緑谷出久の魅力7選!『僕のヒーローアカデミア』デクのかっこいい名言、個性

更新:2020.12.15

本作は「週刊少年ジャンプ」で連載されている、堀越耕平の作品。超人社会でヒーローを目指す少年少女の成長と青春、そして裏側で暗躍する敵・ヴィランとの戦いが熱い王道少年漫画です。 「個性」がないうえに、弱虫で泣き虫。でも、心の優しさは人一倍の主人公・デクこと緑谷出久。そんな彼がもがきながら成長し、やがてヒーローとしての強さを手に入れていくのです。そんな彼について、その魅力や名言をご紹介していきましょう!

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緑谷出久がかっこいい!身長・誕生日・年齢・声優などを紹介!【「ヒロアカ」デク】

 

デクこと、本名・緑谷出久(みどりや いずく)は『僕のヒーローアカデミア』(以下、「ヒロアカ」)の主人公です。

「ヒロアカ」は、世界総人口の約8割が「個性」という特殊能力を持つようになった世界の物語。社会秩序を守るヒーローが職業として描かれます。主人公を含めた少年少女が、そんなプロのヒーローを目指して雄英高校に入学し、悪の敵・ヴィランと対峙していくのです。

 

著者
堀越 耕平
出版日
2014-11-04

 

デクの誕生日は7月15日、年齢は当初15歳で、身長166cm。野暮ったい髪型と、そばかすが特徴です。小心者ですが、根は正義感の強いお人好し。両親ともに健在(父親は単身赴任中)で、小市民的に暮らす一般家庭の、普通の子供でした。

ヒーロー名は「デク」。彼は本来、絶対にヒーローになることの出来ない「個性」を持たない少年でした。しかし、あるきっかけから作中最強クラスの個性「ワン・フォー・オール」を譲り受けます。無理だ、駄目だと思われつつも夢を諦めない彼の姿勢は、本作のテーマとしても読み取れるでしょう。

序盤は情けなさの目立つキャラでしたが、さまざまな経験を経てかっこいい姿で活躍することが増えていくのです。

コスチュームは当初、彼がノートに描き溜めていた衣装デザインを元にした母親お手製のものでした。それをベースとして、現在のヒーロースーツには、手袋型サポーターやアイアンソールなどの改良が加えられています。

No1ヒーローであるオールマイトに憧れており、彼の「画風が違う」顔をものまねするのが特技。

アニメ版の声優は、山下大輝です。

 

緑谷出久の魅力1:無個性でヒーローオタクなデクの過去とは?

 

超人社会において、秩序を乱すヴィランと戦うプロヒーローは多くの人の希望であり、子供の憧れの的。幼少期のデクもご多分に漏れず、ヒーローに夢中でした。そのなかでも特に、どんな強敵も困難もはね除け、被害者を安心させるかっこいいNo1ヒーロー・オールマイトに憧れたのです。

ところがデクは、ヒーローにとって必須といえる個性を持たない、この時代には珍しい無個性の男の子でした。人一倍憧れるヒーローに、絶対になれない。その絶望感は計り知れません。

それでも彼は諦めきれず、独自にヒーロー1人1人を分析し、詳細なメモを作っていきます。客観的にはかなりマニアックなヒーローオタクとして映っていました(事実そうですが)。

そんな彼に転機が訪れたのは、中学校3年生の時だったのです。

 

 

緑谷出久の魅力2:憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトから個性を継承!?

デクは個性も持たないのに、爆豪勝己(ばくごうかつき)がヴィランに襲われた時、咄嗟に助けようと行動しました。それを目撃したオールマイトはデクに正しいヒーローの資質があると認めて、「ワン・フォー・オール」を譲渡したのです。

著者
堀越 耕平
出版日
2016-11-04

ワン・フォー・オールは人から人に受け継がれ、力を蓄積していくという、類い希な性質の能力でした。まるで希望の火を灯すように、数世代に渡って継承されてきた個性なのです。

デクは9代目の継承者。1年B組との模擬戦では、ワン・フォー・オールに宿った歴代継承者から新たな力を得るのですが、右腕から出た黒いオーラによって暴走してしまいます。この個性にはまだ底知れない謎が秘められているようです。

緑谷出久の魅力3:いじめっ子の幼馴染・かっちゃんとのライバル関係がアツい!

