こぶしファクトリーの広瀬彩海が選ぶ「女子力を高める本」

こぶしファクトリーの広瀬彩海が選ぶ「女子力を高める本」

更新:2021.11.15

こぶしファクトリーの広瀬彩海です。暑さも和らぎ、少し肌寒さまで感じる季節になって参りました。いかがお過ごしでしょうか? 私は、ハロプロ・オールスターズとして、ハロー!プロジェクト誕生20周年記念シングル「YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress Free / 花、闌の時」をリリースさせていただきました。変わらず充実した日々を送っています。 そんな中、帰宅して本を読もうとすると睡魔に襲われたりしますが、ブログを書いたり、それ以外にもやりたいことがあったり……と何かと読書に触れる時間が減っていました。 これではいけないと、まずは活字ならなんでも良しと、多様な本に触れるようにしました。 その中で、今回は秋も深まりいろんなことに挑戦出来る季節だからこそ読みたい、女子力を高める3冊をご紹介します。

ブックカルテ リンク

ロイヤルバレエスクール・ダイアリー

著者
アレクサンドラ・モス
出版日
2014-04-30

この本はいわゆる児童書のようなもので、私が小学生の頃によく読んでいた本。夢に向かってイギリスのバレエ学校に通う女の子の話です。

あれもしたいこれもしたい。あれも手に入れてこれも私のモノにしたい。そんな欲張りな女の子の願望や理想を詰め込んだとっても可愛い物語です。

シリーズもので、1冊1冊にサブタイトルがついているのですが、その主人公に起きるハプニングや主人公が抱える悩みも、とても可愛らしくて女の子のハートに突き刺さります。

日常の中にさりげなく潜む、女の子なら誰だって持っている欲張りなキモチ。好きなことやものは全部したいし全部欲しいけど中途半端にはしたくない! そんな悩みや葛藤、嫉妬、羨望でさえもキラキラして見える。女の子の輝きをそのまま物語にしたような本です。

岩窟姫

著者
近藤 史恵
出版日
2018-02-07

私のブログで一度紹介したことがありますが、芸能界、アイドルがテーマとなっている物語です。可愛い表紙やタイトルとは裏腹に本格的なミステリー小説になっています。

ありえないような、この世界のどこかにはありそうな、リアルと幻想の間を行ったり来たりする設定がゾクゾクとするポイントでもあります。上で紹介しているロイヤルバレエスクール・ダイアリーとはもちろん似ても似つかないものです。

一番の違いはこの本から見えるものが「女の子のキラキラした部分」ではなく「女の子の強さ」だということ。

女の子は、美しい容姿も醜くく変わり果てた姿も武器にできる。自分が妬ましい相手とも目的のために手を取り合える。嫉妬の感情に負けない友情もたくさんある。ドロドロ=女の子のイメージがあるかもしれないけど、それ以上の強さを持っている。

ミステリーを通して、女の子の行動力や強さをあらためて感じさせてくれる1冊です

菅野結以 STYLE BOOK yuitopia

著者
菅野結以
出版日
2016-10-06

私の、可愛いという部分においての全ての理想が詰まっているのが菅野結以さんです。女の子らしいという言葉の化身のような方で、何年経っても変わらない可愛らしさは女の子の憧れです。

菅野結以さん自身がメイクや美容への探究心がすごく、モデル界の美容大臣とも呼ばれるほど。ちゅるんとした赤ちゃんのような肌とくちびるに大きな瞳に、どこをとっても女の子らしさしかなく、ピンクみがかった明るい肌に華奢でどんな洋服も着こなす姿は、可愛すぎてもはやかっこいい……と思ってしまうほどです。

そんな美容大臣、菅野結以さんスタイルブック。擦れるほど読んで、見ています。私もいつかあんな女性になれるように……と思いながら疲れたときに読む私の女の子いう人生においてのバイブルです。

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    アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。

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