漫画『はるかなレシーブ』の楽しみ方を徹底紹介!青い空と太陽、健全な百合!

更新:2021.12.2

暑い夏に相応しい青春スポーツ漫画、『はるかなレシーブ』。テレビアニメ化も発表されて、注目度急上昇の本作ですが、今回はそんな『はるかなレシーブ』について存分にご紹介したいと思います。

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漫画『はるかなレシーブ』の魅力とは?

著者
如意自在
出版日
2016-03-12

燦々と照りつける太陽、抜けるような青い空。快晴の波打ち際で肩が弾み、潮風に乗った汗が波のしぶきと混じり合う。露出度の高い水着から覗く火照った肌は尚もヒートアップし、ヒップはたわみ、こぼれ落ちそうなバストが上下に揺れる……。

このように書くと著しく過激に思えますが、大丈夫、健全なスポーツ漫画です。本作は2015年から「まんがタイムきららフォワード」で連載中の如意自在の作品。

女子ビーチバレーという珍しいスポーツがモチーフの漫画ですが、とっつきにくさはありません。熱く、そして爽やかな試合展開、チームメイトとの固い絆を描くところなどは、正統派スポーツ漫画と言えるでしょう。ビーチバレーに関する基礎も語られるので、ルールの理解は簡単です。

そして何よりも特筆すべきなのは、女子ビーチバレーという題材であるため、必然的にほとんど全ての登場人物が健康的肉体美を誇る美少女ばかりということ。そんな彼女達が惜しげもなく水着姿を晒してくれるのですから、これは見なければ損というものです。

2017年7月の「まんがタイムきららフォワード」誌上で、本作のテレビアニメ化の告知がされました。放送時期は未定ですが、おそらくは2018年中でしょう。作品内容に合わせて夏期スタートであればちょうど良いのですが、詳しい続報を心待ちにしましょう。

漫画『はるかなレシーブ』あらすじ

主人公の大空遙は親戚を頼って、東京から沖縄に引っ越してきた女子高生です。遙は同級生で、従妹の比嘉かなたの家に居候することになりました。

比嘉家の正面には海が広がっており、遙達はたまたまそこでビーチバレーの練習をしていた遠井成美と知り合います。興味を持った遙は、かなたも交えて4人で試合をすることに。当然、遙とかなたペアは負けてしまいますが、遙はこれをきっかけにビーチバレーに目覚めたのです。

実は過去にビーチバレーの選手をしていたかなた。挫折して競技から離れていた彼女ですが、遙に感化されて復帰を決意します。

沖縄の高校を舞台に、遙とかなたの凸凹コンビがビーチバレー部に入部し、部員やライバルと切磋琢磨していく青春ストーリー。

見るべきポイント1:爽やかなエロス!

著者
如意自在
出版日
2016-10-12

あまりビーチバレーに詳しくない方でも、「女子ビーチバレーと言えばこれ」と断言出来る唯一無二の特徴があります。それはなんと言っても水着! 先述しましたが、本作では女子高生のあられもない水着姿を思う存分堪能することが出来ます。

しかも、ただの水着と侮ってはいけません。女子ビーチバレーをご存知ない方は画像検索をしていただく他ありませんが、今まで見たことのある方は少し思い出してみてください。女子ビーチバレー選手の水着、どれも全然違うものですよね? 他のあらゆるスポーツ競技とは異なって、ビーチバレーには公式試合着、すなわちユニフォームがないのです。

それではどうしているのかと言うと、選手個々人が市販の水着をアレンジし、使いやすく手入れして改造して用いてるそうです。動きやすさを重視して布面積を減らしたり、砂場での激しい動きで水着がズレないように、あるいは砂が水着に入らないよう強めに留めたり、自分好みになるよう創意工夫を凝らします。

その結果どうなるかと言うと、女子ビーチバレー選手はプロポーションを強調するピッチリした際どい水着姿になってしまうわけです。あくまでも機能を追求した結果なので、扇情的になってしまうのは仕方がないこと――という免罪符の下、女子高生のセクシーな水着が惜しげもなく衆目に晒されるのが本作なのです。

