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漫画「ハンター×ハンター」十二支んメンバー一覧

更新:2020.11.30 作成:2018.1.6

「週刊少年ジャンプ」誌上での連載再開が待ち望まれる冒険漫画『HUNTER×HUNTER』。今回は暗黒大陸編でレギュラーとなった新旧十二支んについて、あらためておさらいしていきましょう。

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【子】熱き氷の眼、クラピカ

【子】熱き氷の眼、クラピカ
出典:『HUNTER×HUNTER』32巻

賞金首ハンターのクラピカ。ご存知、『HUNTER×HUNTER』のメインキャラクター4人のうちのひとりです。ヨークシン編以来の本格的な本編登場で、暗黒大陸編では実質的な主人公を務めています。

音沙汰のなかった間にノストラードファミリーで若頭にまでのぼりつめ、組長ライト=ノストラードに代わって舵取りの一切をおこなっていました。

当初からの目的、仲間の「緋の眼」奪還は着々と進行中。取り戻した眼は地下霊廟に手厚く保管しています。

レオリオの推薦とミザイストムの勧誘により、緋の眼の所有者情報と引き替えに欠員の出た十二支んメンバーに加入しました。情報班に所属。勧誘された時には反目したものの、ミザイストムとは悪人の取り締まりという信念で通じるところがあるためか、その後は円滑な関係を築いています。

念能力は、手の五指に対応した鎖の具現化と、緋の眼発動時限定の特質系能力「絶対時間(エンペラータイム)」。鎖に関しては、対象が幻影旅団に限られている中指以外は、使いやすい便利な能力です。

ただし絶対時間は体力の消耗が激しいうえに、「1秒発動するごとに1時間寿命が縮む」という強烈な制約があり、まさに諸刃の剣。作中で描写されている分だけでも彼は20年近く寿命を失っていることになります。

暗黒大陸編では、カキン帝国第14王子であるワブルの身辺警護に就任。緋の眼の大量所有者とされる第4王子ツェリードニヒとの接触を計りつつ、敵だらけのブラックホエール船内でギリギリの綱渡りを制しています。

【丑】厳正な断罪者ミザイストム

【丑】厳正な断罪者ミザイストム
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

ミザイストム=ナナは二ツ星(ダブル)ランクのクライムハンターです。正義感の強い良識ある人物で、社会的には民間警備会社を営みつつ弁護士も務めています。

十二支ん内に存在する3つの派閥のなかでは、バランスを重視する穏健保守派に所属。別名「十二支んの良心」とも呼ばれており、会長選挙編では親会長派でありながら対立陣営の脱会長派からも信頼を置かれていました。

コードネーム「丑」になぞらえて、常に牛の角が生えた帽子と牛柄の服を着ています。外見こそユーモラスですが、彼自身は寡黙で冷静沈着。クライムハンターに相応しく、犯罪臭や危険に目敏いキャラクターになっています。

念能力は具現化系と操作系の複合能力と思われる「密室裁判(クロスゲーム)」。3色のカードを相手に提示して行動を制限するものです。

青で入廷させ、黄で拘束し、赤は退席という弁護士らしい能力で、退席のみ未使用ですが、名称からするとG・I編のゲームマスター専用スペルカード「排除(エリミネイト)」に近いのではないでしょうか?

会長選挙後に空席となった十二支ん「子」の後釜に勧誘するためクラピカと接触。緋の目の情報と引き替えに彼をメンバーに引きこみました。

暗黒大陸編では情報班に所属し、ブラックホエール号内の一般客層でカキン軍とともに治安維持を担っています。

【寅】直情径行戦闘屋、カンザイ

【寅】直情径行戦闘屋、カンザイ
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

普段はボディーガードをしているトレジャーハンターのカンザイ。プロハンターとしてのランクは不明ですが、新顔を除けば十二支んは二ツ星や三ツ星(トリプル)ばかりなので、最低でも一ツ星(シングル)ではあるはずです。

血気にはやるキャラクターで、良く言えば好戦的、悪く言えば単細胞といったところでしょうか。頭脳労働は大の苦手としています。さらに一般常識にも欠けており、暗黒大陸の存在すら知りませんでした。

