喜多川泰のおすすめ作品5選!人生の教訓を学ぶ

更新:2017.5.31

横浜に学習塾「聡明舎」を創立し、著作や講演活動を通して私たちに人生の教訓を教えてくれる優れた教育者、喜多川泰。人生に迷った時には是非読んで頂きたい、おすすめの5作品をご紹介します。

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優れた教育者、喜多川泰

1970年に東京で生まれ、愛媛県で育った喜多川泰。彼は東京学芸大学を卒業後、大手学習塾の講師を経て1998年、横浜で学習塾「聡明舎」を創立しました。

彼は塾生に勧められたことをきっかけに本業の傍ら自己啓発書の執筆に取り組み、2005年に人生教訓を盛り込んだファンタジー風の自己啓発書『賢者の書』を出版。以降勢力的に作品の発表を続けながら、全国各地での講演活動を行い、講師として大変な人気を博しています。

今回は優れた教育者として私たちに人生の教訓を教えてくれる、喜多川泰のおすすめ5作品をご紹介します。

働くすべての人に贈りたい1冊『手紙屋』

最初にご紹介する『手紙屋』は「働く」ことをテーマにした作品です。本書は小説の形を借りた自己啓発書となっており、読者が就職活動中の主人公と一緒に「働く」とは一体どういうことなのか、より良く生きるにはどうしたら良いのかを考えられる仕組みになっています。

すでに働いている社会人の方にはもちろん、就職活動中の方、就職活動を始める前の学生さんにも是非読んで頂きたい1冊です。

著者
喜多川 泰
出版日
2007-08-15

主人公の「僕」は大学4年生。就職活動に出遅れてしまい、将来に悩みを抱えています。

そんな「僕」はある日、書斎カフェ「書楽」で、たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるという「手紙屋」の存在を知り、文通を始めることにしたのでした。

「僕」が手紙屋とやりとりした10通の手紙。そこには「働く」ということを根本から見つめ直し、幸せな人生を送るためのアドバイスが記されていました。読者は主人公と一緒にこの手紙を読むことで、働くことの本当の意味や、真の成功とは何なのかを考えることができるでしょう。

働く全ての人に向けた、喜多川泰のメッセージ。読めば、きっと何かが変わります。是非手にとってみてくださいね。

ファンタジー仕立ての自己啓発書『賢者の書』

次にご紹介するのは2005年に出版された喜多川泰のデビュー作『賢者の書』です。

本作は彼が主催する学習塾「聡明舎」で塾生に教えていた人生教訓をもとに執筆されており、自己啓発的な内容をファンタジー風の小説として描いた、まったく新しい自己啓発書として話題を呼びました。教育者、喜多川泰の名を世に知らせるきっかけとなった1冊です。
 

著者
喜多川 泰
出版日
2005-01-31

物語は、上手くいかない仕事と居場所のない家庭に絶望していたアレックスが、公園で14歳の少年サイードと出会うシーンから始まります。

彼は祖父からもらった「賢者の書」をアレックスに見せ、自分の旅の目的は9人の賢者と出会い、書を完成させることだと話すのです。

サイードが眠っている間「賢者の書」を読ませてもらうことにしたアレックス。そこにはサイードが旅をしながら賢者と出会い、話を聞くことで集めた数々の人生教訓が記されていました。

「人間は行動の結果、ピースをひとつだけ与えられるのだが、たいていの場合、そこから将来の完成図を想像することなどできないものだ。ところがそのうち、与えられたピースを見て、もしかしたらこんな絵が描けるのではないかと考えることができるピースを偶然手にすることがある。そのとき人間が思い描く将来の完成図、それが『夢』なのだ。」(『賢者の書』より引用)

上記引用はサイードが14歳の誕生日に祖父から賢者の書をもらうとともに、第1の賢者である彼から教えを受けるシーンでの言葉です。

祖父は人生をパズルに例え、ピースを手に入れることの意義や夢についてをサイードに語って聞かせます。サイードは旅を通して1つずつピースを集め、夢を描きながら書を完成に近づけてきたのです。

本作は読者がアレックスと同じ立場で、サイードの「賢者の書」を読むことができるという画期的な自己啓発書に仕上がっています。人生に悩みを抱えた時や、挫折して絶望を感じた時、もう一度前を向く勇気をくれる言葉やヒントが満載された1冊。是非読んでみてください。

夢を夢で終わらせない『上京物語~僕の人生を変えた、父の五つの教え~』 

次にご紹介するのは「人生」と「成功」について考えるための1冊です。

主人公は大学進学を機に上京した青年「祐介」。彼は東京で成功することを夢見て上京したはずだったのですが、いつのまにか常識に縛られて自由を失い、身動きが取れなくなっていきます。

