明るく前向きに!気分を明るく変えたい時におすすめの小説10選

更新:2024.3.21

日常生活で気分が落ち込んだ時や疲れた時に、明日から気分を明るく変えたいときにおすすめな小説を10冊紹介します。 どうしても自分で選ぶことができない人におすすめな選書サービスも紹介します!

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明るい気分になる本の選び方!

希望に満ちたストーリー: この特徴は、物語が読者に希望と可能性を感じさせるような展開を持つことを意味します。困難な状況からの脱出や、望ましい未来への展望が描かれることで、読者は物語の中で希望を見出します。

魅力的なキャラクター: 物語に登場するキャラクターが前向きで、困難に立ち向かう姿勢を示すことです。こうしたキャラクターは、読者に勇気やインスピレーションを与える存在となります。

ユーモア: 物語中にユーモラスなシーンやセリフが含まれることで、読者が笑顔になる瞬間を提供します。こうした要素は、物語の重さを和らげ、楽しい読書体験を提供します。

成長と発展: 物語の中でキャラクターが個人的な成長を遂げ、自己実現を果たす過程が描かれます。この過程を通じて、読者はキャラクターの変化と発展を体験し、共感や感動を覚えます。

ポジティブなメッセージ: 物語が人生の肯定的な側面を強調するテーマを持つことです。これにより、読者は人生の明るい面を再認識し、元気を得ることができます。

感動的な瞬間: 物語の中に心を打つ、感動的なシーンが存在します。これらの瞬間は、読者の感情を深く揺さぶり、強い印象を残します。

リアリズムと楽観主義のバランス: 物語が現実的な困難と楽観的な解決法をバランス良く描くことです。これにより、読者は現実の問題に直面しながらも、それを乗り越える希望を見出すことができます。

インスピレーションを与える引用や教訓: 物語には読者が学び取れる価値ある教訓や引用が含まれます。これらの要素は、読者に深い思考や新たな視点を提供します。

美しい描写: 物語が自然の美しさや人間関係の温かさを詳細に描写することです。これにより、読者は美しさや温かみを感じ取ることができます。

克服と解決: 物語の中で登場する困難や課題が最終的に克服され、満足のいく解決を迎えることです。これにより、読者は解決の喜びや達成感を体験できます。

 

明るく前向きに!気分を明るく変えたい時におすすめの小説10選

 

ミッドナイト・ライブラリ

『ミッドナイト・ライブラリ』はマット・ヘイグによる小説。主人公ノーラが自らの命を絶とうとすると、目覚めた際に不思議な図書館にたどり着きます。この図書館は、ノーラが選ばなかった人生の「もしあの時……」という選択肢を探究することができる不思議な空間でした。違う人生を生きたノーラが、各々の人生で何を学び、どのように成長していくかが描かれます。

この小説では、人生における大小のチャンスやキッカケが重要であり、選択の重要性を再認識することができます。また、過去の後悔や「もしも」にとらわれることの無意味さ、そして今を生きることの大切さを学ぶことができるのです。

過去の選択に対する後悔や、異なる人生を試すことで、現在の人生の価値を再評価するきっかけを提供してくれます。ノーラの奇妙な体験を通じて、私たちは自己反省を促され、自分の人生を肯定的に捉えるようになれるかもしれません。この物語は、「過去を変えることはできないが、今を生きることの大切さと、悪い選択ばかりではなかった」ということを思い出させてくれるでしょう。

著者
["マット ヘイグ", "浅倉 卓弥"]
出版日

 

和菓子のアン

『和菓子のアン』は坂木司による小説で、主人公の梅本杏子(通称アンちゃん)が中心です。高校を卒業した彼女は、将来の進路を定めずに、東京の商店街でアルバイトを始めます。ある日、彼女は和菓子屋「みつ屋」で働くことになり、そこで和菓子の奥深い世界に触れ、成長していきます。

