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ぼくのともだち

ぼくのともだち

作者 エマニュエル・ボーヴ
出版社 白水社
出版日 2005年11月15日

 「孤独がぼくを押し潰す。ともだちが欲しい。本当のともだちが!」(本文より) パリ郊外モンルージュ。主人公のヴィクトールは、まるで冴えない孤独で惨めな貧乏青年。誰もが勤めに出ているはずの時間、彼だけはまだアパルトマンに居残っている。朝寝坊をして、なにもない貧相な部屋でゆっくりと身繕いをし、陽が高くなってから用もないのに街へと出て行く。誰かともだちになれる人を探し求めて……。 1920年代にフランスで発表された本書は、コレットやベケットなどからも強い支持を受け、当時大変な人気を博した。切なくてちょっと可笑しいボーヴの作品は、戦後、アンガージュマン(政治・社会参加)文学の隆盛の陰に隠れ長年忘れられていたが、近年各国で再評価の機運が高まっている。誰かとともだちになろうとしては挫折をくりかえす、社会の隙間で生きているような孤独な青年も、時間や場所を越え、現代の日本読者の中にともだちを見つけるにちがいない。

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哲生

彼女からダメ男と捨て台詞を吐かれ、フラれて早1年。そろそろ本腰入れて自分改革しないと。いつまでもダメなまんまじゃカッコ悪い。

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