3歳の子どもというのは好奇心のかたまりのような存在です。その好奇心を絵本を通じて楽しく分かち合い、一緒に時間を過ごしたいと思いませんか。そんな方にピッタリな作品のおすすめしかけ絵本を紹介します。
6つの駅に停車する『へんしんれっしゃ』。たくさんのお客様を乗せて、さあ出発。海底や月などの駅に向かうために、最適なモデルに「スイッチ オン」のかけ声で列車はクルクルと変身します。さてさて、いったいどんな形になったのでしょう。
- 著者
- しまだ ともみ
- 出版日
- 2015-07-16
とてもカラフルで可愛い絵です。海や山、たくさんの動物たちが登場し、絵本からはとても楽しい雰囲気を感じます。読み手が変身の仕掛けを間違えてしまうと、列車は変な形になってしまいます。それを子どもと楽しく笑いながら、どの組み合わせがいいかなどと考えることができるでしょう。
また、変身の前にどんな形の列車になったら目的の駅へ行くことができるかなど、子どもと一緒に考え、予想しながら読み進めてみるのもとてもおもしろいです。
子どもの理解力を上げてくれると同時に、好奇心をかき立ててくれる絵本です。
そらまめくんシリーズのしかけ絵本で、見開きではなく、360度のスケールでおうちにおじゃまします。おうちの場面は3場面で、可愛いベッドや蔓の階段などがあります。
引いたり開いたりしてお花や虫さんを見つけたり、そらまめくん達をブランコに乗せたりと、可愛いそらまめくんのおうちで、そらまめくんファミリー達と一緒に遊びましょう。
- 著者
- なかや みわ
- 出版日
- 2008-07-16
絵本全体が柔らかく優しい緑色に包まれています。心地よさそうなベッドの仕掛けに子どもたちは、「ねんねだね。」「おやすみ。」などの言葉をかけながらそらまめくん達を休ませてあげることでしょう。遊び場にはブランコの仕掛けなどもあり、子どもは興味津々です。子どもはあの手この手を考えて取り組みます。絵本ではありますが、人形遊びの要素がとても強いと感じます。
この絵本にストーリーというものはないに等しいので、広げる度に独自の新しいストーリーが生まれることは間違いありません。また、絵本とは別パーツのものが3点あり、なかでもそらまめくん自身やファミリー等の駒は、くり抜いた土台にもう一度はめ込むことができるので、パズル感覚でもあり、片付けにも重宝します。
1冊で2度も3度もおいしい絵本です。
可愛くてうっかり屋さんのペネロペ。おやつを作って食べたり、お風呂で楽しくばっしゃんとしたり、ベッドで絵本を読んだり。寝る前は大忙しです。めくったり、引っ張ったりして、そんなペネロペのお手伝いをしましょう。ペネロペの仕草がころころ変わります。
- 著者
- アン グットマン
- 出版日
- 2004-08-24
クレヨンで描いた風合いの絵は、読み手に温かさを与えてくれます。お話の内容も、お料理や汚れた服をどうしたらよいのか、お風呂からでたらどうするのか、寝る前にはトイレに行くなど、こんなときにはどうするかという生活する上で子どもに知ってほしい、教えたいことが多く出てきます。引っ張る仕掛けが多いのですが、仕掛けの表現というか現れ方と言うか、どれも違った変化をもたらしてくれるので、単調にならないところがとてもいいです。
うっかりドジをしてしまう所など愛くるしいですが、とても教育的な面を持っていると感じました。親子で楽しみながら学ぶこともできる絵本です。
きのこの町が舞台です。きのこのおうちの部屋のドアや窓、冷蔵庫等をチラリチラリとたくさんめくる絵本です。きのこのおうちの住人の生活を垣間見ましょう。
そして最後はきのこのおうちの実態がドドンと出現し、なにやら騒がしい様子。なにかがはじまります。
- 著者
- 出版日
とてもシンプルな仕掛けがたくさんあります。仕掛けの中に何が隠れているのかなという好奇心やわくわく感をそそります。めくることが中心ですので、仕掛けをまだ上手に扱うことのできない年齢の子どもでも楽しめるでしょう。
仕掛けを楽しむだけではなく、本に登場するたくさんのアリやテントウムシなどの虫たちが、それぞれ何をしているのかを考えながら読み進めると楽しさが2倍になります。細かなところに気づく子や子どもならではの視点などを垣間見ることができるはずです。目に映る鮮やか色彩もとても美しいです。
はじまりのシンプルな仕掛けから最後の立派なお家の出現には歓声をあげてしまいます。お家の周りで虫たちが一生懸命に取り組んでいることは、まだ小さな子どもには分からないことが多いかも知れませんが、幼稚園や保育園へ行ったら体験する楽しいことを教えることができるのかなと思います。
そっと覗く、勢いよく開ける、楽しみ方は十人十色。その度に目を輝かせる絵本です。
マジックフィルムを使用し、フィルムを動かすと絵が動く絵本です。サルがお皿をくるくる回したり、クマが上手に自転車に乗ったり、ピエロが玉まわしをしたりなど、楽しく鮮やかなパフォーマンスを見せてくれます。
- 著者
- よぐち たかお
- 出版日
- 2000-09-30
マジックフィルムをのせた瞬間に歓声が上がります。その動きを眺める瞳は輝くこと間違いありません。絵はマジックフィルムを使用する前提なので荒いです。3歳ですとまだまだヤンチャ盛りですので、子どもにマジックフィルムを壊されないように気をつけなくてはいけませんね。
とてもシンプルですが、左右上下と動かし方次第で表情もスピードも変わりますので、オリジナルの楽しみ方を子どもたちは発見するでしょう。表紙も動きますので、サーカスのみんなが読み手を歓迎してくれているかのようです。
日常の中で、子どもがサーカスというものに触れることは少ないと思います。お皿を回したり、たくさんのボールを投げることができるサーカスのメンバーへ拍手を贈ることを覚えることでしょう。
また、しかけ絵本というと、飛び出したり、引っ張ったり、めくったりなど、手を使ってたのしむものが大半だとはおもいますが、この『サーカスがやってきた』は、視覚にうったえてくるしかけ絵本です。
子どもに大人気のシール絵本『かおノート』でも知られる、tupera tuperaが描く本作。子どもが笑うこと間違いなしの絵本です。
題名の通り、登場するのはたくさんの種類の帽子と、それを被った人たち。帽子は上にめくれる仕掛けになっていて、めくるとあっと驚き思わず笑ってしまう帽子の中身が現れます。
男の子が帽子を取ったら中にはカエル、コックさんのぼうしを取ったら中にはチキン、船乗りさんの帽子を取ったらなんと大きなタコが!最後は可愛い女の子。ちゃんと可愛らしい仕掛けが隠されているようですよ。
- 著者
- tupera tupera
- 出版日
- 2012-07-03
帽子を被った人は全部で9人。その数だけ奇想天外な仕掛けが待っています。次はどんな仕掛けが現れるのかと、ワクワクしながらページをめくり……面白い物が登場すると分かっていても想像の上を行く発想に、思わず子どもと一緒になって笑ってしまいます。
絵本に描かれている仕掛け以外にも、こんな物が隠れていたら面白いねと会話を楽しみながら読むと想像力も膨らみますね。
ぜひ、親子で大笑いをしながら読んでみてくださいね。
しかけ絵本と一口に言いましても、その内容は様々です。動きが加わるその先に、子どもたちの好奇心があります。そんな姿を親は見たいものですね。