漫画「ブラックラグーン」11巻までの名言を厳選してネタバレ紹介!

更新:2017.8.30

バイオレンスアクション漫画「ブラックラグーン」。独特の世界観と映画のようなセリフ回しで大人気の本作をまとめてみました。連載再開され、さらに話題となっている本作の魅力を、名言と共に振り返ってみましょう。

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漫画「ブラックラグーン」の魅力をネタバレ紹介!11巻が4年半ぶりに発売!

まずは『ブラックラグーン』の魅力についてご紹介しましょう。

作品の舞台・ロアナプラという街では、不道徳が当たり前。その街で運び屋稼業をしているのが、本作のヒロインで凄腕のガンマン・レヴィをはじめとした「ラグーン商会」の面々です。

悪党ばかりが集まる街で銃を撃ちまくるレヴィたちの姿は、実に爽快感があります。

さらに、個性的なキャラクターたちも、本作の大事な魅力。『ブラックラグーン』に登場するのは、人の道に外れた者ばかりです。しかし、彼らには彼らなりの美学があることが読み取れます。

いわば「外道たちの人間賛歌」と呼べるのが、本作の面白いところでしょう。

何度か長期休載をしていましたが、2017年春から連載再開され、4年半ぶりの新巻、11巻が発売されたことで再び話題となっている作品です。

漫画『ブラックラグーン』あらすじ

無法者がのさばるタイの港湾都市・ロアナプラで商いをする「ラグーン商会」。法に触れる汚れ仕事や危険な仕事を日常的に処理する運び屋です。

主人公の日本人・岡島緑郎(おかじまろくろう)は、所属する会社の指示で機密ディスクを運搬中、「ブラック・ラグーン号」に乗ったラグーン商会に襲われ、人質にされてしまいます。しかし、その一件をきっかけに彼もラグーン商会の一員に。

緑郎はそれ以来、ブラック・ラグーン号の船長・ダッチが何気なくつけた、「ロック」という名前を名乗るようになります。

鉛玉、血、マフィア、犯罪。この世の全ての掃きだめである街・ロアナプラで、様々な抗争や事件に巻き込まれながら、ロックは世の不条理と、そこに生きる人々の生き様を目の当たりにします。

日本という平和な国で生まれ育ったロックは、ロアナプラでどういった生き方をしていくのでしょうか。

名言1:「面白えってのは大事なことだぜ、ロック」1巻【ダッチ】

著者
広江 礼威
出版日
2002-12-12

ロックが所属していた会社・旭日重工の機密ディスクを、ロシアのマフィア「ホテル・モスクワ」に奪われることを忌避した旭日重工の重役たち。そこで、ロックを捉えたラグーン商会に差し向けられたのが、「エクストラ・オーダー」と呼ばれる傭兵派遣業者の傭兵たちでした。

傭兵たちの操るガンシップによって岩礁に追い込まれ、絶体絶命のラグーン号。そこに、起死回生のアイディアを出したのが、人質であるはずのロックでした。

沈没した貨物船に突っ込んで乗り上げ、飛んでいるヘリにラグーン号を突っ込ませる。そんなロックの大胆かつ無謀な作戦を採用したときのダッチの言葉が、こちらのセリフです。

「全くとんでもねえ野郎を拾っちまったなァ。イかれてるとしか思えねぜ。だが面白え。面白えってのは大事なことだぜ、ロック。やってやろうじゃねえか。」

(『BLACK LAGOON』1巻から引用)

変人揃いのラグーンのクルーたちをまとめあげているダッチの器を感じさせる一言。 ダッチはベトナム戦争帰りの元軍人という噂がありますが、真相は未だ分かっていません。

しかし、暴走するレヴィを諌めることができ、ホテル・モスクワのボス・バラライカからの厚い信頼もあり、犯罪組織「三合会」のボス・張や、「暴力教会」のシスター・ヨランダからも一目置かれるダッチは、本作の登場人物のなかでも不動のポジションにいることは間違いありません。

