『DOG END』が無料で読める!登場人物と4巻までの見所をネタバレ紹介

更新:2021.12.5

世界中の暗殺者を相手に、たったひとりの少女を守り抜く2人の男の姿を描いた『DOG END』が、スマホアプリ「マンガワン」で無料で読めます!暗殺者同士がくり広げるバトルと、個性豊かな登場人物たちの活躍が見どころの本作には、どんな魅力が隠されているのでしょうか?

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『DOG END』が無料で読める!世界と戦うキャラたちと4巻までのストーリーの魅力をネタバレ紹介!

刑事と殺し屋が手を組み、世界中の暗殺者からたったひとりの少女を守るハードボイルド・アクション作品『DOG END』。物語に散りばめられたたくさんの謎と、暗殺者同士がくり広げるハイレベルな戦闘シーンが魅力の漫画です。 この記事では主要人物の魅力と物語の見どころ、そして最新4巻(2017年10月現在)の注目ポイントをご紹介します。

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出版日

『DOG END』あらすじ

羽鳥希一郎(はとりきいちろう)は警察庁の警部。のし上がるためなら何でもすると決めている彼は、たびたび官房長の斯波十三(しばじゅうぞう)からの危険な極秘任務を請け負っていました。

ある日羽鳥は斯波から、14歳の少女の護衛を依頼されます。簡単なボディーガード的な任務かと思いきや、敵は「世界中の殺し屋」だと言うのです。

さらに斯波はこの任務のために、羽鳥に「対暗殺者のエキスパート」である元暗殺者とタッグを組ませようとします。過去に驚異的な戦闘能力で一つの闇組織を容易く壊滅させていたその人物は、現在収監中の身。彼を檻から出すことは超法規的措置になりますが、この非常事態を収めるためにはリスクはさけられないのです。  
 

今までで最も危険な任務になると察知した羽鳥でしたが、腹を括ってその危険人物に会いに、彼が収容されている警察庁の地下へと向かいます。そこで希一郎が見たものは……。

『DOG END』登場人物1:幽閉されていた伝説の殺し屋【若月狗狼丸】

殺し屋という職業の他には年齢も、出身地も不明な若月狗狼丸(わかつきくろうまる)は、伝説扱いされるほどの腕を持つ殺し屋です。しかし羽鳥が彼に会いに警視庁の地下を訪れた時には、お菓子の袋とカラのペットボトルにかこまれ、部屋着のままゲームをしているというニートのような姿で出迎えました。

そんな彼を閉じ込めているのは、特殊加工を施された超高弾性ガラス。周囲四方向は武装した傭兵が固めています。どんなに気の抜けた様子を晒していても、彼が要注意人物であることは確かです。

羽鳥に協力するという条件で檻の外へ出た若月ですが、任務に関する行動はもちろん、食事も羽鳥が許すまで取れません。下手な動きをすれば首に装着された装置が彼の命を奪います。利用されている身で、仲間と呼べる人物は誰1人としていない状況ですが、それでも若月は緊張している様子を欠けらも見せないのでした。

ひとたび戦闘となるとその強さは格別です。普段はククリナイフ(湾曲した刀身が特徴の刃物)を使って戦いますが、コートの裏には大小さまざまな刃物に銃、手榴弾。袖の中にまで若月専用の武器を仕込んでいます。相手や展開によって臨機応変に武器や戦術を変えられるのも、彼の強さの秘訣といえるでしょう。

しかし彼は「もう殺しはしない」と言い、言葉の通り誰1人として殺めません。問答無用で命を奪いにくる敵を相手に、彼はどんな戦い方で勝利を得るのでしょうか?強くてミステリアスな彼の魅力を、物語を通して味わってください。

『DOG END』登場人物2:冷血漢なエリートメガネ【羽鳥希一郎】

警察庁の警部である羽鳥希一郎は、のし上がるためなら手段は選ばないという野心家です。今回の護衛任務に携わる前も、数々の危険な任務をこなしてきたようでした。

護衛任務の協力を拒否する若月を檻から引きずり出すために、羽鳥は彼の過去の弱みに付け込んで若月を挑発します。触れられたくない部分に触れられ、目に殺意を宿した若月を前にしても一切ひるまず、さらに煽りを重ねるという度胸と冷血さを見せました。

