『群青リフレクション』の見所をネタバレ!主人公の眩しさから目が離せない!

更新:2021.11.30

物語の舞台は、芸能人の通う学校・私立舟越高校の芸能科。主人公は、まだ無名ながらポジティブな女子高生です。今回は、芸能科の学生生活や、芸能界の「日常と裏側」を描くラブコメ漫画『群青リフレクション』の見所を、最終巻直前までネタバレ紹介します。 本作は、スマホの無料アプリでも読むことができるので、気になった方はそちらからもどうぞ!

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『群青リフレクション』が面白い!毎日無料で読める!【あらすじ】

主人公の柊心晴(ひいらぎこはる)は、幼いときに見た「ある子役」に憧れ、芸能界を志して私立舟越高校芸能科に入学します。ドラマやCMで端役しか経験のない心晴とは違い、芸能クラスにはすでに活躍中の次世代スターがそろっていました。

少し浮き気味の心晴でしたが、幼馴染みにして若きイケメン俳優の紺野景梧(こんのけいご)のおかげで、学校生活への不安はありませんでした。

そんななか、入学直後におこなわれる「芸能科伝統の新入生ミニ演劇」がひとつの転機となります。

著者
酒井 まゆ
出版日
2018-02-23

くじ引きでジュリエット役になった心晴と、ロミオ役の芹沢漣(せりざわれん)の熱演により、「ロミオとジュリエット」が大成功。

底抜けにポジティブで頑張り屋の心晴、すでに芸能界で成功している景梧、無名ながらミステリアスな漣……。きらびやかな芸能界と、キラキラ輝く学園生活を舞台として、未来のスター達の青春が描かれていきます。

ここから先は、本作ならではの魅力や登場人物の一部を紹介します!ネタバレを含みますので、苦手な方はご注意ください。

すでに『群青リフレクション』が気になった方は、まずはスマホの漫画アプリで読むことをおすすめしています。下のボタンから簡単にインストールできるので、ぜひ利用してみてください。

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『群青リフレクション』作者・酒井まゆとは

酒井まゆ(さかいまゆ)は、1982年1月7日生まれの37歳、東京都出身の女性漫画家です。公式の愛称は「まゆぽん」ですが、作者自身は「まゆぽそ」を推しています。

デビュー作は、第76回SB(シーズンベスト)賞で佳作を受賞した『プライマル・オレンジ』。以後は「りぼん」を中心として活動されています。

著者
酒井 まゆ
出版日
2006-06-15

代表作は、総理大臣の娘が主人公の学園ドラマ『永田町ストロベリィ』、元男子校の学校を舞台に展開されるラブコメ『ロッキン★ヘブン』など。

ファンタジーを描くこともありますが、酒井まゆと言えば、やはり学園ラブコメです。物語のなかで描かれる「少年少女の関わり合い」と「心の成長」に定評があります。少女漫画らしい、柔らかく繊細な絵柄が特徴で、可愛らしいキャラクターデザインも魅力のひとつです。

 

酒井まゆのおすすめ作品を紹介した以下の記事もぜひご覧ください。

酒井まゆオススメ漫画5選!きゅんとする『キミとだけは恋に堕ちない』など

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王道ラブストーリーからファンタジーものまで、幅広い世界観を描く作者。キャラクターが魅力的なのはもちろんカラー絵や背景にも定評があり、そのかわいくキラキラした世界は見ているだけで満足感を与えてくれます。

 

作品の魅力1:素敵なキャラに憧れる!

作品の魅力1:素敵なキャラに憧れる!
出典:『群青リフレクション』1巻

本作は芸能科の学校が舞台となっており、多くの美男美女が登場します。そんななかでも、ひときわ輝いて見えるのが主人公の心晴です。

見た目もとても可愛らしい彼女ですが、注目すべきは「純真無垢な心」。嫌味を嫌味と受けとらず、その素直さで相手の毒気を抜いてしまいます。

そして、いつの間にか味方につけてしまう不思議な魅力の持ち主。健気な頑張り屋なので、読んでいて思わず応援したくなるでしょう。

芹沢漣は、ふだんからマスクで顔を隠しているミステリアスな少年。無名とは思えない演技力を持っています。クラスのほかの生徒とは違い、あまり芸能界に興味がなさそうな異質な雰囲気が漂います。

クールな漣とは対称的に、明るくて人気者なのが紺野景梧。心晴の幼馴染みで、高校1年生にして注目の若手イケメン俳優です。仕事が優先のため学校の行事にはあまり参加できていませんが、密かに心晴に片想いしています。

そして人気売れっ子モデルの野々宮葉柚(ののみやはゆ)(通称・はゆゆ)は、気取らない性格の優しい女の子で、同じクラスになった心晴や景梧とすぐに打ち解けます。

この4人以外にも、クラスメイトや仕事先の共演者など、魅力的なキャラがたくさん登場します。彼らの何気ない会話だけでも絵になるので、眺めているだけでも楽しめるでしょう。

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作品の魅力2:芸能生活の裏側が見られる!2足のわらじも楽じゃない?

