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無料で読める『神様はじめました』の魅力をネタバレ紹介!人間×妖怪の恋模様

更新:2020.12.2 作成:2017.11.23

妖×人間の恋は、前途多難!? ひょんなことから人間なのに神社の神様として働くことになった奈々生は、狐の神使・巴衛と喧嘩しながらもへっぽこ神様として働くことに。そのうちに彼の優しさや孤独を知り、徐々に惹かれていきます。でも、人間と妖の恋は難しいことが多くて……? そんな漫画『神様はじめました』はアニメ化、舞台化もされた人気作品。奈々生と巴衛を中心に巻き起こる、妖や神様たちと人間たちの交流の物語です。 この記事では、妖×人間の恋人たちに焦点を当てて魅力に迫ります!スマホアプリで無料で読むこともできるので、自分で読みたい方はそちらもおすすめです。

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無料で読める漫画『神様はじめました』の魅力をネタバレ紹介!胸キュン!面白い!

著者
鈴木 ジュリエッタ
出版日
2008-09-19

最初に、『神様はじめました』の魅力あふれるストーリーを紹介していきます!

桃園奈々生は、明るく活発で何事にもめげない心を持つ真っ直ぐな主人公です。幼い頃に母親と死別し、父親はどうしようもない博打好きでいつも家計は火の車。ついに父親は蒸発してしまい、奈々生は帰る家を失くしてホームレスとなってしまいます……。

そんな奈々生が偶然出会ったのは、ミカゲという優しそうな青年。なんとミカゲは神社の土地神で、奈々生は知らないうちに土地神としての力を譲られることになります。奈々生を認められない狐の神使の巴衛に早速睨まれながらも、生きている人間でありながら、土地神になってしまった奈々生の波乱万丈な神様業が始まるのです。

そんな中で、奈々生は他の神様や妖怪、そして人間たちの友情や恋模様を見守ったり、時には応援したりすることになります。

今回は、『神様はじめました』の中で登場する3組の妖×人間の恋人たちに焦点を当てて、魅力を紹介していきます!

一度きりの出会いから、再び出会うことになった2人

一度きりの出会いから、再び出会うことになった2人
出典:『神様はじめました』1巻

最初に紹介するのは、1巻に登場する妖の沼皇女(ぬまのひめみこ)と裏嶋小太郎のふたり!

沼皇女は多々良という沼の主であり、鯰の化身の妖です。ちょっと無口のように見えますが、一途な思いを抱き続けています。裏嶋小太郎は気の弱い、けれど優しい人間の男の子です。ルービックキューブが趣味で、自分を好いている女の子が居るなんて嘘だろうと思う、少し卑屈な一面もあります。

そんなふたりが出会ったのは、10年前。小太郎が8歳の時、沼の傍で泣いている彼に沼皇女が一目惚れしてしまいます。小太郎はその出来事を覚えていませんでしたが、沼皇女は10年間忘れずに覚えていて、彼ともう一度会うことを望みます。

そして、沼皇女は、巴衛と奈々生の力を借りて「人間の女の子」として小太郎に再会します。小太郎のことを一途に思っていたからこそ、妖として出会って嫌われたくなかった、怖がられたくなかったという気持ちが強かったのでしょう。そんなふたりは、奈々生の後押しもあり、少しずつ前に進んでいくことが出来ました。

順調にお付き合いを重ねていた小太郎と沼皇女のふたりですが、ふたりの間には大きな問題が残されたままでした。沼皇女は自分を「人間の女の子」だと偽ったまま、小太郎に接し続けたのです。

小太郎に嫌われたくない。人間の小太郎は自分のことをすぐに忘れてしまうだろうけれど、妖である自分は何百年も小太郎のことを覚えているから、だからこの恋を大事にしたい。そういう気持ちもあったのではないでしょうか。

そんな大きな問題をふたりが乗り越えることになるのは、12巻から13巻にかけての話。気弱だった小太郎が強くなる過程や、人と妖とが結ばれる過程が丁寧に描かれています。少しでも気になった方は、ぜひともこの巻まで読んでみてください!

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現人神から死人への片思い

現人神から死人への片思い
出典:『神様はじめました』6巻

続いて紹介させて頂くのは、京都育ちの現人神として崇められている人間の少女である柊香夜子と、一度死んだはずの人間である毛利霧仁との恋模様です。

香夜子は、6巻にて奈々生のライバルとして登場します。毎年10月に出雲で行われる1週間の会議、神議り。それに参加できる権利をふたりは争うことになるのです。香夜子は笑顔で奈々生に接しますが、直後に巴衛を奪い取ろうとするなど、性格の悪さや手段の選ばなさを思う存分見せつけられます。そんな彼女に奈々生は敵愾心を抱きますが、香夜子の「好きな男が妖であろうと何だろうと、本当に好きなら関係ない」という言葉に、励まされたりもします。

