ある程度の異端審問官を倒すのは簡単なことなのです。

この作品はカードのスペードやハートなどの種類によって、風や火、水などといった魔法に分かれています。また、各戦闘シーンから、紗良は風(スペード)のカードを所持していることは間違いありません。

 

見どころネタバレ3:主人公・鉄平の隠れた役割とは……?

主人公の岩切鉄平は、舞羽沙良が落としていったカードを拾ったことから、異端者と異端審問官とのバトルに巻き込まれていきました。そのなかで彼に特別な能力が備わっていることを発見しますが、当初からその兆候は現れていたのです。

初めて紗良と出会ったとき、彼は「甘い匂いがする」と感じました。しかしその匂いは、異端者や異端審問官らの独特な匂いで、通常の人には分からないものなのです。さらに7話で、彼がつまずいた拍子に紗良とキスしたシーンでは、「すごく甘かった」と語っています。

また11話で、担任教師になりすましていた異端審問官の足に噛み付いた時も、同じように「甘い」と感じていたのです。その「甘さ」とは、異端者や異端審問官らが持つ魔力でした。担任教師の魔法によって動きを封じられた鉄平でしたが、足から魔力を吸い取ったことで力がみなぎり、教師は魔力が尽きてしまいます。

こういった流れから、鉄平が紗良に関わることは必然であり、紗良が言うように鉄平が新手の異端者だとすれば、その能力は異端審問官に狙われる要因となっていくことは間違いないでしょう。

漫画『放課後の異端者』2巻【ネタバレ注意】

鉄平が異端審問官に襲われていると知った舞羽は、旧校舎に向かって走り出します。

しかし、異端審問官である輝燐が、胸のマークから鎖の先に鉄球がついた魔鋼器(マグナス)を取り出し、舞羽に向けて投げつけて阻止しようとします。舞羽はジャンプでよけますが、再び攻撃を仕掛けてくる輝燐に、自分の魔鋼器(マグナス)を取り出して攻撃。見事命中して輝燐が倒れている隙に、鉄平の元に向かいました。

著者
十九島 信
出版日
2018-01-12

 

2巻では、街で異端者狩りをしているのがエギゼル・コーポレーションという、表向きは大企業ですが半年ほど前に社長が”何か”に入れ替わってから、まったく別の組織となってしまった企業であることがわかります。社長が部下の異端審問官を使って、異端者が持つ魔術符を収集し、捕らえた異端者を洗脳して兵隊に利用しているとのこと。舞羽は、その異端審問官にさらわれてしまったため、とても危険な状態にいるのです。

また、鉄平が舞羽を助けに行くにあたり、異端者の武志と美雨という協力者も登場。エギゼルの扉は一部の社員しか通れない、高度な魔法で強化されているため、鉄平の”吸う”魔法が必要不可欠となるわけです。少しでも扉に掛けられている魔法を吸うことで、強度を下げる狙いがあるようです。しかし、鉄平は魔力を吸い過ぎると中毒を起こしてしまうので、まずは中毒にならないための特訓が始められます。

その特訓というのが、美雨と一緒にお風呂に入ったり、美雨が裸で鉄平に馬乗りになったりと、まさに男子たる鉄平には天国のようなこと。試練と呼ぶには相応しくないエロ描写は最大の見どころと言えるでしょう。

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