世界観に圧倒!異次元すぎる本の世界
冬も深まりとうとう花粉の季節が。花粉症の方はなるべく外に出たくないですよね。そんなときにも読書は持ってこいです。

私は最近、こぶしファクトリーのメンバーやスタッフさんに本を貸して貰い、今まで挑戦したことのなかったような本を読んでいます。あと2カ月程で高校2年生になるので進級に向け、更に洗練された言葉選びができるよう、いろんな本を読みたいと思います。

さて、今回のテーマは「世界観に圧倒!異次元すぎる本の世界」です。本の中ってなんでもありですよね。だから面白い! ただ、物語の中には説明がつかない部分が多すぎて謎のまま終わってしまうものも。

そんなギリギリのラインで面白い!と思わせてくれる本は最後までページをめくる手を休ませてくれません。不思議な小説との出会い。楽しんでいきたいものです。

となり町戦争

著者
三崎 亜記
出版日
2006-12-20
となり町と戦争を行うという知らせ。決行日になってもなかなかそのような気配は見えないのに、負傷者、死亡者はどんどんと増えていく。何が起こっているのだろう……そんな中戦争に駆り出された主人公は、自分の知らない間に「となり町戦争」に巻き込まれていく。

……と、同時にきっとあなたも巻き込まれていきます。ハッ、と気づいた頃にはもう第三者ではなくなっているかもしれません。これといった濃いキャラクターが出てくるわけでもないのに魅力的。だからこそリアリティがあってゾッとするが、どんどん惹き込まれていく。果たして、戦争の勝敗は? そして、あなたはこの戦争に勝てるのか?

進撃の巨人

著者
諫山 創
出版日
2010-03-17
ここ数年、「進撃ブーム」と言っても良いほど漫画界に置いて一世を風靡したこの漫画。私も実は大ファンです(笑)。流行り始めて、クラスの何人かで進撃の話をし始めた頃、「怖そうだからイヤ」と友達の紹介を断ったら、「広瀬がいつも読んでるような小説よりは怖くない」と一気に5冊程押し付けられてからというものの、寝られない日は1巻から最新巻までを一通り読むという習慣がつくほどに。

と、私の話はここまでとして、一番印象深いのは、壁から超大型巨人が覗いている絵なのでは? 一般的な巨人はもっと小さいですが、巨人を倒さなくても、生きていけるのに、自分の中の壁の外への憧れ、好奇心、正義感と立体機動装置だけを武器に立ち向かう調査兵団と呼ばれる集団。テーマ通り異次元すぎますが、恐怖、感動、ユーモア、驚愕……こんなにもたくさんの感情にさせてくれる漫画に初めて出会った気がします。

流行りなんて、と思っている皆さん。買うのが怖いなら友人に借りてみてはいかがでしょうか?

新世界より

著者
貴志 祐介
出版日
2011-01-14
ここは病的に美しい日本なのだろうか。今では考えられないようなおとぎ話に出てきそうな世界。そんな中でちょっとしたことから自分たちの住んでいる世界に疑問を抱く早季たち。どんどんと暴かれていく「中身」。美しさの裏にある醜さ。

平和を疑うと異端だと罵倒される。出る杭は打たれる。完璧なんてない。求めちゃいけない。そう耳元で囁かれるような、悪寒のような感覚を覚えます。分厚い小説が3巻と最初は読み切れるか不安でしたが、いざ開くとなんとも言えない恐怖が。でも好奇心が勝って、どんどんページをめくってしまう。まるで罠にはまったようでした。

さて、すべてを変えてしまうのは何なのでしょうか。何もかもを変えてしまうのはあなたの中に眠る「何か」かもしれません。

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