喜久屋書店橿原店「飛鳥・藤原の宮都 世界遺産登録フェア」本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~【第56回】

更新:2026.9.25

「書店オリジナルのフェア」の取材を通してお伝えしている本屋遊泳。今回は喜久屋書店橿原(かしはら)店の「飛鳥・藤原の宮都 世界遺産登録フェア」について、人文書担当者さんにお話を伺いました。

ホンシェルジュ編集部です。編集部公式で全力で本を紹介したり、イベントレポートをしたり、インタビューをしたり。
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地元から世界遺産が誕生。登録決定の日に始まった応援フェア

奈良県橿原市のイオンモール橿原にある喜久屋書店橿原店では、「飛鳥・藤原の宮都 世界遺産登録フェア」を開催中です。

韓国・釜山で開かれた第48回世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産への登録が決定しました。

本フェアは、その地元に店を構える書店として「お客様に知っていただけるきっかけをつくりたい」という思いから企画されました。地域への応援の意味も込められています。

選書のテーマは、飛鳥・藤原時代の時代背景がわかる本と、古墳について学べる本。さらに「子どもたちにも知ってもらいたい」という担当者の願いから、学習漫画もあわせて並べられています。

本フェアは2026年7月26日(日)〜11月30日(月)まで開催予定です。

専門書から散策ガイドまで。お手製の旗POPが彩る売場

本フェアの魅力は、世界遺産登録のニュースに興味を持った地元の方にも、観光で訪れた方にも、「自分に合った1冊」が見つかる点にあります。

世界遺産の価値を研究者の目線でじっくり味わいたい方には、『徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都』、『飛鳥宮跡出土木簡』、『高松塚古墳の材料科学』といった専門書がおすすめです。実際に飛鳥や藤原京へ出かける前の事前学習やガイド探しには、新書で持ち運びのしやすい『飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く』や、図版が豊富な『飛鳥・藤原に隠された古代宮都の謎 大化改新と律令国家誕生の舞台裏』も取り揃えています。

さらにアピールポイントとなっているのが、スタッフお手製の旗POP。読むだけでなく、売場そのものを視覚的に楽しんでもらえる仕掛けになっています。

「ここに来れば欲しい本が見つかる」約700坪の大型書店

喜久屋書店橿原店は、売場面積約700坪と奈良県内でも屈指の大型書店です。

雑誌や話題の文芸書、コミックだけでなく、ビジネス書や参考書、さらには専門書・学術書に至るまで幅広い分野を取り扱っており、「ここに来れば欲しい本が見つかる」という信頼感が大きな魅力となっています。

なかでも児童書コーナーは品揃えが豊富。併設の『KUMONすくえあ』では、知育玩具を実際に体験しながら、お子様にぴったりの商品を選ぶことができます。

お近くにお越しの際は、ぜひ店舗へ足を運んでみてください。

▼喜久屋書店橿原店

〒634-0837 奈良県橿原市曲川町7丁目20-1 イオンモール橿原3F

営業時間:10:00〜21:00

お店の情報は公式HPまたは公式Xアカウントからご確認ください。

人文書担当者さんからのメッセージ

奈良県には歴史遺産が数多くあります。飛鳥・藤原はもちろん、その他の地域の歴史も知っていただきたいと思いますので、ぜひご一読いただけたらと思います。
 

おすすめ本①『徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都』

徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都

2026年5月11日
著者:来村多加史
NHK出版

考古学者であり観光ガイド歴30年という異色の研究者が、宮殿跡・古墳・石造物など地上に残る痕跡から5つの仮説を立て、自ら歩いて検証していく一冊。図版100点と踏査MAPも収録されています。世界遺産の価値を、研究者の目線でじっくり味わいたい方へ。

おすすめ本②『飛鳥の遺跡を知る 宮殿・寺院・墳墓からみた日本のはじまり』

飛鳥の遺跡を知る 宮殿・寺院・墳墓からみた日本のはじまり

2026年2月25日
編著者:明日香村教育委員会
雄山閣

酒船石遺跡、檜前大田遺跡、牽牛子塚古墳、島庄遺跡。地元・明日香村教育委員会が編んだ、発掘調査の成果から「日本国誕生の軌跡」をたどる一冊です。構成資産の全貌を知りたい方に。

おすすめ本③『飛鳥・藤原まるごと博物館検定試験 公式テキストブック』

飛鳥・藤原まるごと博物館検定試験 公式テキストブック

2023年10月
監修:木下正史 編:古都飛鳥保存財団
淡交社

飛鳥・藤原地域の概説から歴史、文化財、『万葉集』をはじめとする文学まで、7章にわたって網羅した検定公式テキスト。488ページの大ボリュームで、辞典のようにも読みものとしても楽しめます。検定に挑戦してみたい方にも。

おすすめ本④『飛鳥・藤原に隠された古代宮都の謎 大化改新と律令国家誕生の舞台裏』

飛鳥・藤原に隠された古代宮都の謎 大化改新と律令国家誕生の舞台裏

2026年7月21日
編:瀧音能之 著:古川順弘
ウェッジ

なぜ飛鳥に宮都が繰り返し置かれたのか。なぜ天皇は代替わりごとに宮を移したのか。酒船石の用途や高松塚古墳の壁画など、いまも解けない謎に現地の地理と考古学の成果から迫ります。地図と参考文献付きで、現地巡りのお供にも。

おすすめ本⑤『飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く』

飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く

2026年2月10日
著者:瀧音能之
宝島社

初の女帝誕生に始まり、「日本」「天皇」という名称が生まれた飛鳥時代。蘇我氏の台頭と滅亡、大化の改新、白村江の戦いと、激動の転換期の謎を最新の研究・発掘成果から解き明かします。新書サイズで、まずは流れをつかみたい方に


取材にご協力いただいた、喜久屋書店橿原店 人文書担当者さん、ありがとうございました!

ホンシェルジュでは、フェアを紹介させていただける全国の書店様を募集しております。ご興味をお持ちいただけた書店様は、問い合わせからぜひご相談ください。

次回もお楽しみに!

 

特集

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本屋を訪れる楽しみの1つが、その本屋さんオリジナルのフェア。ホンシェルジュでは「書店オリジナルのフェア」を「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名し、取材を通してその魅力をお伝えしていきます。

この記事が含まれる特集

  • 本屋遊泳~ブックリウムに会いに行こう~

    ホンシェルジュでは書店オリジナルのフェアを「ブックリウム(本で満たされた空間)」と命名。 本屋さんへの取材を通してフェアのテーマや選書を紹介、アーカイブ化する特集です。 ぜひお気に入りの本屋さんを見つけてください。

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