「書店オリジナルのフェア」の取材を通してお伝えしている本屋遊泳。今回はフェアという形ではありませんが、焼津谷島屋登呂田店さんの『静岡県出身作家の応援棚』という独自の取り組みに紹介します。 『静岡県出身作家の応援棚』について焼津谷島屋登呂田店の店長さんにお話を伺いました!
焼津谷島屋登呂田店さんの「地元作家の応援棚」とは、その名の通り地元出身作家さんや静岡在住の作家さんの書籍を紹介しているコーナーです。
お客様に地元出身作家さんの本を案内すると喜ばれることが多く、そこから一つの棚にまとめて紹介していきたいと思うようになったことがきっかけとなり、書店の改装に伴い「地元作家の応援棚」を設けました。
現在は地元出身作家だけでなく、静岡在住作家さんや静岡・焼津に関連した本も一緒に紹介。ラインナップをよりパワーアップして展開中です。
また、「地元作家の応援棚」の中には作者さんの知人や、ご友人から教えてもらって仕入れた書籍もあるそうで、地域の方により親しみやすい棚が出来上がっています。
焼津谷島屋登呂田店さんでしか出会い本もたくさんありそうですね!
「地元作家の応援棚」には地元作家の応援棚には焼津の魅力がつまった本がたくさんあります。焼津に昔住んでいた方や最近引っ越しでき方など、少しでも縁がある方はぜひ訪れて欲しいです。
一方で、県外の人でも楽しめる魅力があります。というのも、「地元作家の応援棚」に並んでいる本は料理の本、旅行、エッセイなど本当に様々な本が組み合わさっているため、普段の生活では手に取らない本と出会えるからです。
静岡や焼津になじみがない人でも新しい本を見つけることができるはずなので、旅行などで訪れたはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
地元作家の応援棚については実施期限はありませんので、焼津谷島屋登呂田店さんへ訪れた際はぜひ覗いてみてください!(2024年3月現在)
焼津谷島屋登呂田店ではオリジナルのブックカバーを配布しています。
地元出身・在住イラストレーターの「やまむらさん」と知り合い、お互い何かコラボレーション出来ないかと考えたことをきっかけに、徹底的に「焼津」っぽいものを創ろうというお互いの考えや想いも一致し打合せを重ねていきました。
その結果、ブックカバーの制作を決め、とても可愛らしいカバーを作り上げることができました。
当初は一時的な企画で作成したブックカバーでしたが、お客様から大好評だった通常デザインのブックカバーとともに現在も活躍しています。
ブックカバーのデザインも実はメイン1つに加えて2種類追加されて計3種類。
メインのブックカバーのデザインは「焼津」らしく魚がいっぱい群れで泳いでいるデザインですが、よく見ると魚の群れの中にいろんな魚がいるので、探してみるのも楽しいですよ!
焼津谷島屋登呂田店さんは地元を応援し、地元を愛する昔ながらの書店さんです。焼津の中心に位置し、家族連れから年配の方々まで多くのお客様に親しんでもらえるようなお店づくりを行っております。
コミックや児童書、文庫に学参など多様なジャンルの本を用意しているのが魅力の書店さんです!
焼津谷島屋登呂田店さんの情報は公式X(Twitter)または公式FaceBookからご覧ください!
静岡を代表する港町のひとつである焼津には魅力がいっぱいです。
美味しいお魚を食べに焼津にいらした時はぜひ当店まで足をのばしてお立ち寄りください。
ここからは焼津谷島屋登呂田店の店長さんから、『静岡県出身作家の応援棚』の中でおすすめな本を紹介していきます。
家族
2022年1月22日
静岡県出身の村井理子さんによる、ご自身と亡くなった家族を辿るエッセイ。今一度、家族について見つめ直す機会を与えてくれる一冊です。
冷やしとひと塩で魚はグッとうまくなる
2021.年2.月10日
著者の前田尚毅さんは焼津市生まれで、60年以上続く「サスエ前田魚店」の5代目店主です。そんな前田さんがちょっとした工夫でお刺身がとびっきり美味しくかる食べ方をおしえてくれます。
しずおか釣り旅のススメ
2023年05月26日
釣り女子の三浦愛さんが静岡県内の人気釣りスポットを教えてくれてる一冊。静岡ならではの釣り方だけでなく、おすすめな観光地も一緒に紹介してくれる「釣り旅」という楽しみ方も提案してくれます。
取材にご協力いただいた焼津谷島屋登呂田店の店長さん、ありがとうございました!
ホンシェルジュでは、フェアを紹介させていただける全国の書店様を募集しております。ご興味をお持ちいただけた書店様は、問い合わせからぜひご相談ください。
次回もお楽しみに!
特集
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