ついに完結!漫画『地獄楽』アニメ化決定!キャラクターや魅力をたっぷり紹介!

更新:2021.3.5

「少年ジャンプ+」の大人気漫画『地獄楽』。2021年1月ついに感動の完結を迎えました。同時に、テレビアニメ化決定の発表もされ、ますます盛り上がることでしょう。この記事では、そんな『地獄楽』の作品の魅力から人気のキャラクターまでたっぷり紹介します。

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『地獄楽』がアニメ化!完結した原作はダークなバトルアクション漫画!

「週刊少年ジャンプ」のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて、2018年より毎週連載された漫画『地獄楽』。「少年ジャンプ+」を代表する漫画として人気を博してきました。原作は『ファンタズマ』以降、『地獄楽』にて2度目の連載となる賀来ゆうじ。本作で、その人気を確実なものとしました。

舞台は江戸時代。最強の忍として畏れられてきたきた画眉丸が捕らえられることに。死罪となりますが、打ち首執行人の山田浅ェ門佐切より、無罪放免になるためのある条件を突き付けられるのでした。それは、極楽浄土と噂される島に行き「不老不死の仙薬」を手に入れること。同じ状況下の極悪な罪人たちや島に住む異形の怪物との決死の戦いを描いた冒険活劇です。

2021年1月25日をもって物語は完結。「週刊少年ジャンプ」の2021年8号にて、テレビアニメ化決定の発表もされました。万感の最終回は、多くのファンの涙を誘い、今なお興奮冷めやらぬ熱狂ぶりです。

壮大なスケールの世界観、美麗な絵柄、構成のしっかりとした物語、剣術や忍術など過激ともとれる迫力あるアクションなどみどころ満載の本作。魅力的なキャラクターたちの登場も必見です。さまざまな要素が見事に集まり、読みごたえ十分。漫画好きはもちろん、あまり馴染みのない人でも満足感が得られる作品です。

地獄楽 1 (ジャンプコミックス) 

2018/4/4
賀来ゆうじ
集英社

『地獄楽』キャラクター紹介!第2回人気投票結果も!

『地獄楽』コミックス10巻発売時に100話突破記念とあわせて、第2回キャラクター人気投票が行われました。主なキャラクターを紹介しつつ、人気投票の結果も紹介します。

 キャラクター人気投票:第1位 

画眉丸(がびまる)

石隠れの衆という忍者の里の忍でしたが、仲間の裏切りで捕縛されました。血も涙もない「がらんの画眉丸」と呼ばれていました。妻・結と生きて再会するために仙薬を探すことに。

 キャラクター人気投票:第2位

士遠(しおん)

山田浅ェ門、打ち首執行人。生まれつき盲目ですが、幼い頃から気配を読めました。試一刀流四位の実力を持ちます。弟子の典坐を可愛がっていました。ヌルガイのこともすぐに少女と見抜きます。

 キャラクター人気投票:第3位 

杠(ゆずりは)

「傾主の杠」の呼び名を持つくノ一。自由奔放な性格ですが、忍術の腕は確かなものがあります。彼女の監視役を博識な仙汰が務めています。

 キャラクター人気投票:第4位 

亜左弔兵衛(あざちょうべえ)

「賊王」の呼び名を持つ伊予の盗賊団の首領。元赤稿藩の武家の長男として生まれましたが、幼くして両親を亡くしました。弟・桐馬と二人、賊に身を投じ生きることに。高い戦闘能力と知能を兼ね備えています。

 キャラクター人気投票:第5位 

付知(ふち)

山田浅ェ門、打ち首執行人で試一刀流九位。解剖学を得意とし、処刑された遺体を使い新薬の開発もしています。変わり者ですが、殊現はよき理解者でした。民谷巌鉄斎の監視役を務めます。

 キャラクター人気投票:第6位 

佐切(さぎり)

山田浅ェ門家現当主の実の娘で、打ち首執行人を務めています。試一刀流十二位ですが、画眉丸に真の強さを持っていると見抜かれます。画眉丸の監視役です。

 キャラクター人気投票:第7位 

典坐(てんざ)

打ち首執行人で試一刀流十位。町で暴れていたところを士遠に拾われ山田の門下生に。以来、士遠を先生と慕います。明るく正直な性格で、監視役を務めるヌルガイを何とか助けようと模索します。

 キャラクター人気投票:第8位 

桐馬(とうま)

