2016年に新刊が発売されたおすすめバトルラノベランキングベスト5!

更新:2021.12.16

毎年新しいライトノベルが続々と発売されていますね。今回は、2016年に新刊が発売されたバトルものライトノベルの中から、特におすすめの5冊をご紹介します。

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5位:憧れの学校生活?強すぎる先生が面白いおすすめラノベ 

創神とは、人が造る神のこと。そして造り出した神は自分だけのものとして使役することのできる新世代の魔術があります。その力はかつて戦争で恐ろしいまでの力を発揮していました。しかし、そんな万能な力も、16才を過ぎると失われてしまいます。

主人公の破城蒼志郎(はじょうそうしろう)は18歳。かつて創神の力を持ち戦争に参加していたため学校生活を送ることができず、ずっと学生としての普通の生活に憧れていた青年です。ようやくその願いが叶い、学校へ登録され通うことができることになったのですが……。

著者
三田 誠
出版日
2016-02-20


ようやく学校に通えると心躍っていた蒼志郎でしたが、黒蓮華譲の裏切りによって「教師」として学校に登録されており、念願だった学校生活も思っていたものと違うものになっていきます。

しかも、せっかく仲良くなれそうだった朱桐(あけぎり)ひいろにも敵視されるようになってしまいます。

「失礼ですが、朱桐と呼んでください。破城先生」(『創神と喪神のマギウス』より引用)

出会った当初は「蒼志郎くん」と呼んでくれていたひいろでしたが、このように冷たく接され、まさに踏んだり蹴ったりです。

戦争時は「黒絶公」と呼ばれた最強の創神使いであり、「四王」のひとりでもあった蒼志郎。しかし出だしから自分の望みとは違う形にはなりつつも、教師として学校で奮闘する姿は何となく微笑ましくも思えます。1巻は導入編としての色合いも強く2巻が待望されていた人気作。面白さがどんどん加速するバトルライトノベルです。

4位:超人的能力の少年少女。王道のバトルラノベをおすすめ!

物語の舞台は、無数の隕石が降り注いだ「落星雨(インペルディア)」によって国家が衰退し、大きな変化を遂げた世界です。その世界では、インペルディアが原因で誕生した「星脈世代」という超人的な身体能力の新人類が存在します。主人公の天霧綾斗もその世代です。

「星導館学園」へ特待生として訪れた綾斗は、1枚の白いハンカチを拾います。綾斗はハンカチを持ち主に届けようとしますが、その流れである少女が着替えている場面まで覗いてしました。その少女はユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト。リーゼルタニアという国の王女でした。

怒ったユリスは綾斗に決闘を申し込んできますが、その場は生徒会長のクローディア・エンフィールドの仲裁もあって何とか切り抜けることができました。しかしその後、ユリスが何者かに襲撃されたことをきっかけに、綾斗はユリスの抱えるものを知り、学園の裏の部分にも関わっていくことになります。

著者
にんげん
出版日
2014-02-22


壮大な設定のもとにストーリーが進んでいきますが、設定を難しく考えなくても、迫力のあるバトルシーンやキャラクター達の軽妙な会話を楽しみながら読むことができます。特にバトルシーンに関しては、物語の中でも重要な位置を示す「星武祭」の説明からもその迫力を察することができます。

「『星武祭』とは世界最大のファン人口を誇る総合バトルエンターテインメントである。(中略)通称アスタリスクを舞台として年に一度開催されるそれは、六つの学園それぞれの学生たちが武器を手に覇を競う過激なものだ」(『学戦都市アスタリスク』より引用)

最初は目的もなく迷いがちだった主人公の綾斗は、ユリスたちとの出会いによって徐々に成長していきます。その様子は、まさに学園ものの王道。ユリスをはじめとしたヒロイン候補がたくさん登場して主人公を囲む点などは、ライトノベルらしいラブコメ要素であり、バトルシーンとは別に楽しむことができます。

年に2~3冊のペースで刊行されており、2017年2月現在最新刊は11巻。登場人物もたくさん出てきて読み応え充分なので、王道の学園異能バトルを楽しみたい方にオススメです。

3位:バカほどツインテールを愛しまくるバトルラノベ!?

高校一年生の観束総二(みつかそうじ)は、物心ついた時から「ツインテール」を愛していました。そんな彼は、高校の入学式に参加した帰り道、トゥアールという美少女から謎のブレスレットを受け取ったことで、とんでもない事態へと巻き込まれていくことになります。

総二がブレスレットを受け取った直後、地球は突如「エレメリアン」と呼ばれる謎の怪物の襲撃を受けます。それらは「エレメーラ」という人間のフェティシズムが生み出す精神エネルギーを糧としており、なんと「ツインテール」を次々に襲い出したのです。愛するツインテールを守るため、総二はブレスレットの力で幼女戦士「テイルレッド」に変身し、エレメリアンとの戦いに身を投じていきます。

著者
水沢 夢
出版日
2012-06-19


主人公はとにかくツインテールが好きで好きでたまりません。

「ツインテールが好きだ。世界が美しいのは、ツインテールがあるからだと、物心ついた時からずっと思ってきた。(中略)とにかく、他の何物にも代えられないくらい、ツインテールが好きなんだ」(『俺、ツインテールになります。』より引用)

変身した後は、幼女の姿で戦闘を行います。そのインパクトに最初は少し驚くものがありますが、それがまた笑えます。そんな設定からもわかるように、この物語はバトルものであり、コメディであり、そしてとにかくハイテンションに進んでいく物語です。

