『はっぴぃヱンド。』が無料!ミステリーホラー漫画の魅力をネタバレ考察

更新:2017.10.8

ほんわか絵柄から急展開で、背筋が凍るミステリーホラー漫画『はっぴぃヱンド。』。今回はスマホアプリで無料で読めるその恐怖と魅力を、キャラクターの言動を考察しながら、ネタバレを交えつつご紹介致します。

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『はっぴぃヱンド。』が無料で読める!深まる謎をネタバレ考察!

和み系の絵柄で心温まる少女たちの日常を描く作品……かと思いきや、突如として訪れる非日常の恐怖と謎に引き込まれる『はっぴぃヱンド。』。有田イマリが描くミステリーホラー漫画です。

まだ1巻しか発表されていないため分からないことも多いですが、本作の謎を、作中のキャラクターの言動とともに考察しながらネタバレ紹介していきます。

著者
有田イマリ
出版日
2017-08-22
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漫画『はっぴぃヱンド。』あらすじ

 

1997年の6月4日、中学2年生の相田茜(あいだあかね)は、両親の仕事の都合で東京から姉の住む田舎に引っ越してきました。

全校生徒は10人と少ないため、皆同じ教室で学んでいます。

茜は都会との文化の違いに戸惑いながらも、持ち前の適応力と人当りの良さで、すぐに転校先の学校と田舎暮らしに馴染むことができました。

しかし、7月10日、学校の生徒全員が毎日つける決まりとなっている「学級日誌」を茜が書かなかったことで、クラスメイトたちが豹変。惨劇の幕が上がることとなります……。

 

ネタバレ考察1:日誌の謎

ネタバレ考察1:日誌の謎
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

幸せで穏やかな日常が突如崩壊することにより、そのギャップも相まって一層の恐怖とおどろおどろしさを演出する作品となっています。

日常の崩壊のきっかけであると考えられるのが、学校の生徒全員が毎日書くことを決められている「学級日誌」です。

少し序盤のストーリーをご紹介します。

まずこの学級日誌ですが、茜が転校した初日に、教師である茜の姉、紗耶(さや)から手渡されることになります。

「学校の全員がコレをつける決まりになってる。毎日必ず日誌を書いて週に1回教師に提出するんだ。サボったら連帯責任で罰。」(『はっぴぃヱンド』1巻より引用)

このように茜は紗耶から日誌のルールについて説明を受けるのですが、7月9日の夜、急きょ両親の都合で東京に帰ることが決まり、学校の皆と別れることの寂しさから7月10日の日誌の更新をサボってしまうのです。

日誌の更新をサボった翌日の7月11日、お別れ会として開かれたBBQパーティーで、茜は紗耶から日誌を書かなかったことを問い詰められます。謝ろうとした茜に対し、紗耶は罰としてクラス全員でBBQだと告げ、なんと、突如クラスメイトの頭を巨大なBBQ用の串で貫いてしまうのです。

驚きと恐怖で震える茜をよそに、豹変した紗耶とクラスメイトたちは、次々と自らの頭を串で貫いていき、最後には茜をも全員で串刺しにするのでした。当然、茜は絶命し、意識は暗転。物語はここで終了……となるのかと思いきや、茜の意識は6月4日、つまり田舎に引っ越してきた当日に「時間跳躍(タイムリープ)」してしまいます。

永遠に続けばよいとさえ思っていた楽しい日常は、これ以降終わることのない悲劇のループへと変貌し、茜を苦しめることとなるのでした……。

さて、更新を止めることが悲劇のトリガーとなり、そのたびに茜のタイムリープを引き起こすことになる学級日誌ですが、紗耶が説明したルール以外にも謎が存在します。

学級日誌はくり返しとなる次の6月4日に、必ず紗耶から手渡されるのですが、そのとき前の世界で日誌に書いた記述は残っています。つまり、前の世界で記録した出来事は、次の世界で手渡される日誌にも反映されているのです。

すべての時間が引っ越してきた当日に戻る(ように思える)なかで、なぜ学級日誌だけがタイムリープ前の出来事を記録し続けることができるのか……この点は、物語の謎の根幹として今後も関わってくるのではないでしょうか。

