『チェンソーマン』最終回が怒涛の展開!マキマの正体は?予想外の結末から第二部始動!?【ネタバレあり】

更新:2021.6.28

圧倒的人気のまま第一部完結を迎えた漫画『チェンソーマン』。まだ最終回を見ていないという方もいるのではないでしょうか? そんな方や「読んだけどあのシーンはどういう意味だったの?」という方のために、最終回までをネタバレ!謎の女「マキマ」の正体についても解説していきます。『チェンソーマン』の壮絶な最終回を知ることができます!

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【ネタバレあり】『チェンソーマン』最終決戦までのあらすじ

創設から60年以上の歴史がある小学館漫画賞や「このマンガがすごい!2021」オトコ編第1位を獲得するなど、話題の漫画『チェンソーマン』。2019年1月から「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始され2021年に第一部の連載が終了しましたが、すでに第二部の連載とアニメ化が決定しています!

主人公本作は、父親が遺した多額の借金の取り立てに苦しむ少年・デンジ。本作はデンジが命の危機に瀕した時に助けてくれたチェンソーの悪魔・ポチタと契約を交わし、デビルハンターとして過酷な運命を生き抜く物語です。

TVアニメのティザーPVが公開されました!

想像を遥かに超える作画の綺麗さに、ファンからは期待の声が続々と集まっています!

スタッフ陣の情報も解禁となり、アニメ『チェンソーマン』公式サイトでは、監督の中山竜や制作を手がけるMAPPAからのコメントが公開されています。

すでに世界中にファンがいるチェンソーマンを担当するということもあり、「最高のアニメーション」にすると意気込みを語りました。

この記事ではよりアニメを楽しめるように、78話からの最終決戦までのあらすじを解説していきます。デンジの心が壊れていくまでの過程や、上司であるマキマに反抗するまでの流れが把握できますよ。

【78話】銃の魔人と化したアキとの決戦

銃の悪魔に体を乗っ取られてしまったアキは、精神世界で、アキ、デンジ、パワーの3人で楽しく雪合戦をしています。しかしじつは現実世界とリンクしていたのです……。

精神世界でアキが雪玉を投げると、現実世界では銃の魔人に乗っ取られたアキによる攻撃が行われて、多くの一般人が殺されてしまいます。

そんなアキを止めようとデンジが応戦しますが、精神世界で雪玉を受けたデンジは現実世界でもアキの攻撃を受けてしまい、血まみれになって倒れてしまいます。

著者
藤本 タツキ
出版日

 

【79話】未来の悪魔の予言通り早川アキ死亡!?

デンジが倒れた後もアキは精神世界でまだ雪合戦を楽しんでいるので、その後も雪玉(弾丸)をデンジに浴びせ続けます。被害はさらに拡大していき、デンジは一般人を守るために盾となりますが、足や腕がもげたことによる出血で活動限界を迎えてしまいます。その時!

1人の一般人がデンジの元に駆け寄り、自らの血を捧げてデンジに助けを求めたのでした。

血をもらったことで回復したデンジは意を決し、アキを殺す覚悟を決めます。精神世界では、泣きながら雪玉を投げてくるデンジに対して呆れるアキ。気づけばデンジの姿はなくなり、現実世界では死体となったアキが倒れていました。

アキの死体のそばには、空を見上げて呆然とするデンジだけではなく、契約の最後を見届ける悪魔の姿もあったのです。

このシーンの見所は、なんといっても大好きな先輩を殺さなければいけない苦悩に満ちたデンジの表情です。いろいろな苦難を乗り越え、ともに成長してきたデビルハンター。そんな大切な仲間を殺さなければいけないのですから、デンジの苦痛は計り知れません。

 

【80話】マキマとの邂逅、自宅へのお誘い

アキにはかなりの金額の貯金があり、遺言によって半分がデンジのものとなりました。デンジはそのお金で家を借りパワーと住むことにしましたが、アキを殺した喪失感から虚無な毎日を過ごしていました。

そんなある夜、デンジがアイスを買いにコンビニに行くと偶然にもマキマと出会い、デンジが落ち込んでいることを察したマキマは、「一緒に温かいお茶を飲みましょう」と、デンジを自宅に誘います。