読者は、『和菓子のアン』を通して、和菓子屋での日々や、様々な和菓子に関する知識を通じて、アンの成長と人間関係の変化を見守ることができます。

特に、和菓子を通じた椿店長の観察眼や洞察力が際立っており、和菓子の意味や背景に基づいた客への配慮深い接客を見ることができます。また、杏子の周囲の人々との関係も魅力の一つで、特に立花早太郎との関係は読者にとっても楽しみの一つです。

レビューによると、この小説は、和菓子の魅力とともに、人間関係や日常生活の中での小さな発見や喜びを描いており、読者にほのぼのとした気持ちや和菓子に対する興味を喚起します。また、物語の中での和菓子の詳細な描写は、読んでいるだけで和菓子を食べたくなるような美味しさを感じさせると言われています​。

著者
坂木 司
出版日
2012-10-11

 

さいはての彼女

『さいはての彼女』は原田マハによる短編集で、複数の女性たちが主人公となり、それぞれの人生の節目において旅を通じて成長し、自己再生を遂げる物語です。

この作品は、主に4つの短編から構成されています。一つ目の話では、敏腕若手女性社長の鈴木涼香が、失意の中で北海道に旅行し、聴覚障害を持つ少女ナギと出会い、自分自身を見つめ直す旅に出ます。涼香はナギのハーレーダビッドソンに乗り、北海道を駆け抜けることで、自分の人生を再考します​​。

二つ目の話は、波口喜美(ハグ)が中心で、失恋をきっかけに人生が変わり、退職して途方に暮れる彼女が、親友との旅行を通じて自己再生を目指します。旅先での自然の美しさや、食事の楽しみなどを通じて、心が癒され、新たな一歩を踏み出すきっかけを得ます​​。

三つ目の話では、企業で働く陣野志保が、部下とのトラブルをきっかけに一人北海道に旅立ちます。彼女はタンチョウヅルの保護活動に携わる人々と出会い、自己中心的な考えを見直し、本当の自分自身を見つける旅になります。

最後の話は、バイクの事故で夫を失った母親、道代の視点から語られます。彼女は娘ナギが家を空けた間、バイクのキャンペーンガールとしての仕事を通じて、新たな人間関係を築き、過去のトラウマを克服します​​。

読者のレビューによると、この短編集は心地よい読書体験を提供し、旅を通じて心が洗われるような感覚を味わえると評価されています。登場人物たちの成長や変化は、読者にとっても心の憑き物が取れるような清々しさを与えるとされています。また、日常生活の中での小さな目標や、人生を大切に生きるというメッセージが込められている点も、読者にとって魅力的です。

著者
原田 マハ
出版日

 

フライ,ダディ,フライ

『フライ,ダディ,フライ』は金城一紀による小説で、47歳の平凡なサラリーマン、鈴木一が主人公です。彼は幸せな家庭生活を送っていましたが、娘が突如暴行を受けるという悲劇に見舞われます。加害者は高校ボクシングチャンピオンの石原勇輔で、彼の父親が有力者であるために、学校側は事件を隠蔽しようとします。この事態に直面した鈴木は、復讐のために行動を起こします。

鈴木は偶然出会った在日朝鮮人の高校生、朴舜臣に出会い、彼の指導のもとで闘い方を学びます。朴は物静かで無愛想ながら、喧嘩の達人であり、家族や仲間への強い思いやりを持っています。彼の指導のもと、鈴木は精神的、身体的に成長していきます。

この物語は、シンプルかつ直球の感動を提供し、主人公鈴木の成長と彼が直面する困難を描いています。夏休みを費やしての特訓を通じ、鈴木は自分自身を見つめ直し、家族への愛情を再確認します。彼の奮闘ぶりは読者に感動を与え、人生の困難に立ち向かう勇気を示しています

著者
金城 一紀
出版日

 