ちなみに、アニメ版の声優・磯部勉の演技がまた素晴らしく、ダッチというキャラクターにさらに深みを与えています。

名言2:「行こうか同士諸君、撃鉄を起こせ!」1巻【バラライカ】

著者
広江 礼威
出版日
2002-12-12

貴族家系「南米十三家族」のうちの一つ「ラブレス家」の子息・ガルシアを、あるマフィアの依頼で運ぶことになったラグーン商会。いわば誘拐の片棒をかつがされた訳ですが、ラブレス家のメイド・ロベルタがガルシアを取り戻しにやってきたため、事態は複雑になってきます。

ロベルタはレヴィに匹敵する戦闘能力の持ち主であり、いくらラグーン商会の面々といえど事態を収めることは簡単ではありませんでした。そこで、「ラグーン、いやダッチには大きな借りがある」と語り、事の収束に動いたのはホテル・モスクワの大幹部・バラライカ。

彼女が初めて部下たち、通称「遊撃隊(ヴィソトニキ)」を率いて前線に出るシーンで言われたのが、上記のセリフです。

「行こうか同士諸君、撃鉄を起こせ!」

(『BLACK LAGOON』1巻から引用)

元軍人であるバラライカの矜持とカッコよさが光るシーンですね。

バラライカは、もともと射撃大会でのオリンピックの強化選手になるために、兵士に志願。そしてアフガンに派遣された過去を持つ女性です。「フライフェイス」と揶揄される全身の火傷跡は、アフガンで拷問された際につけられたものでした。

しかし、アフガン帰還兵はソ連解体時に部隊も解体。部下思いのバラライカは困窮した部下たちのため、彼らと一緒にホテル・モスクワに身を寄せる道を選びました。そのためか、彼女たちは軍人であることに未練を残している節もあります。このセリフも、バラライカたちの過去の名残と言えるでしょう。

『ブラックラグーン』の登場人物のなかでもファンが多いバラライカですが、やはり元軍人らしさが残るセリフが人気の模様。「カラシニコフの裁きのもと、5.45ミリ弾で奴らの顎を喰いちぎれ!」も同じく、冒頭のセリフと並ぶ名台詞です。

余談ですが、アニメ版の声優・小山芙美のアフレコで聞くこれらのセリフはド迫力で、鳥肌が立つことでしょう。

名言3:「サンタ・マリアの名に誓い、全ての不義に鉄槌を」1巻【ロベルタ】

著者
広江 礼威
出版日
2002-12-12

最凶メイド・ロベルタの決めセリフです。

単身ロアナプラに攻め込み、誘拐された主・ガルシアの情報を集めていた酒場で、敵のマフィア、そしてレヴィに銃口を向けられたロベルタ。絶体絶命ともいえるこの状況で、彼女が唱えるように発したのがこの言葉です。

「サンタ・マリアの名に誓い、全ての不義に鉄槌を」

(『BLACK LAGOON』1巻から引用)

彼女は、かつて革命を起こすためにコロンビア革命軍(FARC)に所属。ゲリラ活動を繰り返し、その多大な功績から「フローレンシアの猟犬」と呼ばれていました。この決めゼリフは、そのFARC時代から使っているものです。

FARCを抜け出してラブレス家に身を寄せてからは、ロベルタは過去を捨ててか弱いメイドを演じ続けていました。しかし、ロアナプラで銃を操る姿をガルシアに見つかり、うろたえる様子を見せています。

その後、ロベルタがFARC時代のセリフを口にしたということは、ラブレスのメイドであったことを捨て、再び狂犬としての生きることを決めた覚悟の表れかもしれません。

ガルシアとロベルタ。この二人の物語は、後のエピソードにも大きく繋がっていきます。

名言4:「違うね。これはモノだよ、ロック。」2巻【レヴィ】

著者
広江 礼威
出版日
2003-07-19

太平洋戦争時代、海底に沈んだ潜水艦。そこにあるという絵画を探すため、レヴィとロックは二人で沈没船のなかをサルベージすることになりました。

潜水艦で、無事目的の絵を見つけた二人。ついでに、レヴィは船に残っているお宝を探すためにその場を離れます。お宝を手にして上機嫌のレヴィに、ロックはそれらの宝は戦死者たちの遺族が受け取るべきと主張しました。