もちろん、ビーチバレーをプレイする選手達は至って真面目。時々女子目線でも際どいことは自覚しているようですが、それはそれとして、結果的にセクシーになった水着姿で思う存分試合に励むことになります。後述しますが、結構激しく動くことになるので、揺れたり食い込んだりと言ったこともしょっちゅうあり、その点でもエロスをかき立てられます。

ですが、あくまでもスポーツなので基本は爽やかな青春模様です。

見るべきポイント2:スポーツ漫画

著者
如意自在
出版日
2017-03-11

そもそも、ビーチバレーとはどのような競技なのでしょうか? 元はご存知バレーボールから派生し、アメリカで誕生したスポーツ。基本的には似たルールですが、バレーボールよりも少ないチーム人数、小さいコート、そして屋外競技という特徴があります。

ルールについて、ご心配には及びません。作中ではビーチバレーの基本理念、基本動作がしっかりと解説されています。主人公の遙からして初心者なので、読者が素人であっても何も問題ないようストーリーが構成されているのです。

遙は身長が高い少女で、幼い頃はそれがコンプレックスだったことが吐露されます。しかし、ビーチバレーではその高さこそ武器。何にも代えがたい貴重な才能と言えます。かなたと組んで戦った遠井成美の試合で、遙はビーチバレーの面白さに開花。ボロボロに負けたのに、前向きな性格を発揮してどんどんのめり込んでいきます。

一方のかなた。かつてビーチバレーの選手だった彼女ですが、その時のパートナーがなんと成美でした。かなたは遙と違って小柄な少女です。その低い身長は、ビーチバレーの選手として見れば致命的。その昔、成美と組んでいたかなたは、その低身長を突かれてチームの弱点となっていました。

競技から離れていたのは、ビーチバレーが嫌いになったからではなく、身体的理由による挫折だったのです。パートナーの足手まといになりたくないという思い。

「バレーボールは身長が命だからさ。私と一緒にやってくれる人なんていないよ」
「じゃあ私とやらない?」(『はるかなレシーブ』1巻より引用)

そう言って、経験者ゆえのかなたの挫折を、あっさりと吹き飛ばす素人の遙。玄人の常識を素人が知るわけもありません。初心者と経験者、高身長と低身長、前向きと引っ込み思案の凸凹コンビはこうして誕生しました。

チームがわだかまりを越えて一致協力して成長する姿は、スポーツ漫画ならでは。いざ試合となれば狭いコートを縦横に駆け巡り、作戦の立案と意思疎通、テクニックの応酬が繰り広げられます。

成長の原動力はひとえに、

「楽しかったから!! 上手くなればもっともっと楽しくなるんでしょ!? 成美さん!!」(『はるかなレシーブ』1巻より引用)

見るべきポイント3:ふたりだけで戦う競技が百合百合してる!

著者
如意自在
出版日
2017-09-12

バレーボールと同様、ビーチバレーでも、重要なのはチームワークです。体格、運動能力は元より、ペアとなる選手との相性の良さが何よりも大事。2人1組という少数チーム、そして大事となる相性とくれば、公私ともに接近するのが当たり前です。

互いに想い合い、支え合い、助け合うメンバーだから当然ではあるのですが。直接的な耽美表現こそありませんが、ペアの間に漂う雰囲気はほのかな百合の香り。際どい格好で息を弾ませるだけでも想像をかき立てられるのに、遙の方が少しばかり天然さんなので、そういった意味に取れる発言やボディタッチが多いのも一因。

ビーチバレーの魅力を聞かれて、「パートナーを独り占めできる。これが1番の魅力でしょ!」と答えたり、「元カノの話ばっかりする悪い子にはお仕置きしとかないとね」と、ある意味暴投のストレート発言も。