死にたいって誰かに話したかった

『死にたいって誰かに話したかった』は南綾子による小説で、生きづらさを抱えた4人の男女が主人公です。37歳の独身女性・奈月が中心となり、「生きづらさを克服しようの会」を発足します。

奈月は、あたたかい家庭を夢見ながらも恋人や友人がおらず、仕事でも空回りしている状況です。彼女が勧誘チラシを撒いた結果、似たような悩みを抱える他の3人が集まります。この4人の人物像や彼らの関わり合いを通じて、現代社会における孤独や不幸、生きづらさといったテーマが掘り下げられています​​​​。

小説は、生きづらさを抱えた人々に対して、共感や安らぎを提供する「セラピー」のような作品です。タイトルからは想像しにくい生き生きとした文体が特徴で、読後にはタイトルへの感じ方が変わるかもしれません​​。南綾子自身は、この小説を通して、完璧な家庭や恋人といった関係性を目指すのではなく、もっとゆるいつながりを一つでも持つことの大切さを示唆しています。

彼女は、幸せになるという義務から解放され、生きづらさを少しでもやわらげながら生きていくことの重要性を説いています​​。

この作品は、他人の幸せを素直に喜べない気分のときに読むと良いかもしれません。自分自身と向き合い、生きづらさを感じている人々にとって、共感を覚える内容となっているでしょう。

著者
南 綾子
出版日

 

おひとりさま日和

『おひとりさま日和』は、6人の女性作家による文庫書き下ろしの短編集で、各々が一人暮らしを楽しむ中高年女性たちの日常を描いています。この作品集では、さまざまな背景を持つ女性たちが主人公となっており、それぞれの短編が、彼女たちの生き方や考え方、日々の出来事を通じて読者に心温まる体験を提供します。

短編集の中には、例えば、番犬のレンタルサービスを利用する女性の話や、遠距離恋愛をしながら山暮らしを楽しむ草木染め作家の話などが含まれています。各話は、読者に笑いやほっこりする感覚、時には深く考えさせられるようなエピソードを提供し、日常生活の中での小さな幸せや、ひとりでいることの良さを感じさせます。

読者の感想によると、この短編集は、独立した精神を持ち、自分の幸せを追求する女性たちの物語を通じて、人それぞれの暮らし方や幸せの形を考えさせる作品です。異なる状況にある「おひとりさま」の女性たちが、それぞれの環境でどのように生活しているかを見ることで、読者は自分自身の生き方についても考えるきっかけを得ることができます。

『おひとりさま日和』は、一人暮らしをする女性たちの日常を描いた、共感を呼び起こす作品です。読むことで、日々の小さな幸せを見つけるきっかけになるかもしれません​​​​​​。

著者
["大崎 梢", "岸本 葉子", "坂井 希久子", "咲沢 くれは", "新津 きよみ", "松村 比呂美"]
出版日

 

息が詰まるようなこの場所で

『息が詰まるようなこの場所で』は外山薫による小説で、東京の湾岸地区にある高層タワーマンション「ローゼスタワー」に住む人々の物語です。この物語では、タワーマンションに住む「資産家」「サラリーマン」「地権者」という異なる立場の人々が描かれており、それぞれが抱える日常の悩みや葛藤がリアルに描かれています。

物語の中では、中学受験を控えた息子を持つ家庭や、医者家族、その他の登場人物たちが、それぞれの立場で日々の生活と格差、社会のプレッシャーと向き合っています。特に、中学受験を巡る子供のための努力が、親の競争心に取り込まれていく様子や、タワーマンション内での階層間の格差などが、生々しく描かれています。

読者の感想によると、この作品は働き盛りの親たちや、タワーマンションという特殊な環境での生活がもたらすストレスや葛藤に共感を覚える内容であり、特に働く親たちには特に共感を呼ぶとされています。また、タワーマンションでの生活が持つステータスや見栄、子供たちに対する影響など、現代社会の抱える問題点が浮き彫りになる作品として評価されています​​​​​​。