その話を聞いて、おもむろに座りこんだレヴィは、勲章と骸骨を示して「これはなんだ?」とロックに問いかけます。見たままを答えたロックに対し、レヴィが出した答え、それがこのセリフです。

「違うね。これはモノだよ、ロック。とことん意味を還元していけば、残るのはその言葉だけさ。モノっていう単語だけだ。」

(『BLACK LAGOON』2巻から引用)

遺骨も勲章も単なるモノであり、そこにさらに価値を付加するなら、金しかない。淡々とした答えには、レヴィの価値観が表れています。そして彼女は、ロックに自分の過去を少しだけ明かすのでした。

もともとレヴィはニューヨーク出身の中国系アメリカ人の孤児であり、無実の罪で警官にボコボコにされてから、深い正義不信に陥りました。そんな過去があるから「金と銃。それだけが正しい」とロックに語るのです。

裏の世界に生きてきたレヴィと、平和な日本で生まれ育ったロックの価値観はあまりにも違うことが明らかになるこのエピソード。そしてそのすれ違いは、後に思わぬ形でぶつかることになるのです。

名言5:「俺にゃそいつが、我慢ならねェ。」2巻【ロック】

著者
広江 礼威
出版日
2003-07-19

潜水艦での一件以来、思想の違いから険悪になっていたロックとレヴィ。生まれも育ちも違うため、そのすれ違いはかなり強く、周りの仲間も積極的に仲裁に入ろうとはしません。険悪なまま、ダッチの使いで二人は出かけることになります。

しかし、些細な口論から本格的にぶつかり合うことに。「俺は間違ってないし、絶対に謝らない」。そう告げたロックは、口論の末にこのセリフをレヴィに言い放つのです。

「俺がこんなにこだわってんのはな、そんな生き方に気づかせてくれたその女が――俺を切った連中と…、同じことを抜かしてやがる。俺にゃそいつが、我慢ならねェ。」

(『BLACK LAGOON』2巻から引用)

誇りもなく、ただ金のために動いた会社の重役たちにロックは見捨てられました。そんな自分の退屈なサラリーマン人生をひっくり返してくれたレヴィが、誇りも持たずに死体を漁ってはした金に縋りつく、そんな姿に失望したとロックは主張したのです。

エリート志向の日本人のもとに生まれ、会社に従って命まで落としそうになったロック。表には出さないものの、人生を変わるきっかけを作ってくれたレヴィに、感謝の気持ちがあるのでしょう。ロックの不器用ながらも深い信頼を感じたレヴィは、毒気を削がれ、和解することになります。

そして派手な喧嘩をした二人は、駆けつけた警察のパトカーのなかで、タバコとタバコを合わせる、通称シガレットキスをしたのです。

ロックとレヴィは恋人関係にあるとは明言されていませんが、二人が深い関係にあると推察する読者も多くいます。実際、これ以降二人が大きな喧嘩をすることはありませんでした。

名言6:「きれいだわ、そら。―――どうし…」3巻【ヘンゼルとグレーテル】

著者
広江 礼威
出版日
2004-04-19

ロアナプラのマフィアたちが、何者かに襲撃を受けていました。犯人はルーマニア人の双子。二人は「ヘンゼルとグレーテル」と呼ばれ、享楽のために殺しを仕込まれた子供たちでした。

ヘンゼルとグレーテルは、バラライカを抹殺したいイタリアン・マフィアの手引きによってロアナプラに呼ばれ、街を混沌に陥れていたのです。

双子の狙いがわかったバラライカは、張率いる三合会と結託。 結果として双子はバラライカ率いるホテル・モスクワに追い詰められ、まず少年の姿をしたヘンゼルが死亡します。

少女の姿をしたグレーテルは人質を使い、ラグーン商会と取引してタイから逃亡しようとしましたが、ホテル・モスクワの雇った逃がし屋により頭を打たれます。血塗れになりながら言ったのが、この言葉です。

「…きれいだわ、そら。―――どうし…」

(『BLACK LAGOON』3巻から引用)