弔兵衛の実の弟。兄を助けるために、山田家に入門。何でも器用にこなしてしまうため、入門1ヶ月で代行免許を与えらました。美しい容姿をしています。

 キャラクター人気投票:第9位 

民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい)

「剣龍」や「八州無双」と呼ばれる剣豪。伝説の剣豪として名をはせることを目標としています。監視役の付知と心を通わしていくことに。

 キャラクター人気投票:第10位 

メイ

秦の始皇帝に仕えた方士の徐福が、その昔作りだした天仙という仙人の一人。一緒に作られた蓮に追い出され、島の住人・木人に拾われました。画眉丸や佐切に様々な情報を与えます。

 キャラクター人気投票:第11位 

十禾(じっか)

山田浅ェ門、打ち首執行人で試一刀流三位。実力は申し分ないものの、常に飄々としてつかみどころのない性格です。自身が監視を務める放流坊が殺された際、海の化け物を倒して一度江戸に戻りました。その後、殊現らと再び島に上陸します。

 キャラクター人気投票:第12位 

結(ゆい)

画眉丸の妻で、石隠れ衆忍の長の娘。画眉丸が変わるきっかけを与えます。父に顔の右半分に火傷を負わされ大きな傷があります。

 キャラクター人気投票:第13位 

殊現(しゅげん)

山田浅ェ門打ち首執行人で試一刀流二位。佐切の初恋相手で美男子です。一流の剣術の腕を持ち、罪人に対しては容赦ない行動に。追加の派遣に際に島に上陸し、破格の強さをみせます。

 キャラクター人気投票:第14位

シジャ

次代画眉丸候補の忍。幼い頃から元画眉丸に異常なまでの執着をみせます。画眉丸との殺し合いに深い愛を感じる歪んだ性格。

キャラクター人気投票:第15位 

ヌルガイ

独自の文化で山の中で暮らす山の民(サンカ)。見た目は少年に見えますが、実は少女です。集落の存在が知られ、仲間はみな惨殺されてしまいました。自身も死罪に。監視役の典坐が何とか助けようと島からの脱出を試みます。

『地獄楽』は泣ける人間ドラマが魅力!【あらすじ】

江戸時代末期、「がらんの画眉丸」と呼ばれる最強の忍者が仲間の裏切りにより捕らえられてしまいます。死罪になりますが、打ち首も火刑も牛裂きの刑にも死ぬことのない画眉丸。彼にはただひとつ、生きて妻に会うという未練があったからです。

その様子を監視していた打ち首執行人である山田浅ェ門佐切より、画眉丸にある提案がなされます。それは、無罪放免になる代わりに不老不死の薬とされる「仙薬」を手に入れること。ただし、その薬を探しに極楽浄土と噂の島を訪れた者は、誰一人生きて帰ってきた者はいませんでした。

画眉丸と同じく、死罪を言い渡されている極悪人たちもまたこの条件を出されることに。その中で選ばれた罪人と彼らの見張り役の山田家の一行が島へ向かいます。そこでくり広げられる「仙薬」を巡る死闘を描いた物語。「がらんの画眉丸」と呼ばれた忍が、生きて妻に再会するためだけに命を懸ける、こんな純粋な思いが本作の根底を支えています。

【おすすめポイントその1】:独自の世界観によるダークファンタジー!

『地獄楽』といえば、その独特な世界観に魅了される人も多いはず。舞台は江戸時代にも関わらず、侍あり忍者ありの中で、これまた異形の怪物まで登場します。

中国の思想をベースにした島・神仙郷は、様々な宗教をつぎはぎした歪さが、より恐ろしさを増して作品世界を作り上げています。生きた人間に植物が寄生し花を咲かせるシーンが多く登場しますが、その光景にゾッとしつつも美麗でもある絵柄についうっとりしてしまうことも。

このアンバランスな感覚こそが、この物語の魅力のひとつであることは間違いありません。

【おすすめポイントその2】:さまざまなキャラクター同士のバトルは必見!

『地獄楽』には多くの個性的なキャラクターが登場します。極楽浄土と謳われる神仙郷へ向かう罪人には一人ずつ山田家の監視役がついています。そんな彼らは徐々に協力体制を作りつつ、それぞれの特技を生かした組み合わせて、島に住む怪物たちと対峙していきます。

このバトルシーンがそれぞれ必見。後に明かされていく生命エネルギーともいえる「タオ」の存在が、島に上陸してからの彼らをより強くしていきます。

タオの持つ属性ごとに相生や相克が存在し、その組み合わせによる戦いが非常に面白く描かれています。当初は敵同士だった彼らが、みなで生きて島を出ることを目的に戦っていく姿は感動的です。

【おすすめポイントその3】:それぞれが持つ葛藤を描いた人間ドラマが面白い!

