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鈴木ツタのおすすめ漫画ランキングベスト5!

更新:2017.8.9 作成:2017.8.9

定番設定から、ちょっぴり不思議な世界まで自由自在に操る、鈴木ツタの世界。切ない気持ちから、甘く蕩けるようの気持ちになってしまう、おすすめ作品ベスト5をご紹介します。

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鈴木ツタの魅力とは

鈴木ツタとは、日本のBL漫画家です。彼女が描く作品には大きく2つの特徴があります。

1つ目は受けが可愛らしいことです。女々しすぎるわけでもなく、攻めと同様に描かれているわけでもありません。攻めよりも若干女性らしく描かれているので、ストーリー展開としてもわかりやすいのです。

もう1つは描く作品によって、全く世界観が変わるというところ。 幼馴染から異国の恋愛まで描きあげる鈴木ツタの作品は、世界観によって若干タッチが変わっています。 磨き上げられたストーリーと美しいキャラクターが魅力です。

5位:受け入れて、お願い

主人公の松本波亜人(まつもと はあと)は、母親から虐待を受けていました。次々と変わる母親の男たちの中で、唯一優しくしてくれたヤクザの渋沢(しぶさわ)を追いかけて、告白をしました。

しかし当然組に入れてもらえるわけもなく、いつでも来ていいという約束で引き下がります。松本は卒業後ホストとして働き始め、再び渋沢に想いを告げるのです。障害だらけの松本の純愛は届くのでしょうか。

著者
鈴木 ツタ
出版日
2009-01-07

年下ワンコ攻め×年上男前ヤクザ受けです。渋沢の懐が広く、思わずキュンとしてしまいます。

歳をとって、いろんなものを諦めて来た渋沢にとって、松本はキラキラと光る希望です。 どんなことがあっても渋沢を好きでいるという若さゆえの固い決意に心を惹かれます。おじさん受けがお好きな方におすすめです。

4位:鈴木ツタらしいギャグ要素もちりばめられた作品

次にご紹介するのは『この世 異聞』です。

祖父を亡くした山根昭(やまね あき)は不治の病にかかってしまいます。祖父に教えられた場所を開けると、中から獣の耳がついた全裸の男が出て来ました。

その男は趣味で山根家の病を治す生き物で、山根の病気を食べてくれます。その男にセツと名付け、奇妙な同棲生活が始まるのでした。病気を食うついでになぜか抱かれる山根、しかし彼はいつの間にかセツのことが大切に思えて来ます。

この世 異聞

2016年11月10日
鈴木ツタ
リブレ出版

病気を食らう時にキスをして吸い取るという設定が素晴らしいです。嫌なのに治療されていくとだんだん流されてしまう山根は、セツに逆らうことができません。

ノリのいい館長や、幼馴染の哲を巻き込んだギャグ要素ありのラブストーリーです。

読んでいると、病気が治ってしまったらセツはどうなってしまうんだろう、と心配になってしまうことでしょう。病気は治って欲しいけど、セツとは結ばれて欲しい、と願わずにはいられません。

3位:鈴木ツタのデビュー漫画

こちらの作品は、鈴木ツタのデビューコミックスとなっています。

一流企業を辞めた途端彼女に振られ、ヤケになった澤津(さわつ)は女なんかやめてホモになる!と酒の席で叫びます。澤津は絡み酒をしたのち、記憶を失い、翌日二日酔いで目を覚ましました。

すると隣には裸のまま友人の宇高(うだか)が寝ていたのです。混乱する澤津に宇高は俺から誘ったと積年の思いを打ち明けます。友人から徐々に惹かれ合うラブストーリーです。

著者
鈴木 ツタ
出版日
2006-04-27

ノンケ×ホモの組み合わせです。やったものは仕方ないとどっしり構える受けの宇高がかっこいい!その度量に混乱する澤津も同様に、キュンときてしまうポイントでしょう。

長年友人だったからこそ踏み込めない澤津と、昔からその思いは変わらない宇高の、ちょっぴり笑えるけれど純愛なストーリーになっています。 徐々に宇高のことしか考えられなくなってしまう澤津は必見です。相手のことを四六時中考えてしまうことが、恋の始まりなのでしょう。

2位:俺を見て、あわよくば触って

4冊目にご紹介するのは『あかないとびら』です。鈴木ツタらしい、爽やかさもある物語となっています。

感じの悪い男薄井(うすい)は、後輩の升岡(ますおか)がゲイだと噂されるとすぐに距離を取り、二度と会わないことを誓いました。薄井は外面だけがいい、ぶっきらぼうな男です。

しかし仕事の都合で薄井と升岡は数年後に再会します。薄井の予想通り、彼のことが好きな升岡。ところが升岡は、薄井との再会に胸を踊らせていることを隠そうとするのでした。

触れそうで触れないじれったいストーリーです。間抜け野郎と呼びながらも、だんだん薄井は升岡に惹かれていきます。

著者
鈴木 ツタ
出版日
2007-06-27

ぶっきらぼうな薄井はとっくに升岡を好きなのに、それを自覚しません。それがとてもいじらしいですが、読んでいてドキドキすること間違いなしです。控えめで健気な升岡ですが、心の中はハイテンションなのがまた面白く感じられます。

幼い外見の升岡ですが、どこか男性を惹きつけるようなフェロモンを放っており、読者の方が困惑してしまうほど。こんな顔して、こんなにエッチなの?と疑ってしまいます。

好きという気持ちは漏れ出してしまうもので、どうしても相手に伝わってしまいます。淫乱受けが好きな人におすすめです。

1位:鈴木ツタの世界観が存分に堪能できる作品

アダム・カニングは司法卿の護衛になりましたが、遊び人で性に奔放な性格です。それに対してジョエル・リトラーは司法卿の甥であり、仕事一筋で真面目、仕事に誇りを持っている男でした。

どこかの異国の地で真反対の性格の2人が織りなすラブストーリーです。反対だからこそ、強くひかれあっています。初めはアダムを汚らわしいと毛嫌いするジョエルですが、アダムのひたむきな愛に徐々に心を開いていくのです。ツンデレなジョエルから目が離せません。

著者
鈴木 ツタ
出版日
2015-06-10

異国の者同士のカップリングです。堅物のジョエルがアダムにほだされていく様が見ていて微笑ましい。イケメンすぎるアダムとそれにだんだんとほだされるジョエルが、王道BL街道を進んでいきます。

鈴木ツタ特有の綺麗な世界観が細部まで敷き詰められています。ぜひ背景にも目を向けてみてください。繊細で細かいタッチが惜しみもなく使われていることがわかるはずです。

何でもかんでも手を出すアダムですが、ジョエルに対しては真摯に向き合う姿は、まさに真実の愛。 高貴で可憐で美しい2人の恋の行方と、その愛の深さに思わず心を打たれてしまいます。

どんな世界でもしっくりきてしまう、鈴木ツタの作品はどれもおすすめです。ぜひご一読くださいね。