十二支んにおける派閥はリベラル・ノンポリ。ただ彼の場合は、政治的意思の表明として所属しているというより、単に難しいことを考えられないがゆえの自由主義というところでしょう。

コードネームは「寅」で、髪の毛も含めて全身が黄色と黒のツートンカラー。服は縦じま模様です。名前の由来は虎=阪神タイガース=関西だと予想されます。

念能力および実力は未知数。会長選挙編で彼を見たヒソカの評価が85点とのことなので、かなりの実力を秘めているようです。

その性格から、役割は最前線の実働部隊。暗黒大陸渡航では防衛班に所属し、ビヨンド=ネテロの拘束室を見張っています。本領を発揮するのは大陸到着後か、あるいは船内で不測の事態が起こった時にも活躍するのでしょうか……?

【卯】毒舌言語学者ピヨン

【卯】毒舌言語学者ピヨン
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

古文書の探索を専門にするハンターで、言語学者でもあり、幅広い語学知識から通訳もできる女性。彼女もカンザイ同様にランクは不明ですが、最低でも一ツ星だと思われます。

コードネームは「卯」で、衣装も黒とピンクのバニーガールを思わせるものを着用。ただ可愛らしい見た目に反して毒舌家で、激昂するとさらに口調が悪くなります。

語尾を伸ばして話す癖と、しょっちゅう小型情報端末をいじっていることから、さながら周囲に無関心な女子高生のようです。

十二支んにおける派閥は、改革を推進するタカ派。毒舌なこともあわせて激しい一面を感じさせます。

念能力および実力は不明ですが、古文書ハンターということから、センリツのような言葉や音に関した放出系か操作系能力者かもしれません。

暗黒大陸渡航では情報班に所属。乗船者の確認と分析を担当しています。自身の力を活かして古代文字の解析ソフトを組みあげていて、到着後は大陸文明の解明に貢献することでしょう。

後方支援がメインになるはずですが、ヒソカによる評価は77点ということなので戦闘能力も侮れません。

【辰】最古参の威厳、ボトバイ

【辰】最古参の威厳、ボトバイ
出典:『HUNTER×HUNTER』32巻

三ツ星の称号を持つテロリストハンター、ボトバイ=ギガンテ。検事であり、軍事アナリストでもある大柄な老人です。あまり目立った活動はありませんが、職業と厳めしい外見などから厳格な人物であることがうかがえます。

十二支ん最年長にして最古参の御意見番で、所属派閥はバランス重視の穏健保守派。弁護士であるミザイストムとは比較的近い性向なのではないでしょうか。

コードネームは「辰」で、炎のような赤い服を着ています。他の十二支んと違い、あまりコードネームを想起させる見た目ではありません。特徴的な髭と逆立つ2束の髪が、竜の髭と角に見えなくもないですが……。

念能力と実力はともに未知数ですが、会長選挙で「名実ともに最も会長に近い男」と評されていたことから、現十二支んで最強なのかもしれません。現に、彼のハンターランクである三ツ星は世界に10人といないといわれています。

ブラックホエール号に乗船してからは、一般客層で裁判所を取り仕切っているようです。

【巳】毒か薬か。「蛇」知の女、ゲル

【巳】毒か薬か。「蛇」知の女、ゲル
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

ポイズンハンターのゲルは、検死官かつ薬剤師の女性です。

コードネームは「巳」で、爬虫類を彷彿とさせる縦長の瞳孔と、すらりとした体型をしています。これまでのところ目立った活躍はありませんが、十二支ん内での派閥がリベラル・ノンポリであることを考えると、中立的な思慮深いキャラクターなのでしょう。

実力は未知数ながら、念能力の片鱗として腕を蛇に変化させるシーンが描かれているのでおそらくは具現化系。さらにポイズンハンターであるため、各種の毒を具現化させた蛇に付与できるのではないでしょうか。薬剤師という職業から、薬の生成や解毒などもできるかもしれません。