『地獄楽』に登場するキャラクターたちは、さまざまな背景を抱えています。それは罪人、山田家に関わらず人が持つ業ともいえるでしょう。

自身が抱える業を抱えながら、立ち向かうのか逃げるかはおのおのの決断。この物語の面白さは、キャラクターごとに業と向かい合う見せ場がきちんと用意されているところです。ただ殺し合いをしたいという人間はいません。みな事情を抱えながら戦っているのです。

主人公の画眉丸は「がらんの画眉丸」とまで呼ばれた忍でしたが、生き残ろうとするその目的はただひとつ。愛する妻に生きて再び会うことです。彼の監視役を務める佐切は、女だてらに打ち首執行人を務めることで、非難を浴びてきた自分に決着をつけます。迷いながらの彼女が心を決めたとき、初めて本当の強さが生まれるのです。

このように登場人物の心情がきちんと描かれていくドラマが、本作の面白さといえるでしょう。

『地獄楽』のトリビア紹介!

【山田浅ェ門には実在するモデルがいた⁉】

江戸時代、実在したのが山田浅右衛門。これは、本作にも登場する山田家の当主が代々名乗った名前です。また本作同様に、刀剣の試し斬りの御様御用や死刑執行人も務めました。これまでも多くの映画やテレビドラマ、小説や漫画などにも登場しています。

 【刀を使うアクションについて】

作者の賀来ゆうじは、『地獄楽』に登場する刀の挙動の基礎を殺陣師から享受されました。「刀というのは、一度抜いたからにはどちらかが死なない限り絶対に納めることはないのだ」と教えられたことをインタビューで明かしています。「血からは逃れられない」と語っています。

 【バンド・デシネからの引用】

『地獄楽』を描く中で「バンド・デシネ」を引用。「バンド・デシネ」とは、フランス語圏の漫画のことで、意味は続き漫画。フランス語圏では、「バンド・デシネ」を第9の芸術と呼んでいます。日本でも大友克洋や谷口ジロー、江口寿史、浦沢直樹、松本大洋などが影響を受けたことを公言しています。

著者
["アレハンドロ・ホドロフスキー", "メビウス"]
出版日

 【影響を受けた漫画やほかの作品】

『地獄楽』を描くにあたり、作者の賀来ゆうじが影響を受けた作品を紹介します。

 『ベルセルク』

剣と魔法の世界を舞台にした三浦建太郎原作の漫画。賀来ゆうじが原体験と語るほど、三浦建太郎への憧れがあるようです。

著者
三浦 建太郎
出版日

 『デビルマン』

永井豪原作の漫画作品。普通の少年が悪魔の体と人間の心を併せ持つデビルマンとなり、悪魔たちと戦う物語。賀来曰く、誰が書いても怖くてかっこいいデザインだそう。

 『ウルトラマン』

特撮テレビドラマ。科学特捜隊捜隊とウルトラマンがともに地球を守る物語。ウルトラマンや怪獣をデザインした成田亨のデザインが理想。

 『首斬り朝』

原作:小池一夫、作画:小島剛夕。山田朝右衛門(山田浅右衛門)を主人公にした劇画。『地獄楽』にも山田家が登場。

著者
["小池 一夫", "小島 剛夕"]
出版日

 『雲霧仁左衛門』

雲霧仁左衛門は、江戸時代に実在した盗賊。池波正太郎の小説『雲霧仁左衛門』は映画化やテレビドラマ化され、そのなかでも五社英雄監督の映画に影響されたそう。

 『仮面の忍者 赤影』

横山光輝の忍者漫画。特撮テレビドラマ、テレビアニメ、劇場映画などが作られた人気シリーズ。忍者と時代劇の世界観に怪獣が出てくるところが影響された部分。

著者
横山 光輝
出版日

『地獄楽』の世界観を知ろう!用語説明

独特な世界観で構成される『地獄楽』では特殊な用語がいくつも存在しています。それらを理解しなければ作品世界を楽しむことが難しくなります。そこで、覚えておきたい用語を簡単に紹介します。

