漫画『すのはら荘の管理人さん』の魅力を全巻ネタバレ紹介!キャラが最高!

更新:2021.11.11

おねショタ漫画はお好きですか?本作は男らしくなりたい少年と、同じ寮でクラス4人の美少女たちによるラブコメ作品です。この記事では、2017年11月にアニメ化も決定した注目作の見どころと魅力をご紹介していきます。

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『すのはら荘の管理人さん』の魅力を3巻まで全巻ネタバレ紹介!夢のようなハーレムおねショタ漫画!

男らしくなりたい少年と、彼を心から可愛がってしまう美人管理人の寮生活を描いた『すのはら荘の管理人さん』は、ちょっとエッチでほのぼのとした物語で人気のおねショタ漫画です。

2017年11月22日に発売された第3巻ではアニメ化も発表されて話題となりました。この記事では、物語を盛り上げるキャラクターたちの魅力と、3巻までの見どころをご紹介していきたいと思います。

漫画『すのはら荘の管理人さん』で巨乳美女に管理されちゃう!?【あらすじ】

漫画『すのはら荘の管理人さん』で巨乳美女に管理されちゃう!?【あらすじ】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

中性的な顔立ちのせいで女の子扱いされることに悩んでいる中学生の椎名亜樹(しいなあき)は、上京を期に、男らしくなるための一人暮らしを始めます。しかし、彼が住むこととなった寮「すのはら荘」の変わった管理人さんと、その他4人の女の子たちに可愛がられながら暮らすこととなり、なかなか目標に近づけず……。

ちょっとエッチな管理人さんと気弱な少年による、おねショタラブコメディの開幕です。

キャラ1:いろいろなところが大きくて柔らかいお姉さん【管理人さん】

キャラ1:いろいろなところが大きくて柔らかいお姉さん【管理人さん】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

「すのはら荘」の管理人春原彩花(すのはらあやか)は、美人で家事もできて誰にでも優しいという完璧女性ですが、亜樹にとってはちょっとエッチで意地悪なお姉さんです。

初日に雨でずぶ濡れになりながらすのはら荘にたどり着いた亜樹を風呂に案内すると、「新しく入った子の背中を、管理人が流すのが寮の伝統」だといって自分まで風呂に押し入って来ます。亜樹が男の子だとわかっていてもお構い無しです。

「男のコとか 女のコとかじゃないの キミはまだ子供なんだから これからは私がキミのこと… 管理してあげるね♡」(『すのはら荘の管理人さん』1巻)

こんなことを耳元で囁かれた亜樹は、あまりの刺激に鼻血を流しながら失神。彩香もわかっていてやった様子です。こんなにエッチなイタズラを仕掛けてくる管理人の元で、亜樹は男らしく成長できるのでしょうか?

キャラ2:なかなか男らしくなれない中学生男子【椎名亜樹】

キャラ2:なかなか男らしくなれない中学生男子【椎名亜樹】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

椎名亜樹は、東京の「棚町中学校」に通う予定のため、地元静岡から単身上京してきた少年です。女の子に見間違ってしまうような容姿のせいでからかわれながら育ったため、「男らしくなりたい」という願望が強く、たくましくなるために一人暮らしを決意しました。

ただ年齢のせいもありますが、うぶで流されやすい性格のため、彩花からは割と好き放題にいじられています。抵抗しようにも、思春期の亜樹の目はついつい彼女の巨乳に行き、ヘナヘナと脱力してしまうこともしばしばです。

タイプの違う4人の女性と一つ屋根の下、思い通りにならない暮らしに悩みながら、亜樹はどのように成長していくのか。普段の女の子っぽい姿も、ごくたまに見せる男らしい姿も可愛い亜樹に注目です。

キャラ3:子供っぽいのが悩みの生徒会長:【雪本柚子】

キャラ3:子供っぽいのが悩みの生徒会長:【雪本柚子】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

亜樹と同じ棚町中学校に通う雪本柚子(ゆきもとゆず)は、生徒会長も務める優等生。亜樹からは「会長」と呼ばれています。他人思いのしっかりものですが、亜樹にだけは少し威圧的な態度を取ります。

すのはら荘に住む他のメンバーに比べて子供っぽい容姿にコンプレックスを抱いており、135cmしかない身長を大きく見せるために、てっぺんにヒヨコがついたカチューシャを装着していますが、さらに子供っぽくなってしまっていることに本人は気づいていません。

また、すのはら荘の中では亜樹のことをきちんと男子だと認識しているただ一人の存在で、時々「男性としての意見」を求められる亜樹は嬉しそうです。さらに、気が強いけど怖い話が苦手というギャップもまた可愛いところ。亜樹とはまた違う悩みを持つ柚子の様子もチェックしてみてください。

キャラ4:クール系女子のギャップに注目!【月見里菫】

キャラ4:クール系女子のギャップに注目!【月見里菫】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

柚子を支える生徒会副会長、月見里菫(やまなしすみれ)。すらりと背が高くて大人っぽい菫は、普段はあまり感情を顔に出さないクールな女の子ですが、亜樹に対しては先輩としてアドバイスしてくれるなど、面倒見のよい一面もあります。

そんな彼女は無類の小さいもの・可愛いもの好き。気をぬくと目にハートを浮かべながら小さくて可愛いものを愛でてしまいます。生徒会副会長として柚子をサポートするのも、柚子が小さくて可愛いからだとか。

