「スライム倒して300年」はブラック企業で過労死したヒロイン・アズサが、異世界に転生してのんびりライフをエンジョイしちゃう癒し系ファンタジーです。アズサを慕う弟子や子供たちが、ほんのり百合香るほんわかアットホームコメディーを繰り広げます!
『スライム倒して300年』は森田季節のファンタジー小説が原作の2016年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載、2017年からはGAノベルで書籍化され、シリーズ累計100万部突破しています。また、テレビアニメ化も決定しています。
・ほのぼの日常系ストーリー
異世界転生系の作品のためバトルシーンなどファンタジー要素は多くあり、魔王サイドのキャラとのバトルシーンのときはなぜか緊張感がなく優しい絵のタッチのせいかほんわかとした気持ちになります。
・登場キャラ達の可愛さ
ストーリーが進むごとに主人公の周りに登場するドラゴンやスライム、エルフといったキャラクターたちはどの子も可愛く描かれていてほんわかとした世界観と絵柄がとてもよくあっています。
ほのぼのとした優しいファンタジーストーリーに可愛いキャラクター達の数々、百合要素も満載です!
漫画『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』では、現代の日本で過労死した辛い過去を持つアズサが、異世界でユルく楽しく自分らしく第2の人生を歩み直す姿が描かれています。
ラノベ版の著者は「物理的に孤立している俺の高校生活」ほか多数のヒット作品を持つ森田季節、キャラクター原案は人気イラストレーターの紅緒が担当。コミック版を手掛けるシバユウスケは「学園塔に魔女はオドる」などの代表作が人気で、やわらかな絵柄を得意とする漫画家です。
- 著者
- 森田季節
- 出版日
- 2018-01-12
表紙でほほ笑むのは、スーパー転生で不老不死チートをゲットしたヒロインのアズサ。ヒザの上で抱いているスライムをやっつけて日銭と経験値を稼いでアズサは、とんでもなく強い力を手にしてしまったことに気づいて大慌てすることに。水色のぷにぷにスライムが中盤で思いもよらない姿で再登場するのも、見逃せないポイントのひとつです。
働き過ぎで過労死したヒロインの相沢梓は、不思議な天使の同情で不老不死のチートを授かって異世界に転生します。梓は「アズサ・アイザワ」と名乗り、生活のために必要な分だけスライムをポコポコ倒し続けて300年、何とMAXレベル99の魔女に進化していました!
ひとり悠々自適ライフを楽しみたいアズサは、世界最強の力を隠し通そうとしますが、噂はあっという間に広まって冒険者やドラゴンが腕試しにワラワラ集まってくることに。
実はひとり暮らしにちょっと飽きはじめていたアズサは、少女姿に変身できるドラゴンのライカや、不思議なスライムの精霊たちと出会って心境が変化。アズサは彼女たちを家に迎えて、相変わらずのユルさはキープしながらも、にぎやかなファミリーライフをスタートさせます。
- 著者
- 森田 季節
- 出版日
- 2017-01-13
ラノベ版で描かれたアズサと家族のユルすぎる魅力が、コミック版ではさらにパワーアップ!ヒロイン・アズサを始めとする主要キャラたちは、くるくる変わる感情や表情がより豊かに描かれ、顔も体も程よい健康的なプニプニ感がたまりません。過度なお色気はまったくありませんが、ちょっと短めだったりするスカートや、キャラと状況によってはなだらかなボディラインが堪能できるシーンも多数。
風景やバトルシーンでものんびりとした牧歌的な雰囲気が広がっていて、このユルい空気感やわかりやすい視覚効果などはやはりコミックだからこそダイナミックに伝わる表現です。さらに漫画家・シバユウスケの描く優しくやわらかなタッチが、圧倒的な癒しパワーを倍増させています。
序盤は魔女アズサのレベル1ライフからスタート。転生時に色々サービスしてくれた天使の趣味で、いきなり17歳ぐらいの美少女として爆誕したアズサは、顔もスタイルもバツグンの可愛さ。桜の花びらのようなとんがり帽子に、ひらりと舞うミニスカ、胸元は控えめながらもチラリズム感ある絶妙な肌見せという魔女っ子スタイルもバッチリ決まっています。
アズサの冒険はスライムをポカスカやっつけてお金を稼ぐことぐらいでしたが、健気でピュアなドラゴン少女・ライカの登場でバトル・おうち建設・村人たちとはしゃぐといった交流が広がっていきます。
キレイ系美人でサバサバしているアズサに対して、ライカは性格も顔も可愛い系。ドラゴンとして登場した時はけっこうイカツイ系だったライカですが、少女姿のライカはアズサを慕って役に立とうと張り切る頑張り屋さんです。アズサに褒められて照れるライカの笑顔、その笑顔を見て微笑むアズサという関係性が最高にキュートです!
