漫画『マンガ家さんとアシスタントさんと』が無料！魅力をネタバレ紹介！

漫画『マンガ家さんとアシスタントさんと』が無料！魅力をネタバレ紹介！

『マンガ家さんとアシスタントさんと』は、『アホガール』の作者としても有名なヒロユキの作品です。2008年から2012年に「ヤングガンガン」で連載され、2013年には『マンガ家さんとアシスタントさんと2』という続編も発表、2014年にはアニメ化もされました。

主人公は、『はじらってカフェラッテ』という作品を連載するマンガ家の、愛徒勇気（あいとゆうき）。非常に変態かつ幼稚なキャラクターとして描かれていて、1話冒頭から「おっぱい揉みたい」と発言したり、「僕は女の子のパンツが描ければ幸せですから」と女性の前で公言したりするような人物なのです。ついでにドM。

この作品の魅力はなんといっても下ネタが満載なところ。愛徒の周りの人物はいつも彼に振り回されてしまうのですが、変態だけどなんだか憎みきれない彼のキャラクターにも注目の、日常ギャグ漫画です。

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マンガ家さんとアシスタントさんと 1 (ヤングガンガンコミックス)

著者

ヒロユキ

出版日

2008-10-27

漫画『マンガ家さんとアシスタントさんと』あらすじ

『はじらってカフェラッテ』という漫画を描いているマンガ家の愛徒勇気が主人公。彼のアシスタントを務める足須沙穂都（あしすさほと）と、愛徒の担当編集である音砂みはり（おとすなみはり）はいつも振り回されています。

しかし愛徒は、みはりのヘマが原因で原稿がダメになった時でも怒ることなく原稿を再び描きあげるなど、好感の持てる部分も持ちあわせていて、案外作中キャラからの評価は悪くはない様子。

実際、彼の周りには次々と女性が現れ、さらには彼に好意を示すキャラクターまで登場するのです。
 

魅力1：下ネタオンパレード！でもやらしくない！

マンガ家さんとアシスタントさんと2(ツー) (ヤングガンガンコミックス)

著者

ヒロユキ

出版日

2014-06-25

愛徒勇気は、いつでもパンツかおっぱいのことしか考えていない、口を開けば変態発言が飛び出すような人物。そんな彼が主人公なわけですから、当然この作品は下ネタのオンパレードとなっています。

しかし彼は変態ではあるものの、夢は「1度でいいから女の子に告白されたい」というピュアな人物。そのため変態発言の内容も、「おっぱい揉みたい」や「好きな人にだったら、パンツ見せますよね？」といった、小学生男子のような幼稚なものばかりなのです。

はたから聞いていると変態ですが、当の本人は大真面目に悩んだゆえの発言ということもあり、いやらしさを感じることは少ないでしょう。彼の発言にあきれながらもツッコミを入れていく足須沙穂都や音砂みはりの存在も、いやらしさを感じさせない絶妙なバランスを保つ緩衝剤として描かれています。

しかしそれでも、もちろん下ネタは下ネタ。男性読者は小学生や中学生の時のようなノリを思い出して確実に楽しめるでしょうが、下ネタが苦手な女性の読者は注意が必要です。

魅力2：ゆる〜く癒される

マンガ家さんとアシスタントさんと 3 (ヤングガンガンコミックス)

著者

ヒロユキ

出版日

2009-12-26

「ほとんど、パンツとおっぱいで構成されている」と言い切ってもいいほど、下ネタだらけの『マンガ家さんとアシスタントさんと』。

しかしそこに下心はほとんどなく、それがこの作品にギャグ要素だけでなくゆるさをプラスしていて、読んでいて癒される作品となっています。

またヒロユキの描く女の子が非常に可愛らしいのも、癒しのポイント。可愛い女性キャラがこれでもかと出てくるギャグ漫画に仕あがっているので、なんとなく絵を眺めているだけでも十分に癒されること間違いなしです。

魅力3：いろんな属性の女の子が楽しめる！可愛い！

マンガ家さんとアシスタントさんと(8) (ヤングガンガンコミックス)

著者

ヒロユキ

出版日

2011-12-24

『マンガ家さんとアシスタントさんと』には、アシスタントの足須沙穂都をはじめとした数多くの女性キャラが登場します。彼女たちは見た目も性格も多種多様で、愛徒勇気に対するさまざまなリアクションを楽しむことができるのです。

たとえば足須沙穂都は、長髪黒髪でスレンダー、ショートパンツにニーハイと、テンプレ的な解りやすい美少女です。愛徒の下ネタ発言には耐性がついていて、スルーすることがほとんど。Sっ気があり、後半になってくるとその才能が開花していきます。

一方、愛徒の担当編集者、音砂みはりは、金髪のツインテール。暴力的な性格をしていますが、「素敵な人と結婚したい」という微笑ましい夢を持っているツンデレです。

そのほかにも、ロングヘアで巨乳、おまけに天然ボケ気味で愛徒のことが結婚したいくらいに大好きなアシスタントの風羽（ふわ）りんなや、尊大な態度ながら趣味や容姿は幼い、同じくアシスタントの黒井せな、ノーパン族で小学生にしか見えないけれど編集長の皆野まとめなど、とにかく豊富なのです。

それぞれ特徴があるキャラクターにしあがっているので、きっとお気に入りの子が見つかりますよ。
 

魅力4：最後はお別れ……？【最終回ネタバレ注意】

マンガ家さんとアシスタントさんと(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

著者

ヒロユキ

出版日

2012-12-25

最終150話では、これまで愛徒勇気のアシスタントを務めていた足須沙穂都の連載が、ついに決定します。

愛徒のストーカー行為が原因で、喧嘩状態になっていた2人。仲直りができたと思った矢先に、足須の連載が決定し、彼女はアシスタントを辞めて出ていくことになってしまいました。

落ち込む愛徒でしたが、そこに彼女が「先生に最初の読者になってほしい」と原稿を持ってきます。

漫画の内容は、足須が楽しいと思っていたことを描いたもの。つまり、アシスタントをやっていた自分と愛徒勇気をモデルにしたものだったのです。その後の2人の様子はここでは明言を避けますが、まさに『マンガ家さんとアシスタントさんと』というタイトルが相応しいものとなっています。

ラストは、そんな足須の連載作品を各登場人物が見る……、という内容で、これまでのキャラクターが総登場する、最後にふさわしいオールスター回です。

下ネタ満載のギャグ漫画だとは思えないほど、1話からの流れを汲んだ感動的なラストシーンです。愛徒と足須2人の結末は、ぜひご自身でご確認ください！

いかがだったでしょうか。下ネタ満載のギャグ漫画ながら感動的な結末と、豊富な登場人物が魅力の漫画です。気軽に読むことのできる作品ですので、ぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか。