水野敬也のおすすめ作品5選!日本一ウケるブログを書く作家!

更新:2017.7.1

代表作『夢をかなえるゾウ』など、自己啓発本なのに面白くて笑える、そんな本を次々と手がける水野敬也。ダメな自分を変えたい、周りを幸せにしたいと思っている人に、ぜひ読んでいただきたい作家です。

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実用エンターテイメントの達人、水野敬也

水野敬也は、1976年生まれの作家です。慶應義塾大学経済学部を卒業後、2003年に最初の著書『ウケる技術』を出版すると30万部越えのベストセラーに。代表作『夢をかなえるゾウ』は200万部を突破し、ドラマ化もされました。

その他『人生はワンチャンス!』のシリーズは150万部を売り上げています。他にも、お笑い芸人でイラストレーターの鉄拳とコラボした『それでも僕は夢をみる』や、映画や漫画の企画・構成・脚本を手がけるなど活動は多岐にわたります。

水野敬也の本は、実用書なのにファンタジー。不幸をチャンスに変えたい、笑いで周りを変えたい、幸せになりたいと思うなら、彼の本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

ドラマ化もされた水野敬也を代表する本

今まで何度も自分を変えたいと決心するけれど、いつも三日坊主で終わってしまうダメサラリーマンの前に、突然、ゾウの姿をしたインドの神様・ガネーシャが現れます。

主人公の僕に、毎日一つずつ課題を実行すれば自分を変えることができるが、一度でも課題に取り組まなければ将来に対する「希望」を取り上げると言うガネーシャ。

自分を変えたい一心でガネーシャと契約した主人公は、ガネーシャの課題に文句を言いながらも、課題をこなし続けていきます。すると何かが変わり始め……。

著者
水野敬也
出版日
2011-05-20

ガネーシャが出す課題は、「靴をみがく」や「食事は腹八分におさえる」など、派手なものではありません。これが、普通の自己啓発本に書かれていたならば「フーン」と読んで終わってしまうのでしょうが、主人公とガネーシャのやり取りがリアルで、次の課題はなんだろう、と読み進めてしまいます。

師であるガネーシャのキャラクターも魅力的です。腹がぽってりとしたゾウの姿をして、関西弁で話すガネーシャ。歴史上のキーパーソンを育ててきた神様だと言いますが、禁煙できなかったり、パチンコで大儲けしてきたりと憎めません。

ガネーシャは、主人公の僕を呼ぶ時に「自分」という2人称を使います。この本は、物語の主人公が自分を変える話のようでいて、実は、読者に呼び掛けているのかも。あなたもガネーシャの課題に取り組みたくなるはずです。

次々とシリーズが出版されているこの本。自己啓発だけでなく、ガネーシャのその後のストーリーも気になります。

ビジネスや恋愛の最強のツール「笑い」の教科書

本書は、相手を笑わせることは技術であり、だれにでも身に付けることができるものというスタンスで書かれた、コミュニケーションツールとしての笑いの教科書です。

ビジネスシーンや飲み会、デートなど、具体的な場面でどのように笑いが生じるかを詳細に分析し、それを体系化して、どうすれば「ウケる」ことができるかを戦略的かつ具体的に示しています。全部で40の「ウケる」技術を紹介し、その会話例も付いているという充実ぶり。

文庫版には「メール編」も追加され、役に立つこと間違いなしの本です。

著者
["水野 敬也", "小林 昌平", "山本 周嗣"]
出版日

「笑い」は、ビジネスや恋愛での強い味方ですが、学校教育の中で教わることは、まずありません。「ウケる」一言を発せられ面白い人間であるかどうかは、持って生まれた才能によるもので今さらどうにもならない、と思っている人にはぜひ読んでもらいたい一冊。詳細な分析と体系的な理論に驚くはずです。

もちろん、「ウケる」技術を述べただけでなく、この本自体もウケます。真面目に笑いを勉強しようと思って読んだとしても、例文として書かれた会話や写真に添えられた一言に、思わずクスッと笑いが。笑いの技術書としても、読み物としても、読み応えのある本です。

水野敬也のブログから生まれたエッセイ

水野敬也がライフワークとして書き続けているブログ「ウケる日記」から、特に反響が多かったものを抜粋して収録しているエッセイ集です。

下ネタと笑いに包まれながら、日々の出来事や学生時代の思い出、社会に対するメッセージなどが綴られています。

さらに、ブログには掲載していなかった未公開日記「富士急ハイランド事件」も収録。

著者
水野敬也
出版日
2015-04-15

読むのが恥ずかしくなるくらい下ネタ満載の日記で、何バカなことやってんだ!とツッコミを入れたくなる内容がいっぱいなのですが、そんな中にも日常に潜む「笑い」の面白さが水野敬也の作品には潜んでいます。

東日本大震災直後に書かれた「震度ゼロの恐怖」や、松屋で牛丼を食べていた時の出来事を綴った「240円の授業」、癌で闘病中だった友人と交わした会話を記した「世界一伝えたい下ネタ」などは、人として大切な物とは何かを感じさせてくれます。

手に取ったとたんに誰かに紹介したくなる本!

この本には、68のかわいい猫たちの写真が収められ、その猫たちの写真には、それぞれキャッチコピーが添えられています。そしてページをめくると、キャッチコピーにぴったりの偉人たちの逸話や格言が。

勝海舟が「青柳」という料理屋に入った時の逸話や、松下幸之助の言葉、エイブラハム・リンカーンの20歳のころのアルバイト先での逸話など、国内外の実業家や偉人たちにまつわる言葉は必見です。かわいい猫たちの姿と数々の言葉から、「大切なこと」が学べる一冊です。

著者
水野 敬也 長沼 直樹
出版日
2013-10-22

この本の魅力は、なんといっても愛くるしい猫たちの写真。そして、これまた写真にぴったりの、心がほっこりとする言葉たち。とにかく癒される!たとえ落ち込んでいても、この本を手にして読み進めるうちに、明日は何とかなると思えてきます。

さらにこの本は、普通の本として読むだけでなく、ページを切り離して、お気に入りのページを好きな場所に貼ったり、誰かにあげたりできる構造に。読んで楽しむだけでなく、誰かの心もまた癒すことができる、コミュニケーションツールでもあるのです。

シリーズ『人生はワンチャンス!』『人生はZOO(ずー)っと楽しい!』などとともに、ぜひとも手元に置いて、自分が読むだけでなく、ここぞという時に人に紹介したい本です。

水野敬也のエンタメ小説

運命の手帳を手に入れた二人の幼い神たちが、いたずらの標的に選んだのは、どこにでもいるような平凡を絵に描いた男・アレックスでした。ある朝、アレックスの目覚まし時計が止まります。それから次々と不運な出来事が彼に襲いかかります。

けれども、アレックスはめげません。円形脱毛症になろうとも、会社をクビになろうとも、明るく他人を笑わせて前向きに生きるアレックス。しかし、幼い神たちが運命の手帳に書き込んだ最後の不幸がアレックスを襲い……。

著者
水野 敬也
出版日
2008-06-10

ピンチはチャンス!と真面目な顔で言われても、腑に落ちないもの。けれど、どんな不運もめげずに、笑いとチャンスに変えてしまうアレックスの生き方を読んでいると、本当に素敵だなと思えてきます。作品の舞台がロンドンであるというのも面白いところ。アレックスのシュールでハチャメチャな笑いも、なぜかおしゃれに感じられます。

アレックスに次々と不幸が襲いかかり、どうなってしまうのだろうかとハラハラするけど、ラストはハッピーエンドに。いたずらをした幼い神が、最後にメモに残した言葉が心にしみます。

水野敬也は常にみんなを喜ばせようと考えている作家です。どんな自己啓発本よりもエンターテイメントで、役に立つ水野の世界を楽しんで、自分を変えてみるのもいかがでしょうか。

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