 タオ

万物に流れる力のこと。この世の全てはタオの流転でできています。タオを極めることで、神の如き力と体を得ることができるのです。静と動、陰と陽などの循環がタオに力を引き出します。このタオには陰陽五行思想に基づく五つの属性があります。人間でいうところの気のようなもの。このタオを感じられる人間と感じられない人間に分かれています。

 五行思想

自然現象の四季を観察し抽象化したもの。次に5つに分かれています。木(もく )、火(か)、土(ど)、金(きん)、水(すい)となっています。触れることで相手のタオを高めるものが相生(そうせい)、反対に相手のタオを弱めるものが相克(そうこく)と呼ばれています。たとえば、木の相生は水、相克は土。木の属性を持つ者に水の属性を持つ者が触れると回復しますが、土の属性を持つ者が触れると弱まります。

 丹

罪人が探しているいわゆる仙薬のこと。外丹法という方法で、人間などと外丹花を融合させ、タオを抽出して作ります。タオの強い人間からはより上質な丹が得られます。

 天仙

人と植物のタオを融合させた雌雄同体のこと。陰陽によるタオの増強が一人でできます。本来生物が活動や時間により失うタオを1000年間練り続けきました。生きた人間から集めた丹から得るタオを補給し生きながらえています。人間でいうところの丹田が弱点です

天仙は全部で7人。普賢上帝こと蓮(リエン)、ア閦大帝こと菊花(ジュファ)、ラトナ大聖こと桃花(タオファ)、不空就君こと牡丹(ムーダン)、如イ元君こと朱槿(ヂュジン)、文殊公々こと桂花(グイファ)、准胝帝君こと蘭(ラン)となります。

木人(ほうこ)

島の「ほうじょう(方丈)」と呼ばれる領域の住民。天仙が生み出しました。昔は人間の姿をしていますが、死より先に樹化してしまいます。信仰に厚く、天仙を神と崇めています。以前は丹の製造のため多くの犠牲を払わされました。メイを保護したのが最後の生き残りでした。

 島(こたく)

木人たちからは神々が住む神仙郷のことを呼びます。3つの領域に分かれていて、海岸や森は「えいしゅう(瀛洲)」、木人が住む村は「ほうじょう(方丈)」、島の中心で霧の奥には、天仙たちが住む「ほうらい(蓬莱)」があります。

気になるアニメ版『地獄楽』とは!

『地獄楽』が連載の最終回を迎えると、重大発表としてテレビアニメ化決定の知らせがありました。作者の賀来ゆうじもイラストとともに次のような喜びのコメントを寄せています。

「アニメ化!…と喜んではいますが、まだ実感が薄くどこか夢を見ているようです。アニメ関係者様、地獄楽のキャラクター達をどうぞよろしくお願いします。現実様、もしも夢ならこのまま起こさないで下さい」

詳細は未定ですが、今後の続報に関しては「少年ジャンプ+」や「地獄楽公式Twitter」にて発表されていくとのこと。ジャンプでは多くの作品がアニメ化されていますが、すでに最終回を迎えてのアニメ化ということで、まったく異なるストーリーになることは考えにくいのではないでしょうか。

ただ原作漫画にある過激な表現はどこまで再現されるのか、それぞれのキャラクターを演じる声優は誰になるのか、ファンの間では願望も交えた予想合戦が相次いでいます。続報が待たれるところですね。

ネタバレ必至!『地獄楽』感動の完結までストーリーをまとめて紹介!

『地獄楽』のコミックスは12巻まで刊行されています。完結までの117話~127話まではコミックス13巻に収録される模様。発売は2021年5月頃を予定しているようです。ここでは、これまで刊行されたコミックスごとに感動の完結話までのストーリーを一挙にまとめて紹介します。

 【第1巻】

最強の忍とみなに畏れられた「がらんの画眉丸」。仲間の裏切りにより、捕らえられてしまいました。死罪となりますが、極楽浄土と呼ばれる島へ行き不老不死の薬である「仙薬」を持ち帰れば無罪放免に。愛する妻と生きて再会を果たすため、画眉丸と選ばれし死罪人たちは、監視役で死刑執行人の山田家の面々とともに島へ向かいます。

 【第2巻】

画眉丸や監視役の佐切たちが上陸した島は、極楽浄土とは程遠い不気味な島でした。見たこともない異形の怪物や曲者ばかりの死罪人たちが彼らに襲い掛かります。しかし、画眉丸や杠は、殺し合うのではなく協力して情報を集めることに。そんななか、島を進んでいくと村のようなものを発見するのでした。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第3巻】

