女子高生たちによるアツくてちょっとエッチなサッカー漫画『マイぼーる』。可愛い女の子とスポ根のおいしいところを味わえる作品です。この記事では主要なキャラクターの魅力と最新12巻の見どころをご紹介していきます。スマホの漫画アプリで無料で読むことができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
可愛くて個性的な女の子たちが、ちょっとエッチに、だけどアツく真剣にサッカーをする本作。2012年より「ヤングアニマル」で連載を開始しました。
登場する女の子は、キス魔だったり、ボールが体に当たると快感を覚えるマゾだったりと、ちょっと変わった人物ばかり。それでも読者の心を震わせるドラマをくり広げるのです。汗だくになった姿も目を引き、青春スポーツ漫画としても楽しめますよ。
今回は、そんな本作の主要なキャラクターの魅力と最新12巻の見どころをご紹介していきます。
- 著者
- いのうえ空
- 出版日
- 2013-01-29
雉山北高等学校に通う宮野舞(みやのまい)は、妄想癖のあるちょっと変わった女の子。幼馴染でサッカーバカの蓮賀国光(はすがくにみつ)に淡い恋心を抱いていました。
ある日彼女の前に、文武両道の万能美女、舶来レイカ(はくらいれいか)が現れます。彼女もまた国光に恋心を抱き、彼をコーチにして高校にサッカー部を発足させようとしていたのです。
思わぬライバルの登場にうろたえる舞でしたが、レイカからその才能を見出され、自身も入部することに……。
はたして恋の行方とサッカー部の行方はどうなっていくのでしょうか。
本作の主人公、宮野舞は、妄想の激しい女の子。とくに好意を抱いている国光のこととなると、妄想が過激になってしまい、かなりエッチできわどいことを考えてしまいます。
また極度のあがり症でもあり、衆目に晒されてしまうと途端に体が動かなくなるという弱点が。そのため幼少期から緊張をほぐすためのおまじないとして、国光と内緒でキスをする習慣がありました。
幼いころから国光のサッカーの練習相手をしているうちに、いつしか彼譲りの技術が身についています。しかし物語の序盤では、彼女はサッカー自体には興味がない模様。レイカからも軽蔑されていましたが、国光から一緒にやってほしいと頼まれ、彼のためにサッカー部に入部することになりました。
ただ彼女、妄想に任せて本人も覚えていないようなプレイをするため、ほかのメンバーと連携をとることができません。しかしその想像力はサッカーに必要な優れた才能でもあり、練習を重ね経験を積むうちに、しだいに持ち前のセンスと技術を駆使するプレイヤーになっていくのです。
彼女の成長が本作の魅力のひとつです。一挙手一投足に注目してくださいね。
雉山北高校の男子サッカー部のエースとして活躍しつつ、女子サッカー部ではコーチを務める蓮賀国光。その技術はかなりのもので、他の選手の追随を許しません。
コーチとして指導をすることで、チーム全体の動きを意識するようにもなり、新たな強みも手に入れています。
また、女子部員たちにとっては精神的な支柱でもあります。普段は完璧な振る舞いをして、絶対的な自信を持っているレイカも、彼の前では女の子らしい弱さを見せることが多々あるのです。
幼馴染の舞とは強い絆で結ばれていて、とくに彼女の緊張を解きほぐすためにキスをするなど、通常では考えられないような関係であることがわかるでしょう。
今後は舞以外の部員とどのように接していくのかにも注目ですね。
雉山北高校で女子サッカー部部長を務める舶来レイカ。舶来グループの令嬢で、典型的なお嬢様の性格をしています。ただこれまでどんなスポーツでも結果を出し、勉強もできるため、上っ面だけではない実力者なのです。
ある日国光がサッカーをする姿を見て一目惚れをし、彼がいる男子サッカー部のマネージャーになろうとするも叶いませんでした。そこで自ら女子サッカー部を発足させ、国光をコーチとして招くというかなりの行動力を持っています。
彼女自身はサッカーの経験は無いものの、持ち前の才能でエースの地位を確立。精神的にもタフで、部長として信頼を寄せられています。
強くて完璧な女の子ですが、国光の前になるとつい乙女な要素が出てしまい、そのギャップが可愛くてたまりません。舞にとっては最強のライバルなので、チームの行方とともに恋の勝負がどのように決着するのかも注目です。
国光をコーチに迎え、どたばたながらも始動した女子サッカー部。数々の苦難を乗り越え、地区大会の予選を勝ち抜きました。
準決勝へと駒を進めます。
- 著者
- いのうえ空
- 出版日
- 2017-09-29
準決勝の相手である九琉院高校は、ひときわラフプレイに定評のあるチームです。雉山北のメンバーは徐々に体力を消耗し、前半で2点を奪われる大ピンチ。
そんななか、ベンチスタートだった部長のレイカが投入。さらに国光が舞へ激励を送り、チームが活気づきます。
見どころは、メンバーでもっとも小柄なMFの柿葉千鳥(かきはちどり)の活躍っぷりでしょう。相手選手とまともにぶつかる体格を持ちあわせていないため、フェイント技術を駆使して果敢に攻めたてていくのです。
しかし体力も底をつき、いよいよ限界が近くなってきました。もうダメかと思ったとき千鳥が倒れてしまい……ここからチームは起死回生のチャンスを得るのです。
小さな体で懸命に戦いに挑む姿は必見です!