作品の魅力2:芸能生活の裏側が見られる!2足のわらじも楽じゃない?
出典:『群青リフレクション』1巻

主要人物が芸能科の生徒ということもあり、学校生活だけでなく、芸能界の裏側にもフォーカスが当たります。

芸能科に在籍している生徒は、売れっ子ともなれば仕事を優先するため学校を休むこともしばしば。このあたりは普通の学校生活ではありえない「芸能科ならでは」の風景でしょう。出席代わりのレポート提出の補習もリアルです。

心晴はまだ無名で仕事がないため、出席率は比較的高めですが、少しずつ芸能界の描写も増えていきます。たとえば、オーディションを受けに行く様子は、なかなか見られないもの。そのオーディションは建前で、じつは「出来レース」だと後に判明するのも、芸能界のシビアな現実を感じられます。

また、心晴の通う舟越高校には、一般の生徒も通っています。芸能人たる芸能科生徒と、普通の高校生である一般科生徒の間で起こる「トラブル」も、物語に関係してくる注目したいポイントです。

こういった華やかな芸能界の裏側や、芸能活動と学校生活との両立という「2足のわらじ」ならではの苦労が、本作の見所なのです。

作品の魅力3:芸能科学生の青春!スターダムと恋の行方は……?

作品の魅力3:芸能科学生の青春!スターダムと恋の行方は……?
出典:『群青リフレクション』1巻

心晴が芸能界を目指して頑張る根底には、幼少期に見て感動した映画「Last Blue」で、主演をしていた子役の存在があり、その子に共感した心晴は、いつか共演したいと願っています。

彼女自身は気づいていませんが、その子役が幼い漣だったことがたびたび示唆されます。運命的でドラマチックな展開ではありますが、漣は心晴がその子役に憧れていることを察しつつも、なぜか打ち明けようとはしません。

一方で、心晴のなかでは「漣への想い」が芽生えつつあります。またそれと同時に、幼馴染みの景梧は心晴に片想いしているため、微妙な三角関係にハラハラさせられます。

芸能活動と学校生活のように、青春と仕事、恋と友情を両立させることができるのでしょうか?

『群青リフレクション』4巻の見所をネタバレ紹介!

心晴と漣は、ミュージシャン・稲本夕鶴のMV出演、また「藤川凪砂」騒動を経て、世間の認知度がアップしました。主役ではありませんが、少女漫画原作のドラマに出演も決まり、いよいよ役者の仕事が本格化していきます。

ドラマは、共演者で主演の高瀬アイリや、有坂遼雅とも良好な関係で撮影がスタートしたのですが……。

著者
酒井 まゆ
出版日
2019-05-24

一方、心晴の憧れていた子役が漣だと発覚する展開も。実は、その子役にはある事情があったことも判明します……。密かに代役として「Last Blue」に出演していたことは、一部の関係者しか知りません。漣は、ある出来事から、芸能界と距離を置いていたのです。

衝撃な事実がありながらも、心晴の憧れの人が判明し、漣と心が通じ合えたとおもいきや、ドラマ撮影ならではの問題が立ち上がってきます。

それは心晴と有坂遼雅、漣と高瀬アイリという、別々の相手とのキスシーンです。さらに問題をややこしくするのが、有坂遼雅と高瀬アイリはかつての恋人同士で、有坂遼雅にはまだ未練があるということ。

恋と仕事の両立の難しさが際立つエピソード。果たして2組のカップルはどうなるのか?撮影は成功するのでしょうか……?

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学園ラブコメに「芸能界の要素」がプラスされた目新しい少女漫画。恋愛の進展、そして仕事の成功という2つの面白さを楽しめるのが特徴です。今後どんな展開を見せていくのか目が離せません!キラキラとした青春がぎゅっと詰まっているので、ぜひ読んでみてください。

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