La PomPon・MISAKIが過ぎゆく夏に読みたい恋愛小説3冊

La PomPonのMISAKIです。まだまだ暑い日々が続いていますが、もうすぐ私の夏休みが終わろうとしています。今年の夏も、様々な分野の本を読んでみたり、以前から気になっていた場所に出かけてみたり、いろいろなことに興味をもって楽しみながら感性を磨いてきました。


La PomPonの活動では、6thシングルのリリースイベントやその他のイベントでほぼ毎日ライブをさせていただき、ありがたいことに充実した大切な時間になりました。


そしていよいよ、6thシングルの発売が今月に迫ってきました! より多くの方に私達のことを知ってもらえるように、6人で全力のパフォーマンスを皆さんに届けていきます!


さて、夏といえば皆さん何を思いうかべますか? 花火大会やお祭りなど素敵な行事があり、私は青春の季節ではないかなと思っています。ということで今回は、夏に読みたい恋愛小説3冊を紹介させて頂きます。

初恋の甘酸っぱい想い出

著者
新海 誠
出版日
2016-02-25

『君の名は。』の新海誠さんの作品の中で気になっていた一冊。一人の男の子を軸に、中学、高校、社会人へと成長する過程が描いてあり、初恋の甘酸っぱい想い出が綴られています。


文章中に使われている言葉が綺麗で、頭の中で美しい情景が広がりました。そして、終始温かくも寂しい雰囲気が漂うこの物語を、すぐにもう一度読み返したくなりました。


この作品は映像化されていて、私は小説から読みましたが、まだ読んでいない方は映像から見ることをオススメします。

悲劇的で美しいラブストーリー

著者
宇山 佳佑
出版日
2017-02-17

以前ラジオで紹介されているのを聞き、読んでみたいと思った作品。前半は面白く、後半からは切なくなってきて、うるっときてしまう場面が何度もありました。


プロのカメラマンを目指す“晴人”と美容師の“美咲”が恋に落ちるのですが、美咲は人の何十倍もの速さで年をとってしまう難病にかかってしまいます。そんな2人の恋の行方を追う、切なくて美しいラブストーリーです。


物語の展開が早く、とても読みやすかったです。感情移入しやすい方は涙してしまうかもしれません。健康に産んでくれた母に改めて感謝しなくてはいけないと感じることができた一冊です。

恋する気持ちを綴った短編集

著者
三浦 しをん
出版日
2011-02-26

いろいろな形の恋愛を題材にした短編作品集。物語の中の一つひとつの設定がとても独特で、それぞれの物語のテーマが異なるので、興味深く続けて読んでしまいました。


読んでいて、私にとって言い回しが難しいところもありましたが……これが恋する気持ちなのかなと思うと理解することができました。今回、三浦しをんさんの作品は初めて読みましたが、登場人物たちのやりとりがリアルに描かれてあり、とても面白い世界観でした。この機会に他の作品も読んでみようと思います。

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