また、学級日誌をサボった場合の罰、つまり悲劇が起こるタイミングですが、これも必ずしも同一であるとは限りません。

まず先述したBBQの際は、更新を止めた7月10日の翌日の日中に、周囲の人々が豹変して茜に襲い掛かってきました。一方、タイムリープした後の2週目の世界では、更新を止めたまま深夜0時を超え、7月11日に切り替わった直後に、紗耶が豹変して襲い掛かってくることになります。

日誌の更新を停止することそのものが悲劇のトリガーなのか、茜以外の第三者が日誌の更新がされなかったことを知った時がトリガーなのか、この点についても謎が残ります。

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ネタバレ考察2:タイムリープの制約

ネタバレ考察2:タイムリープの制約
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

今作の謎を考察するにあたり、茜のタイムリープについて触れていきましょう。

まずタイムリープのトリガーについてですが、これは茜が死亡することで発生するようです。1週目の世界では茜が串刺しにされて殺害された後、2週目では紗耶によって殺害された後のため、この点については共通しています。

そしてタイムリープ後に戻る日時も、引っ越し当日の6月4日で共通しています。今後どうなるかは分かりませんが、少なくとも1巻の時点では茜が死亡したその日から、6月4日までの間がタイムリープする時間の範囲であると考えられるでしょう。

続いて、タイムリープをした際の茜の記憶についてですが、彼女は死亡する前の記憶を次の世界に持ち越すことができます。ただし、前の世界の記憶が蘇るタイミングは、タイムリープ発生の条件とは異なり、一貫性がありません。

まず、2週目で茜の記憶が戻ったのは、学級日誌をサボってしまい、7月11日に日付が変わった瞬間でした。対して3週目では、紗耶から学級日誌を受け取った瞬間、つまり6月4日の引っ越し初日になります。

かたや悲劇のトリガーを引いた後に思い出し、かたや何も異変が起こり得なかった段階で思い出す、この記憶の想起タイミングのズレが今後どのように影響するのかによって、物語の展開は大きく左右されることでしょう。

また、茜ともうひとり後述する大場さやか(おおばさやか)を除いた人物が、茜がタイムリープしている事実を知ることが、豹変のきっかけとなっています。つまり、茜はさやかを除く第三者に対し、タイムリープの事実を打ち明けて共同で謎の解明に動く、といった行動をとることが必然的に難しくなってしまうのです。

協力者を得にくい状況のなかで、茜はどういった判断をし、事態の究明に挑むのか。今後の動向が気になるところです。

ネタバレ考察3:村の人々が次々と豹変!追い込まれる主人公にハラハラさせられる

序盤は主人公が田舎町に引っ越してきて、なんともほのぼのとした空気が醸し出されている本作。癒し系のキャラが続々と登場し、心がほんわかあたたかくなります。

ほのぼの日常系漫画かと思いきや、大間違い。上記でも少し紹介しているように、主人公を取り巻く登場人物は、人が変わったように次々とバイオレンスな姿を見せはじめます。

彼女たちがいつ豹変するのか分からないあたりに、読者は油断できず、ハラハラさせられるでしょう。

以降、豹変するキャラクターを1人ずつ詳しく考察していきます。ネタバレも含みますので、未読の方はご注意ください。

豹変するキャラクター①大場さやか【ネタバレ考察】

豹変するキャラクター①大場さやか【ネタバレ考察】
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

 

学級日誌を巡る悲劇とタイムリープの謎について、究明の糸口となる情報を持っていると考えられるのが、大場さやかです。

さやかは物語上では1週目から登場しており、学校の生徒数が少ないため小学生でありながらも茜と同じクラスで授業を受けているクラスメイトのひとりです。

普段は方言混じりで、年齢の割に背伸びをした発言をしたがりますが、年相応に素直で子供っぽい一面もあります。そして物語上では茜にとっての最初にできた友達です。

そんな彼女ですが、3週目の世界で、茜のタイムリープや人々(自分も含めて)の豹変の事実を知っているということを茜に告げてきます。またその際に、

「安心していいよ、今の私は茜を殺すことはしないし、言ってる事もわかるから。」(『はっぴぃヱンド』1巻より引用)

と発言しており、「今の私」という言葉から彼女自身もタイムリープについて認識していることがわかるのです。

1巻の時点で、茜以外にはっきりとタイムリープや村の異変について気付いている人がいることが判明しており、茜にとっては事態の究明について唯一相談することができる人物であるといえるでしょう。

