『海の御先』の魅力を最終回までネタバレ!癒しの島でのハーレム漫画が無料!

更新:2021.11.17

「御先の巫女」として生きる少女達と、「龍神の生まれ変わり」の少年が出会うことで始まる物語。伝説になぞらえた習わしが残るこの島で、彼らを待ち受ける運命とは? 南の島を訪れた少年が、3人の美少女とくり広げる恋愛ハーレム漫画。それが本作『海の御先』です。少年と少女が織り成す胸キュンな恋愛展開と、ちょっとエッチなサービス描写がふんだんに盛り込まれた作品。今回はそんな本作の魅力を、最後までご紹介しましょう。 スマホアプリからは無料で読めるで、ご興味がる方は、ぜひご利用ください。

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『海の御先』が面白い!無料で読める!【あらすじ】

 

東京から離れた南海の孤島「奥津島」。そこに訪れた少年・後藤凪(ごとう なぎ)は、明るく可憐な少女・鳴海雫(なるみ しずく)に出会います。

その島には「龍神伝説」と呼ばれる古くから伝わる伝説があり、それになぞらえた習わしが未だに続いているのでした。

そして、雫はその伝説のなかで「龍神」に仕える巫女神とされる「御先の巫女」であり、本来は気安く関わってはならない存在だったのです。

 

著者
文月 晃
出版日
2007-09-28

 

そんなことは知らずに島を訪れた凪は、他の2人の巫女である南雲火凛御剣そよぎとも知り合う事になります。しかし、なんとその後、彼自身がその龍神であった事を知ることになるのです。

果たして、凪と巫女3人による島での生活は、どのような波乱を生む事になるのでしょうか。
 

ちなみに、本作に登場する龍神の伝説のようなものが残る島は実在していて、本作でも描かれている美しい島の風景と同じような景観が残っています。

 

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作品の見所:3人の巫女さんから選ぶハーレム展開!ヒロインが可愛すぎ!

 

先述のとおり、本作は龍神としての宿命を背負った少年・凪が、3人の巫女である雫、火凛、そよぎから1人を選ぶために、巫女達と島で生活をするというのが主だったストーリーとなっています。

著者
文月 晃
出版日
2008-12-24

 

複数のヒロインのなかから選ぶとなると、ヒロイン同士での関係はさぞかしギスギスしたものになるのではないかという印象を受けるかもしれません。

しかし、本作はその点についての心配はなく、巫女達はいずれも凪と自分たちの使命を理解しているため、彼との関係の進展による過度な嫉妬や諍いといったものは起こりません。そのため、本作はハーレム展開としてのイチャラブ要素がしっかりと活きる形になっています。

さらに素直にヒロイン達の個性と魅力を感じる事が出来、よりハーレム漫画としての満足度が高い作品となっているのです。どのヒロインも実に可愛らしい魅力を持っているため、恋愛によるギスギスを過度に気にせずに物語に集中できるのは、嬉しい要素といえるでしょう。

出典:『海の御先』4巻

また3人の巫女以外にも、本作には何人かサブヒロインとしての立ち位置にいるキャラクター達も存在します。

火凛の妹である凛音(りんね)や、奥津島高校の教師である如月珠江(きさらぎ たまえ)といった序盤から登場するメンバーに加え、珠江の友人である大女優・里美恵子(さとみ けいこ)といったトラブルメーカー要員までさまざま。

出典:『海の御先』2巻

ちょっとした事件を引き起こす人物から、実は物語上重要な鍵を握っている人物まで、3人のヒロイン以外にも個性豊かなキャラクターが揃っています。ぜひ、その魅力を堪能してください。

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作品の見所:田舎、海の描写が秀逸!癒される雰囲気

作品の見所:田舎、海の描写が秀逸!癒される雰囲気
出典:『海の御先』1巻

 

本作に登場する奥津島ですが、実に自然豊かで美しい景観が随所で描かれています。

特に島は海に囲まれているのですが、その海の周囲が描かれているシーンなどは美麗な背景に胸が躍ることでしょう。

それ以外にも、本作は島の暮らしを演出する田舎っぽい生活の描写が多くあります。買い物に出かけるのに船が必要であったり、学校の生徒数がとても少なかったりなど、田舎らしさを感じさせる要素が散りばめられているのです。

不便ながらも、のどかな生活といった空気がしっかりと感じられ、読者を和ませてくれます。

 

作品の見所:キャラたちの葛藤や嫉妬などの心理描写に引き込まれる!

 

キャラ達の過度な嫉妬によるギスギスした展開はあまりないとお伝えしましたが、それでもやはりヒロイン達も年頃の女の子。凪に対する嫉妬心が、まったく生まれないわけではありません。

他の巫女と凪が先にキスをしてしまったという話を聞けば、自分もすぐにキスをしたいと素直に考え、競うようにキスをします。島に突如やってきた大女優が彼とイチャつけば、3人の巫女が揃って嫉妬し、彼から引き離せないかと考えるのです。

彼女達は巫女としての使命を帯びているために、凪が誰を選ぶかについては、それを拒む事が出来ません。

本作はそんな使命と、彼女達の年頃の乙女としての心情によって生まれる葛藤が、実に愉快で楽しい作品といえるでしょう。

 

作品の見所:クライマックスに向けてのセクシーな展開!

 

凪と3人の巫女達によるハーレム展開が魅力である本作ですが、終盤になればなるほど、彼らの関係もどんどん進展していきます。

年頃の少年少女ですから、当然関係が進展すれば、その付き合い方もより密接なものになっていくのです。そのため作品もクライマックスに近付けば近付くほど、肉体的な接触も増えていきます。

キャラクターとして魅力的なヒロイン達のちょっとエッチなシーンは、実に読んでいて楽しく、ドキドキせずにはいられません。

ハーレム作品としては欠かせないセクシー描写は本作においてもしっかりと演出されているので、ぜひとも実際に読んで確認して頂きたいと思います。

 

作品の見所:普通の少女・少年として再び出会う4人。選ばれるのは……?【最終回ネタバレ注意】

 

さて、そんな本作の最終回についてですが……ここでは最終巻におけるメインストーリーのラストという意味での最終回についてを中心に、ご紹介しましょう。

龍神である凪が、3人の巫女のなかから誰を選ぶのかといった部分が問われる展開。そんななか雫は、昇竜祭という祭りで他の巫女2人と凪を眠らせ、自分だけ崖から身を投げて命を絶とうとするのです。

凪は身を呈して、彼女を救おうとします。そして絶体絶命の事態に直面しつつも、なんとか雫を救い出すのでした。それを機に、2人は龍神と巫女という使命から解放され、普通の少年少女として生活していく事になるのでした。

ただ、それでも凪には誰を選ぶかという課題が残っています。そんな彼の出した決断は……これについては、皆さま自身の目でご確認ください。

 

著者
文月 晃
出版日
2014-05-29

 

この結末を読んだ時の感想はさまざまかもしれませんが、ハーレムもの作品の結末としては、すべてのヒロインを尊重したオチになっているといえるでしょう。そして、今後も4人の関係はずっと続いていくのだという安心感を得られる内容だといえるのではないでしょうか。

ちなみに、龍神としての使命についての話が終わった後のストーリーについても描かれていて、各ヒロインとの個別エピソードもあります。最終回のあとも、まだまだ楽しみどころ満載の内容です。

 

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