2019年の母の日はいつ?由来やお花、おすすめのプレゼントを紹介!

更新:2021.11.13

カーネーションをプレゼントして、家事を手伝って……いまや日本にも定着している「母の日」。そもそもどんな由来があるのかご存知でしょうか。今回は、海外の祝い方やカーネーションの色別花言葉なども解説していきます。またおすすめの関連本もご紹介するので、あわせて読んでみてくださいね。2019年はいつもより特別な日になること間違いなし!

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2019年の母の日はいつ?

 

世界中多くの国で祝日として制定されている母の日。スペインでは5月の第1日曜日、スェーデンでは5月の最後の日曜日、日本やアメリカでは5月の第2日曜日と国によって日付けは異なります。

きっかけは、1870年代に活躍したアメリカのアン・ジャービスという女性。南北戦争中に負傷兵の衛生状態を改善させる「母の仕事の日」という活動をしていた彼女は、終戦後、夫や子供を戦場に送るのを拒否する「母の日宣言」を打ち立てました。

アン・ジャービスの死後、娘のアンナが弔いのために白いカーネーションを贈ったことが由来だといわれています。

1908年5月10日、彼女の行動に賛同した人々が教会で初めて母の日を祝いました。この活動は少しずつ広まっていき、1914年、アメリカ政府は5月の第2日曜日を正式に「Mother's Day」と制定したのです。

2019年、日本の母の日は、5月12日の日曜日です。

 

ちなみに2019年の父の日は?

 

1909年、アメリカのソノラ・スマート・ドッドという少女が、母の日にならい男手ひとつで自分を育ててくれた父に白いバラを送ったのがはじまりだといわれています。

アメリカや日本などでは6月の第3日曜日に制定されていて、2019年の父の日は6月16日。

例年、父の日には何もしていないという方も、今年は感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

 

母の日のプレゼント、おすすめはやっぱりお花!色別花言葉を紹介

 

母の日のプレゼントといえば、やっぱりカーネーション。実は色ごとに花言葉が決められているんです。

定番の赤いカーネーションは、「愛を信じる」「熱烈な愛」という花言葉。母の日ができる前は「哀れみ」という意味も含まれていましたが、現在は薄れていっています。

ピンク

「感謝」「暖かい心」という意味があります。ピンク色には緊張を和らげて気持ちを前向きにする効果があるので、多忙なお母さんに贈るのいはぴったりかもしれませんね。

オレンジ

「純粋な愛」という意味があるオレンジのカーネーション。人々の仲間意識を高めて、気持ちを陽気にする効果がある色なので、明るい家庭にしたい方におすすめでしょう。

白いカーネーションには「尊敬」という花言葉がありますが、亡くなった母親に送る色とされています。

 

母の日は日本だけじゃない!アメリカなど海外ではどんなふうに祝うの?

 

アメリカでもっともポピュラーなのは、日本同様に赤いカーネーションのプレゼント。ただ花の種類にはそこまでこだわっていないようで、お母さんの好きな花を自由に贈るのが一般的です。

中国でも花やプレゼントを贈るなど、日本に似た祝い方をしますが、特徴的なのは「お母さんの足を洗ってあげる」こと。感謝の気持ちを表す重要なイベントだそうです。

フィンランドでは、子供がお手伝いをする日。なかでもお母さんが寝ている間にベッドルームに朝食を運び、びっくりさせるのが定番のサプライズだそうです。お母さんはベッドの上でゆっくり朝食を味わうことができます。

エジプトでは、幼稚園や小学校で学芸会を開くなど、大々的にイベントがおこなわれます。民族の踊りを踊って感謝の気持ちを表すそうです。

 

母の日に子供と読みたい一冊

 

本書は、放送作家をしている野々村有紀子が、日常生活の中でメモに残した人生における大切なことをまとめた一冊。

芸人の妻として生きる心構えや、子育てをするにあたって心に留めていることが綴られており、読みごたえたっぷりの内容になっています。

 

著者
野々村 友紀子
出版日
2017-08-10

 

1番の魅力は、当たり前のことをストレートに述べていることではないでしょうか。あまりにも正しすぎることは、「きれいごと」とされて時には嫌煙されがちです。

しかし本書では、働く女性として、子どもを持つ母親として、夫を思う妻としてその「正しさ」を何のためらいもなく伝えていて、そこから新しい気づきを得ることができます。

子どもへのプレゼントとしてもおすすめ。子を思う母のぐっとくる言葉が満載です。

 

涙が溢れ出ること必至!

 

全国から寄せられた「亡き母へのメッセージ」をまとめたもの。

直接伝えることのできなかった想いがつまった感動の一冊です。

 

著者
出版日

 

感謝や愛情だけでなく、後悔や悔しさ、懺悔の気持ちまで素直に綴られています。心の底から湧き出たその言葉は、もう本人には届かない……そのやるせなさや切なさが、読者の心にも強く響くでしょう。

プロの書き手のようにきれいな文章ではありませんが、だからこそ伝わるものもありますね。読後はきっと自分の母親に会いたくなるはずです。

 

おかんってやっぱり変……母の日に大爆笑しよう

 

母親から届いた間違いだらけのメールや、省略しすぎて意味のおかしいメールなどをまとめた一冊。

機械オンチの母親が大真面目に打ったメールが、まさかの奇跡の大爆笑メールに……笑えるのにどこかハートフルで、母の日にぴったりのメッセージ集になっています。

 

著者
出版日
2014-05-10

 

「小学校、占拠してるから来なさい」……母親って、文字を変換する時に確認をしないのでしょうか。こんなメールを真剣に打っている姿を想像すると、どこか可愛らしさすら感じます。

間違いだらけの文章ですが、そこから変わらない日常や子供への愛情を感じることができ、シュールなのに優しい気持ちになれる一冊です。

 

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