水沢めぐみオススメ漫画ランキングベスト5!懐かしの少女漫画も

更新:2017.6.23

「これぞ少女漫画の王道!」というかわいい絵柄と、ときめきながらもワクワクするストーリーが特徴の水沢めぐみ作品。愛らしいキャラクターとピュアな恋愛模様で長年ファンの心を掴み続けています。特にオススメの5作品を紹介します!

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ピュアなラブストーリーが人気! 水沢めぐみとは

水沢めぐみは、東京都出身の少女漫画家。1979年、少女漫画雑誌「りぼん」にて『心にそっとささやいて』という作品でデビューを果たしました。このときなんと高校1年生!

その後も高校生活を続けながら7作品を発表。高校生漫画家として名を馳せました。大学にも通いましたが漫画を描くことはやめず、デビュー作から現在までずっと現役の漫画家として活動しています。

吉沢渉や小花美穂、矢沢あいなどの有名漫画家が活躍し、「りぼん」の黄金時代と呼ばれていた時期を作り上げた漫画家の1人。1990年頃から少女漫画の絵柄や舞台設定が多様化してきた中、独自の絵の可愛さとストーリーで人気を博しました。

2000年頃、「りぼん」から「Cookie」へと活動の場を移し、内容も少し大人びたものに。中学生や高校生が主人公だったものから大人が主人公の話へとシフトされてきました。

まだ水沢めぐみ作品を読んだことのない10代女子も、あの頃の「りぼん」にハマっていたアラサー女子も年齢を重ねてもずっと楽しめる水沢めぐみ作品。少女の恋と大人の恋がかわいい絵で描かれています。どちらもオススメなので、特に人気の5作品をランキング形式でご紹介します。
 

華やかなバレエの世界 5位『トウ・シューズ』

森野くるみという小学5年生の女の子は、ある日穂坂バレエ団の演劇、「くるみ割り人形」を観に行きました。その演劇でプリマ(主役)を演じた白河はづきの踊りに感動し、自身もバレエを始めることに……穂坂バレエ団のスクール生となりました。

練習にあけくれたくるみは中学1年生に。学校の休み時間にもバレエの練習、帰宅すればすぐにレッスンに行くなどバレエ一筋の中学校生活です。
 

著者
水沢 めぐみ
出版日

そんなある日、穂坂バレエ団の正団員、つまりプロのバレエダンサーである穂坂一臣のレッスンを見て衝撃を受けました。「いつか一臣と踊りたい!」その想いがさらにくるみを奮い立たせていきます。

周りのスクール生は幼少期からバレエをやっていて、技術的には劣っているくるみ。けれどバレエが好きなこと、その想いが踊りに現れること、感受性が強く表現力に秀でているくるみの才能を一臣は見抜いていました。

技術で劣っている上に周りには強力なライバルもたくさん。さらに身長が低いというハンデも抱えているくるみですが、親友で同じくバレエをやっている篠原桃子や、ケンカ友達でサッカー選手を目指している岩崎智也と一緒に励ましあい、夢を叶えることに奮闘します!

全体的に、スポ根という要素も入って熱くなれるストーリー。でも舞台がバレエ界なだけあって雰囲気は華やかでキラキラしていて、まさしく少女漫画の世界という感じです。

特に演劇シーンは必見!発表会などの舞台シーンが出てくるのですが、「くるみ割り人形」をはじめとして「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「ジゼル」など、本物のストーリーも交えて描かれています。

それぞれのストーリーの特徴を踏まえての踊りがとにかく華やかで可愛い。衣装や背景なども細かく描かれていて、バレエのキラキラした世界が存分に楽しめます。

そんなバレエの世界と、くるみの奮闘や心の葛藤など見所がたくさん!果たしてくるみはプリマになれるのか?一臣と踊りたいという夢は叶うのか?ワクワクしながら一気読みできてしまう作品です。
 

36歳女子はまさかの……?! 4位『日南子さんの理由アリな日々』

主人公は一ノ木日南子。童顔で若く見える日南子ですが、実は36歳!仕事をクビになり、恋人と別れて散々です。

しかし日南子にはもう1つ大きな特徴が……。実は、36歳にしてシングルマザー、というだけでなく、娘だけではなく孫を持つ「おばあちゃん」だったのです!
 

