漫画『おおきく振りかぶって』をネタバレ紹介! 『おおきく振りかぶって』、通称「おお振り」は内気な主人公・三橋が所属する西浦高校が甲子園優勝を目指して奮闘する青春野球漫画です。各キャラクターの性格や思考が丁寧に描かれており、野球や部活の青春だけでなく、学生らしい恋愛事情が描かれているのも魅力のひとつ! 自分に似たお気に入りのキャラクターも見つかると思うので、ぜひ読んでみてください!
『おおきく振りかぶって』は西浦高校の野球部が甲子園優勝を目指して奮闘する物語です。内気な投手、三橋を中心に各メンバーの成長が描かれています。
彼らの人間関係、心情が丁寧に描写されている点が本作最大の魅力といえるでしょう。
主人公の三橋はエースの投手でしたが、とても内気。彼がそんな性格になってしまった生い立ちや経験は、読者の心に響くはずです。
三橋以外の西浦高校のメンツや競合校の主力選手も同様で、彼らの性格や家族構成までしっかりと作りこまれており、感情移入しやすくなっています。
他の野球漫画とはひと味違った面白さを味わえる作品です。
また、2007年と2010年にアニメ化も!多方面で評価の高い人気作品です。(公式サイトはこちら)
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2004-03-23
『おおきく振りかぶって』は、主人公である三橋の所属する西浦高校を舞台に、甲子園優勝を目指す高校生の青春を描いた作品です。個性豊かなメンバーが、野球のみならず人間関係などに悩みながらも成長していきます。
主人公の三橋は暗い性格ながらも、自分がマウンドに立つという意志が誰よりも強い青年です。中学時代、人間関係でよい思いをしたことがあまりなかったものの、入学した高校では新1年生しかいない野球部に入部したことをきっかけに、仲間とともに成長していきます。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2004-08-23
1巻では、おもなキャラクターの性格や特徴、物語の設定が丁寧に描かれています。
主人公の三橋は非常に内気な性格で、言っていることはチグハグ、おまけにすぐ泣いてしまう……という少年です。そんな性格ですが、中学校の野球部ではエース投手でした。
それもそのはず、彼が通っていた三星学園は、彼の祖父が建てた学校です。要するに、祖父の権力のおかげでエースとして投げさせてもらっていたのです。
実力でエースを務めているわけではなかった彼のことを仲間はよく思わず、ひどいいじめが始まりました。さらに試合では1度も勝てたことがなく、そのことがよりチームメイトとの関係を険悪にし、三橋の自信を奪いました。
そんな苦い過去があるため、隣の県の西浦高校に入学した三橋は、高校では野球部に入らないと心に決めていました。しかし、気持ちを抑えられずに野球部の練習を覗いてしまいます。その時、たまたま熱血でパワフルな女子監督、百枝まりあに見つかってしまうのです。
西浦高校の公式野球部は1年前まで軟式野球部だったため、硬式野球部は発足したばかり。そのため、部員は新1年生しかいませんでした。しかも肝心のピッチャーがいなかったため、三橋をあたたかく迎え入れるムードとなっていたのです。
しかし、ピッチャーになってくれるよう説得された彼は、自信のなさから入部を断ろうとします。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2004-03-23
そんななか、キャッチャーの阿部は三橋の投球を見て、彼には驚異的なポテンシャルがあることに気づきました。
なんと三橋は、通常のピッチャーであればストライクゾーンを2つ程度にしか投げ分けられないところを、9分割してコントロールすることができたのです。さらには投球を完璧にコントロールすることができ、遅いのに浮くように感じる癖球のストレートを持っていました。
三橋の実力に気づいた阿部は、彼の自信を取り戻すため、中学まで4番を打っていた花井を指名して彼と勝負をさせます。
これから長くバッテリーを組んでいく三橋と阿部ですが、このときに初めてコンビを組みました。三橋の投げる一見普通の球を見て余裕をみせた花井でしたが、結果は三橋&阿部の勝利。
三橋は阿部のリードの凄さを目の当たりにし、信頼を寄せます。こうして彼はその力を認められ、野球部へ入部することになりました。
これから多くの苦楽をともにしていく三橋と阿部の初タッグに要注目です。
硬式野球部が発足して早々、百枝は合宿をおこないます。その合宿中に組まれた練習試合の相手は、なん三橋の元チームメイトが所属する三星学園高等部でした。
三橋は緊張し、夜も眠れないほどでしたが、彼の能力を知っている阿部とチームメイトは自信を持って立ち向かいます。