最期の言葉となったこのセリフ。グレーテルはなんと続けようとしたのでしょうか。そこは読者の想像にゆだねられています。

さらに、グレーテルの死体を葬ろうとしたダッチを、ロックが制止。空を見上げる形で倒れたグレーテルに向けて、「空を仰いで――海を眺めて、眠るんだよ」と言います。

生まれてから死ぬまで、ただ世界に翻弄され続けた双子。誰かが救いの手を差し伸べることもなく、育まれた自らの価値観のままに殺戮を繰り返し、暗黒の世界に落ちていってしまいました。

ヘンゼルとグレーテルの話は、救えない双子には死の制裁しかなかったとはいえ、バラライカやロックを含めた大人たちがそんな現状を憂いているのが伝わってくる、なんともいたたまれない物語です。

こうした始まりから結末までを含めて、『ブラックラグーン』屈指の名エピソードと云われています。

名言7:「神は留守だよ。休暇とってベガスに行ってる」6巻【エダ】

著者
広江 礼威
出版日
2006-11-17

ある暑い日。教会に飛び込んできた偽札づくりグループのリーダー・ジェーンに対して、シスターのエダが投げやりに放ったのがこの言葉です。

「神は留守だよ。休暇とってベガスに行ってる」

(『BLACK LAGOON』6巻から引用)

本作を読んだことのない人でも「このセリフは知っている」という、ある意味作中随一の名セリフではないでしょうか。港の入り口にある観音像の目が抉られ、さらに陸橋には首吊り用の紐がかかっているロアナプラならではのセリフといえそうです。

神も見放した無法地帯・ロアナプラで、唯一武器を販売している暴力教会のシスター・エダ。口が悪く、レヴィの悪友でもある女性ですが、その正体は、CIAの工作員です。しかし軽口を叩くのが常であるため、現状では教会の大シスター・ヨランダを除き、エダの正体を知る者はほとんどいません。

エダはなんのためにロアナプラにいるのでしょうか。そして今後、エダの正体をレヴィたち周囲が知ることはあるのでしょうか。そちらも大きな見どころになってきます。

名言8:「僕は彼女の聖人にはなれない。だけど、」9巻【ガルシア・ラブレス】

著者
広江 礼威
出版日
2009-10-19

ガルシアの父の死をキッカケに、消えてしまったロベルタ。一度は救いだされたはずなのに、再び狂犬の道へと戻った彼女を救うべく動いたのは、ラブレル家の当主・ガルシアと、メイドのファビオラでした。

しかしファビオラは、ロアナプラを舞台に起こった騒乱の末、再び狂犬の道に堕ちたロベルタを救うことはできないと悟ってしまいます。

「ロベルタにはもう戻れる家はない」と言うファビオラですが、それでも、「これからまた始めることが出来る」とガルシアは語ります。

そして、ずっとガルシアが秘めていた、ロベルタに対する想いを、ファビオラに吐露するのでした。そのときのセリフがこちらです。

「僕は彼女の聖人にはなれない。だけど、彼女の杖になることはできる。今までより、これからも」

(『BLACK LAGOON』9巻から引用)

ロベルタに対し、深い情愛を持っていたガルシア。それは、「フローレンシアの猟犬」と呼ばれた頃のおぞましい姿のロベルタを見ても、変わることはありませんでした。

その言葉に納得したファビオラは、「私たちが望む結末は、神ではなく人が作るもの」と語り、ガルシアに再びの忠誠と協力を誓います。

果たしてガルシアとロベルタは再会することが出来るのでしょうか。それは、結末まで読んだ人のお楽しみとしたいところです。

名言9:「自分でね、自分を投げるんです。」4巻【鷲峰雪緒】

著者
広江 礼威
出版日
2005-07-19

ホテル・モスクワの日本支局を創るため、日本を訪れたバラライカに同行したロックと、その護衛のレヴィ。

ロックはレヴィの勧めで実家に足を向けましたが、家に入る勇気は持てないままでした。そんなとき、年始のお祭りで出会ったヤクザ組織「鷲峰組」の娘・雪緒に再会。世間話で、家に帰れない心情をロックは語ります。