そんな彼女は茜に、他の人々にタイムリープの事実を伝えないよう忠告をしたり、茜が知りたいのであれば村の秘密について教えると言ったり、全編をとおして味方であるかのように振舞います。事実、1巻の最後には、彼女だけが抱えていた秘密を茜に打ち明けているのです。

また知識だけでなく、茜が他のクラスメイトに襲われた際にもスタンガンで昏倒させて危機を救うなど、積極的に手助けをする役割を担っています。

そのため、今作においては茜の相棒役であるかのように考えられるのですが、逆に言えば事態についての正しい認識を茜とさやか以外が持っていないのだとすると、途端に異変の黒幕が彼女であるという可能性が浮上してきます。

また、タイムリープについての記憶は有しているものの、茜とは違い学級日誌をつけなかったことで起こる豹変の影響からは逃れることができないようです。そのため、いつまでも茜の味方であると安心し、日誌を更新しないでいると突然……といったことにもなりかねません。

彼女の存在が茜にとって悲劇を脱するための心強い味方となるのか、それとも絶望に陥れるための罠となるのか、いずれにしても動向が気になる人物であることは間違いないでしょう。

 

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豹変するキャラクター②行徳いづみ【ネタバレ考察】

豹変するキャラクター②行徳いづみ【ネタバレ考察】
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

続いてご紹介するのは、物語上ではさやかに続いて2人目の友人である行徳いづみ(ぎょうとくいづみ)です。

茜と同じく中学生なのですが、茜よりもグラマラスな体つきの健康的な少女です。代わりに頭はあまり良くなく、テストの点数もかなり悪いため、追試を命じられるもほっぽらかしてしまうほど、勉強が嫌いな様子。

そんな彼女ですが、いつでも明るく、さやかの複雑な家庭事情に対する同情と思いやりの言葉を吐露するなど、人情味あふれる女の子でもあります。

しかしいづみも他の人々と同じく、豹変の影響を受けてしまう人物のひとりであるため、茜にとって味方とは言い切れないでしょう。

いづみの言動で注目すべき点は、彼女が3週目で豹変した際のひと言です。この時は、1週目とは違い6月の終わりに茜の歓迎会と称してBBQ大会がおこなわれることになりました。しかし、1週目の記憶を持っていた茜は、BBQ大会で起こった悲劇の場面を思い出して嘔吐してしまい、いづみに介抱されることになります。

介抱してくれたいづみに茜は思わず自分のタイムリープについて相談してしまい、彼女は豹変してしまうことになるのです。その際に彼女は

「助…ケて…」(『はっぴぃヱンド』1巻より引用)

と救いを求める発言をし、涙を流しています。

豹変の影響を受けたはずの彼女が発した救いの言葉でしたが、その後はやはり茜に襲い掛かり、狂気に満ちた笑い声をあげていました。

この後いづみはさやかによって気絶させられ、茜は窮地を脱することができたのですが、いづみが発した救いを求める言葉によって、豹変した人々には実はまだ意識が残っており、それでも自我を上回るほどの力によって狂ってしまっている、というようにも考えられます。

いずれにしても、1巻までの描写を見る限りでは、彼女が黒幕である可能性は低いように見受けられます。 

豹変するキャラクター③椎葉ハル【ネタバレ考察】

豹変するキャラクター③椎葉ハル【ネタバレ考察】
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

椎葉ハル(しいばはる)は、2週目で登場したサッパリした性格の女の子です。

2週目の6月20日に川遊びをした際に、カレーを作る役割としていづみに呼ばれ、茜と知りあいました。普段は落ち着いているイメージの彼女ですが、実は怖い話が大の苦手というギャップがあります。

川遊びに来た理由について、いづみに呼ばれたことと、茜と仲良くなりたかったためだと語る彼女は、1巻の時点では特に目立った描写はありません。しかし、与えられている情報量が少ないからこそ、今後の展開でどういった役回りになるかが読めないキャラクターでもあります。