著者
水沢 めぐみ
出版日
2015-04-10

なんとか仕事を見つけた日南子。幼馴染のツテで雑誌の編集部でバイトをすることになりました。心機一転がんばろうと思った日南子ですが、ある日メンズファッション誌の年下人気モデルに告白され、さらに年下の絵本作家とも急接近!

日南子に孫がいるというのは、特別な事情があるわけではありません。若くして出産、さらに娘も16歳で結婚し、順当に「おばあちゃん」となったのです。

普通であれば降りそそぐ恋にドキドキしてしまうところですが、周りは日南子が「おばあちゃん」だと知りません。さらに年齢もサバ読んでいて、そんな秘密はやすやすとあかせないと悩む日南子……。日南子の恋模様が気になる一作です!

特に取り得のない女の子がイケメンに見初められる、という一種の「シンデレラストーリー」というのは少女漫画界で散々描かれてきました。けれど、主人公が「36歳にしておばあちゃんである」という突飛な設定によって「見飽きた」感は全くありません!

そして、もう1つのテーマとしては「女の強さ」が描かれているように思います。妊娠したときは高校生だった日南子。相手には逃げられ、一時はどうなることかと混乱していましたが産むと決意し、さらに日南子の母が「大切な命を消してはなりませんよ!」と背中を押してくれたのです。

さらに娘の加奈子も16歳で結婚&妊娠しましたが、それでも高校にも通い、しっかりした女の子に育っています。シングルマザーや授かり婚などに関しては意見が分かれる世の中ですが、反対意見に負けない日南子や日南子の母、加奈子の強さにも励まされる気がします。
 

カワイイは作れる! 3位『キラキラ100%』

品川みくは自分に自信のない女の子。ギャル系女子、ゆるふわ系女子などがクラスにいる中で、自分のことは「地味系女子」だと思っています。

好きな男の子もいますがもちろん告白なんてできません。しかし、ある日同じクラスの男子、祐天寺が皆の前でみくの好きな人を公表してしまいました!
 

著者
水沢 めぐみ
出版日
2003-12-15

片想い相手のクラスメイト、渋谷悠介もこれを聞いていました。慌てて否定しようとするみくでしたが、渋谷はまさかの笑顔。「明日一緒に帰ろう」とみくを誘います。

2人が付き合うことになって周りもびっくり!けれどやはり自信のないみくは、キスしようとしてきた渋谷を突き放し別れを告げてしまいました。

しかしそんなみくに救世主が!実は祐天寺の実家は美容室を経営していたのですが、そんな祐天寺からビューラーをもらったことがきっかけでみくはオシャレに目覚めます。祐天寺のアドバイスを聞きながらどんどん可愛くなっていくみく。自分に自信も持てるようになってきました。

努力のかいあって渋谷との仲も元通り!「オシャレ」に加えて「彼女力」も身につけたいと努力するみくの奮闘が描かれます。

実は、見た目は関係なくもともとみくに惹かれていた渋谷。でもやっぱり2人がうまくいくようになったのはみくが自分に自信を持てるようになったからです。「外見or内面」というのは難しいテーマですが、どちらも大切にするみくは見ていて本当にかわいいです!

その後も渋谷狙いの女子たちからのいやがらせや、祐天寺を頼るみくへの渋谷の嫉妬、みくのダイエット問題など、2人の関係とみくの「女磨き」が絡んだストーリーが展開していきます。

どんどん可愛くなっていくみくの姿は必見!「恋をするとキレイになる」を地でいくみくの姿を見ていると、恋もオシャレもがんばろうという気にさせてくれますよ!
 

お局女子のアフター5 2位『塔子さんには秘密がある』

36歳独身、会社ではお局様と化している四宮塔子。仕事をテキパキとこなし、同期の完司のアプローチを辛らつに交わす塔子は、とにかく定時にあがることが大事!

