魅力あふれるキャラクターが織りなす学園ラブコメディー『ヤンデレ彼女』を、ネタバレ含めてご紹介します!個性豊かなキャラクターを知って、あなたも『ヤンデレ彼女』を読みたくなること間違いなし。スマホで無料で読むことができるので、この機会にチェックしてみてくださいね。
ヤンキー+デレという新しいジャンルの彼女が登場しました!
『ヤンデレ彼女』は、学校一の不良と名高い彼女のヤンキーな一面と、彼へのデレデレした一面のギャップにキュンとしちゃう「ほのぼの系学園ラブコメディー」です。 作品は4コマ漫画仕立てになっており、読みやすくてコメディー要素も盛りだくさんなので、空いた時間にクスッと笑いたい人にもおすすめです。
この記事ではそんな『ヤンデレ彼女』を、魅力的なキャラクターとともに紹介していきます!
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2009-08-22
バリバリの不良である竜崎レイナ。乙女とは無縁だった彼女がある日、桜の降りしきるなかですれ違った真面目男子、田中学に恋をします。
不良と真面目、正反対な2人は、お互いに一目惚れであったことを知りますが、「自分のような不良が軟弱な男とは付き合えば、周りに示しがつかない」というレイナの言葉から、周囲に内緒で付き合うようになります。
初々しい2人の恋の様子と、周りの個性的なキャラクターが織りなす学園生活を描いた作品です!
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2012-12-22
『ヤンデレ彼女』を読むにあたり、欠かせないのが主人公の田中学。不良少女レイナに一目惚れし、付き合うことになった、ごく普通の真面目男子です。
成績優秀で、テストでも学年2位の頭脳を持ち、普段は冷静沈着で何ごとにも動じない性格ですが、レイナのことになると熱くなる男らしい一面があります。
また、彼女と手を繋ぐのが夢だったり、レイナの水着姿を楽しみにしたりするなど、男子高校生らしい部分も持ち合わせています。
そんな多様な顔を見せる彼ですが、周りからは
「なぜか凡夫という括りがしっくりくる男」(『ヤンデレ彼女』4巻より引用)
と評されています。
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2011-06-22
竜崎レイナは『ヤンデレ彼女』のもうひとりの主人公。レディースの総長を務めるほどの、バリバリな不良少女です。
喧嘩が強く、硬派と名高い彼女ですが、恋人である学の前では照れ屋な一面を見せるなど、恋する乙女になってしまいます。
携帯お裁縫セットを持っていて学のボタンをつけてあげようとしますが、うまくいかずに血まみれになるなど、女性らしくしようと奮闘する姿も彼女の魅力のひとつです。
学に対してだけではなく、親友である聖の靴箱に嫌がらせの手紙が入れられていた時は、彼女にそのことを隠しながら嫌がらせをしている相手に喧嘩を売るなど、仲間想いない一面もあります。
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2012-03-22
レイナの親友でありながら、彼女とは正反対のおとなしめ女子です。テストでは学年3位を誇りながら体育委員を務めるなど、文武両道な優等生でもあります。
常に敬語で話す聖ですが、泳げないのに自覚がないレイナに対して、
「それはカナヅチという現象なのでは」(『ヤンデレ彼女』2巻より引用)
とズバッと言ってしまうことも……。
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2013-05-22
白鳥は何かと学をライバル視しているのですが、学が特に気にしていないので、空回りばかりしてしまうかわいそう系男子です。
キザでナルシストではありますが、周りからはなぜか憎めない愛されキャラとして、いじられることの多い存在でもあります。
成績は学をも上回る学年1位と優等生ですが、髪を染めていることもあり、校長先生からは
「成績さえ良ければ何をしても許されるなどと考えとる輩が一番許せん」(『ヤンデレ彼女』6巻より引用)
と拳骨をくらい、涙していました。
- 著者
- 忍
- 出版日
- 2011-09-24
学の妹ですが、彼とは父親が違っていて一緒には住んでいないなど、複雑な家庭環境です。しかし兄として、学のことを慕っています。
オタクで基本的にはハイテンションですが、意外と冷静な判断力を持っていることもあり、闇鍋をするという学たちに対し
「醜態の地雷源みたいな企画」(『ヤンデレ彼女』11巻より引用)
と言い放ったり、兄に対して「ジジコン」と罵ったりする毒舌さも持っています。
レイナとの仲は良く、彼女の辛辣な言葉や暴力的な行動は、かなりのマゾである真夜美の欲求を図らずとも満たしているという関係を築いています。
駒千秋良は、見た目はまるで男の子。レイナや学も彼女が「女子野球部員」だと聞くまで女の子だとわからなかったほどの、ボーイッシュです。
何者かからの嫌がらせを受け次々と部員が辞めていったことで、レイナに野球部の助っ人をしてほしいと、彼女をつけまわしています。
レイナにはっきり断られようが殴られようが、挫けない精神力の持ち主です。
宇賀神大吉は神社の神主の孫でありながら、変態な考えしか頭にない生徒会長です。
そんな彼は、「女子生徒全員のスカートをめくる」というマニフェストを掲げて生徒会長選挙に立候補します。もちろん落選して副会長となりますが、その選挙で当選した生徒会長を失墜させて自分が生徒会長に昇格するなど、並外れた行動力を持っているのです。
レイナたちが通う森ノ中高校のライバルである、黒星高校の裏番長です。
その肩書きとは裏腹に、低身長と童顔が特徴。幼い頃は短髪で、頬に傷のついたガキ大将のような見た目をし、喧嘩が強く正義感のある少女でした。
現在もその喧嘩の強さは健在ですが、詰めが甘いところが弱点で、レイナに喧嘩を売っては敗北しています。
レイナの母親で、昔は彼女同様かなりの不良でした。娘であるレイナ本人が
「キレイで優しくて自慢できる憧れの母親」(『ヤンデレ彼女』16巻より引用)
と評するように、現在の容姿からは想像がつきませんが、たまに笑顔でかつての片鱗を見せることがあります。
彼女が元ヤンだったことが、幼い頃のレイナがヤンキーを志した原因。娘を応援するために筋トレを教えこんだこともあります。
レイナたちが通う森ノ中高校に数学教師として赴任してくる、レイナの父親です。
見た目は悪人面で怖い印象を与えてしまいますが、実は内気であがり症。なおかつ不安神経症、対面恐怖症という性格です。そのため、娘であるレイナからは
「問題の箇条書きが追い付かない父」(『ヤンデレ彼女』5巻より引用)
と評されています。
不良だった当時の妻を「強くて格好良くて可愛かった」と言ったり、風邪で保健室に運ばれたレイナを心配して様子を見に行ったりするなど、家族への愛情の深さを見せています。
学とレイナの恋だけでなく、魅力的なキャラクターのドタバタ学園コメディーも同時に楽しめる作品となっています!ぜひ『ヤンデレ彼女』本編をご覧ください。