両面宿儺の設定がややこしすぎるので、分かりやすく整理して考察! 『呪術廻戦』における超重要キャラクター・両面宿儺。彼は「呪いの王」として恐れられていますが、実は「呪霊」ではなく「人間」だったということはご存知でしょうか? 今回の記事では、両面宿儺について2021年5月現在で明かされている情報を整理し、彼がなぜ「呪いの王」と呼ばれる特急呪物になったのかを考察します!
はいどーも、『呪術廻戦』考察YouTuberのポチです!
今回は、僕が『呪術廻戦』の考察者として活動している中で、宿儺について勘違いしてる人が多いと感じたので、この記事を作成してみました。
後半の方ではその勘違いの原因と、『呪術廻戦』において宿儺がどういう存在なのかをあらためて考察していこうと思うので、ぜひ最後までご覧ください。
僕は『呪術廻戦』の考察者として、最新話が発表された時には、ネットで読者のみんながどういう感想を持ってるのかなぁと確認したりしているのですが、その中で特に、両面宿儺の設定に関して勘違いしている人が多いんですよね。
この勘違いというのが、宿儺のことを「神」や「呪霊」だと思っている、ということです。
違います。実は、宿儺は人間です。
『呪術廻戦』における宿儺は、顔が2つ・腕が4本ある「両面宿儺」と呼ばれる鬼神──ではなく、その「両面宿儺」の名を冠した人間のことです。
五条「両面宿儺は腕が4本 顔が2つある仮想の鬼神
しかしそいつは実在した人間だよ
1000年以上前の話だけどね」
(漫画『呪術廻戦』第1巻・第1話より引用)
1000年以上前に亡くなっているみたいなんですが、実在していたみたいです。
宿儺の設定について、紛らわしくしている要因は、指が20本あることですね。普通の人なら10本ですから。
その謎に関しては……すみません、2021年現時点ではよく分かりません。
よく分からないのですが、突然変異なのかそういう病気なのか、どうやら宿儺は腕が4本ある人間みたいです。
だからこそ、その共通点のある「両面宿儺」と呼ばれていたのかもしれません。
では、人間である「両面宿儺」が、なぜ人間の敵として登場しているのかという疑問について考察していきましょう。
1000年以上前、かなりの暴れん坊だったとされている宿儺ですが、おそらく呪術師たちと対立している立場の人間だったのだと思います。『呪術廻戦』の序盤にも、「かつて呪術師と宿儺は戦ったけどまったく勝てなかった」という五条の語りがありましたよね。
五条「呪術全盛の時代 術師が総力をあげて彼に挑み敗れた
宿儺の名を冠し死後呪物として時代を渡る死蝋でさえ
僕らは消し去ることができなかった」
(漫画『呪術廻戦』第1巻・第1話より引用)
その時に、一般人だったのか呪詛師だったのか、それとも伏黒父のように化け物的なフィジカルだったのかは分からないのですが、かなり人間側にダメージを与えていたことが分かります。
そして、呪力というのは、人間が負の感情を抱いた時に生まれる力ですよね。
宿儺が死んだ後、生前の行いから宿儺に対する人々の恐怖が呪力となり、それが宿儺の死体に宿ってしまったので、否応なく特急呪物になってしまった、という流れではないでしょうか。
この流れであれば、人間だった宿儺が現在でも人間の敵として存在している理由にも説明がつきますよね。
ただ、そう考えると、伏黒父の肉体も特急呪物になりそうですが、現状そうはなっていないですよね。
これはおそらく、彼が術師殺しということもあり一般人からあまり認知されていないことや、宿儺の経験をもとに対処法が確立されていたりするのかもしれません。
逆に、一般人を斬殺する人間の死体、たとえば戦国武将の死体には呪力が宿る可能性もありますよね。恐怖を抱いている一般人が多いので、今後の展開の中で登場したらかっこいいとは思うんですけど……間違いなく特級だと思うので、渋谷事変後のこの現状、呪師側がめちゃくちゃピンチになっちゃいますね……ちょっと遠慮していただきたいです。
ということで、宿儺の設定について考察をしてきました!
宿儺が人間から現在のような「呪いの王」になった経緯が未だ描かれていないので、かなり混乱している人もいるかと思いますが、今回の記事で少しでも理解の手助けができたら幸いです。
難しく感じる人は、宿儺は昔の人間で、多くの人に恐れられたので、死んだ後死体が特級呪物になったと認識すれば大丈夫だと思います。
両面宿儺の秘密が明かされるその時を、楽しみに待ちましょう!
今回の考察で、より『呪術廻戦』の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです!
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