マキマの自宅にはたくさんの犬がいるのですが、犬と触れ合いながら普段絶対に見ることのないマキマの可愛らしい姿を見たデンジは、

「ここ… 世界で一番良い場所じゃん……」
(『チェンソーマン』10巻)

と幸せな気分に浸ります。

マキマはそんなデンジの手に触れると、優しい言葉をかけながら慰めます。気が付けばデンジはマキマの胸の中で泣いていました。マキマがそんなデンジに叶えてほしいことを聞くと、彼は「マキマさんの犬になりたい」と謎の発言をします。

こんな状況になったのはマキマが原因であるにも関わらず、ボロボロになったデンジを慰めるマキマ。そして、謎の質問。今後の展開に大きく関わってくる気がしてなりませんね。

著者
藤本 タツキ
出版日

 

【81話】衝撃的展開!パワーが死亡!

前話で「マキマの犬になりたい」と答えたデンジに、どういうことかマキマが問い直すと、デンジは

「俺…もう…自分で何も考えたくねーです…」
(『チェンソーマン』10巻)

と答えます。この返事からも、デンジがどれだけ辛い想いを抱えているのかがわかりますね。

さらに、デンジは自分がアキを殺してしまったことを後悔。こんな結末になってしまったのは自分のせい、こんなことならマキマさんの言う事を黙って聞いているほうが疲れなくていいと弱音を吐きます。

そんなデンジに対して言うことは絶対聞き入れなければいけないとマキマが念を押すと、デンジはグーサインで答えます。そして、「お手」「ゴロン」などといった命令にも忠実に従い、デンジは完全に思考を放棄してしまったのです……。

そんな時に、突然玄関のチャイムが鳴ります。マキマは自分がパワーをあらかじめ呼んでいたことをデンジに伝えると、

「デンジ君がドア開けて 私がパワーちゃん殺すから」
(『チェンソーマン』10巻)

と命令します。

その瞬間デンジの脳裏には、アキが銃の悪魔に乗っ取られて自宅にやってきた時の映像がデジャブのように蘇ります。開けてはいけないと分かっているのにマキマの命令に抗うことができず玄関の扉を開けるデンジ。

マキマは躊躇なくパワーを殺し、何事もなかったかのようにデンジに微笑みかけるのでした。

アキとパワーの死。これによって未来の悪魔の3つの予言のうち、2つが実現したことになり、最後に残すは「悪魔に最も恐れられる悪魔が現れる」だけとなりました。マキマの思惑通りの展開、この先どうなっていくのでしょうか。

 

【82話】マキマの目的が判明?明かされるデンジの過去

突然のパワーの死を受け入れられないデンジが夢なのかとマキマに尋ねると、マキマはデンジの膝の上に寝転んで涙を流しながら大笑いします。

そして、「上を脱いで」とデンジに命令。彼がその通りに上着を脱ぐと、マキマは

「キミがポチタとしたのは約束じゃなくて契約だったんだよ」
(『チェンソーマン』10巻)

と言います。デンジが一生立ち直れなくなるように仕事やお金、さらにはアキやパワーといった仲良くしてくれそうな人間を提供し、その幸せをわざと自分の手で壊したことを告白し始めました。さらに、

「これからデンジ君が体験する幸せとか普通とかはね 全部私が作るし全部私が壊しちゃうんだ」
(『チェンソーマン』10巻)

と冷たく言い放ったのでした。

とデンジが困惑すると、マキマは「罪を償う時がきた」と答えて、デンジの過去について話し始めます。デンジが子供の頃の嫌なことを扉の奥に隠していること。その嫌なこととは、デンジが幼少期の頃に父親に酔って殺されかけたはずみで父親を殺してしまったこと。

それらの事実を伝えて、今までのこともどうにかできたかもしれないのに、それをしなかった人間が普通の生活を望んでいるわけがないとデンジに言い聞かせるマキマ。回想シーンの幼少期のデンジは「うん」とうなずいたのでした。

このシーンでは、デンジの父親が死んだ原因と、その嫌な過去がデンジが扉の奥に隠した事実だということがわかりました。とうとうマキマは、デンジを完全に支配してしまったのです……。

 

【83話】マキマVS岸辺 チェンソーの悪魔完全復活!