暗黒大陸渡航では科学班に所属。会長選挙でも登場して、ウイルスハンターのサンビカ=ノートンとともに防疫対策に当たっています。

暗黒大陸は未知の土地なので、どんな病原体が潜んでいるかわかりません。彼女の存在は今後も縁の下の力持ちになるでしょう。

【午】頼れる相談役サッチョウ

【午】頼れる相談役サッチョウ
出典:『HUNTER×HUNTER』33巻

二ツ星のお悩みハンター、サッチョウ=コバヤカワは、探偵と便利屋稼業を営んでいいる男性です。お悩みハンターというのは謎ですが、どんな難題でも解決できる何でも屋のようなものでしょう。十二支ん内でも相談役になっていて、所属する派閥はリベラル・ノンポリと中立です。

コードネームは「午」。面長がかなり馬っぽく、また長い髪の毛はたてがみのように見えます。

念能力は不明ですが、刀を2本携えているので、何かそれに関係する能力かも知れません。二ツ星のため相当の使い手であると予想できます。

ブラックホエール号ではカンザイ、サイユウとともに拘束中のビヨンドを監視。また情報班の一員としてミザイストム、ピヨン、クラピカらとも連携しています。

彼に関して危惧していることは、その名前です。「薩長同盟」や「小早川秀秋」を連想することができ、いずれハンター協会側を裏切ることになってしまうのではないかと考えられます。そうなると、情報班を通じて攪乱がおこなわれ、クラピカが危機に陥るかもしれません。

ただし、裏切りという行為はお悩みハンターという人柄からは連想しにくいのも事実です。今後の動向に注目ですね。

【未】温厚なる巨漢ギンタ

【未】温厚なる巨漢ギンタ
出典:『HUNTER×HUNTER』33巻

自然保護をおこなうレンジャーにして、密漁ハンターのギンタ。アフロヘアの大柄な男性です。コードネームは「未」で、羊の角や羊毛らしき洋服を纏っています。

ミザイストムらと同じ穏健派。しかし十二支んのなかでも特にネテロ会長を慕っていて、会長選挙でネテロを愚弄するパリストンに対し激昂する姿が見られました。ただ本来は「気が優しくて力持ち」を地でいく羊らしい人柄なのではないでしょうか。

能力と実力は不明。巨漢で大食いにもかかわらず素早い動きを見せたことがあり、またバリバリの実働要員であるカンザイを一瞬で制止したことから、瞬間移動もしくは高速移動の能力をもっているのかもしれません。

いずれにせよ、ヒソカが90点という高評価をしているので、かなりの実力者であることに間違いはないでしょう。

暗黒大陸の調査では生物班を担当。レンジャーの経験を活かして大陸の動物に対処していくのだとおもわれます。

【申】毒突く逆心の三猿、サイユウ

【申】毒突く逆心の三猿、サイユウ
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

賞金首ハンターの格闘家、サイユウ。人を食ったような、小馬鹿にするような言動が目立つ男です。十二支んにおける所属派閥は改革推進のタカ派。

コードネームは「申」で、猿というよりは『西遊記』の孫悟空を思わせる恰好をしており、金剛圏のような輪っかと如意棒を所持しています。

ハンターランクは不明ですが、念能力は明かされていて、視覚、聴覚、言語を奪う3匹の念獣を具現化する能力です。いわゆる「見ざる、言わざる、聞かざる」がモチーフ。奇襲で攻撃が成功すれば、どれが発動しても優位に立てる強力なものだといえるでしょう。

暗黒大陸渡航では防衛班に所属。ブラックホエール号ではカンザイ、サッチョウらとともにビヨンドの監視をおこなっています。

またクラピカの調査によって、ビヨンド側に通じる裏切り者であることが判明しました。そこで気になってくるのが彼の能力についてです。彼は自ら念獣の効果を語っていますが、果たしてスパイが切り札になる能力の全貌を明かすでしょうか。真っ赤な嘘ではないにしても、真の能力を隠しているのではないでしょうか。

【酉】羽ばたくかしまし舞踊、クルック

【酉】羽ばたくかしまし舞踊、クルック
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

音楽家でダンサーのプラントハンター、クルック。十二支んのなかでは1番小柄で、もっとも露出度の高い恰好をしている女性です。美女ですが、性格はかなり短気な様子。可愛らしい小鳥ではなく、激しい気性の猛禽類といったところでしょうか。