怖い話を異常に怖がることなども伏線になり得るのか分かりませんが、いろいろな意味で活躍が気になるところです。

豹変するキャラクター④御厨弥生【ネタバレ考察】

豹変するキャラクター④御厨弥生【ネタバレ考察】
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

御厨弥生(みくりややよい)も、ハルと同じく2週目の川遊びで登場した女の子です。普段はお嬢様言葉を意識して使っていますが、美味しいものを食べて感情が高ぶった時など、不意に方言全開な言葉づかいに戻ってしまうという、ちょっと変わった女の子です。

典型的なお嬢様気質を演じているため、素直に茜と友達になりたいと口にすることができないなど、少し気難しい部分がありますが、茜と一緒の時間を過ごすうちに大切な友達のひとりとなっていきます。

そんな彼女は、3週目の6月22日に、茜から何か秘密があるのではないかと疑われるシーンが描かれています。

結局、茜がさやかから受けた、第三者に詮索しないようにという忠告によって、1巻時点ではこれ以外に目立った描写が出てくることはないのですが、彼女が異変について何らかの関連性があるようにも考えられるでしょう。

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豹変するキャラクター⑤相田紗耶【ネタバレ考察】

豹変するキャラクター⑤相田紗耶【ネタバレ考察】
出典:『はっぴぃヱンド。』1巻

主人公の茜の姉であり、学校の教師でもある相田紗耶(あいださや)は、作中である意味もっとも印象に残りやすいキャラクターです。

というのも、1週目も2週目も、茜の直接的な死因を作り出したのは彼女であり、何より茜を殺害する時の狂気に満ちた笑顔によって、茜だけでなく読者まで恐怖のどん底に引きずり込もうとしてくるためです。

1週目のBBQ大会でも彼女の号令によって罰が始まりますし、2週目では彼女の手によって直々に茜は殺害されます。また2週目の殺害時には、異変について3週目の自分に伝えようとした茜の推理に対し、

「はずれ」(『はっぴぃヱンド』1巻より引用)

と発言していることから、異変について何らかの秘密を知り得ている人物であると考えられます。

そのため、事件の黒幕としての可能性は十分に秘めているのですが、あまりにも加害者としての描写が多すぎるため、異変を裏から操作している役割としてはやや表に出すぎている印象を受けます。

しかしながら、1巻の時点ではクラスメイト以外で唯一茜に対し危害を加えてくる人物でもあるため、謎を紐解く重要な要素を持った人物であることは間違いないでしょう。

鍵を握る真犯人の正体は?【ネタバレ考察】

 

ここまで登場人物たちの言動などから分かる情報を元に考察をしてきましたが、では今作における黒幕、つまり真犯人とは一体だれなのでしょうか。

もちろん、現時点では推察するしかないのですが、登場済みのキャラクターに絞って可能性の高そうな人物を考えてみましょう。

物語上で語られている情報量の多さと、異変に対する認識度の高さの描写が多いという点から考えると、真犯人の可能性が高いのは、さやか、紗耶、そして茜自身ではないかと考えられます。

まずさやかですが、彼女は茜以上に学級日誌やタイムリープに対する理解度が高く、現状への認識がもっともしっかりしているキャラクターであるように描写されています。そのため、事件の真相究明に対し妨害しやすい立ち位置にいるであろうと考えられるのが彼女です。

茜に協力しているように振舞う理由は不明ですが、真犯人として何らかの思惑があって行動していると考えることができるでしょう。

 

著者
有田イマリ
出版日
2017-08-22

続いて可能性が高そうなのは、紗耶です。

加害者としての描写が多い彼女。学級日誌を提出されたわけでもないのに、7月11日の0時になった直後に日誌をつけなかった事実に気付いているなど、日誌のルール違反に対してもっとも敏感です。

2巻では茜を助けようとしていた描写があったので真犯人ではないにせよ、黒幕に近い立場にいる可能性が高いのではないでしょうか。

そして、最後に挙げた茜。彼女については少し真犯人である可能性を考える理由が特殊です。まず茜は1週目の時点では何も知りません。しかし、2週目、3週目と進むにつれて、彼女が次の世界に持ち越す情報量は増えていくことが予想されます。つまり、タイムリープを進めるたびに、彼女は事件の真相に近付くことができる人物なのです。

