こぶしファクトリー広瀬彩海がマンガの楽しさを改めて感じた3冊

こぶしファクトリー広瀬彩海がマンガの楽しさを改めて感じた3冊

更新:2021.12.2

こぶしファクトリーの広瀬彩海です。寒さも深まりココロとカラダがほっこりと温まるような、食べ物や飲み物、そして本を読みたくなる季節です。 そんな私の所属するこぶしファクトリーは数カ月前から空前のマンガブームで、暇さえあれば携帯のマンガを読んでいるメンバーが多くいます。 そんな中で私もあらためてマンガの楽しさに気づきよく読むようになりました。 ということで、今回は私のオススメの漫画を紹介したいと思います。 そして今回はすべて完結しているマンガのみ取り上げさせて頂いたので、一気に読めるというところも楽しみの一つとなっています。 本に馴染みのない方々も親しみやすいと思いますので、ぜひこの機会に手に取ってみてください。

ブックカルテ リンク

シュガシュガルーン

著者
安野 モヨコ
出版日
2004-03-26

少女マンガの中で最も好きなマンガの一つといっても過言ではありません。全8巻という冊数なのも魅力です。

まず、絵が可愛い! ネーミングセンスまで素敵で乙女心をどこまでもくすぐってきます。私と同じ世代の方は一度は憧れたのではないでしょうか。そして何よりどんな冷静沈着な方でもうるっとは来るであろうラスト。登場人物も、まだ未熟だということもあって人間らしい性格で(人間じゃない生物も多数見受けられますが……)、そのキャラクターたちが成長して立派に育っていく過程が見えるのもこのマンガの魅力の一つです。

主人公のショコラを中心に、彼女のまっすぐな思いにしだいに惹かれていく仲間たち。大きな問題に立ち向かう成長して勇敢になったショコラたちに、心を奪われ、最初はただただメルヘンチックな可愛らしいマンガだと思っていたのに、結末は涙なしでは読めない。

私は何度読んでも号泣します。ぜひ、シュガシュガルーンの可愛くてハラハラドキドキの世界観を味わってみてください。

極上!!めちゃモテ委員長

著者
にしむら ともこ
出版日
2006-06-30

私は小さい頃からずっと“ちゃおっ娘”(少女漫画雑誌「ちゃお」の読者)で、そのなかでもめちゃモテ委員長が大好きで、めちゃモテ委員長に関連した本は片っ端から手に入れる程のファンでした。高校生というものに憧れを抱いていた小学生時代は、このマンガに出てくるキャラクターの一人ひとりがキラキラして見えたのです。

めちゃモテ委員長こと北神未海が悩める生徒たちの悩みを解決していくという物語なのですが、北神未海ちゃんのアドバイスは片っ端から実践するほどの未海ちゃんファンでした。アニメ化もされて、毎週忘れないように視聴予約をして楽しみにしていました。

その中で主人公の声を担当していたのが小川真奈さんという、私がアイドルを目指すきっかけになった方で、私がここにいられているのは、このマンガのおかげだと言ってもいいほど人生を変えてくれたマンガです。

いま読んでも面白くて笑えて、ときめきをくれるマンガです。

僕等がいた

著者
小畑 友紀
出版日
2002-10-26

このマンガは少女漫画でいわゆるラブストーリーなのですが、こんなに中身があって考えさせられるマンガは後にも先にも見つかっていません。美容室で数巻読んでから一気に惹き込まれてしまい、最終巻まで一気に大人買いしたのを今でも覚えています。

恋愛もののマンガは、結末が泣ける!というものが多いなか、このマンガは途中も泣けるのです。切なくて泣けたり、感動して泣けたり、寂しくて泣けたり、嬉しくて泣けたり、いろんな感情が一気に押し寄せてきてわけも分からず泣けてきたり……とにかく主人公の2人が大好きになるマンガです。

モヤモヤするときは未だにこのマンガを読んで、思いっきり泣くのが好きです。そして、主人公の高橋七美と矢野元晴の成長に胸を熱くさせること間違いなしです。ですが私は、実は七美に想いを寄せる竹内くんというキャラがすごく好きだったりします。

登場人物が魅力的なところも含め、最後まで楽しめるのではないかと思います。

この記事が含まれる特集

  • 本とアイドル

    アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
もっと見る もっと見る