可愛い女の子が出てくる漫画はそれだけで華やかなものになります。今回は、ひたすらに女の子が可愛い、女の子に萌えることができる漫画をおすすめします。
まずは2017年1月からアニメも放送されていた『ガヴリールドロップアウト』。メインキャラは基本的に聖書に登場する天使や悪魔が元ネタになっています。
ガヴリールは天界の学校を首席で卒業した優等生。「立派な天使になって人間たちを幸せに導く」という高い志を持って、修行のために人間界の高校に通うことになります。しかし彼女は、人間界の娯楽である「ネトゲ」にハマってしまった結果、見事なまでのダメ人間、もといダメ天使になってしまいました。
- 著者
- うかみ
- 出版日
- 2014-12-19
主人公であるガヴリールはぐうたらダメ天使。メインを張るその他の登場人物も、困っている人を見たら助けてしまう悪魔ヴィーネ。騙されやすすぎる悪魔サターニャ。トラブル大好きな天使ラフィエルなど、一癖も二癖もあるポンコツ可愛い女の子が登場するこの漫画。その可愛らしさにニヤニヤ必至の作品です。
ちなみに、登場する天使や悪魔は上述したように聖書に登場するものが元ネタとなっています。例えばガヴリールの元ネタは大天使ガブリエル、ヴィーネはヴィネという悪魔、などなど。
またガヴリールの持っているラッパも、おそらく聖書の一編である「ヨハネの黙示録」に登場する、「世界の終わりを告げる天使の持つラッパ」が元ネタと考えられるなど、聖書の知識があると、可愛いだけでなく、より面白く読める作品です。
可愛い女の子だけが出てくる漫画と百合漫画はほとんどイコールの関係ですが、『となりの吸血鬼さん』もその際たる例と言えるでしょう。
人形が大好きな女の子、天野灯(あまのあかり)は、夜な夜な女の子の姿が見えます。しかもその女の子を数年前から変化がないと噂の、人形の家と呼ばれる洋館を探しに行くのですが、森の中で迷ってしまいます。そこに現れ灯を助けてくれた女の子ソフィーは、その洋館に住んでいる、人形のように可憐な女の子で、吸血鬼でした。
ソフィーを気に入ってしまった灯は、なしくずしにソフィーと同居をはじめてしまうのでした。
- 著者
- 甘党
- 出版日
- 2015-09-26
吸血鬼ではあるけれど、人間から直接血は吸わない。血を飲むときは電子レンジで暖める。深夜アニメが好きで、寝床の棺の中にはアニメキャラの抱き枕がある。他人の家に勝手に上がれない理由は「常識のない奴だな」と思われてしまうからなど、『吸血鬼ドラキュラ』に代表される古典的吸血鬼のイメージをことごとく壊していくソフィー。
そんなソフィーのことが大好きで、押しが強すぎて怖がられてしまうこともある普通の人間灯との交流をメインに描いた、ほんわかとした日常漫画です。
続いて『陽下3姉妹はかまってほしい』。
母親の再婚によって美人3姉妹と同居をすることになってしまった、アイドルオタクのさっちゃんこと貞利(さだとし)と3姉妹とのホームラブコメです。
- 著者
- ねこ末端
- 出版日
- 2016-12-17
長女の珠璃(じゅり)は水着姿で家をうろつく大学生。次女の美乃里は天然ながら成績は優秀な胸の大きな高校生。三女の杏梨(あんり)は爬虫類とぬいぐるみが大好きな小学生。3人とも言葉には出さずとも、主人公の貞利のことが大好きなのはこの手のシチュエーションのお約束でしょう。
ベタと言ってしまえばそれまでですが、だからこそ安心して「3姉妹が可愛いなぁ」と読み続けられる作品です。
『ガヴリールドロップアウト』と同じく、2017年1月から3月にかけてアニメが放送されていた『うらら迷路帖』。
15歳以上の女性でないとなることができない「うらら」と呼ばれる占い師。そんな「うらら」が住まう町、迷路町。立派なうららになることを夢見る千矢は、15歳の誕生日の日に、迷路町の門をくぐります。そこで出会った3人の見習いうららの女の子たちとの、楽しく明るいうらら生活が始まろうとしていました。
- 著者
- はりかも
- 出版日
- 2015-01-27
芳文社の「まんがタイムきらら」系列で連載しているということを、聞く人が聞けばすぐにピンとくるでしょう。可愛い女の子が出てくる、気楽に読むことができる漫画の割合が高い漫画雑誌です。『うらら迷路帖』はその中でとくに設定がしっかり作られている作品の1つといっていいでしょう。
うららと呼ばれる占い師住む町、迷路町は10個の番地に区切られていて、うららである女の子たちは自分の位と同じ番地までしか入ることが許されていません。なので、うららである主人公たちが成長すればするほど、行動範囲が広まり町の細部を描写できるようになるのです。
この手のいわゆる「日常もの4コマ漫画」と呼ばれるジャンルの中ではしっかりと、主人公たちの成長が1つの鍵になっている作品となっています。
主人公の4人も、勉強のできない常識の通じない野生児、負けず嫌いな優等生、西洋趣味なお嬢様、歌が上手な人見知り、と非常にキャラクターがたっていて可愛らしい面々。
多少しっかりとした世界観で可愛らしい女の子に萌えたい時におすすめです。
最後は電撃大王が誇る人気コミック『新米姉妹のふたりごはん』です。
親の再婚により突然姉妹となってしまったサチとあやり。姉となったサチですが、あやりの鋭い眼光にものおじしてしまい、2人の生活は開始早々ギクシャクしてしまいます。そんな時、海外出張中の父親から生ハムの原木が届きました。それをみたあやりは目を輝かせながら料理を始め、それがきっかけで2人は絆を深めていくこととなります。
- 著者
- 柊ゆたか
- 出版日
- 2015-12-18
社交的で天真爛漫、食べることが大好きな姉サチと、内向的で一般常識には疎いものの、料理のこととなると目を輝かせる妹あやり。そんな姉妹の料理を通じての交流を描いた漫画です。
1話から生ハムの原木を取り扱うなど、一般家庭ではハードルが高い料理を取り扱ったグルメ漫画と思わされます。しかし作者である柊ゆたかによると、実際に作ってみて美味しかったもの、作れたものしか作品には使わないとのこと。
そんな細やかな心遣いもこの作品の魅力かもしれません。何よりも純粋に、美味しそうにごはん食べてる女の子ってやはりかわいいですよね。
ちょっと普段は作らないような料理を見て食欲をあおられて、ご飯を作るあやりやご飯を食べるサチの可愛さに癒される。そんな一挙両得な料理漫画です。
いかがだったでしょうか。純粋に女の子に萌える漫画と言っても、ジャンルやストーリー性によって、可愛さを感じる部分が変わってきます。是非自分だけの萌えるポイントを探し出してみてはいかがでしょう。