著者
外山 薫
出版日

 

夜明けのはざま

『夜明けのはざま』は町田そのこによる小説で、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」を舞台にした連作短編集です。この作品では、生きることと死について、さまざまな人物の視点から描かれています。登場人物には、仕事と結婚の間で揺れる葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝う花屋、再会した男に動揺する葬儀社の新人社員、夫との関係に悩む主婦などが含まれます。それぞれが自分らしい生き方と葛藤、そして決意を抱え、日常と非日常の間で生きています。

この物語は、死というテーマを通じて、人間の複雑な感情や人生の様々な側面を探求しています。読者の感想によれば、本作は生と死のはざま、男女のはざま、理想と現実のはざまなど、人々が立たされる様々な「はざま」に焦点を当てており、現実の厳しさとそれに立ち向かう人々の姿が描かれています。この作品は、町田そのこの新たな代表作として高く評価されており、読者に深い感動を与える内容となっています​​​​​​。

著者
町田 そのこ
出版日

 

ねこ先生

『ねこ先生』は長尾剛による小説で、文豪・夏目漱石が誕生するまでの舞台裏を描いた作品です。主人公は夏目金之助で、小説は彼がうつ病を発症し、その話し相手として黒猫と交流する様子を中心に展開します。金之助は小泉八雲の後任として帝大講師になり、学生たちとの確執や自殺をほのめかす教え子の対応に苦慮し、心を病んでしまいます。この中で、妻の鏡子は夫の病を治すために奮闘します。

読者の感想によると、この物語は夏目漱石の人物像と彼の作品に対する理解を深めるのに役立つとされています。特に、夏目漱石と黒猫とのやり取りが印象的で、この交流が物語に深みを与えていると評価されています。また、漱石の人間性や彼が直面した困難がリアルに描かれており、読者に新たな視点を提供しているようです。

この小説は、文豪・夏目漱石の内面や彼が作家として歩むまでの経緯をドラマチックに描いており、文学作品やその背後にある人物に興味がある読者におすすめの作品と言えるでしょう​​​​​​。

著者
長尾 剛
出版日

 

わたしの美しい庭

『わたしの美しい庭』は凪良ゆうによる小説で、家族のような繋がりで結ばれた三人の物語を描いています。主人公は10歳の小学生・百音、彼女を引き取ったフリーランスの実務翻訳家であり、マンションの屋上にある神社の神主でもある統理、そして隣の部屋に住むゲイの住人・路有です。

三人は血の繋がりはないものの、実の家族のような関係を築いており、マンションの屋上にある「縁切り神社」を中心に、多様な登場人物たちの人生や悩みが描かれています​​​​​​。

この作品は、家族の定義や生きづらさを感じる人々の日常生活を、美しい文体で描いています。特に朝食のシーンなど、日々の生活の中にある小さな幸せが丁寧に描かれています。また、現実的でありながらも、読者に幸せとは何か、本当の自分を見つめ直す機会を提供する作品と言えるでしょう。

現代社会で多様化が認められつつも、まだまだ普通という言葉に縛られることへの問題提起も含まれています。読むことで、現実から少し逃避し、明日を生きるための勇気や優しさを感じることができるでしょう​​。

著者
凪良 ゆう
出版日

 

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この記事を通じて紹介した小説は、読者に「自分の人生は思ったよりもいいのかも」という新たな視点を与えます。日常の中に隠れた小さな喜びや、困難を乗り越える強さ、そして人間関係の温かさを描いたこれらの作品は、日々に明るい光をもたらすことでしょう。

読んだ後には、日常生活の中で見落としがちな幸せに気づかされるかもしれません。それぞれの物語があなたの心に「立ち止まって幸せを見つける時間」を残すことを願っています。

この記事を読んだ感想や、紹介した小説に対するあなたの考えをSNSで共有していただけますと幸いです!あなたの一言が、他の誰かの読書体験を豊かにするかもしれません。

 

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