クールビューティな菫が好きなものに夢中になっている姿も、そんな自分の一面を恥ずかしがっている姿も大変可愛いものとなっています。

キャラ5:笑顔の裏ではあんな企みが…?一筋縄ではいかない女:【風見ゆり】

キャラ5:笑顔の裏ではあんな企みが…?一筋縄ではいかない女:【風見ゆり】
出典:『すのはら荘の管理人さん』1巻

最後の住人風見ゆり(かざみゆり)も、もれなく生徒会役員。いつも笑顔を絶やさず優しい空気をまとっており、管理人の彩香に近い雰囲気があります。

手先が器用で、衣装作りが趣味です。亜樹も時々「サイズが近いから」という理由で試着を頼まれますが、大抵可愛らしい服を着させられているため、亜樹は騙されているのではと疑い始めています。

さらに、笑顔の裏に企みがあるというミステリアスな部分がゆりの魅力。時々、生徒会仲間の柚子と菫のあんなことやこんなことの妄想が頭を埋めつくしているのは彼女だけの秘密です。住人たちの中(彩香を除く)では、誰よりも一枚上手なゆりの自由な様子に注目してみてください。

過度なスキンシップは厳禁です【1巻ネタバレ注意】

寒さの残る3月にすのはら荘へとやってきた亜樹。中学デビューを狙って意気込みますが、初日から管理人の彩香にお姫様抱っこされるわ、風呂で気を失っているうちに服を着させてもらうわで、男らしさからはかけ離れた新生活のスタートとなりました。

ことあるごとに巨乳を押し付けながら抱きついてくる亜樹や、いまいち自分を男扱いしてくれない住人の女子たちの間で不満と恥ずかしさに揉まれながら、亜樹はどんな生活を送っていくのでしょうか。

著者
ねこうめ
出版日
2015-06-22

男らしくなるはずが、いきなり女の子に間違われてしまった亜樹。このままではダメだと家事や掃除を進んで引き受け、頼り甲斐をアピールしようとしますが、慣れないことはうまくできず空回りしてしまいます。

そんな亜樹のために彩香がかけた言葉は、読んだ人の心に残る暖かいものとなっています。住人たちを包み込むような彩香の包容力が輝くシーンです。

すのはら荘の住人たちの性格や役割を知ることができる1巻。ぜひ手にとってみてください。

楽しくて刺激的!すのはら荘の夏【2巻ネタバレ注意】

亜樹がすのはら荘にやってきて初めての夏が到来しました。近所のお祭りに水遊びなど、楽しいイベントが目白押しです。ただ、薄着姿の彩香の前では目のやり場に困る、という新しい悩みが亜樹の頭に生まれていました。

ある日彩香はビアフェスの手伝いのお礼に、たくさんのジュースを貰って帰ってきました。皆で飲もうとビンの蓋を開けますが、亜樹は間違えてお酒の蓋を開けてしまいます。すのはら荘の住人はほとんど中学生なので彩香が代わりに飲みますが、お酒を飲んだ彼女にはある変化が……。

著者
ねこうめ
出版日
2016-07-22

お祭りに海に、夏らしいイベントが盛りだくさんで賑やかな2巻。ビアフェス帰りの彩香の衣装も大胆で魅力的です。そんな彩香はお酒を飲むと、なんと人を襲い始めてしまうようになります。今回最初の犠牲となったのは、たまたま学校から帰って着た柚子でした。

菫もゆりも彩香の魔の手にかかって動けなくなってしまったなか、ついに彩香の手は亜樹に伸びます。「こういうのは好きあってから!」「順序を踏んでから!」と一番まともなことを言う亜樹は、なぜか笑いを誘います。

亜樹はこんな形で大人の階段をひとつ登ってしまうのか、ドキドキの展開をぜひチェックしてみてください。

彩香と二人で水族館デート!亜樹は男気を見せられるのか……【3巻ネタバレ注意】

夏も過ぎ、季節はゆっくりと冬に向かって進みます。亜樹もすのはら荘での生活にすっかり親しんだ様子です。住人たちの他にも、彩香の妹の菜々(なな)などとの新しい仲間たちと出会い、生活はさらに賑やかになっていきます。

そんな亜樹はある日、福引でペアチケットを当てた彩香と一緒に水族館デートに来ていました。色とりどりの水の生き物たちの魅力にはしゃぎそうになるのをぐっと堪え、少しでも大人っぽく見えるように意識する亜樹ですが……。

著者
ねこうめ
出版日
2017-11-22

相変わらず男らしくなれない亜樹は、水族館でのデートを格好のアピール場所だと考えました。男らしさをきちんと意識する亜樹には、はしゃぐ彩香を見て微笑みを浮かべるほどの余裕があります。

しかし、ふと目に入った珍しい生き物に駆け寄ってしまう様子や、ペンギンを見て目を輝かせてしまう様子は、まだまだ子供。一生懸命背伸びをしている姿がいじらしく、余計に亜樹を可愛らしく見せてしまっています。

さらに3巻では、亜樹を静岡に連れ戻そうとする姉、椎名茉莉(しいなまつり)がすのはら荘を訪れます。亜樹を女の子らしくしてしまった張本人ともいえる茉莉に、亜樹は連れ帰られてしまうのでしょうか?結末はぜひ、3巻を読んで確かめてみてください。

いかがでしたか?とてもほのぼのとした雰囲気で、おねショタな物語を読んだことがないという方にもおすすめできます。気になる方はぜひ読んでみてください。

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