2019年12月から配信が始まった絵本アプリ「みいみ」。昔から愛されてきた童話や、講談社やポプラ社、主婦の友社などの有名出版社の絵本が50冊以上配信されています。プロのナレーターによる読み聞かせ機能だけでなく、絵本の登場人物に自分の声や、子どもの声を吹き込める機能もついています。 世界で一つだけの絵本を作れるアプリを1ヶ月間無料で体験することができます。 この記事では、読み聞かせの効果やアプリの使い方を紹介します。
読み聞かせが子どもにとって多くの影響を与えるのはご存知でしょうか。
その効果として大きいのは、読解力です。生後5年間の読み聞かせの機会によって左右されると言われています。読解力は国語などの文系科目だけでなく、算数の問題を理解するときに必要など、勉強をしていく上でとても大切な力になります。幼少期の読み聞かせが、のちの読書習慣につながり、子どもの読解力となっていくのです。
まだ文字の読み書きができなくても、読み聞かせで日常会話では得ることができない語彙を習得することができます。読み聞かせの習慣があった家庭と、習慣がなかった家庭では、就学前で3200万語の語彙の差がでるという研究結果もあるそうです。
また読み聞かせは、読解力だけでなく他者の感情を理解したり、自分自身の喜怒哀楽、集中力などを養います。
親子で絵本を読むことで、深いコミュニケーションをとることもできます。
読み聞かせをする時は自然と距離が近くなるため、子どもはむくもりや安心感、愛情を感じることができるます。そのため自己肯定感を養うことにつながるとも言われています。
読み聞かせる上では、親も感情移入して「読むことを楽しむ」のがポイント。子どもは親が本を楽しむ姿を見て、本へ親しみを感じることができます。
また、子どもは親の声を聞くと心が落ち着くという効果があるそうです。なかなか寝付かないときに、読み聞かせをするとリラックスして眠れることがあるとか。
2019年12月にリリースされた、絵本アプリ「みいみ」。
プロのナレーターが絵本を朗読してくれるだけでなく、子どもが絵本の登場人物になりきってアフレコする「つくる」機能もついており、いままでにない絵本の楽しみ方が体験できます。
絵本のラインナップは誰もが知っている有名童話から最新の人気絵本まで。50冊以上が配信されています。毎月新しいものもどんどん追加されていきます。
最初の1ヶ月は無料で体験でき、その後は月額税込500円でさまざまな絵本を楽しむことができます。
みいみの機能は「きく」「つくる」の2つ。この機能を使ったみいみの楽しみ方を紹介します。
まずは「きく」からです。使い方はとても簡単で、読みたい絵本を選択し「きく」をタップするだけで、絵本の読み聞かせが始まります。プロのナレーターの臨場感のある朗読で、まだ文字が読めない子どもでも一人で楽しむことができるでしょう。
iPhoneで使ってみたところ、マナーモードでは音が再生されなかったので注意が必要です。
つぎに「つくる」です。「つくる」では、物語の登場人物のひとりとして声を吹き込むことができます。
好きな絵本を選んで、「つくる」をタップすると、物語が再生されます。マイクのマークがついている部分に自分の声を録音し、世界で一つしかない自分だけの絵本をつくることができます。
マイクマークの部分になったら、画面中央のボタンを押してからセリフを言って、言い終わったらもう一度画面中央のボタンをタッチします。それだけで完了です。
吹き込んだ声は、自分の声だけでなく、ロボットとゾンビ、宇宙人の声に変更して保存することもできます。
全部に声を吹き込んだら、「myほんだな」に10冊まで保存されいつでも読むことができます。
みいみで現在配信されている絵本はこちらになります。
などの、昔から愛されてきた有名な童話が多く配信されています。
それだけでなく、
など、近年発売されて話題になった絵本も配信されています。
スマホでアニメを見せて子どもをあやす親の方も増えたと思いますが、みいみを使い絵本に親しみを持ってもらうのもいいでしょう。
お母さんやお父さんが「つくる」機能で声を録音し、家事などで手が離せないときに子どもに絵本を読んでもらうのもよし、子どもが声を吹き込んで遊ぶのもよしです。
また、子どもが気に入った絵本をプレゼントしてみるのもいいと思います。
みいみは、絵本を楽しみつくす機能がついているので、子どもが本に親しんでもらうきっかけの一つとして利用してみるのはいかがでしょうか。
絵本の読みきかせには、読解力をつけることができたり、親子でのコミュニケーションが取れたりとさまざまな効果があります。このような子どもの成長に必要な力をつけるためにも、「みいみ」を通して絵本に触れ合うきっかけを作ってみるのはいかがでしょうか。