試合序盤、阿部のリードと打撃陣の活躍により先制点を奪う西浦高校。対して三星学園には、埋まらない点差に不穏な空気が漂います。
しかし三星メンバーは、中学時代に三橋のことをずっと見下していたため、これから挽回できるはずと考えていました。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2004-08-23
そんなメンバーに対し、三星学園の投手である叶は、三橋の凄さをあらためてメンバーに伝えます。叶は三橋よりも速い投球力と決め球のフォークを持っており、かつ中学時代から部員に信頼されている投手でした。
三橋を含む叶以外のメンバーは、彼が本当のエースピッチャーだと考えていましたが、叶だけはずっと三橋のほうが上だと思っていたのです。
そんな彼のコンプレックスを吐露されて本気になった三星学園の奮闘により、逆転される西浦高校……。はたして三橋は、かつてのメンバーへ一矢報いることができるのでしょうか。
阿部が試合をとおして三橋を認める気持ちを伝えるシーンは、特に友情を感じる名場面です。
練習試合を終えた後、花井が満場一致でキャプテンに任命され、西浦高校野球部はチームとして機能しはじめます。 そんななか彼らは、武蔵野第一高校の試合観戦に向かいました。
武蔵野第一は1年前から急に頭角を現してきた高校ですが、急成長の秘密は140km近いストレートを武器にする、エース榛名の存在でした。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2005-01-21
榛名は中学時代に阿部とバッテリーを組んでおり、阿部がピッチャーを信頼しなくなった要因でもありました。その圧倒的な実力から、監督も彼のわがままを容認している状態であり、自ら球数を制限するなど自分勝手な調整をおこなう投手だったのです。
初めは榛名に認められるために努力を重ねていた阿部。しかし中学最後の試合で、満塁のピンチを招きながらも自身の球数制限のためマウンドを後にする榛名を目の当たりにします。これをきっかけに阿部は、投手はみんな自分勝手であると決めつけていたのでした。
しかし三橋と出会ったことで、投手にもさまざまなタイプがいることを知り、人間としても成長するのです。
初の公式戦となる夏の大会の初戦、西浦高校は前年度優勝していた桐青高校と当たります。
試合序盤は三橋の謎のハイテンションと好調により、桐青打線を封じました。さらに打撃もうまく繋がりはじめ、途中で田島が相手ピッチャーのモーションを盗むなどのファインプレーもあり、西浦高校が見事リードを奪います。
しかし桐青も昨年の優勝校として実力を発揮し、三橋をとらえはじめました。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2005-11-22
桐青高校は県大会1回戦敗退という苦い過去を持っており、緊張感を持って大会に臨んでいました。そんな相手校の心情や選手の緊張感が丁寧に描かれているため、思わず桐青高校に同情してしまう場面も出てくるほどです。
中盤からは天気が荒れはじめ、両校持てる力のすべてを振り絞っての総力戦となります。西浦が1点差でリードしたまま最終回を迎えますが、はたして勝利はどちらの手に……?
王者のプレッシャーと西浦高校のポテンシャルを十分に体感できる名試合です。
西浦高校は、夏の大会の3回戦で崎玉高校と対戦します。崎玉高校の野球部は、桐青高校と比較すると力の劣るチームでしたが、ひとりだけスタープレイヤーがいました。彼の名は佐倉大地といい、崎玉が勝ちあがる原動力になっていた人物です。
しかしいざ試合が始まれば、総合力で勝る西浦が終始リードをしたまま試合が進んでいきます。勝負の手をゆるめない阿部は、キーマンである大地を敬遠してチャンスを与えません。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2008-05-23
この試合の見どころは、なんといっても西浦高校のチームで最高のポテンシャルを持つ田島です。彼は桐青戦の際に右手を怪我してしまい、満足にプレーできない状態で試合に臨んでいました。
それでも打席に立てば、バント技術の高さや足の速さを活かして出塁します。さらに相手チームが田島の異変に気づき、彼に集中的にゴロをさばかせようとするも、連係プレーや持ち前のスペックの高さですべて処理し、挙句のはてにひとりでその回のアウト3つを取るという芸当まで見せました。
結果、試合は西浦のコールド勝ちで終了。初戦で当たった強豪、桐青高校との試合を経て成長した西浦高校の面々と、田島のスペックの高さがあらためて際立つ試合でした。