身支度を済ませたマキマがデンジと手をつなぎながら部屋を外に出ると、廊下には「セラフィム」「ビーム」「ガルガリ」「ドミニオン」「ヴァ―チェ」「パワー」「プリンシ」「エンジェル」の8体の悪魔や魔人がいました。

彼らはすべてマキマが殺した者達。マキマがデンジに対して説明しかけた瞬間、突然建物にバズーカが撃ち込まれます。

バズーカを打ち込んだのは、岸部率いる「対マキマ対策部隊」でした。その後彼らは建物に突入し、マキマに対してマシンガンによる攻撃を行います。そして、マキマ対策部隊のメンバーが

「地獄の悪魔よ マキマを殺して地獄に落とせ」
(『チェンソーマン』10巻)

と言いながら一斉に首を切って自害すると、その背後から地獄の悪魔が姿を現します。その瞬間、マキマが

「助けてチェンソーマン」
(『チェンソーマン』10巻)

と命令。デンジの腹部から触手のようなものが現れてデンジの首に巻き付き、誕生したばかりの地獄の悪魔をチェンソーマンが一瞬にしてバラバラに切り刻んでしまいました!

チェンソーの悪魔が完全復活し、返り血を浴びている描写で83話は終わります。チェンソーの悪魔の完全復活とデンジの支配、さらには切り札である地獄の悪魔を失った対マキマ対策部隊はどうなってしまうのでしょうか!

 

【84話】チェンソーマンとマキマの正体が判明!

前話で地獄の悪魔はバラバラにされてしまいましたが、なんと生き残った対マキマ対策部隊の1人が自分の血を分け与えて見事に復活を果たします!すると、突然チェンソーマンの頭上に扉が現れ、そこから巨大な手が伸びてきてチェンソーマンを叩き潰します。チェンソーマンは地獄へと落ちてしまうのでした。

一方その頃、マキマの横には銃を構える岸辺の姿がありましたが、マキマは余裕を見せながら衝撃的な事実を告げます。それは、マキマと内閣総理大臣との契約。彼女への攻撃は適当な日本国民の病気や事故に換算される、というものでした。

それでも岸部は銃を構えたまま、マキマに正体は何者なのかと質問。彼女は少し迷った後にこう答えました。

「私は彼のファンです」
(『チェンソーマン』10巻)

このシーンでは、マキマがどれだけ攻撃を受けても死なない理由と、これだけ強力な契約を結ぶ代わりに、彼女がなにか大きな代償を払っているという伏線が張られました。

 

【85話】コベニが再登場 チェンソーマンとの奇妙なやり取り

マキマは岸辺に対してこう言います。

「チェンソーマンに助けを求めた私はまもなく殺されます」
「さぁおいで」
(『チェンソーマン』10巻)

まるでその言葉を待っていたかのように、窓からチェンソーマンがマキマに突っ込み、彼女はバラバラにされてしまいます。

シーンは変わり、東山コベニが働くハンバーガーショップに切り替わります。コベニは話すときに「あっ」と言ってしまう癖を直すことができず、お店の女子に平手打ちをされたことで「たすけて」と呟きます。

すると、突然来店したチェンソーマンは一瞬で店員の首を切り落とします。

「一回でいーから腐ってねえハンバーガー食ってみてえよな」
(『チェンソーマン』10巻)

という過去のポチタとの会話を思い出したチェンソーマンは、店内の席に座りました。

彼がハンバーガーを求めていると察したコベニは、ハンバーガーを持って彼の元に向かいますが、つまづいてハンバーガーセットをぶちまけてしまいます。

怒ったように叫ぶチェンソーマンに怯えながら再度トライするものの、またしてもコケてチェンソーマンにハンバーガーをぶちまけてしまいます。

マキマの突然の死。それから東山コベニのちょっと不思議なコメディシーン。果たしてマキマは本当に死んだのでしょうか?その謎は、この後すぐに解き明かされるようです。

 

【86話】レゼ・クァンシ・サムライソード復活!