そんな香夜子は、自分の言葉通り「人間ではない人」が好きでした。彼女がどうしても神議りに行きたい理由は、それが毛利霧仁の望みだったからです。類まれなる霊力を持つ香夜子は、霧仁が一度死んでしまい、何らかの理由で蘇った人間であることを知っています。ただ、そんな「人間ではない人」だから現人神である自分が唯一頼ってもいい存在なんだ、と心を許し、霧仁の望みを叶えてあげたい、と心の底から思っています。

類まれなる霊力を持ち、多くの人たちの信仰をあつめ、自分を信じてくれている人たちが望む「心優しき神」であろうとした香夜子にとって、人でない霧仁はたったひとつだけの心のよりどころだったのでしょう。自身の心の安らぎを求めて始まった恋だとしても、香夜子にとっては大事な恋だったのではないでしょうか。

奈々生との勝負は、最初から奈々生が勝つように仕組まれていたものでした。そして当然のように香夜子の負けで終わり、香夜子は霧仁からも切り捨てられ、自暴自棄になってしまいます。そんな香夜子を励まし、奈々生は出雲へ旅立つことに。

……香夜子の恋は、ここで破れてしまったように見えますが、彼女は諦めず「追いかけるのは自由!」と霧仁を追いかけて行きます。真っ直ぐに追いかけていく彼女の背中は眩しくて、同じく妖と人との恋に悩む奈々生に勇気を与えてくれます。

土地神一年生と狐の神使の恋模様

土地神一年生と狐の神使の恋模様
出典:『神様はじめました』4巻

最後に、『神様はじめました』の主人公桃園奈々生と、その恋のお相手である狐の神使巴衛の恋模様について紹介していきます。主人公とそのお相手なので、ふたりが両思いになるまでに、今まで紹介してきた2組より、とっても紆余曲折ありますが、ドキドキしたりハラハラしたりきゅんきゅんしたり、とっても見どころが多いです!

今回は、3つのポイントに分けて奈々生と巴衛の恋模様について紹介していきたいと思います。

  • POINT1 一度は振られる奈々生
  • POINT2 周りの人たちの恋模様で、勇気をもらう
  • POINT3 巴衛が好きだった女性

・POINT1 一度は振られる奈々生

馴れない神様業の中、口は悪くも自分を心配したりさり気なく手助けしたりしてくれる、自分の味方でいてくれる、そして放っておけない、そんな巴衛に奈々生は徐々に惹かれていきます。知らないうちに凄く好きになっていたことを4巻で自覚し、巴衛のことが好き、と口に出そうとしますが……。

当の巴衛は「気の迷いだ」と取りつく島もありません。少しだけ奈々生に気持ちを寄せているような素振りを見せますが、やっぱり頑なに取りつく島はなく、奈々生は「一人で勝手に浮かれてて、バカみたいだった」と泣いて落ち込みますが、彼女は自分の恋心を諦めず、巴衛を好きでいることを決意します。

・POINT2 周りの人たちの恋模様で、勇気をもらう

一度は振られてしまった奈々生ですが、それでもまだ巴衛のことを好きで居続けます。そんな奈々生の恋する気持ちを励ましたのは、上で紹介した4人の恋でもありました。

香夜子の「好きな男が妖であろうと何だろうと、本当に好きなら関係ない」という言葉に「自分もそうだと思う」と勇気を貰い、彼女が真っ直ぐに自分の恋に駆けて行く姿にも励まされています。また、沼皇女と小太郎が人と妖という大きな壁を乗り越え、これからもふたり一緒に付き合っていくことを知ると「妖と人でも結ばれるんだ」と、とても励まされています。

・POINT3 巴衛が好きだった女性

巻数を重ねるに連れて、巴衛が神使として仕えることになる前、好きだった女性の影がちらつきます。奈々生は時を渡る香炉により、その女性に何度も出会うことになります。「雪路」と名乗る美しく凛とした女性を巴衛がとても愛している様子を見て、奈々生はその度に胸を締めつけられ、それでも巴衛への恋心を大事に持っていました。

そんな折、奈々生は巴衛に掛けられた呪いのために過去の世界へ長い間赴くことになります。そうして、巴衛が愛した女性雪路と初めて会話を交わします。雪路は、凛とした美しい女性で、何処か奈々生に面影のある人でした。……なんと、雪路は奈々生の遠い先祖だったのです!

遠い過去で繰り広げられる、奈々生と巴衛、そして雪路との恋模様。今までの伏線も回収されて、たっぷりの見応えありな過去編!必見です。

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『神様はじめました』の3組の恋模様に焦点を当てて紹介させていただきました!巴衛と奈々生の恋模様だけでもどきどき、きゅんきゅんさせられるのですが、出てくる皆にときめかざるを得ません。

もちろん、恋模様以外にも「家族の愛情」といったちょっとだけ涙がでるような、そんな場面もあります!ちょっと巻数が長くて手を出しづらい……といった方は、まずはアニメ版を見てみるのもオススメです。

アニメ版で描かれていないシーンもたくさんありますので、アニメを見て「ここはどうなったんだ~!」と気になってしまった方は、ぜひともぜひとも原作漫画を読んでみてください!全25巻、妖×人の恋模様をたっぷりと楽しんで頂けるかと思います。