そんな塔子の秘密とは、仕事終わりのアフター5に隠されています。なんと塔子は、週に4日バレエ教室に通っていたのです。30代~50代の女性が踊る「おばちゃんバレエ」!
 

著者
水沢めぐみ
出版日
2014-08-08

自分は楽しくても、はたから見たら痛すぎる……そう感じている塔子は、もちろんバレエをやっていることは誰にも秘密です。

そしてもう1つ心に秘めている秘密が……。バリバリ仕事をする中、気になる男の子ができたのです。それはキャリアのある先輩でも気のおける同期でもなく、かわいらしくて明るい後輩、玲音でした。

玲音のくるくるとした巻き毛がかわいい、触れてみたいと思っています。しかしもちろんこれも秘密!でも玲音にもどうやら隠れた一面があって……。秘密を交えた2人の恋のゆくえに注目です!

水沢めぐみ作品では、純粋だったり臆病だったりとどことなく「可愛らしい」と思えるヒロインが多め。そんな中で塔子はバイタリティーに溢れ、「かっこいい女性」という雰囲気です。

仕事も趣味も恋愛もちゃんとこなしていくという塔子の姿には、大人女子も勇気づけられることでしょう。大人の女の本音が赤裸々につづられていたり、そんな中でも恋愛に戸惑っていたりとワクワク楽しみながらもほっこりできる作品。是非手にとって見てください!

水沢めぐみの代表作! 1位『姫ちゃんのリボン』

ヒロインはお転婆な女子、野々原姫子。元気で活発な中学一年生です。男子に混じっての野球やサッカーもお手の物。でも、憧れの先輩のために女の子らしくなりたいと思ってもいました。

そんなある日の夜、姫子の前に姫子とそっくりな顔の女の子、エリカが現れます。実はエリカは魔法の国のお姫様!姫子に頼みがあってやって来たというのです。
 

著者
水沢 めぐみ
出版日

王家を継ぐための修行として、1年間1人の人間を、つまり姫子を観察したいとのことでした。その代わり、他人の姿に変身できるという「魔法のリボン」を貸してくれると言うのです。

姫子はこれを承諾。さらに、お目付け役として姫子が赤ちゃんの頃から大切にしているライオンのぬいぐるみ「ポコ太」を動かせ、喋れるようにしてくれたので姫子は大喜び!

早速リボンを使ってみたものの、そのことがきっかけで姫子は失恋……。それでも姫子はめげず、思いっきり泣いてきっぱりと諦めます。その後、同級生の小林大地にリボンのことが知られてしまい、姫子の周りは一段と騒がしくなっていくのでした。

身の回りの事件をリボンを使って解決したり、逆にリボンを使って騒動を引き起こしたりのドタバタストーリー。そこに友情や恋愛要素が加わり、とにかく楽しく読める作品です。

魔法の国や魔法のアイテム、大好きなぬいぐるみと喋れるなどワクワクすることばかり。しかしその中にも姫子の葛藤や成長も丁寧に描かれていて読み応えが抜群です。

思い込みが激しく突っ走るタイプの姫子ですが、とにかく明るく愛嬌があり元気をくれます。さらに、徐々に気になる存在となっていく大地に対しても素直になれなかったり、かと思えば困ったときにはいつも大地を頼ったりと、恋心にとまどう姿もかわいい!

この大地というキャラクターがとにかくかっこいいんです。ときに親友のように、ときに兄妹のように、そしてときに恋人のように姫子の側にいてくれる大地という存在には女子の恋心がくすぐられること間違いなし。

ワクワク&ドキドキ&キュンキュンさせてくれる超オススメの一作です!
 

いかがでしたか?超人気作品『姫ちゃんのリボン』をはじめ、デビュー作から現在まで不変の魅力に溢れた水沢めぐみ作品。シンプルにかわいい絵と、それにあった純粋なラブストーリーにキュンキュンしてしまいます。ぜひ一度水沢めぐみワールドの作品に触れてみてください。

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