東山コベニが2回もハンバーガーをぶちまけたことからドッキリだと勘違いした他の店員は、無防備に近づいて殺されてしまいます。それを見た東山コベニが、落ちたハンバーガーを泣きながらチェンソーマンに提供すると、満足そうな顔ですぐに完食。

さらに

「女とデートしてみてえよなあ…」
(『チェンソーマン』10巻)

という言葉を思い出した彼はそのままゲームセンターに向かい、コベニにダンスゲームを強要して自分は外に出て行ってしまいます。

じつは、チェンソーマンは無計画に動いていたわけではなく、マキマの元を目指していたのです。身を隠していたマキマが姿を現し「みんな出ておいで」と言うと、たくさんの刺客の姿が。その中には「サムライソード」「レゼ」「クァンシ」の姿もありました。

このシーンからいよいよデンジとマキマの戦いが本格的に始まります。かつてデンジが愛したレゼ、そしてかつての仲間であるクァンシらをデンジはどうやって倒していくのでしょうか!

 

【87話】武器の悪魔達VSチェンソーマン

チェンソーマンを取り囲んだマキマは、凛とした表情で

「チェンソーマン、いい加減この戦いを終わらせましょう」
「公安魔特異5課 作戦開始」
(『チェンソーマン』10巻)

と号令を出します。

それを合図に一斉に切りかかる刺客たちですが、チェンソーマンの圧倒的な力は凄まじいもの。一瞬にしてクァンシを足にチェンソーで突き刺して倒してしまいます。そんなチェンソーマンの隙を狙ってサムライソードが背後から居合斬りを放ちますが、次の瞬間にはサムライソードのほうがバラバラにされてしまうのでした。  

それを見たマキマは、

「うん、勝てる気がしない」
(『チェンソーマン』10巻)

と呟き、そこでこのシーンは一度終わります。

死んだと思っていたはずのマキマの登場、そして圧倒的すぎるチェンソーマンの力。マキマは敵なのか、味方なのか?ここからの展開できっとそれがわかるはずです!

 

【88話】チェンソーマンの圧倒的強さ!

絶望的な状況のなか、2体の悪魔が協力して攻撃を仕掛けます。しかし一切のダメージはなく、レゼがチェンソーマンを連れて上空に飛びますが、レゼもすぐにバラバラに切り刻まれてしまいます。

一瞬の隙が生まれるのを狙っていた悪魔が槍で不意を突き、その後からマキマが「ばん」「ばん」と手を銃の形にして攻撃を加えると、チェンソーマンは宇宙まで飛ばされます。チェンソーマンは心臓を取り出し地球に向かって投下。その心臓はだんだんとチェンソーマンの形となり、空中からすべての悪魔とマキマをチェーンで拘束して真っ二つにしてしまうのでした。

なんとも強烈な描写で終わるシーンですが、マキマには絶対にダメージを受けない契約があるので無事でしょう。他の悪魔や魔人はいったいどうなってしまうのでしょうか⁉

 

【89話】マキマの奇策!チェンソーマンの敗北?

コベニがダンスゲームを終えて外に出ると、そこには体育座りをしているチェンソーマンの姿がありました。しかし、死んだはずのマキマが大勢の人間を支配下において、突然姿を現します。

「先ほどのを含めると私は今までに貴方に26回も殺されてきました」
「これで決着です」
(『チェンソーマン』11巻)

とマキマ。彼女は、自分には関係ないと現実逃避しているコベニに対して大いに関係あると言い、チェンソーマンへの恐怖が薄れていることを指摘します。

テレビではチェンソーマンが銃の悪魔を倒したことや、サメに乗って台風の悪魔を倒したことなどが報道され、多くの国民がチェンソーマンを支持し盛り上がっている様子。

悪魔たちの恐怖がチェンソーマンの力となっていましたが、マキマは人間を使ってその恐怖を食べていきます。そして、天使の悪魔の能力で自分の寿命千年と引き換えに槍の寿命武器を作り出し、避けることができないコベニに向かって槍を放り投げます。それを庇って攻撃を受け止めたチェンソーマンは、血まみれになってその場に倒れてしまいます。

著者
藤本 タツキ
出版日

 

【90話】パワーが血の悪魔として復活!

