ミホークはシャンクスの相棒？赤髪海賊団に剣士がいない理由、海賊旗を考察！

なぜ、「ワンピース」の赤髪海賊団には「剣士」がいない？

赤髪海賊団の不思議なポイントの1つとして挙げられるのが、「剣士」の不在です。

正確には、船長であるシャンクスが剣を扱うのと、メンバーの中にも剣を扱う人間がいるので、不在と表現するのはおかしいのですが、他の海賊団と比較するとその特異性が分かるかと思います。

まずはカイドウとビッグマムの海賊団から比較していきますが、ビッグマムの配下にはスムージーが、カイドウの配下にはジャックがそれぞれ剣士として存在しています。

2人とも側近と呼べるような存在ですよね。

他には、ロジャー海賊団のレイリー、麦わらの一味のゾロ、黒ひげ海賊団のシリュウ、白ひげ海賊団のビスタ、ドフラミンゴファミリーのピーカなど、最前線にいる海賊団の側近には必ずと言っていいほど、剣士が存在します。

それに比べて赤髪海賊団は「ベン・ベックマン」「ラッキー・ルウ」「ヤソップ」が最古参の幹部だと考えられますが、ワンピース1巻の時点からすでに、彼らはいずれも銃をメイン武器に扱う狙撃手です。

赤髪海賊団の場合は船長が剣士という稀有な例ですので、ある程度の例外なのは感じますが、その特異性は伝わりましたでしょうか。

ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)

著者

尾田 栄一郎

出版日

1997-12-24

赤髪海賊団の海賊旗に秘められた謎！2本の剣が表すのは……？

ワンピースでは、各海賊団が掲げる「海賊旗」から様々なヒントを得ることが出来ます。
 

一番有名なのは、黒ひげの海賊旗ですよね。今のところは真偽が定かではありませんが、3つの頭蓋骨がケルベロスを示唆しているとされています。

そこで赤髪海賊団の海賊旗を見てみると、3本の傷に目がいくため特に不思議は感じませんが、本来は骨である後ろのバツのマークが「2本の剣」で表現されています。

ではなぜ赤髪海賊団の海賊旗には「2本の剣」が描かれているのでしょうか。その可能性としては３つが考えられると思います。
 

まず1つ目は船長が剣士だから取り合えず骨を剣で表現しただけで、特に意味は無いというパターン。

2つ目は、シャンクスが2人いるということを暗示しているパターン。

そして3つ目はもう1人の船長クラスの剣士がいたというパターンです。

そこで本考察ではつ目の、もう1人の剣士がいたのではないかというところに注目していきます。

シャンクスの愛刀・グリフォンについての考察！

まずはシャンクスの使用している剣である「グリフォン」について考えていきましょう。

グリフォンというのはそもそも、上半身と下半身が別の生物であるキメラのような伝説上の生物です。その上半身は鷲、あるいは鷹であり、下半身はライオンであるとされています。

この「鷹」というのがミホークのことを指しているのではないでしょうか。

そして、動物をモチーフにワンピースのフィギュアを製作した「フィギュアーツ ZERO Artist Special」ではシャンクスはライオンの姿をしておりました。

また、ライオンといえば目の傷といったイメージもあることから、シャンクスはライオンを意識して作られたキャラである可能性は十分にありますね！

そのライオンと鷹が合体したのが「グリフォン」ですから、ミホークとシャンクスの関係も非常に深いものがありそうです。

シャンクスとミホークの関係性とは……？

以上のことから、赤髪海賊団は以前は副船長とでもいいますか、シャンクスとミホークの2人の船長で成り立っていた可能性があります。
 

その後何らかの理由でミホークが脱退し、現在の構成員へと変化したのではないでしょうか。

脱退の理由としては、決闘でミホークがシャンクスに勝ってしまい、退屈になったからという感じですかね。

いずれにせよ、シャンクスとミホークにはライバルという関係を超えた何かがあるような気がします！

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