他人の暗い過去を知ったところでまったく情けをかけないという冷ややかな態度が、仕事以外はすべて二の次という彼の価値観を表しています。  

ただ、いくら斯波からの信頼を得ているといっても若月とは違い、彼は戦闘や殺しの技術に長けているわけでも大きな権力を持っているわけでもありません。そのため敵の暗殺者たちには常に苦戦を強いられ、誰よりもボロボロになりながら少女を守ります。 普段のクールな姿と、傷だらけになりながら少女を守ろうとする泥臭い姿からはギャップを感じられ、また絶対に敵に背中を見せない勇敢さは実に魅力的です。

羽鳥は若月をコントロールし、無事に任務を完遂することができるのか、ぜひその目で見届けてください。 

『DOG END』登場人物3:世界中から命を狙われるこじらせ少女【鳴沢真魚】

羽鳥と若月が護ることとなった鳴沢真魚(なるさわまな)は、14歳の少女です。膨大な富を抱える「神宮グループ」のトップ神宮功(じんぐういさお)を父に持っていましたが、真魚は彼の妾の子で、神宮グループの正式な後継者という立場には遠い存在でした。

しかし生前の神宮功は、真魚を相続人でなくてはならない絶対的な理由から、自ら彼女を相続人に指名したのです。

一度も会ったことのない父親から勝手に相続人に指名され、そのせいで他の候補者から命を狙われる羽目になってしまった彼女はなんとも不運ですが、危機的状況にあるはずの本人は特に慌てる様子も不満を持つ様子もなく、ただただ冷淡なのでした。

ボディーガードが目の前で無残に殺されても、頭に銃を突きつけられても取り乱さないどころか、「どうせ私は死ぬんでしょ?」「足掻いたって仕方がない」という、何もかもを諦めたかのような態度を崩しません。さらに、すでに殺された母親に対しても「あの人のことなんてどうでもいい」などと言ってしまいます。

実は彼女は、母から満足な愛情を得られないまま過ごしてきたのでした。甘えたくても邪魔だの、鬱陶しいだのと突き放され、小さな家に置き去りにして男と遊び歩いていたようなひどい母親のために流す涙などない、と言いたかったのかもしれません。

しかしそんな母親との間にも一つだけ、心に残っている思い出がありました。真魚がそのささやかな幸せを思い出し、目に涙を浮かべながらポツポツと語るシーンからは、胸を掴まれるような切なさを感じます。

羽鳥や若月に守られながら徐々に少女らしい感情を取り戻し、どんどん魅力的になっていく彼女の姿に注目してみてください。

かつての敵が助っ人として参戦!【4巻ネタバレ注意】

次々に送られる暗殺者たちとの戦いを乗り越え、真魚を守るために「スカイタワー」にたどり着いた羽鳥と若月でしたが、そこにはすでに先回りした神宮グループの暗殺者たちが待ち構えていました。

敵の策略で逸れさせられてしまった3人は、それぞれが目の前の敵を倒すために奮闘するも、そろって窮地に立たされてしまいます。 特にひとりきりになってしまった真魚には、自分を守れるだけの十分な力がありません。爆弾を使う相手になすすべもなく、ただ吹き飛ばされるのを待つ状況となってしまいました。

しかし、そこに驚きの助っ人が現れたのです。

著者
ゆりかわ
出版日
2017-10-19

爆発から真魚を救ったのは、以前彼女を殺そうとしていた暗殺者。同じ頃羽鳥の前にも、若月前にも、それぞれを助けに来たかつての敵が揃います。かつての敵と共闘するという熱い王道展開に、高まらずにはいられません。

彼らはどうして助けにきたのでしょうか?そして、3人をここまで追い詰めた強敵に勝つことができるのでしょうか?

この4巻での注目してほしいのは、真魚を助けに来た暗殺者コーディ・ナカモトの活躍です。第1巻ではじめて真魚を暗殺しにきた時から「高い壁に挑戦し、より上質な達成感を得る」というポリシーのもと、誇り高いスポーツマンのように振る舞ってきたナカモト。

ピシッとした七三分けの頭に真面目さを表す黒縁メガネ、体にぴったりとフィットした服から屈強な筋肉を晒し、強敵を前にすると悩ましい表情を浮かべて頬を赤らめるという変態チックな彼ですが、爆弾寸前の爆弾の前に立ちはだかって真魚を守る姿は非常にカッコいいものとなっています。

果たしてナカモトは無事なのか、羽鳥と若月の戦いはどうなったのか、見どころがたくさんの4巻を、ぜひ楽しんでください。


『DOG END』は、若月のバトルシーンや羽鳥のギャップ、少しずつ心を開いていく真魚の成長など、他にもたくさんの魅力のつまった作品となっています。ぜひこの機会に読んでみてください!

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