パワーの精神に入り込み、デンジを助けてくれとお願いするポチタ。今パワーの正体は、この間デンジに飲ませた血であると説明します。自分を食べて悪魔として復活し、デンジを助けるよう尋ねると、パワーは

「あたりまえじゃ。デンジはワシのバディじゃからな」
(『チェンソーマン』11巻)

と答えて、豪快な笑い声とともに血の悪魔として復活したのです!

マキマはさらに寿命を100年分消費して大剣を取り出しますが、パワーはマキマたちの血を武器に変えて「サウザンドテラブラッドレイン」によって無数の攻撃を浴びせます。しかし、マキマは死んだ人間をゾンビ化してパワーを執拗に追い詰め、遂にパワーはチェンソーマンを抱えて逃げ出しますが、マキマの「大人しくチェンソーマンを渡しなさい。そうすれば殺さないでまた飼ってあげる」という言葉に屈し、「仰せのままに!」と叫んでチェンソーマンを差し出してしまいます。(セリフは『チェンソーマン』11巻より引用)

シリアスな展開でありながら、パワーの軽快なセリフでテンポよく進んでいく90話。このシーンではパワーのカッコいいところカッコ悪いところを同時に見せられた気になりますね。

 

【91話】パワーとの契約でデンジが復活

前話では大人しく負けを認めたパワーでしたが、どうしてもチェンソーマンを諦めることができず、マキマに攻撃を加えながらチェンソーマンを連れて逃げ出します。

大量のゾンビや敵の攻撃を受けながらも、「命は平等に軽い。でも、デンジはダメじゃ。だってデンジは、初めてできた友達」と言って這いつくばってでもチェンソーマンを助けようとします。

やっとの思いで建物に逃げ込んだパワーは、デンジとともにゴミ箱の中に逃げ込みます。助けに来てやったと問いかけるパワーに対して、すべてを諦めてネガティブになっているデンジは、もうほっといてくれと言います。

パワーはそんなデンジに対して、

「悪魔はこの世で死んでも地獄で蘇るんじゃ」  
「デンジ 血の悪魔を見つけに行け(中略)血の悪魔をまたパワーに戻してくれ そうすればまたデンジのバディになれるじゃろ?」
(『チェンソーマン』11巻)

と言い、自分を見つけに来てもらう代わりに自分の血を差し出してデンジを回復させます。

回復したデンジの横にパワーの姿はなく、そのかわりに岸辺が姿を現します。そしてデンジに対してデンジなのか、それともバケモノなのか質問すると、デンジは無言でピースサインを作りました。

このシーンは、なんといってもパワーとデンジの友情が見所!死んだと思っていたパワーがポチタの力で悪魔として復活し、自分を犠牲にしながらも大切なデンジにすべてを託す。ファンなら興奮せずにはいられない胸熱シーンです!

 

【92話】コベニとの会話でデンジの心境が変化?

岸辺はデンジとコベニを連れて、足がつかない隠れ家に向かいます。コベニが岸辺に対して、いろいろ見てしまったからマキマに殺されるのか、家族とは一生電話できないのか聞くと、岸部は「たぶんそうだな」と答えます。

すると、コベニは「離れる理由ができてよかった」と呟き、デンジが誰からか尋ねると、「お父さんとお母さんから」と答えます。デンジは死なないからうらやましいとヤケになる彼女に対して彼は「トイレの底に落ちてる感じ」と気持ちを素直に打ち明けます。

「普通」について語り合っている2人の目に、ふとチェンソーマンの活躍を報じるテレビニュースが飛び込んできます。そこには多くの悪魔や魔人を倒してきたチェンソーマンの姿が映っていて、デンジは自分の意識がない間にどんなことが起きていたのかを知ることになるのです……。

ここからいよいよラストに向けてストーリーが加速していきます!自分がしてきたこと、そして自分が多くの市民に応援されていることを知ったデンジはこれからどんな活躍を見せるのか⁉とてもワクワクする展開です!