「捨てるには勇気がいるし、踏み込むには覚悟がいる」。そう語るロックに、雪緒は厳しい言葉を放ちました。それがこの言葉です。

「自分でね、自分を投げるんです。自分が決めた方向に。それができるから、人は自由なんですって」

(『BLACK LAGOON』4巻から引用)

「今の境遇は、自分で選んだ結果」との厳しい言葉を笑顔で語る雪緒ですが、その裏では彼女自身も、厳しい決断を迫られていました。

雪緒の親、鷲峰組組長は三年前に死去。組長の不在のせいで他の勢力からシマを取り上げられそうになり、組は存亡の危機にありました。

本当は雪緒は、亡き父をはじめとする周りの人間から、普通の女の子として過ごすことを望まれていました。そんな思いを知りながら、雪緒は鷲峰組と、大切な仲間を守るため、組長を襲名することを決めるのです。

ロックに向けた言葉を、そのまま自分の人生で体現することになった雪緒。しかし、彼女に後悔はなかったのだと、このエピソードを読んだ人の誰もが納得せざるを得ないのでした。

名言10:「結局無駄に殺されるのが、私の運命だったとしても――」10巻【フォン】

著者
広江 礼威
出版日
2014-05-19

中国人民解放軍士官のフォンは、上層部の命令でジェーンの偽札グループにスパイとして潜りこみました。しかし、狡猾なジェーンにはすでに正体がバレており、出し抜かれる始末。おまけにそんな失態を犯したため、祖国にも見捨てられてしまいます。

散々な目にあいながらもレヴィとロックを見つけ出し、裏切ったジェーンへコンタクトを取ろうとしたフォン。そんな彼女に、ロックは逃げたほうがいいとアドバイスをします。しかし、フォンはロックに言い放ちます。

「結局無駄に殺されるのが、私の運命だったとしても――とことん往生悪く足掻いてみせる。それが――私の決める『くたばり方』よ」

(『BLACK LAGOON』10巻から引用)

これは、いまだ悪党になりきれずにいるロックにとっては、痛烈な一言でした。

解放軍に見捨てられたときのフォンは、第1巻で会社に捨てられたロックと同じ、「(組織のために)ロアナプラに散ってくれ」と言われています。全く同じ境遇だからこそ、フォンとロックは同調するのです。

このエピソードの続きはまだ明らかになっていませんが、フォンとロック、似た者同士の二人の物語はどのような結末を迎えるのか、楽しみにしていましょう。

名言11:「途中下車はさせない、最後まで踊り抜く」11巻【ロック】

著者
広江 礼威
出版日
2018-11-19

フォンの追っ手を振り切るために、レヴィがその場に残り、騒ぎに駆けつけた警察に捕まってしまいます。

しかしどうにか目的のデータを持ち帰ることができました。フォンがそれを解析すると、共産党時代のアルバニア秘密警察とのやりとりに気になる点がありました。それはかつて中華人民解放軍と懇意にあった組織。

ある時点で急にメールの回数が激増し、その中には「責任を問う」「返還」、そして「アリ・ドラグア」という言葉がありました。

そしてそこから行き詰まりとなっていた局面に解決の糸口が見え始めて……。

そんな11巻の名言は、その解決の糸口が見えた瞬間、次の行動に移ろうとしたロックの言葉。何も伝えようとしない彼に、フォンが今後の動きを聞くと、ロックはこう返すのです。

「フォン。俺は君を乗せて走ると決めた限りは
後悔も諦めもない、君も俺もだ。

途中下車はさせない、最後まで踊り抜く」(『BLACK LAGOON』11巻より引用)

まだ過去に未練を残しているロックが、自分の生き方に迷いがなくなったように感じられる言葉です。それは、この言葉の前にあったフォンとのやりとりがきっかけでもあるでしょう。

ここからさらにスピード感を増していく展開、ロックの成長をぜひ4年半ぶりの新巻でご覧ください。

いかがでしたでしょうか。『ブラックラグーン』は本を開けば名言だらけで、どれも捨て難いですね。名言は読んだ人にそれぞれあるもの。このまとめを読んでくださった方も、もう一度『ブラックラグーン』を読んで、あなたの一番好きなセリフを決めてみてはいかがでしょうか。

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