画眉丸や佐切たちが発見した村には、謎の少女と人の形をした木が。彼らはメイと木人。そこには食べ物や風呂があり、独自の文化で1000年前から暮らしていたといいます。木人から「仙薬」や島について教わる一行。島の中心である「ほうらい(蓬莱)」に「仙薬」があり、そこには天仙様が住んでいるとわかります。その夜、画眉丸は一人、蓬莱に向かいますが、天仙の一人・ヂュジンと遭遇します。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第4話】

ヂュジンとの戦いで傷ついた画眉丸を助けたのは、彼を追ってきたメイでした。そんな時、民谷巌鉄斎と監視役の付知に遭遇。戦うのではなく、協力関係を結ぶことに。村に残っていた連中は、画眉丸とメイを探しに動きます。メイからは島の謎が徐々に明かされていくことに。「タオ」という力が関係しているというのです。画眉丸の強さはそのタオを操れるからだと。一方、江戸では山田家の追加組が島へ向かうことになりました。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

【第5巻】

画眉丸と逸れた佐切たちは、天仙のムーダンと遭遇してしまいました。苦戦する佐切や杠。しかし、瀕死の木人の知恵を借りながら必死の抵抗を見せます。タオの相性により勝利したと思いつつ、杠を庇った監視役の仙太がやられてしまうことに。そこへ、士遠の助けが入るでした。一方、画眉丸たちは亜左弔兵衛に遭遇。江戸では、島への追加組は山田家と石隠れ衆の忍となっていました。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第6巻】

亜左弔兵衛・桐馬兄弟との戦いを強いられる画眉丸と民谷巌鉄斎。亜左弔兵衛は天仙との戦いで、彼らの力が混じったため暴走します。画眉丸の様子もどこかおかしく……。それを止めたのはメイでした。そんななか、画眉丸一行と佐切一行はようやく合流。タオの使い過ぎでおかしくなった画眉丸を治したのは佐切でした。そして、メイが天仙であることも明かされます。一方、タオの力を持った亜左弔兵衛は桐馬とはぐれ、天仙に協力しさらなる力を得ることに。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第7巻】

島への追加組・山田家の殊現は上陸早々、異形の怪物に遭遇するも破格の強さで立ち向かってました。そんな折、画眉丸一行は、これまで知り得た情報をもとに、天仙に向かうための作戦を打ち立てます。それぞれが、さらに強くなるための修行もすることに。脱出経路確保班と仙薬奪取班とに分かれ動き出します。しかし待ち伏せしていた天仙に遭遇してしまうのでした。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第8巻】

画眉丸たちが天仙の本拠地・蓬莱への侵入に成功するも、待ち伏せしていた天仙たちと戦うことに。天仙に協力し、弟・桐馬を仲間に引き入れようとした亜左弔兵衛。実は、それは嘘で、天仙を陥れるための罠だったのです。ジェファと戦う弔兵衛・桐馬兄弟、タオファと戦う巌鉄斎と付知。苦戦しつつも応戦するそれぞれの組でしたが、ジェファとタオファが合体してしまうのでした。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第9巻】

ジェファ&タオファに交戦する弔兵衛・桐馬兄弟に巌鉄斎と付知。弟子の典坐の仇であるヂュジンと遭遇した士遠とヌルガイも苦戦を強いられますが、なんとか生き残ることができました。仙薬を探しにいった佐切とメイもグイファと遭遇しますが、戦う気のない彼となんとか話し合うことにする佐切でしたが……。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第10巻】

山田家追加組と石隠れ衆の忍たちが、ついに蓬莱まで辿り着きます。そこで天仙たちをなんとか退けた上陸先発隊と対峙することに。殊現は、仲の良かった付知が巌鉄斎と協力関係にあることが許せず戦いが始まります。一方、天仙のリエンは船で本土に渡る準備をしていたところを次期画眉丸とジジャに襲われます。殊現にやられた巌鉄斎を最後の力を振り絞って助ける付知。そんななか、殊現が仙薬を見つけるのでした。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第11巻】