 

かっちゃんこと爆豪勝己はデクの幼馴染みで、雄英高校のクラスメイトです。小さい頃に爆豪はデクを子分にしていましたが、ある時からいじめるようになっていきます。そのため、現在でもデクは爆豪に萎縮気味ですが、段々関係が変化していくのです。

変化のきっかけは中学生の時、爆豪がヴィランに襲われた事件でした。デクは無個性にも関わらず、彼を助けにいったのです。そのことによって、デクはオールマイトから認められることになります。

しかし、そのデクの行動が、爆豪にとっては複雑に感じられました。無個性であるからと見下していたデクに、助けるべき相手とされたことが腹立たしかったのです。

 

著者
堀越 耕平
出版日
2015-01-05

 

爆豪から見たデクは、自身の憧れであるオールマイトに贔屓される存在。一方の自分は、その憧れの対象であるオールマイトが力を失うきっかけとなってしまった事件に巻き込まれた、当事者です。彼はオールマイトに対して負い目を感じており、それがデクへのコンプレックスにもなっていました。

しかしデクにとっての爆豪は、勝利への執念という観点において、オールマイトより手本にする身近な憧れの人でした。

その2人の本音のぶつかり合いが、「デクVSかっちゃん」と題された一連の直接対決で描かれています。それは、デクによる「爆豪の憧れの対象であるオールマイトから認められた自分」と、爆豪による「オールマイトの正義と勝利を体現する自分」、それぞれの信じる自分のやり方を相手に見せる戦いでした。

最初の演習ではデクが勝ち、2人だけの私闘では爆豪が勝ちました。どちらが正しいかや、勝敗は重要ではありません。結果として、彼らは互いに高め合っていきます。馴れ合いのないライバル関係が、そこにはあるのです。

 

緑谷出久の魅力4:デクに思いを寄せる女の子・お茶子との関係から目が離せない!

デクと、ヒロインたる麗日お茶子(うららか おちゃこ)の関係も見所です。

彼女は人当たりのよい優しい少女で、その気取らない言動がデクにプラスに働いています。特に、爆豪から蔑称として呼ばれていたあだ名の「デク」を、頑張れという感じがする、と初めて肯定したことが大きいでしょう。これがきっかけで、デクのヒーロー名が決まったようなものなのです。

彼女の方もデクの真摯さに影響され、目標に邁進する姿をかっこいいと思い始めます。林間学習からは淡い想いに変化していき、恋する乙女な一面が見られるように。

彼を想うあまり、自分の気持ちにフタをしてしまう彼女に、読んでいてヤキモキしてしまうかもしれません。

 

緑谷出久の魅力5:ワン・フォー・オール!デクの必殺技を紹介!

ワン・フォー・オールは、最強クラスのパワーを秘めた個性です。この能力があまりにも強すぎるため、デクでは100%の出力で扱うことが出来ません。当初は使う度にダメージがあり、痣となっていました。

そこで彼は、肉体許容限界の出力5%で全身を覆う「ワン・フォー・オール フルカウル」を編み出します。そしてその後に腕(特に右腕)を痛めたことから、さらに蹴り技主体の「フルカウル シュートスタイル」に切り替えるのです。

必殺技は「デトロイトスマッシュ」などで、基本的にオールマイトを模倣したものとなっています。

22巻では、デクはワン・フォー・オールの新たな力で暴走してしまうことに……。彼はこの事態をどう克服し、強くなるのでしょうか。一見無個性に見える個性が示唆されたことから、デク自身に本当の個性が眠っている可能性も出てきて、今後の展開から目が離せません。

緑谷出久の魅力6:名バトル5選!デクの強さ、かっこよさを体感!