アズサたちが暮らす高原の家や近所の村は、村人たちがのほほんと暮らし、旅人たちが立ち寄るような典型的なRPGの平和な村。ハイネックに巨乳がまぶしいギルドのお姉さん、なんだかいつもノリノリな村人たちといった脇キャラも生き生きと描かれています。
世界最強の魔女になったアズサは、ドラゴン少女のライカを弟子として迎えますが、過重労働を認めずゆったりした生活をエンジョイさせます。そんな優しいアズサにライカはますますベッタリなつき、いつも美味しい料理を作ってアズサを出迎えるように。2人が力をちょっとした肩慣らしやチャレンジ精神で大型の魔法陣を描くと、村人は歓喜の大フィーバー。マイペースを保ちながらも、最高位の魔女として活躍してしまう姿が痛快です。
さらに、そんなアズサとライカの前に不思議なスライムの精霊シスターズ、シャルシャとファルファが登場。なんと2人は、アズサがポカスカ倒してきたスライムたちの怨念が積もりに積もって爆誕してしまったというのです。スライムたちの怨念を背負ったファルファがアズサに復習のバトルで挑むというハプニングもありましたが、アズサはこの2人の精霊姉妹も家に迎えて一緒に暮らし始めます。
アズサのビジュアルは高校生ぐらいで、ライカは中学生ぐらい、シャルシャとファルファは小学生ぐらい。甘えん坊のシャルシャは「ママ」、ツンデレさんなファルファは「か、母さん……」とアズサを呼び、アズサをメロメロにしてしまいます。家族団らんモードでくつろぐ4人の笑顔が、心をポッカポカに温めてくれます。
- 著者
- 森田季節
- 出版日
- 2018-01-12
今のところ主要キャラがカワイイ女子だらけの「スライム倒して300年」。女子がキャッキャと絡む百合っぽさも、ユル~くほんのり漂う微笑ましい系の微百合モードです。キャラ同士がお互いに萌え~♪と顔をほころばせるようなハンナリ感が軽やかに堪能できます。
一番よく絡むのは何といってもアズサとライカ。アズサファミリーの中ではオトナ組なうえに、ライカが完全にアズサに心酔しているので、見ているこっちも照れてしまうようなリスペクト、ラブラブモードが炸裂します。
年少組のシャルシャとファルファは、アズサ=ママ、ライカ=お姉ちゃんといった関係ですが、姉妹同士が仲良く寄り添うようにくっついている姿がとてもキュートです。そして増えていく家族を見守るアズサは、ひとりの時には見せなかったようなデレデレ顔を連発。とろけるような極上の萌えスマイルが輝いています!
「スライム倒して300年」は、可愛い女子キャラたちがキャッキャと戯れている魔法ファンタジー系・ホームコメディ日常派です。過労死の痛みを知るヒロイン・アズサが、ユル~い生活を守る為に尽力する姿こそ、この現代に必要とされているスローライフスキルなのかもしれません。
ページを開くと春の日の縁側のような陽だまり感や、なじみの喫茶店にでも来たようなアットホーム感に包まれます。疲れてちょっと現実逃避したい時にも、これから頑張りたい時の景気づけにも、いつでも癒しパワーをMAXレベルで充電してくれるオススメの作品です。
1巻のラストでは次なる新キャラ登場のフラグが盛大に立って、今後のストーリー展開もますます盛り上がりそうな予感。さらにラノベ原作では特典で超人気声優の悠木碧がアズサ役を演じるドラマCD化も実現!さらなるメディア展開も期待できるほど勢いのある「スライム倒して300年」から目が離せません!