 

【93話~95話】最終決戦:デンジVSマキマの行く末は?

ここからは、クライマックスに向かってデンジとマキマのバトルがヒートアップしていきます!

マキマの本当の目的とは? 果たして本当に敵なのか? そんな疑問を回収してくれるラストに向けて、しっかりと話の流れを掴んでおきましょう!

 

【93話】デンジとマキマの最終決戦

チェンソーマンを応援してくれる人がたくさんいると知ったデンジは、本当は毎朝ステーキを食べたいと思っていたこと、彼女をたくさん作ってたくさん遊びたかったという素直な思いを泣きながら訴えます。

「だから俺…! チェンソーマンになりたい…!」
(『チェンソーマン』11巻)

岸辺とコベニが眠りについた後も、まだ自分の映像が流れてるテレビを見ていたデンジ。マキマへの想いを消せずにいることを独り言のように呟きます。

意を決したデンジはチェンソーマンに変身し、マキマの元へと向かいます。わざわざ死にに来てくれたのか、と尋ねる彼女。

「アンタの作る最高に超良い世界にゃあ糞映画はあるかい?」
(中略)
「私は…面白くない映画はなくなった方がいいと思いますが」
「うーん…じゃやっぱ殺すしかねーな」
(『チェンソーマン』11巻)

とデンジは宣戦布告します。

このシーンでは、マキマに対するデンジの真っすぐな気持ちに強く胸が打たれますね。マキマへの恋情を捨てきれないデンジは、果たしてマキマと決着をつけることができるのでしょうか?  

 

【94話】デンジVS武器人間ズ

マキマがゾンビの悪魔の力で味方を増やすなか、デンジが上空から瓦礫を投げて攻撃しますが、サムライソードと剣の武器人間によって阻止されてしまいます。その隙を狙っていたデンジは2体を同時に仕留め、さらにレゼと鞭の武器人間までもチェンソーで切り刻みました。

しかし、多勢に無勢。大量のゾンビに取り囲まれたデンジは身動きが取れなくなり、火炎放射器の武器人間による攻撃で大量のゾンビごと焼かれてしまいます。ところがデンジに火の攻撃は通じず、攻撃を加えた火炎放射器の武器人間と止めに入ったクァンシを切り倒します。

今までのダメージが蓄積していたデンジは力尽きて倒れますが、マキマは自分の手を打ち抜いてデンジに自分の血を飲ませると

「デンジ君起きて ちゃんと私の手で殺してあげる 一緒に殴り合おう」
(『チェンソーマン』11巻)

と言うのでした。

自分の手でデンジを殺すことに執着しているマキマ。その真意はいったいなんなのでしょうか?

 

【95話】デンジの死

マキマの血で目を覚ましたデンジは、突然マキマの首を切り落としますが、そのダメージはマキマの手下のデビルハンターにすり替えられてしまいます。その後何度も攻撃を繰り返すも状況は変わらず、2人の死闘はどんどん激しさを増していきます。

とうとう力尽きたデンジは、マキマに心臓をえぐり取られてしまいます。どうすればまたはちゃめちゃなチェンソーマンに戻ってくれるのか、と尋ねるマキマに、デンジは血の痰を吐きつけて抵抗するも、

「私達の邪魔をするなら 死んで」
(『チェンソーマン』11巻)

という言葉とともに、心臓を完全に体から切り離されてしまうのでした。

心臓をえぐり取られたデンジは、果たして本当に死んでしまったのでしょうか!?

 

【96話】マキマ死亡? デンジの奇策とは?

デンジの心臓をえぐり取ったマキマは、タバコに火をつけて勝利の余韻に浸ります。

「私は貴方に二度勝ちました チェンソーマン これで貴方は私のモノ これからはずっと一緒です
一緒にたくさん食べて寝て幸せな生活をしましょう」
(『チェンソーマン』11巻)

そんなマキマの言葉を遮るように、突然死体の山からチェンソーのエンジン音が響き渡ります!