そんな時、祐介のもとに届いた父からの手紙。そこには父から息子に贈る、夢を実現させるための5つの新常識と3つの方法が記されていました。

著者
喜多川 泰
出版日
2009-02-18

「幸せは人との比較で決まる」「今ある安定が将来まで続く」「成功とはお金持ちになることだ」「お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ」「失敗しないように生きる」

上に挙げたのはどれも私たちが陥りやすい人生や成功に関する思考ですが、祐介の父は作中でこれらを否定し、新常識を示します。彼の言葉は、忙しい毎日の中でつい忘れてしまいがちな、人生における大切なことを思い出させ、読者に幸せな人生を歩む方法を指南してくれるのです。

自己啓発的な内容ですが、大変シンプルにわかりやすく書かれているため、難しく考えずに読むことができます。年齢を問わず人生についての学びを得られる、必読の1冊です。

泣ける自己啓発書『君と会えたから……』

9万部を超えるベストセラーとなった喜多川泰のヒット作『君と会えたから……』。タイトルも装丁も恋愛小説のようですが、読めば驚く、「恋愛小説のかたちをした人生哲学書」なのです。

本書で取り扱われているテーマは、人の生と死、そしてそれにまつわる意味です。

人生でただひとつ約束されている「いつか死ぬこと」。当たり前のことなのですが、忙しい毎日の中で私たちはそれを深く考えることもせず、無意識のうちに「明日が来ること」を前提に人生を生きているのではないでしょうか。

本書はそんな私たちに「生きること」の意味を改めて考えさせる内容となっています。

著者
喜多川 泰
出版日
2006-07-10

主人公「ヨウスケ」は将来に漠然とした不安を抱えながらもやりたいことを見つけられず、17歳の夏休みを無気力に過ごしていました。ある日、そんなヨウスケのもとに1人の美しい少女「ハルカ」が現れ、2人の恋が始まります。

ヨウスケはハルカと交流する中で、彼女の父の日記に記されていた人生に関する教えを受け、次第に自分の人生を前向きに考えられるようになっていくのでした。

本書は自己啓発的な内容を軸としながらも、最後まで「恋愛小説」です。ヨウスケはハルカから「1度きりしかない人生をどう生きるか」を学ぶうちに、彼女が抱えたある秘密に迫っていくことになります。

若い2人を待ち受ける、涙無しには読めない感動的なラスト。ここに読者は喜多川泰の本気を見ます。この物語を見届けてこそ、ハルカの教えは読者の胸に強く響き、明日を生きるエネルギーを与えてくれるのです。

是非読んでみてください。1度きりの人生を与えられたことの尊さを、優しく教えてくれる本です。
 

逆境に立ち向かう勇気をもらえる『「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣』

最後にご紹介する『「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣』は、逆境に立ち向かうためのヒントを記した、小説風の自己啓発書です。

人生教訓的な内容を、とっつきやすく表現することに長けた喜多川泰の持ち味が、最大限に生かされた本作。

社会の波に揉まれて身動きがとれなくなっている人や、仕事が思うようにいかず自信をなくしている人、また今はそうでなくても、いつか襲いかかってくる逆境という敵を恐れている人に、是非読んで頂きたい内容の1冊となっています。

著者
喜多川 泰
出版日
2008-09-24

都会で会社勤めをしていた松尾秀三は、父親の他界を機に郷里に戻り、実家の長船堂書店という本屋を継ぐことを決意します。しかしいくら奮闘しても経営は軌道に乗らず、近所には大型書店ができ、長船堂書店は閉店の危機に追い込まれてしまいました。

逆境に立たされた秀三にもたらされたのは、なんと彼に取り憑いた「福の神」からの教え。それを実行に移した彼はピンチをチャンスに変え、見事店を危機から救います。

本書は逆境の乗り越えた秀三の気持ち良いサクセスストーリーですが、そこに書かれているのは読者に「正しい努力の仕方」を指南するような内容です。

人生は一筋縄ではいかず、だからこそ努力は楽しい。喜多川泰は悩みながらも前進しようとする秀三の物語を通して、読者にそう語りかけます。是非読んでみてください。あなたの人生を変える1冊になるかもしれません。


いかがでしたでしょうか。より良い人生を送るための人生教訓を、読みやすい物語に乗せて伝える喜多川泰。是非読んでみてください。人生に対する考え方が変わるかもしれませんよ。

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