てづかあけみがイラストを描く、子どもが学べる絵本おすすめ5選!

更新:2021.12.2

ポップなイラストが印象的な、てづかあけみの世界。ここでは、そんなてづかがイラストを描く、かわいくてタメになる絵本を紹介していきたいと思います。

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てづかあけみってどんな人?

てづかあけみは神奈川県生まれのフリーイラストレーターです。

書籍や広告雑誌の挿絵を手掛けているので、どこかでイラストを目にしたことがある人もいるはず!代表的な作品は、「はじめての〜」シリーズ、『和英えじてん』、『英和えじてん』など。また、オリジナル雑貨も制作されています。

ポップな色使いと、かわいらしいイラストは子どもだけではなく大人も惹きつけられます。

文字に興味を持ち始めたら……

3〜4歳頃になると、少しづつ文字に興味を持ち始めます。そんな子どもたちにぴったりなのが、こちらの絵本!

左側に大きなイラスト、右側にひらがなとカタカナ、そしてひらがなの書き順が描かれています。はっきりとした色合いと親しみのあるイラストは、子どもだけでなく大人も夢中になりそう!

「メインの書体には小学校学習指導要領に準拠した、一点一画が分かりやすい教科書体を使用しています。「書き順」でも、文字を書く時にトメやハネを意識できるように手書き文字をデザインしました。」とあるように、文字や書き順がとても見やすくなっています。

著者
絵/てづか あけみ
出版日
2012-02-16

初めて文字にきちんと触れる時、正しく、楽しく学べると良いですよね。この絵本は、そんな子どもたちの為にとても丁寧に作られています。

文字に興味を持ち出すと、お友だちとお手紙交換を始める子も……。そんな時、自分の名前だけでも一人で書けたらきっと楽しいはずです。そしてそれは、その子にとって大きな自信につながります。

この絵本を活用して、親子で楽しくあいうえおを学んでみてください。巻末にはしりとりあそびもついていますよ!

てづかあけみのポップなイラストで体について学ぼう!

普段、特に意識しないで当たり前のように動いたり、ご飯を食べたり、眠ったりしている私たち。でもそれって実はすごいことなんです。

いつも体の中ではどんなことが起こっているのか、表紙にも描かれているかわいい3人組の「ぼくら」と一緒に体の秘密を調べてみましょう!

体の地図から始まり、心臓の働き、呼吸、食べ物の流れ、そしてうんちやおしっこのこと、筋肉、骨、目、耳、神経、脳、細胞……基本的な体のことを、子どもにわかりやすい文章と、てづかあけみのポップなイラストが分かりやすく教えてくれます。

著者
出版日
2014-02-17

「ご飯は食べたらどこへ行くの?」「どうしてたんこぶは膨らむの?」「どうしてくしゃみが出るの?」こんなこと、子どもから質問されたことはありませんか?当たり前に思っていることを、子どもにわかりやすく説明するのって難しいですよね。

この絵本を利用すれば、そんな質問にもきっと答えられるはずです。大人でも、体について再発見することがいっぱい!人の体って、本当にうまくできているな〜と感心してしまいます。

特に「ねむること」の大切さについては、ぜひ子どもたちに読み聞かせたいページです。

「ねているあいだも、お腹の中では休まずエネルギーをつくりつづけている。つかれたところやきずついたところを見つけてなおしているよ。」(『はじめてのからだえほん』から引用)

毎日元気に過ごす為に、睡眠はとっても大切!いつもなかなか寝ようとしない子には、ぜひ読んであげてください。

てづかあけみの色鮮やかなイラストに夢中になる世界について学ぶ絵本

世界の様々な服装、家、料理、お祭りなどが、かわいいイラストとともに紹介されています。ページごとに短い文章もついているので、読み聞かせをしながら親子で一緒に楽しめるでしょう。

色とりどりに描かれた各国の文化は見ていて飽きません。大人が読んでも十分面白いと思います。むしろ、こんなおやつがあるんだ!あいさつの仕方もいろいろあるんだな〜、アメリカってヘビの缶詰があるの!?など、知らなかったことがちらほら……。

表紙の裏には世界地図が描かれているので、地図が好きな子はまずここで夢中になりそうです。また、絵本の中で紹介されているものには全て、世界地図の国別番号がふってあります。なので、気になったものがあったらその国はどこらへんにあるのか、表紙裏の地図と照らし合わせて確認することができますよ!