これはかなたが以前のペアである成美について語ったことを受けての遙の発現です。かなたもかなたで、「パートナーの私に最初に相談してほしかったな……」等の呟きもあり、最早相思相愛と言うかなんと言うか。成美の方にもかなたには愛憎渦巻く部分を感じさせる言動があります。他にもビーチバレー部員との関係、3巻から登場する新入生など、女子ビーチバレーという女の園には見所がたくさん。

初ペア対決! 青春ははみ出すくらいがいい【2巻ネタバレ注意】

著者
如意自在
出版日
2016-10-12

 

遥とかなたの「はるかな」ペアと、トーマス・紅愛(クレア)と恵美理(エミリ)姉妹の通称「エクレア」ペア。非公式ビーチバレー部員の対戦が始まります。ペアを組んで日が浅いどころか、遥はビーチバレーを始めたばかりということもあって、試合は一方的な展開となりました。

見かねたエミリがテクニカルなショット「ポーキー」を使うよう勧めるのですが、かなたは聞き入れません。一方、遥は素直にアドバイスを受け入れて実践し、それに感化されたかなたも態度を改めて取り組むようになります。トーマス姉妹の協力で練習に励む2人。その際、身だしなみに関わる大事な「処理」の仕方も教わるのでした。

本格的にビーチバレーを始めることになったはるかなペアは、お揃いの「ミンサー柄」水着を購入。気合いと親交が深まったところで、ついに本格的な大会、ジュニアトーナメントへと参加していきます。

 

大会を終えて……新入部員とかなたの過去【3巻ネタバレ注意】

著者
如意自在
出版日
2017-03-11

ジュニアトーナメント終了後、ビーチバレー部に初の入部希望者が訪れました。1年生の大城あかりは、アイドル級の人気を誇る「彩紗・成美ペア」に憧れて、成美の元パートナーがいると聞きつけてやって来たのです。なぜか遥が元パートナーだと勘違いしていた彼女は、小柄なかなたがそうだったことを知って落胆し、その日は帰ってしまいました。

見かねた遥とかなたがあかりの様子を探ってみると、部に来た時の明るいテンションとは反対に、周囲とは孤立した少女であることがわかったのです。そんなあかりに、かつてのパートナー成美の姿を重ねたかなたは、改めてあかりをビーチバレー部へと誘うのでした。

こうして5人揃ったビーチバレー部は晴れて正式な部へと昇進しました。トーマス姉妹の母、クレアをコーチに迎えていよいよ本格始動。はるかなペアも公私ともに仲が深まり、その中でかなたの原点である、成美とビーチバレーについても語られていきます。

目指せ全国! 沖縄地区予選と新たなるライバル【4巻ネタバレ注意】

著者
如意自在
出版日
2017-09-12

地区予選に向けて邁進するはるかなペアの元に、2人の少女がやって来ました。くっきりした日焼けが印象的な新垣陽菜(あらがきような)、柑菜(かんな)姉妹。その新垣姉妹を初心者と誤解した遥達は、練習がてら試合をすることになります。

実は新垣姉妹はやんばる南高校のビーチバレー選手でした。はるかなペアはそうとも知らず、手の内を明かしてしまったのです。しかし、新垣姉妹の目当てはエクレアペアことトーマス姉妹へのリベンジでした。新垣姉妹は3年前の大会でエクレアペアに敗れ、雪辱を心に誓っていたのです。

地区予選に向けて熱気が高まる一方、出場選手にとっては厳しい現実が待っていました。出場チームが応募規定数に満たなかったため、沖縄地区からの全国出場権が減少したと言うのです。その数、なんとたったの1枠。どれだけ試合結果に恵まれたとしても、決勝では必ず、はるかなペアとエクレアペアが身内同士で戦うことになるのです。

選手達の様々な想いを乗せて、ビーチバレー全国大会地区予選が幕を開けます。


いかがでしたか? ビーチで輝く青春スポーツである『はるかなレシーブ』に、少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。女子高生を見たい、熱血スポーツを体験したい、百合を楽しみたい、そんな需要を一手に満たす1作です。

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