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パチンコ、スロットがテーマのおすすめ漫画5選!

更新:2017.6.25 作成:2017.6.25

漫画やアニメと言った媒体と、なにかと縁が深いパチンコやスロットですが、それらの漫画が存在しているというのは皆さまご存知でしょうか。今回はそんなパチンコ、スロットがテーマの漫画を紹介していきます。

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異色の人気パチンコ、スロット漫画:『アドリブ王子』

独特なファッションと「ここでアドリブが効かない奴は勝てない」が口癖であるスロプロの主人公、王子。とても負けず嫌いで好戦的な彼が、様々な登場人物たちとパチスロで勝負をしていくのが基本的な物語となっています。
著者
あかつき けいいち
出版日
『別冊パチスロパニック7』にて2000年から連載していた『アドリブ王子』ですが、パチスロ漫画にしては珍しく、攻略法などの紹介よりは登場人物たちのバトルや日常といったシーンがメインになっている、ちょっと不思議な漫画です。

それでも人気は連載開始直後から現在まで非常に高く、2002年にはプレイステーションソフトとしてゲーム化、2007年にはパチスロ化を果たし、更にはOVAまで出ているという、パチスロ漫画界では最も人気のある作品と言っても過言ではない作品です。2017年現在も関連作品が連載中で、持続する人気の高さが伺えます。

ほぼ実話! パチスロで借金返済した様子を描く:『パチスロひとり旅』

物語の序盤は、会社をリストラされた後、600万円以上もの借金を背負ってしまった原作者の名波誠が、生活費を稼ぐ為に、全国各地のパチスロ店を巡る旅の様子を描いた作品。しかし、名波が借金を完済した6巻以降は、名波が全国を旅行しながらパチスロをうつといった内容にマイナーチェンジしています。
著者
名波 誠
出版日
上記のように、借金をこさえてしまっていた原作者の名波誠が、全国を放浪しながらパチスロで稼いでいく『パチスロひとり旅』。

その人気はすさまじく、サラリーマン時代を描いた『パチスロひとり旅GOLD』、放浪生活からパチスロライターになるまでを描いた『パチスロひとり旅ホームレス』と2つの外伝が連載されたり、2002年には映画化もされた程です。

名波がパチスロでの収支、パチスロライターとしての原稿料や『パチスロひとり旅』の印税などで借金を返済し終えるという、物語としての結末を一応は迎えながら、連載が継続しているところからも、読者からの支持の高さが感じられます。

やはり、借金を背負ったどん底からの大逆転劇には、読者もカタルシスを感じずにはいられないのでしょうか。

こんなお父さんどうなの?:『パチスロで家族を養う男』

妻と生まれてきた娘を養うために、パチスロで生計を立てていくことを決意した、主人公である作者の星野誠一。そんな彼の生活や、また実際に星野がうった台の攻略法など、その感触と言ったものを漫画化した作品です。

パチスロで家族を養う男

星野誠一
ガイドワークス
こちらも『パチスロパニック7』の誇る人気作品。タイトルこそ『パチスロで家族を養う男』ですが、作品を読んでみると、案外負けが続くこともちらほら。しかし、勝ち続けない、超現実的なスロプロ漫画だからこそ、読者を飽きさせることのない長期掲載作品として君臨しているのでしょう。

娘が生まれたから生活費を稼ぐためにスロプロになることを決意した星野誠一の考え方に共感できない方もいるかもしれませんが、彼のその生きざまは一見の価値あり。

また、星野誠一の編み出す攻略法は、本人が実演しそれを漫画に「実践攻略編」として載せているので、パチスロの攻略本目当てで読んでみるのも楽しいかもしれません。

人気パチスロライターの自伝的作品:『回想列車 青春のファイアーバード編』

原作者である中武一日二膳が、パチスロライターとして駆けだすよりもはるかに昔の、平成初頭には、現在のパチスロ環境からは考えられないような攻略法がたくさんありました。

そんな懐かしの攻略法を紹介するとともに、パチスロに熱意を燃やした中武一日二膳激動の青春を描いた、自伝的な作品です。
著者
出版日
2016-09-21
その優し気な人柄から高い人気を誇るパチスロライター、中武一日二膳のライターとなる前の半生や、当時中武一日二膳の編み出した攻略法などを描いた作品となっています。

朝からパチスロをうつことに情熱を傾けすぎ高校を中退、その後パチスロライターになるまでは露天商(的屋)等をしていたという、非常に破天荒な青春を送っていた中武一日二膳。

そんな人生を送ってきた彼の自伝的漫画が面白くない訳がなく、また高校を中退してしまうレベルの情熱を捧げていた彼の教える攻略法が有用でないはずがありません。

作画は上述した『パチスロひとり旅』でも作画を務めている奥田渓竜。『パチスロひとり旅』の作画が好き、昭和後期から平成初頭の雰囲気が好きだったという方にはおすすめです。

パチンコの暗部を描くパチンコ漫画:『地獄パチンコ』

最後に紹介するのは大沢龍『地獄パチンコ』です。

自身も妻もパチンコ狂い、もうけた息子はシンナー中毒という、人生に疲れ果てた中年が人生をパチンコで語る作品。年間収支2000万円を誇っていたものの、負けに負けまくり人生のどん底まで落ちた元パチプロを描いた作品や、果てはギャグ4コマなど、様々な短編を詰めこんだ、シュールな単行本です。
著者
大沢 龍
出版日
2010-02-09
パチンコ雑誌に掲載されていたにも関わらず、描かれているのはパチンコにのめり込み過ぎて破滅してしまう人、パチンコで負けて絶望の淵に立たされる男。様々な人物が、パチンコにハマった結果経験する悲哀を描いた、かなり異色な短編集です。

パチンコにのめり込んだ人々の破滅を描いた作品は、例えば『闇金ウシジマくん』など、もちろん存在しているのですが、『地獄パチンコ』に関してはパチンコ雑誌において連載されていた、というのが特殊な点。パチンコにのめり込み過ぎている読者に対する、作者や出版社からのアンチテーゼなのでしょうか。

本当にこんな感じのパチンコ好きっているよなぁ、と感心させられつつ、しかしあまりにもシュールすぎる作品群。異色なパチンコ漫画、『地獄パチンコ』。是非一度お試しあれ。

いかがだったでしょうか。パチンコ、スロットのマンガといえど、読んでみると案外、面白い作品の宝庫だったりします。パチンコ、スロットの基礎知識があった方が面白いのは言うまでもありませんが、やったことないという人も是非一度お読みになってみてはいかがでしょうか。