赤ちゃんに読み聞かせたい!おすすめ英語の絵本5選!

更新:2017.6.14

今、本屋さんに行くと、英語の絵本も並んでいますよね。「わたしは英語はわからないから……」と尻込みされている方もいらっしゃるかもしれませんが、気楽な気持ちでチャレンジしてみませんか?日本語訳にされている作品もあるので比べてるのも面白いですよ!

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楽しい絵本『まるまるまるのほん』の原書はこちら!

立体的なしかけはなにもない、でもしかけ絵本には間違いない「まるまるまるのほん」はとても人気ある絵本ですが、その原書が『Press Here』です。

タイトルに「まる」はありませんし、表紙のデザインも違うので、パッと見たら原書とはわからないかもしれませんが、中身は『まるまるまるのほん』と同じですよ!

著者
Herve Tullet
出版日
2011-03-30

原書は、タイトルがストレートに『Press Here』、つまり「ここを押して」と書いてあるので、表紙に描いてある黄色い丸を押したくなります。日本語版の表紙とは違いますが、中身はまるを押したりこすったり、絵本をゆらしたり傾けたり……全く同じです。日本語版をご存じの方は英語でも親しみやすいでしょう。。

日本語版ではまるを押したりしたあとに「そうそう!」「いいね!」と褒めたり激励したりしてくれますが『Press Here』でも「GREAT!」とか「PERFECT!」と同じように褒めてくれます。英語でも褒め言葉はいろいろあるんだなあと感心してしまいますよ!

英語の本ではあるものの、易しい単語ばかりですから、読みやすいです。発音など気にしなくても大丈夫。お母さんやお父さんが自分のために読んでくれるだけで子どもさんは喜びます。もちろん、英語が好きな方はさらに面白いと感じるはずです。ただし、英語が得意でも読み方は日本語と同じで、ゆっくりたっぷり時間をかけて、この絵本の持つしかけを子どもさんと楽しんでくださいね。
 

「コロちゃん」の本当の名前は「Spot」!

子どもたちは、しかけ絵本が大好きですよね。日本で人気のしかけ絵本の一つ『コロちゃんはどこ?』も翻訳ものです。

『Where's Spot?』というタイトルですが、「コロちゃん」は本当は「Spot」だったのですね!「Spot」という名前には理由があります。それは最後にわかりますが……。こちらも日本語版と比べると楽しい英語絵本ですよ!

著者
Eric Hill
出版日
2003-06-30

『Where's Spot?』は、日本語版も楽しいのですが、原書としても難しい単語がないので読みやすく、リズムがあります。日本語版だと「~かな?」で語尾が統一されていますよね。原書ではどのページも「Is he~?」で始まります。この繰り返しが子どもの興味を引きます。何度も「Is he~?」が出るので聞き手には「また出た~」と笑いを誘います。

日本語版では「コロちゃん」だけなので男の子か女の子かわかりませんが、「he」と呼んでいるので、男の子だという事がわかります。

逆に日本語ならではの表現もあることに気付くでしょう。Spotが隠れていそうな所を探しても見つからないのですが、そこにいた別の動物はすべて「no」と答えます。日本語版では「ちがうよ」「おりません」「いいや」などなど、「no」にいろいろな訳をつけているのが興味深いですね。

また、お勉強的なことを言うと、前置詞の使い方も参考になるのではないでしょうか。「ドアの後ろ」「時計の中(内側)」「ピアノの中」「階段の下」など、日本人が苦手とする前置詞も自然と身につきます。

そして、見つかったSpotを見ると、なぜこの名前になったのかがわかますよ!ぜひ実物をご覧になって確かめてくださいね。

Spotの物語はシリーズになっています。『Where's Spot?』を読んだ後は、ぜひ他の作品にも挑戦してみてください。

しかけ絵本「へんしんどうぶつえん」の原題は……?

こちらもしかけ絵本のご紹介です。『エイラトさんのへんしんどうぶつえん』ももともと洋書で、原題を『COLOR ZOO』といいます。あざやかな色使いが子どもの目を引きますよね。

このしかけ絵本は丸や四角など単純な形にくりぬかれたページと、デザイン化された動物が描かれたページで構成されています。ページをめくるたびに次々と現れる動物に子どもたちは目を見張ることでしょう!