あれほどの攻撃を受けながらも生き残っていったデンジは、スーツ姿のままチェンソーを振りかざすと、そのままマキマの体を切り裂きます。じつは、デンジはあらかじめめ自分の心臓からポチタをもぎ取って姿を擬態し、マキマを騙していたのです!

デンジの狡猾な罠に騙されたマキマが困惑していると、デンジはこの程度で彼女を殺せるなんて思っていないと言って、迎えに来た岸辺の車に乗り込みマキマのアパートへと向かいます。

岸辺と作戦内容の再確認を行ったデンジは、冷蔵庫にある残り物で簡単な料理を作ると、

「マキマさんと俺…一つになりゃあいいんだ…」
「マキマさんってこんな味かぁ…」
(『チェンソーマン』11巻)

とまた小さく呟きました。

ここで1つ気になるのが、デンジと岸辺は明らかになにかを運んで疲れているが、その「運んだ物体」が描かれていないということ。そして、デンジは生姜焼きを作りながら肉に向かって「あんたは」と言っていること。そして極めつけは、「マキマさんってこんな味かぁ…」と呟いたこと……。

つまり、デンジと岸辺が立てた作戦は「デンジがマキマの肉体を捕食して再生できなくする」ということだったのです!さぁ、この後の波乱の最終回はいったいどうなるのでしょうか。

 

【97話】第二部始動:新キャラクター「ナユタ」登場

デンジはマキマが飼っていた大勢の犬を連れながら岸辺の元へと向かい、マキマの肉を全部捕食したことを報告します。

「どうしてマキマを殺すことができたのか」と尋ねる岸辺に、デンジは

「攻撃じゃない、愛ですよ、愛」
(『チェンソーマン』11巻)

と答えます。さらにどうしてマキマに気づかれずに攻撃できたのかと尋ねる岸辺に、マキマが「匂い」で他人を判別していること、そして彼女はデンジ自身ではなく「チェンソーマンの匂い」にしか興味を持っていなかったことを説明します。

「俺はね賭けたんですよ マキマさんが俺じゃなくてず~っとチェンソーマンしか見てない事に……」
(『チェンソーマン』11巻)

そう言って話すデンジの横顔は、どこか寂し気で哀愁を感じさせるものでした。きっとマキマが自分に対して特別な感情を抱いていないということに、大きな寂しさを感じていたのでしょう。

そんな話をしているにも関わらず、1人の子どもがデンジに近づいてきます。どっかいっちまえと追い払おうとするデンジの指に噛みつくと、デンジはその子どもの正体がマキマであることに気が付きます。

しかし、それはマキマ自身ではなく、岸部が中国で発見したただの「支配の悪魔」だったのです。デンジに捕食されたことによって記憶を失ったマキマは、子どもの姿となって岸辺に拾われていたのです。

岸辺はこれから忙しくなるからデンジに任せるのがベストだと思ったと一方的に彼女を押し付けると、いつの間にか姿を消していなくなっていました。

デンジが子どもに名前を聞くと、子どもは「ナユタ」と名乗りました。肉以外で何か食いたいものは、というデンジの質問に「食パン」と答えます。一緒に食事をして眠りにつくと、デンジの夢の中にポチタが現れてこう説明しました。

ポチタの願いは誰かに抱きしめてもらうことだったが、強すぎるがゆえにそんな簡単な願いことを叶えることができなかったということ。そして、支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしいということ。

「恐怖の力でしか関係を築けない彼女にとっては家族のようなものにずっと憧れていた(中略)だから…デンジがそういう世界を作ってあげてね」
(『チェンソーマン』11巻)

とお願いするポチタに、「どうやって?」とデンジが質問すると、ポチタは

「たくさん抱きしめてあげて」
(『チェンソーマン』11巻)

と答えるのでした。

シーンは変わり、街中で大きな悪魔が暴れているなかで、「チェンソーマンは今は高校生」と噂を口にする人々。そこに登場するデンジがチェンソーの紐を引っ張ってエンジンをかける描写で、第一部公安編は終わりました。

チェンソーマンの能力によって、記憶を失い子どもの状態で発見されたマキマ。そして、支配の悪魔がもう寂しい思いをしないようにと、深い愛情で包み込むデンジ。姿形は変わっても、デンジのマキマに対する一途な愛は変わらず、最後はとても優しい気持ちでまとめてくれましたね。

ナユタは最終回で突然登場したキャラですが、じつは作者の藤本タツキ先生の読み切りである『予言のナユタ』にも、同じくナユタという女の子が登場します。読み切りでは頭にツノを生やしたナユタが世界を滅ぼす妹として描かれています。

ナユタが今後どのように作品に関わってくるのか、とても期待が高まりますね!