追加組が上陸先発隊に次々と襲い掛かります。しかし、天仙のヂュジンと神獣のバンコが融合し巨大な化け物に。十禾の進言により、生きて皆が帰るためには、罪人、侍関係なく協力し合わなければならないと悟るおのおの。タオの相性ごとにチーム分けし、敵に対峙することになります。そんな中、画眉丸と佐切は、画眉丸を慕うジジャに襲撃されます。彼の目的は、画眉丸を殺すこと。ジジャの画眉丸への偏愛がさく裂します。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第12巻】

画眉丸に襲い掛かるも、結局殺されるジジャ。最後に、結の無事を伝え、息を引き取りました。一方巨大化け物に対峙する面々で十禾だけは、なんなく倒してしまいます。そこへ朝日が昇り始めます。この朝日で化け物たちが再生してしまう恐れがあるなか、弔兵衛の力を使い全てを根から枯らしてしまうことに。そうして今の彼は尽き果て、新たな命に。殊現は、リエンの元に向かいます。メイと杠は、リエンの本当の目的をグイファから聞かされるのでした。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

 【第13巻収録予定】(2021年5月発売予定)

多くの犠牲を払い、ついにリエンの元に辿り着く画眉丸。先に戦っていた殊現と三つ巴の戦いに。リエンは比べものにならぬ強さでした。ほかの者たちも次々に応戦するも歯が立ちません。そんななか、画眉丸が瀕死の状態に。それを救ったのは、他ならぬ佐切の覚悟でした。いざ反撃に出る2人。リエンの本当の目的は、徐福の復活。リエンの正体は徐福の妻だったのです。最後の最後で勝利したのは画眉丸と佐切でした。そして、別れの時。生き残った者たちは、それぞれの道へ進んでいくのでした。

『地獄楽』の魅力倍増に!小説版『地獄楽 うたかたの夢』

漫画『地獄楽』の世界を小説という形で表現したのが『地獄楽 うたかたの夢』です。ノベルジム大賞2014大賞受賞作『魔王ロワイアル』でデビューを果たし、数々の受賞歴を持つ実力派・菱川さかくが小説を担当しました。作者である賀来ゆうじの描き下ろしの挿絵はもちろんのことカラーピンナップも収録されています。

本編では描かれることのない罪人と監視役の山田浅ェ門の面々の過去の物語が描かれています。画眉丸と佐切が神仙郷上陸前に遭遇したある事件、弔兵衛と桐馬の兄弟が盗賊団の長になるまで、神仙郷上陸後に起きた杠の罪人・茂籠牧屋殺害、典坐が士遠を師と仰ぐようになった理由などが描かれていきます。

それぞれのキャラクターを知る上で貴重なエピソードの数々。これを読めば原作漫画もさらに楽しくなることでしょう。

著者
["賀来 ゆうじ", "菱川 さかく"]
出版日

作者:賀来ゆうじの魅力!

『地獄楽』の原作者・賀来ゆうじは、1984年生まれの東京都出身です。幼い頃から漫画が大好きで描いてはいましたが、自分が漫画家になれるとは思えなく、秋田書店に就職し漫画の編集者となります。その後、出版社に持ち込みを開始し、2009年のSQコミックグランプリにて、『おもいで税関』が佳作を受賞。この作品が「ジャンプSQ.II」にて掲載されデビューを果たします。

2013年から『FANTASMA』で初の連載。コミックスは全3巻となりました。しばらく読み切りを発表した後、2018年より、「少年ジャンプ+」にて『地獄楽』の連載が始まりました。

デビューから今に至るまでには、長い間の試行錯誤があったそう。『地獄楽』の連載が始まるまでは、絵に課題点があると言われ悩んだ結果、劇画タッチを取り入れたりもしたとのことです。こうした日々の努力が実を結び名作が誕生するということを、作者本人が体現してくれています。

『地獄楽』の連載は終了しましたが、テレビアニメ化も決まり、幼い頃一緒に漫画を描いていた従兄弟のつるの剛士からも喜びのコメントが発表されました。今後ますますの活躍が期待される漫画家ですね。

著者
賀来 ゆうじ
出版日

まとめ

『地獄楽』には、迷い葛藤し中道であることが本当の強さであることが描かれます。作者の賀来ゆうじもこの作品に辿り着くまで、長い道のりを試行錯誤したそうです。そんな彼だからこそ描けた作品なのかもしれませんね。大切にしたい漫画がまたひとつうまれました。

この記事で紹介しきれなかった登場人物や用語などは、地獄楽 - Wikipediaも参考にしてください。

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