コードネームは「酉」で、オウム返しのように短い単語を3回1セットで叫ぶのが癖のようです。派閥ももちろんタカ派。

ランクおよび実力のほどは定かではありませんが、大量の鳩を操ってハンター協会の全会員に投票用紙を送付するという難行をやってみせました。おそらく操作系能力者だと予想されます。

対象が鳩という小型生物だった点を考慮しても、モラウや他の操作系能力者と比べて圧倒的な数と距離の操作ができるため、恐るべき力だといえるでしょう。

暗黒大陸への渡航では生物班を担当。主に上陸後の情報収集と、植物の採集が仕事です。大陸には練金植物メタリオンや、五大厄災のひとつである植物兵器「ブリオン」などがあるため、きっとプラントハンターである彼女が活躍することでしょう。

【戌】智慧と秩序の番人チードル

【戌】智慧と秩序の番人チードル
出典:『HUNTER×HUNTER』31巻

医師であり法律学者でもある難病ハンター、チードル=ヨークシャー。ランクは三ツ星で、ハンター協会現体制の会長を務める女性です。「十二支んの頭脳」と評されるほど頭脳明晰。事務能力や統率にも優れた人物ですが、その一方で型にはまったマニュアル人間でもあり、応用力には欠けるようです。

バランス重視の穏健保守派に所属しています。

会話の対象を矢印「→」で示す独特な話し方をしますが、理路整然としているのは冷静な時だけで、取り乱すとキャラ付けを忘れるというポンコツな面も。

コードネームは「戌」で、その性質からか会長選挙編ではネテロ会長に心酔する「親会長派の急先鋒」とされていました。名前はチワワとプードルとヨークシャーテリアからきているのでしょうか。十二支んはコードネームにあわせて、容姿だけでなく名前も変えた者がいると示唆されています。彼女が本名とは思えないので、おそらく改名したと考えるのが妥当でしょう。

ちなみに、耳、鼻、口も犬のような形に変化しています。

念能力については不明ですが、パリストンによると戦闘力は高くないとのことなので、調査などの後方支援が得意なのではないでしょうか。犬のイメージにもぴったりです。ただ希少な三ツ星ハンターなため、必要とされる場面では絶大な力を発揮するはずです。

暗黒大陸への渡航では科学班に所属。万全の体勢を整えるため、調査隊のメディカルケアを専門とする精鋭医療チームを編成しました。ブラックホエール号では一般客層の医務室に詰めています。

会長選挙で見せたレオリオの器を見込み、空席の十二支んに推薦したのが彼女です。信頼できる医療スタッフとしても重宝しているのではないでしょうか。

【亥】未完の大器、レオリオ

【亥】未完の大器、レオリオ
出典:『HUNTER×HUNTER』31巻

ハンターとしてはまだまだルーキーのレオリオ=パラディナイト。ご存知、『HUNTER×HUNTER』の主要キャラ4人のうちのひとりです。現在は医大生ですが、留学の形で暗黒大陸の調査に参加しています。

能力は放出系。遠隔攻撃から周辺調査といったサポートまで、多彩に転用できる便利な能力です。医者志望ということから、能力で急所を突いたり救助活動に活かしたりとさまざまな可能性が考えられ、ジン=フリークスをはじめとする多くの実力者が評価しているのも納得できます。

念能力を独学で修めていて、実力は未知数。十二支んはおろか同期のクラピカと比べても経験不足感は否めません。

そんな彼が十二支ん入りできたのは、ひとえに会長選挙編で示した強烈な存在感にあります。

レオリオの最大の武器は、なんといってもコミュニケーション能力。友達のために自分のことのように怒り、はるかに格上のハンターであるジンに対しても臆することなく一撃をお見舞いしました。人望の高さ、徳の篤さが最大の武器でしょう。

選挙以後ハンター協会内での人気は絶大で、彼が十二支ん入りしたことで暗黒大陸に必要な人材を集めやすくなったようです。このあたりはレオリオを推薦したチードルの先見の明が垣間見えるエピソードでもあります。