もちろん、そんな彼女がどうやって過去(周回前)の異変を起こしているのか、そんなことをする理由は何なのか、分からない事は山積みです。しかし、茜が真犯人ではないかと考える理由のひとつに、1週目の6月4日、つまり引っ越し当日の朝に起こったとある出来事があります。

それは、茜が田舎にやってくる車内でのこと。トンネルに差し掛かった際、彼女は窓から車内を覗き込む幽霊の姿を目撃しています。その後、特にこの幽霊について作中では触れられないのですが、この幽霊の外見がどことなく血みどろの茜自身であるようにも見えるのです。

またトンネルという場所から、2週目に茜が殺害されたトンネルではないかとも考えられます。共通点から匂わせるミスリードの可能性もありますが、茜自身が異変の原因である可能性もあるのではないでしょうか。

もちろん、それ以外の人物や、今後登場する新たな人物が真犯人である可能性もありますので、物語の結末はぜひご自身で確かめていただきたいと思います。

消えてしまった友人【2巻ネタバレ注意】

著者
有田イマリ
出版日
2018-01-22

 

1巻のラストで豹変したいづみに襲撃を受けた茜。さやかが助けに入ってくれ、なんとか窮地を脱することができました。

2巻では、村に隠された謎を解明するために、茜とさやかの2人が捜査を始めます。もちろんほかの皆には内緒です。

しかし捜査の最中、さやかが気絶させたはずのいづみの姿が消えてしまいます。現場には引き摺られた跡だけが残っていました。さらに村からはいづみに関わる記録が抹消。人々の記憶からも消えてしまうのです……。

そんななかで、茜とさやかは絆を深めていきます。当初は謎の解明のために協力していた関係ですが、やはりどちらもまだ幼い少女。その心的ストレスは図り知れません。心をすり減らしながら、お互いが友人として大切な存在だと確かめあうのです。

また2巻で判明した重要なこととして、タイムリープをコントロールしている人間が存在するということが挙げられます。これまでは、もしかしたら超常現象などの可能性もゼロではありませんでしたが、黒塗りの人間がしっかりと描かれていました。

 

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核心に迫る、重要巻!【3巻ネタバレ注意】

いよいよ真実の究明に対し急展開を見せる事となる第3巻です。

本巻ではこれまで謎に包まれていたタイムリープの正体について、かなりの事が明らかとなります。

著者
有田イマリ
出版日
2018-04-21

茜とさやかは捜索を続けるなかで、大量のコードに繋がれたいづみと、謎のチップを発見しました。そして、スタンガンで正気に戻ったいづみの様子から、チップを埋め込まれた人間が操られているのではないかと推測します。

しかし捜索の最中でゾンビのような謎の化け物といづみに襲われ、あえなく茜は死亡してしまいました。そして彼女の犠牲を無駄にすまいと逃げたさやかも、謎の第三者の手によって殺されてしまうことになります。

これにより、再度タイムリープをすることになった茜ですが、そこでさやかから驚愕の真実を告げられる事になるのです。それはなんと、茜はタイムリープなどしておらず、同じ一か月を200回繰り返しているという理解しがたいものでした。

意味が分からず困惑する彼女でしたが、後に捜索を続けていくなかで、この田舎以外の時間は既に50年も経過した後だったという事がわかるのです。

そしてそこに登場するのは、謎の蛙マスクの人物。彼こそが、タイムリープしているかのようなシチュエーションを作り出す実験施設を使い、茜達を操っていた首謀者でした。

果たして、彼女達は蛙マスクの人物の思惑に打ち勝ち、無事に真実へとたどり着けるのでしょうか。

そんな本巻の見所は、蛙マスクと向かい合い、茜が対決の意思を露わにする場面でしょう。これまで自分たちの運命を弄んできた蛙マスクに対して怒り、絶対に正体を暴いてやると告げる彼女ですが、蛙マスクは飄々と、あと数回の実験の間に自分の正体を当ててみるよう提案します。自分の正体を当てられた報酬として、全員の解放をするというのです。

これまで謎に満ちていた真実が一気に紐解かれるとともに、終わりの見えなかったループの終着点が見えてきた事で物語が加速しそうな様子を見せてきます。

今後は学校の中にいる蛙マスクの人物の正体を探し当てるため、捜索を続けていく事になります。これまでの絶望感が、少しだけ前向きになったように感じられる場面ではないでしょうか。

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