一日の終わりに子どもと一緒に絵本を読んで笑いあえたら、どんなに幸せなことでしょう。大勢の子どもたちの前で読み聞かせる時、子どもたちが喜んでくれたら、これほどうれしい経験はありません。タイトルからして面白い、笑顔になれる絵本を紹介します。
繰り返しのリズムが楽しいこの絵本。自分なりのリズムと音色をつけて歌うように読んでも面白いかもしれません。手も足もないりんごがブランコに乗って大丈夫かと思ったら、次のページですぐにゴロンと落ちてしまいます。
- 著者
- 安西 水丸
- 出版日
- 2005-12-09
頭の上にうんちをした犯人を探す旅の絵本です。推理小説の要素もあり、冒険物語の要素もあり、動物のうんちの種類を紹介する教養番組のようでもあります! しかも物語の最後は犯人に仕返しをする復讐の場面まで……。
- 著者
- ヴェルナー ホルツヴァルト
- 出版日
笑いを求めてこの絵本を手に取るのもいいですが、子どものコンプレックスを吹き飛ばしてあげるためにもこの絵本はおすすめです。誰もが一つや二つ、「こうなりたい、ああなればよかった」と思っている部分があるかと思います。そんなコンプレックスも、前向きな気持ちで受け入れて丸ごと自分を愛せるように、そんな気持ちがこの絵本から伝わってきます。
- 著者
- そうま こうへい
- 出版日
「だるまさんが」のあとの文に「ころんだ」以外のたくさんの面白い言葉が待っています。しかも、絵本に登場する七色のだるまさんは、その言葉の通りに動いたりポーズを決めたりするのです。
- 著者
- おおなり 修司
- 出版日
- 2013-12-20
日差しが暑くて、あまい涙を流したトマトさんの声に気づいて、虫たちがみんなで力を合わせてくれます。虫たちが頑張る姿を見てトカゲたちが助けに来ると、トマトさんはついに冷たい川に飛び込むことができました。
- 著者
- 田中 清代
- 出版日
- 2006-07-15
繰り返しの言葉に子どもだけでなく大人まで夢中になれる絵本や、うんちについて大真面目に語られた絵本などなど、読んでいるほうまで笑ってしまう絵本はこんなにたくさんあるものなんですね。『だるまなんだ』に関しては、もう完全に言葉遊びの絵本と言えるでしょう。面白くて笑える絵本を繰り返し読んでいけば、楽しいだけでなく笑いのセンスも磨かれて一石二鳥ですね。