夏目イサクは有名な作家さんなので、ご存知の方も多いと思います。数多く発売されているコミックの中から厳選した作品たちですので、どれも読んで損はありません。ぜひ、チェックしてくださいね!
夏目イサクの作品は、会社や学校という身近な場所でのほのぼのとした日常を描くことが多いため、気軽に読めることで人気です。メインの二人が両想いになるまでの過程が、じっくりと丁寧に描かれているのも特徴と言えるでしょう。
心情の変化や表情が繊細に表現されており、キュンとする甘い物語が数多く発表されています。全体的にエロ要素が少なめなので、ストーリーや心の繋がりを重視して読みたい人にオススメしたい作家です。
不良グループのリーダー格・吉野を見張る仕事を任された体育教師の菅谷。しかし、吉野の実態は素直で純粋な良い子でした。
吉野から向けられる真っ直ぐな好意に戸惑う菅谷ですが、彼を知れば知るほど「好き」という気持ちが募っていきます。
- 著者
- 夏目 イサク
- 出版日
- 2011-11-10
教師と高校生という年の差BLです。お付き合いする前特有のドキドキや、むずむずする感覚を存分に楽しむことができます。
年下高校生からの小悪魔的なアプローチに悶える菅谷と、歯の浮くような愛の言葉を笑顔でサラリと言ってのける吉野。作品全体を包む可愛らしさと、ほのぼのとした雰囲気はとても微笑ましく、終始キュンキュンできますよ。
可愛らしい二人の日常を見てみてください!
社長の息子である島野は、容姿・頭脳・家柄の全てを兼ね備えた御曹司。恵まれた環境で育ってきて、誰もがご機嫌伺いをしてきますが、上司の黒川だけは違いました。
自分の思い通りにならない彼にイライラさせられることもありますが、一緒に仕事をするうちに少しずつ惹かれていきます。
- 著者
- 夏目 イサク
- 出版日
- 2007-02-28
生まれながらにして「勝ち組」のお坊っちゃまが、自分に媚びを売ってこない相手に恋をするという王道ストーリー。サラリーマンの社内恋愛というよくある設定が、包容力のあるバツイチ・黒川と、ツンデレお坊っちゃま・島野というキャラクター設定を際立たせています。
シリアスな描写や重い部分はなく、和やかな雰囲気の作品なので、キュンとするBL作品を気軽に読みたい人におすすめの一冊です。
出張で家を空けていたら、金目の物と現金を盗まれてしまったサラリーマンの泉。仕方がなく家賃の安い古くてボロい長屋に引っ越しますが、表情筋の乏しい大家代理・晴人と個性豊かな住人たちにタジタジ。新しい部屋での生活は、上手くいくのでしょうか?
一つ屋根の下でのドタバタラブコメディです!
- 著者
- 夏目 イサク
- 出版日
- 2013-05-30
天然同士の恋愛を描いた本作は、可愛らしくてちょっと甘め。不運なサラリーマンと不愛想な大学生は二人とも癒し系で、読後はほんわかとした気分になるでしょう。また、ストーリーがトントン拍子に進むのでサラリと読める作品です。
新居と呼ぶにはボロすぎる長屋の住人は、晴人以外も個性の強い人たちばかりでにぎやかです。それぞれの日常が垣間見えますので、BL以外の部分も群像劇として楽しむことができますよ。
BL作品には珍しく、女の子キャラも住人として登場します!
極道の次期組長・龍之介は、幼馴染みの直樹にベタ惚れ。高校卒業後には組を継ぐ予定だった龍之介が、ある日突然「組長の座にはつかない」と宣言します。
ヤクザの龍之介とカタギの直樹、二人の恋愛はどのように進んでいくのでしょうか。
- 著者
- 夏目 イサク
- 出版日
- 2008-12-27
組の存続、身の危険、一緒にいるための覚悟、幼馴染みとしての関係、恋人としての将来など、「任侠モノ」と「幼馴染みの恋」のいいところが上手くミックスされた本作。お互いに思い合い、将来について真剣に考える二人の姿は、きっと応援したくなるはずです。
物語の中心は「極道」ですが、コメディタッチなので痛いシーンや怖い描写はほぼなく、任侠モノが苦手という人でも読みやすい作品と言えるでしょう。
週刊誌の記者である尾上は、同期の蕪木をライバル視しています。尾上の異動を機にコンビを組むことになった二人でしたが馬が合わず、揉めてばかりの日々。
しかし、一緒に仕事をしていくうちにお互いを意識しだしていきます。
- 著者
- 夏目 イサク
- 出版日
- 2011-03-30
仕事のためならどんな手でも使う蕪木と、正義感が強くて真っ直ぐな尾上は、協力し合わないといけないのに喧嘩ばかり。まさに「ケンカップル」の名にふさわしい関係です。
喜怒哀楽が分かりやすく、表情がコロコロ変わる尾上に、蕪木と同様に読者もキュンとすること間違いなし!蕪木も、最初は不愛想で人間味がないように見えますが、実は仕事について葛藤しているという二面性があり、とても魅力的です。
蕪木をぎゃふんと言わせてやろうと、仕事に打ち込むも空回りしてうろたえる尾上がとにかく可愛い!彼が蕪木への恋心を自覚してからの表情などに、ぜひ注目してください!
いかがだったでしょうか?どれもキュンとする恋愛とコミカルな部分の比率が絶妙でとても読みやすい作品になっています。また、作品ごとに登場するキャラクターたちも魅力的なのでお気に入りのキャラを探してみてくださいね。これを機にぜひ、夏目イサクワールドをお楽しみください!