著者
出版日
2012-12-11

近年、日本にもいろいろな国から様々な人種の人たちが観光に訪れています。子どもたちが外国の人たちと接する機会もあるかもしれません。そんな時、世界にはいろいろな文化があるんだな、ということを知っておくことはとても大切なことです。

「ちきゅうはまるい。だからおなじちきゅうの上でもひるまのところもあれば、まよなかのところもある。日ざしをあびながらはしりまわっているひともいるし、ほしぞらの下でゆめをみているひともいるよ。〜みんなでいっしょにくらすちきゅう。みんなちがうからおもしろい。」(『世界とであうえほん』から引用)

世界中には様々な暮らしをしている人たちがいるということを、楽しく知ることができる一冊です。

英語が話せたらかっこいいよね!

この英語絵本はシチュエーションごとに、日常生活でよく使いそうなフレーズを描いています。イラストはもちろん、てづかあけみ。楽しい気分で英語を覚えられそうです。

また、こちらの絵本には正しい発音が収録されたCDも付いています。英語の勉強をする時は、やっぱり実際の発音を聞いた方が上達しますよね。簡単で覚えやすいフレーズばかりなので、子どもも楽しく繰り返して覚えられるはずです。

この絵本を気に入って子どもが英語に興味を持ち始めたら、同じ出版社から『英和えじてん』『和英えじてん』も出ているのでぜひチェックを!

著者
出版日
2010-09-08

世界共通語と言われている英語を話せたら素敵ですよね。英語がペラペラだったら……と、考える親も少なくないはずです。

幼い頃から英語に慣れ親しむことは、ぺらぺらへの近道です。そのサポートをしてくれるこの絵本は、小さい頃から英語に触れるのにはぴったりの絵本です

この絵本をきっかけに、英語は苦手……というお父さんお母さんも、子どもと一緒に簡単なフレーズを練習してみてください。まずは家の中で、そしていつか外国の人たちとコミュニケーションできたら良いですね!

てづかあけみのかわいいイラストと一緒にうちゅうについて学ぼう!

子どもが夜空の星や月を見つけて、「あれは何?」「どんな星なの?」なんて聞かれたことはありませんか?そんな時、この絵本があるととっても便利!わかりやすく、子どもの疑問に答えることができます。

月、太陽系の惑星、流れ星、隕石、ほうき星…そして地球。難しい専門用語も、子どもが理解できるよう、てづかあけみのポップでかわいいイラストと一緒に丁寧に解説されています。ほとんどひらがなで書かれているので、小学校低学年くらいの子なら一人でも十分読めるはずです。

著者
てづか あけみ
出版日
2011-02-19

星の大きさや地球からの距離など、数字だけ聞いてもイマイチわかりにくいですよね?この絵本はそういったことを、私たちの身の回りの物に例えて説明してくれています。

例えば太陽の大きさは、「たいようがスイカくらいのおおきさだとしたら ちきゅうはスイカのたねよりもちいさいよ」と表現されています。これなら太陽がどれくらい大きいのか、子どもにも想像しやすいですよね。

また、土星の重さについては「とてもかるいからもしもプールに入れたらぷかぷかとういてしまうくらい。まるでわっかがうきわみたいだね。」と、表現されています。これもまた、とてもわかりやすいですね。

この絵本を読めば宇宙のことを知ると同時に、地球がどれだけ住みやすい素晴らしい惑星なのかを実感するはずです。絵本を読んだあとは、親子でゆっくり夜空を見上げてみてください。

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