著者
Lois Ehlert
出版日
1997-03-28

『COLOR ZOO』は英語で動物の名前と形の名前を楽しみながら覚えられる絵本です。

動物はかなりデザイン化されていて、大人にはただの模様に見えてしまうかもしれませんが、子どもにはちゃんと動物たちに見えるから、不思議ですね。

また、赤ちゃんの視力は大人と比べると弱いので、原色を使った絵本が良いと言われています。「ミッフィー」シリーズなども原色を多用していますよね。この『COLOR ZOO』もはっきりした色使いなので、赤ちゃんも興味をもってくれるでしょう。

ページを開くとまず虎が出てきます。そのページの隅には「tiger」と書いてあり、ページをめくると見開きの左にはくりぬかれた形が現れ隅に「circle」と名前が書かれています。そして右ページには新しい動物が登場します。この繰り返しで3頭の動物が1セットとなっていて、次のページから新しいセット、合計3セットでできています。

形遊びができる上に、単語以外の英語は何も出てきませんから、英語の絵本としては易しく読めます。お子さんに読んであげる最初の英語絵本として選んでもいいですね。

Lois Ehlertにはこの他にも似たような作品で『COLOR FARM』(へんしんのうじょう)もあります。『COLOR ZOO』同様、「遊べる絵本」ですから、ぜひこちらも読んでみてください。

時計の読み方が身に着くしかけ絵本。でも本当は怖いかも……。

『What's the Time, Mr. Wolf?』は2017年現在のところ、日本語訳は出版されていませんが、こちらも易しい英語で書かれていますし、絵を見ればオオカミさんが何をしているかがわかります。

絵柄はコミカルですが、よ~く見るとちょっと怖いかも……。たとえ英語がわからなくても、絵を見れば気付くお子さんもいるでしょう。

著者
出版日

表紙にオオカミさんの顔が飛び出しています。実は、オオカミさんは指人形になっていて、絵本の後ろから動かすことができるのです。オオカミさんの位置は固定され、顔の部分だけページに穴が開いていて、場面が次々と変わります。

6時から夕ご飯の時間までにオオカミさんに「what's the Time(今何時)?」と何回か尋ねる形でお話が進んでいきます。

オオカミさんは7時に起きますが、すでにお腹が空いています。8時に朝ごはんを食べても「hungry!」と言ってます。このオオカミさん、食いしん坊なのかなあ?

11時になるとなんだか気になる事を言ってますよ。「playschoolに行く時間」そして「I'll pick up for lunch」……。12時にはお昼ご飯を食べてますが、pick upしたものなのでしょうか……。午後2時にオオカミさんは「cookbook」を読んでいますが、その絵を見たら、オオカミさんがpick upしたいものがわかるかも……!5時、テーブルをセットして、6時にdinner time。オオカミさんのお皿には何がのるのでしょうか??

ともあれ、子どもの好きな繰り返しのパターンの絵本ですからそのリズムが楽しく、とても人気のある作品です。どのページにもアナログの時計とデジタル時計が描かれているので、時計の読み方が身に着く絵本でもあります。親子でぜひご覧になってくださいね。
 

エリック・カールの『できるかな?あたまからつまさきまで』の原書です

『はらぺこあおむし』でおなじみのエリック・カールの『できるかな?あたまからつまさきまで』の原書が『From Head to Toe』です。「あたまからつまさきまで」、直訳のタイトルですね。日本語版は『はらぺこあおむし』に負けず劣らず人気作品です。

今回ご紹介するのは『From Head to Toe Board Book』。ペーパーバック版ではなく、紙の質が厚いボード版です。内容はペーパーバック版と同じですが丈夫なので、お子さんが手に取っても傷みを心配することはありません。

著者
Eric Carle
出版日
1999-03-27

『From Head to Toe』は、日本語版と比べると文章はシンプルです。長文はありませんし、文章の数そのものが少ないのです。文章は最低限に抑えて、エリック・カールの絵を楽しむ作品と言っていいでしょう。

この絵本は、ペンギンもキリンもバッファローも自分のことを「I」と言っていますが、日本語版では「ぼく」「わたし」「おれ」とそれぞれ違いますし、語尾も主語に合わせて変わります。「ぼくはペンギン。」と言い切ったり、「きりんです。」丁寧に言ったり、「さるだぜ」とお行儀が悪かったり、登場する動物ごとに言葉遣いが変わるのです。この部分は、英語では「Iam a penguin」「I am a giraffe」と、同じ文章が並びます。

また、日本語版では「きみできる?」「あなたはできますか?」「あんたできる?」とさまざまな台詞も、英語版では「Can you do it?」のみですし、それに応える「できるよ」や「くるんくるん」、「くいーんくいーん」といった擬音も、原書では使われず「I can do it」で統一されています。日本語版と比べるとシンプルだということがわかりますよね。

こういった英語と日本語の違いを比べながらお子さんに読んであげるのも楽しいですよ!

今回は、赤ちゃんに読み聞かせにおすすめの英語の絵本をご紹介しました。英語といっても堅苦しく考えないで、絵が持つ力にを借りながら、楽しく読んであげてくださいね。小さいころに親が読んでくれた英語のフレーズは大きくなって学校で習った時にふと思い出す事もあります。日本の絵本を読むときと同じように、「絵本と親子の時間」を楽しんでください。

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