著者
藤本 タツキ
出版日

 

登場キャラクターたちは生きている?それとも…

ここからは、第一部が完結した時点でそれぞれの登場人物が生存しているのか、死亡してしまったのかを解説していきます。

デンジ、ポチタ

…生存

本作の主人公であるデンジは、マキマを捕食することで支配の悪魔の記憶を奪い、その後中国で拾われた支配の悪魔(ナユタ)とともに過ごします。

チェンソーの悪魔であるポチタは、デンジに対して「ナユタに寂しい思いをさせないように抱きしめてあげて」と言い残し、またデンジの心臓へと戻っていきます。最終話でデンジがチェンソーのエンジンをかけているので、ポチタは生きていると推測できます。

 

マキマ

…死亡

内閣官房長官直属のデビルハンターであるマキマの真の正体は「支配の悪魔」でした。最後までチェンソーマンに固執し、最後は再生ができないようにデンジに捕食されて死亡しました。

著者
藤本 タツキ
出版日

 

早川アキ

…死亡

公安退魔特異4課に努めている面倒見のいい早川アキは、マキマを命の恩人と慕っていたのでマキマの頼みを断ることができず、デンジの面倒を見ることになりました。能力を向上させるために何度も自分の寿命を削り、最後はマキマの命令ですべてを捧げて契約。その結果命を落とし銃の悪魔に体を乗っ取られてしまいます。

アキという名前が「AK―47」というロシア製の銃に由来しているというのも、とても興味深いですね。

 

パワー

…死亡

マキマからデンジを救い出すためにポチタの血で回復したパワーは、なんとかゴミ箱の中に逃げ込みました。最後はデンジに

「ワシの血をやる かわりに…ワシを見つけに来てくれ」
(『チェンソーマン』11巻)

と託し、最後にありったけの血をデンジに与えて死んでしまいます。

 

東山コベニ

…生存

デビルハンターを辞めてハンバーガー屋でバイトをするも、自我を失ったチェンソーマン(デンジ)に強制的にデートをさせられてしまいますが、岸部とデンジと避難してなんとか生き残ることができました。

 

岸辺隊長

…生存

岸辺は「支配の悪魔を体内に取り込んで再生を阻止する」というデンジの作戦にしぶしぶ賛成し、最後までデンジの行動を見守り続けます。死亡した描写はないので、生きている可能性が高いでしょう。

 

レゼ

…生存?

死亡した後にマキマの部下として復活したレゼですが、不死身であるにも関わらず、チェンソーマンにバラバラにされた後の動向が不明なので、現段階では生きているか死んでいるかを判断することはできません。

 

クァンシ

…生存?

サンタクロースとの戦いで一度死んだクァンシですが、その後マキマの配下として復活し、最後は呆気なくチェンソーマンに一瞬でバラバラにされてしまいます。しかし2期で復活する可能性を捨てきることはできません。

 

銃の悪魔…死亡?

最終的に早川アキの体を乗っ取った銃の悪魔は、デンジの手によって死亡するシーンが描かれています。このシーンは多くのファンの心に残り、その後も復活する描写がないので死亡した可能性が高いと思われます。

 

『チェンソーマン』ネタバレまとめ 

チェンソーマンは「ジャンプ」の概念を覆すほど残酷なダークファンタジー。しかしデンジの一途な想い、各キャラクターの過去や壮絶な最期など、、心に残るメッセ―ジ性のある作品です。

漫画『チェンソーマン』は「U-NEXTトライアル」で全話読むことができるので、ぜひ原作をご自身の目で確かめてみてください。

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