笑わない瞬間を数えたほうが良いほど笑えるので、人によってはバカな印象を受けるかもしれません。しかし、この物語においては、「バカ」は褒め言葉です。

「小学館ライトノベル大賞」審査委員特別賞を受賞した作品で、この時の審査員からは、「来週からアニメ化するといいよ」と言われるほどのおもしろさ。ちなみに、「日本ツインテール教会」という団体からは、「ツインテールアワード2015」において特別賞を贈られています。

2017年2月現在最新刊は12巻。読み終わった時、もしかしたらツインテールに対する認識が変わるのではないかと思えるライトノベルです。

2位:秀才は更に特別に!?新設定がおすすめのバトルラノベ

ある日、突然の頭痛に襲われたアスカム子爵家の10才の長女、アデル・フォン・アスカム。その時、彼女の頭の中にはある記憶が蘇っていました。それは、前世の記憶。アデルは生まれる前、栗原海里という名前の少女でした。海里は高校の卒業式の日、トラックに轢かれそうになった少女を助けようとして、代わりに命を落としていたのです。

しかし、海里は死亡後に「神様」と出会います。神様は生まれかわった後に何か特別な能力を授けてくれると言いますが、海里は迷うことなく、「平均値でお願いします!」と答えます。なぜなら海里は、「秀才」として生きてきた時間がとても辛いものだったからです。

著者
FUNA
出版日
2016-05-14


インターネットの小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた人気作で、死んだ後に別世界に転生する、いわゆる異世界ものです。しかし、この作品が他の同タイプと違うところは、もともと特別な人間が死んで、さらに特別な力を手に入れて生まれ変わるところ。「平均値」という要求を全生物の平均値と誤解された主人公は、普通の人の約6800倍の魔力を持って転生してしまうのです。

主人公の海里は、生まれ変わる前からハイスペックな少女でした。しかし彼女は、そのために苦しい人生を歩みます。

「もし海里が、人とは違う感性を持ち、閃きにより斬新なアイディアを生み出す天才型であったなら、もう少し楽であったかもしれない。しかし、海里は『秀才型』であった。(中略)『スペックがかなり高いだけの、普通の人』であったのだ」(『私、能力は平均値でって言ったよね!』より引用)

あくまでも能力が高いだけの普通の人であった海里は、周りからの期待や特別視に苦しんでいたのです。それなのに「神様」と海里の認識が違ったばかりに、転生先でまたもかなり特別な能力を手に入れた人生を歩むことになってしまいました。

しかしそんな中でも「普通の生活」を求める主人公。どこか天然っぽい抜けたところが可愛らしく、ハイスペックなキャラクターにありがちな嫌味な印象は無く、とても魅力的なキャラクターとなっています。

軽快に進んで行く物語は全体的に明るく、気軽な気持ちで楽しむことができます。周りを固めるキャラクターも個性的で、かつ見せ場もしっかりとあるため、主人公以外のキャラクター好きにとっては嬉しいところです。2017年2月現在最新刊は3巻なので、最初から一気読みしたい方もすぐに最新へ追いつくことができますね。

1位:ゲームから脱出できるか!?近未来型バトルラノベ!

主人公のキリトは、世界で初めてのオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」をプレイする実力派プレイヤー。しかしある日突然、仮想現実であるゲームの中に囚われてしまいます。

自力でログアウトできないことを訝しむプレイヤー達。ゲームマスターであり「ソードアート・オンライン」の開発者でもある茅場晶彦は、ゲーム世界から脱出するためには、ゲームの中での最後のエリア、100層目のボスを倒しクリアするしかないと告げます。そして、ゲーム内での死は、そのまま現実にあるプレイヤーの死を意味しているというのです。

キリトを含むゲームを楽しんでいた他の約1万人ものユーザー達は、突然、自分の命をかけたデスゲームに強制参加させられてしまったのです。いち早く目の前の現実を受け入れたキリトは、現実の世界へ戻るべく、ゲームクリアに向けて動き出すのでした。

著者
["川原 礫", "abec"]
出版日


2022年の世界を舞台にした物語で、そこではVRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)が開発されています。

「《ナーヴギア》。それがこのVRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)――《ソードアート・オンライン》を動かすゲームハードの名前だ」(『ソードアート・オンライン』より引用)

世界中で大人気となっている「ソードアート・オンライン」もこのVRMMORPGであり、キリト達プレイヤーも仮想現実でゲームを楽しんでいました。しかしそれは、あくまでも「仮想」であるから楽しかったもの。突然、本当に命をかけて戦わなければならなくなれば、楽しいどと言っていられません。

そんな緊張感のある内容である一方、キリトは途中で出会ったアスナというプレイヤーとコンビを組み、次第に心惹かれていきます。丁寧に書かれた心理描写のおかげでキャラクターに感情移入しやすく、キャラクターの気持ちと同じようにハラハラドキドキしながら読み進めることができます。

既刊数は、2017年2月現在本編が19巻、外伝が4巻と数がありますが、ストーリー構成やキャラクターの造形がしっかりしていて、一気に読みすすめたくなります。引きつけられる力の強い魅力的なバトルライトノベルです。

いかがでしたか? おもしろい物語は何巻あっても全部読みたくなりますよね。現実には再現できないバトルを疑似体験できるのが、バトルものの楽しいところでもあります。ぜひ迫力のあるバトルストーリーを探してみてください。

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