科学班に所属していて、ブラックホエール号内ではチードルの医療チームをサポートしています。ハンターとしても医師としてもまだまだ半人前なので、ぜひ彼女の元で実力を付けてもらいたいものです。

番外:元【子】底知れぬ不逞の策士パリストン

番外:元【子】底知れぬ不逞の策士パリストン
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

専門や職業が一切不明の謎多きハンター、パリストン=ヒル。ハンター協会の元副会長にして、暗黒大陸探検隊のビヨンドに次ぐ元ナンバー2です。

笑顔を絶やさない好青年風の男性ですが、性根は狡猾な野心家で、ネテロ会長のシンパが多い十二支んのなかで唯一敵対していました。

コードネームは「子」。狡賢いところはありますが、特にネズミを連想させるようなキャラクター付けはありません。

あえて最も苦手な者を側近、それも副官に添えていたネテロ。懐が大きいというか、悪戯が過ぎるというか。生前からパリストンはネテロに妨害工作を仕掛けており、キメラ=アント編の苦境も彼の手によるもの。

反ネテロの活動は、パリストンにとってネテロを相手取った遊びだったようです。一方、あえてもっとも苦手な者を側近に添えていたネテロは、懐が大きいというか悪戯が過ぎるというか……キメラ=アント編の苦境も彼の手によるものでした。

ネテロの死後は、会長選挙をネテロに対する最後の遊びとして散々引っかき回し、当選してから会長職を辞退。最後の最後で、彼もまたネテロを慕っていたということがうかがえました。

念能力は不明。他の十二支んと違って専門も明かされていないため、どんな能力でどれほどの実力かを予想することが困難です。ただ三ツ星ハンターなのでかなりの実力者なのは間違いないはず。

十二支んを脱退後は、どういう思惑かビヨンド=ネテロに就きます。ジンが警戒しているだけあって、今後の物語を左右する重要人物になっていくでしょう。

番外:元【亥】気まぐれなトリックスター、ジン

番外:元【亥】気まぐれなトリックスター、ジン
出典:『HUNTER×HUNTER』30巻

二ツ星の称号を持ち、「最高のハンター」との呼び声も高い遺跡ハンターのジン=フリークス。言わずもがな主人公ゴンの父親で、ネテロ会長時代の十二支んのひとりです。

興味を持ったあらゆることに首を突っ込む自由人で、歴史的な偉業をいくつも打ち立て、多くの人間に影響を与え慕われています。一方で、その奔放な生き方のために同じくらい多くの者から反感を買ってもいるのです。

難業の達成よりも過程と人の繋がりを重視する気まぐれな人間で、ハンターとしては最高峰の三ツ星でもおかしくないのですが、申請が面倒というだけで二ツ星のまま。作中随一の変人だといえるでしょう。

コードネームは「亥」ですが、イノシシにちなんだ姿にはなっていません。またどの派閥にも属しておらず、良く言えば自由、悪く言えば身勝手……なまじ頭がいいだけに、カンザイよりもタチが悪いと思われていたかもしれません。

奇妙なカリスマの持ち主で、会長選挙ではレオリオに殴られたことで拍手喝采が巻き起こりました。ジンに対してどれだけ鬱憤があっても、絶対に敵わないという意味で認められていたのでしょう。

念能力の詳細は不明です。ただ、かつてネテロ会長からは念使いとして五本の指に入ると言われたり、1度見ただけのレオリオの能力をコピーして応用したりするなど、ずば抜けたセンスの使い手であることがうかがえます。

前々から暗黒大陸に焦点を合わせていたジンは、カキン帝国の暗黒大陸探険の宣言を知り、自ら進んで参加を表明しました。ビヨンドからすでに指名されて働いていたパリストンを押しのけ、新たにナンバー2の座に着きます。

現在物語はクラピカの動向を中心に進んでいるので、ジンがどのようにしているかは定かではありません。何かあるとすれば、スパイのサイユウがビヨンドに何か働きかけた時、でしょうか?

いかがでしたか?総勢14人の魅力溢れるバラエティ豊かなキャラクターを紹介しました。惜しむらくは、彼らの活躍が短期間に、それも途切れ途切れに語られることでしょうか。できるだけ早く、そして叶うなら長く続いてほしいものです。