未熟なデクは、その分だけ伸び代の多い主人公です。どんなことからでも学び、成長していきます。そんな成長の実感出来る名バトル5選をご紹介しましょう。

名バトル1:vs 爆豪勝己

ヒーロー仮免試験終了後、さまざまな出来事から鬱屈していた爆豪が、デクに私闘を挑んできました。意味も必然性もない喧嘩ながら、互いにこの時点での全力を出し尽くした名勝負。勝負の行方以上に、本音のぶつけ合いが熱い戦いです。

名バトル2:vs 轟焦凍

雄英体育祭の決勝戦第2回で、デクと轟が激突。轟が全力を出せない事情を知っていたデクは、自分の不利を承知で彼のわだかまりを喝破し、本気を出させます。

結果デクは敗北しますが、轟の心を氷解させることに成功。人のよさがわかる名場面となりました。

名バトル3:vs ステイン

クラスメイトの飯田が、単身で兄インゲニウムの仇討ち挑み、窮地に陥ったところをデクが割って入りました。プロヒーローすら苦戦する手練れのステイン相手に、機転を利かせて立ち回るのです。デクの持つヒーローの資質が垣間見えるバトルといえるでしょう。

名バトル4:vs マスキュラー

林間学校がヴィラン連合に襲撃された時、デクは無力な少年・洸太のために戦いました。初めて誰かを守るためにする戦闘です。たった1人で強敵マスキュラーを退ける姿には、読んでいて思わず胸がアツくなるでしょう。デクの確かなヒーロー性を感じられるはずです。

名バトル5:vs オーバーホール

インターン先で参加した極道「死穢八斎會」捜査、その黒幕であるオーバーホールとの最終決戦です。肉体を分解・修復する力で強大化したオーバーホールに対し、救助対象だった壊理(えり)のサポートで100%のワン・フォー・オールを発揮しました。デクにとっては過去最大級に派手で、痛ましい戦いです。

緑谷出久の魅力7:デクの名言・名シーン3選!頑張れって感じのデクだ!

 

デクはその出自もあって、どのキャラよりも伸び代が大きく描かれます。劇中での彼の活躍からは、確かな成長と頼もしい可能性が見て取れるのです。そんな彼のよさが感じられる名言、名シーンを厳選して3つご紹介したいと思います。

“『頑張れ!!』って感じのデク”だ!!
(『僕のヒーローアカデミア』2巻より引用)

これは戦闘訓練で、デクが爆豪と対決した時のセリフでした。本来「デク」というのは爆豪が蔑称として付けていた名前。しかし、それが今では彼の立派なヒーロー名になっているのです、そのことを表したのが、このシーンでした。いじめられっ子からの脱却が感じられる名言でしょう。

 

著者
堀越 耕平
出版日
2015-01-05

余計なお世話は
ヒーローの本質なんだって
(『僕のヒーローアカデミア』6巻より引用)

兄・インゲニウムの仇を討つため、単独で「ヒーロー殺し」ステインに挑み、窮地に陥っていた飯田の元へ駆け付けた時の言葉。関係ないと拒絶する飯田に対して、彼はオールマイトの発言を借りてこう言いました。

まだプロにはほど遠いものの、彼の中に眠る真のヒーローの資質を感じさせた名言です。

 

著者
堀越 耕平
出版日
2015-11-04

だいっ…大丈夫だよ 洪汰くん
必ず救(たす)けるから
(『僕のヒーローアカデミア』9巻より引用)

ヴィラン連合に襲撃され、大混乱に陥った林間合宿。洪汰を守るため、彼はたった1人で強敵マスキュラーと対峙しました。傷付いても弱音を見せず、安心感を与える言動は、まさにオールマイトを彷彿とさせるもの。一部始終を見ていた洪汰は、彼の中に確かな強さを見るのです。そして、こう思うのでした。

僕の――――…
僕のヒーロー――――
(『僕のヒーローアカデミア』9巻より引用)

それは、デクが誰かのヒーローになった瞬間だったのです。

いかがでしたか?主人公・デクはもちろんのこと、個々のキャラクターが素晴らしいヒロアカは、彼らについて知れば知るほど物語がより面白くなります。