ピーターラビットのおすすめ作品5選!定番から仕掛け絵本まで

更新:2017.5.10

「ピーターラビット」シリーズは、1902年から始まりました。それ以来、世界中で愛され続け、累計発行部数は全世界で1億部を超えています。今回はピーターラビットのおすすめ5作品を紹介していきます!

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ピーターラビットの出発地点【定番セット】

「マクレガーさんの畑には入らないように」と子うさぎ達は母親うさぎから口酸っぱく伝えられてきました。実は彼らのお父さんは、昔マクレガーさんという人間の畑に侵入し、パイにされてしまったのです。その恐ろしさも知らず、うさぎのピーターは母親の忠告を無視して、畑の中に入ってしまいました。他の子うさぎ達と比べて、ピーターはとってもいたずら好きなのです。

ピーターの悪行を見たマクレガーさんは当然怒り、ピーターを追いかけ回します。なんとか逃げ切ることに成功したピーターでしたが......。

『ピーターラビットの絵本第1集』には、上の物語を含めた3冊の絵本がセットになっています。

著者
ビアトリクス・ポター
出版日
2002-10-01

残り2冊は、『ベンジャミン・バニーのおはなし』と『フロプシーの子どもたち』。この絵本集は、2002年にピーターラビット生誕100周年を記念して出版された新版です。

新版ではありますが、ポターの原画からにじみ出ていた味はそのまま生かされています。

『ベンジャミンバニーのおはなし』は、ピーターの従兄弟のベンジャミンが登場するおはなし。ピーターに比べて怖いもの知らずな彼は見ものです。

もう一冊の『フロプシーのこどもたち』では、ピーターの妹であるフロプシーが産んだ、太っててかわいい子ウサギたちが主人公となっております。

ピーターに関わりの深いキャラクターたちの様子を、鮮やかな挿絵とともに楽しめるこのセットはおすすめですよ。

うごくピーターラビットにびっくり【赤ちゃん向け】

赤ちゃん向けにおすすめなのは、『ピーターラビットみんなだいすき』です。こちらは「しかけ絵本」になっており、穴があいた表紙からぬいぐるみが飛び出しています。

本作ではパペット(操り人形)が絵本にセットされており、後ろから手を入れることで、ピーターラビットを動かすことが可能になっているのです。

普通の絵本ではありえない仕掛けにより、赤ちゃんもきっと満足の笑顔を見せてくれることでしょう。

著者
出版日
2013-09-11

この『ピーターラビットみんなだいすき』の魅力は、何と言っても上で紹介したパペットの存在です。絵本自体のページ数はあまり多くありませんが、パペットのクオリティは非常に高いので満足感を得られる作品になっています。

対象年齢は2歳からと記載された商品ですが、ふわふわのうさぎには赤ちゃんでも大喜びしてくれるでしょう。丸い穴から、パペットではなく、母親や父親の顔を覗かせても、子どもは楽しんでくれるかもしれませんね。

ピーターラビットファンにはたまらない!手紙のやりとり【大人向け】

この作品では、ピーターラビットをはじめ、同シリーズおなじみのキャラクターたちが、手紙をやりとりします。

その手紙のやり取りは、とてもユニーク。例えば、畑に勝手に入ったピーターを懲らしめようとしたマクレガーさんへ彼は「キャベツの出来はどうですか?」などと手紙を出しているのです。まるで狙いに行く時期を窺っているようで笑ってしまいます。他にも、彼らのやりとりを見ているうちに、楽しい気持ちになること間違いなしですよ。

著者
ビアトリクス ポター
出版日
1992-04-30

『ピーターラビットのてがみの本』の魅力は、何と言っても手紙の内容です。手紙の文字数は大体140文字程度。人間が送り合う手紙とは違って、本の中で交わされる動物たちのやり取りには一切の「配慮」がありません。自分の思ったことを率直に表現しているのです。

そのため、手紙の内容はどれも個性的でユーモアにあふれています。時に毒舌なんかも交えてあるから、シリーズを読み込んできた人にとっては、とっても楽しいひとときを味わえるでしょう。

ピーターラビットの世界にもっと浸りたい!というファンにおすすめの1作です。

生誕150周年に刊行された本【もっと詳しく知りたい方向け】

ビアトリクス・ポター生誕150周年を記念して刊行された作品です。この作品を読むことで、ピーターラビットの世界を「より深く知りたい」というファンの欲求は、確実に満たされるでしょう。

本の中では、作品誕生秘話など、通常の作品を読んだだけでは知り得ない「謎」について、知ることができます。ファンにとっては待望の一冊となっているので、詳しく知りたい人にはおすすめですよ。

著者
河野 芳英
出版日
2016-08-29

作品の著者は、大東文化大学英米文学科教授であるとともに、イギリス児童文学や、ポター研究も行っている 河野芳英です。

著者の研究が形となったように感じる作品なので、きっとファンの「知りたい」という欲求をしっかりと満たしてくれると思います。

またこの本の中では、これまでのピーターラビット作品には登場しなかった、「初公開」のイラストも多数挿入されているので、そこも魅力です。

原文を読む感動【英語で楽しみたい方向け】

最後のおすすめは、『英語で楽しむピーターラビットの世界 Book1』です。この本はタイトルの通り、絵本の世界を「英語」で楽しむことがコンセプトになった作品になっています。

英語力がそもそもある人であれば、オリジナルの本を読めば済むことですが、なかなかそこまでの英語力が備わっていない方もいらっしゃるでしょう。この作品では、オリジナルを読みたいけど英語力に不安がある読者をしっかりとサポートします。

著者
Beatrix Potter
出版日
2012-05-28

『英語で楽しむピーターラビットの世界 Book1』は、今まで紹介してきた作品の中で唯一の「CD」付き解説本です。

付属CDにて、イギリス人のプロナレーターが吹き込んだ情感たっぷりの朗読音声が収録されています。ナレーションのクオリティは非常に高く、美しい物語をイギリス英語で堪能することができる作品です。

本文はすべて英文となっていますが、和訳や解説などが付けられているので、辞書を引く手間をかけることなく、ピーターラビットの世界を感じることができるでしょう。

今回はおすすめ作品を定番から仕掛け絵本までご紹介してきました。赤ちゃんから大人まで、そして詳しい知識を欲する人から、原文を読みたい方まで、かなり広範囲に渡ってピーターラビットの本は様々なものがあります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。