続いての試合は強豪、美丞大狭山(びじょうだいさやま)高校と対戦です。西浦の勢いを警戒した美丞陣は、徹底的にチーム研究をします。
その結果、西浦高校は阿部の配球のクセを読まれ、初回からいきなり3点を失ってしまいました。さらに打撃も研究されており、各人の得意なコースに集中的に守備を配置されます。
攻守ともに万全の対策をとられて劣勢に立たされるも、必死に食らいつく西浦陣営でしたが、試合の途中でアクシデントが発生。美丞の選手がホームに帰ってきた時のきわどいプレーによって、阿部が負傷してしまったのです。
以前、阿部は三橋と「投球はすべて自分が取る、絶対怪我もしない」と約束をしていました。頭のどこかでそんなにうまくいくはずがないと理解していた三橋でしたが、これまで阿部に依存しきっていたため、呆然としてしまいます。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2009-12-22
その後は怪我をした阿部の代わりに、公式戦で初めて田島が捕手を務めます。急造バッテリーながらもなんとか攻撃を凌いでいきますが、守備の要まで任された田島は頭がいっぱいになり、打撃は精彩を欠いてしまいます。
チームもベスト16まで絞られ、いよいよ佳境を迎えた夏大会……はたして西浦高校は次に駒を進めることができるのでしょうか。
この美丞戦では、阿部の負傷をきっかけに三橋が成長していく姿が見どころです。いつもはリードを任せっきりでしたが、田島に対して配球を指示し、9回に猛打を浴びてチームの雰囲気が悪くなりかけても声を上げて仲間を引っ張るなど、今までの彼には見られない成長があります。
夏の大会を終えた西浦高校一同は、あらためてチーム内で目標の統一をします。初めにおこなった目標調査では各自バラバラの回答となっており、甲子園優勝を掲げたのは三橋と田島のみでした。
あらためて各自が考えたうえで発表しあったところ、甲子園優勝と統一されたのです。
その後、総合力をあげるため合宿に向かう一同でしたが、ここには怪我をしている阿部も参加します。
そんな阿部に対して、百枝は三橋と一緒にいる時間を長くとるように指示。こうして雑用や食事メニューの考案などを三橋&阿部ペアでおこない、彼らはお互いの理解をより深めていきます。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2011-03-23
夏大会後の目標統一から合宿までの間で注目されるのが、キャプテンの花井です。
彼は西浦のメンツのなかで、総合力は田島に次いでナンバー2、キャプテンとしてもその存在感を強めており、目標統一について案を出したのも彼でした。しかしその一方で、田島の圧倒的な才能の前に、引け目を感じてしまっています。
そんな彼を、百枝は田島のライバルに育てようとします。あらゆる方面からのプレッシャーを感じながらも、成長していく花井に要注目です。
西浦が敗退した後も県大会は続き、いよいよベスト4まで高校が絞られました。残ったのは、武蔵野第一、ARC学園、千朶(せんだ)、日農大付属の4校でした。阿部の先輩で県内屈指の投手である榛名が率いる武蔵野第一は、準決勝で優勝候補筆頭のARCと対戦します。
榛名の全力投球は、武蔵野第一の正捕手である町田ですら速すぎて受けることができません。初めは7割ほどの力で投げていた榛名でしたが、ARCには通用せず失点してしまいます。
しかし武蔵野第一には、幼いころから榛名の球を受け続けた秋丸というキャッチャーがいました。榛名を全力で投球させるため、武蔵野第一は秋丸を出場させます。
心置きなく投げられるようになった榛名は見事調子を取り戻し、試合は投手戦の様相を見せていくのです。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2011-11-22
しかし、秋丸は捕球以外の能力がまるっきりダメなことがARCにばれてしまい、失点します。負けていられない武蔵野第一も反撃し、ベスト4の名に恥じぬ好ゲームがくり広げられました。最後は地力で勝るARCが榛名を打ち崩し、勝負がつきます。
このように、西浦高校以外の戦いも集中的に描いているのも、『おおきく振りかぶって』の魅力のひとつです。
特に武蔵野第一の榛名は阿部との関わりが深く、三橋も憧れを抱いている人物のため、丁寧に描かれています。
あらゆる人物に影響を与える好投手、榛名に注目が集まる巻でした。
練習試合や文化祭を終えた後、いよいよ秋季大会編に突入します。西浦高校の初戦の相手は、なんと夏大会ベスト4の武蔵野第一高校でした。
序盤から、タイプの違う三橋と榛名の投手合戦となります。試合中盤まではシーソーゲームで進んだものの、なんと西浦のキャプテン花井が榛名からホームランを打ちました。彼自身も驚いていたのですが、それを見てチームメイトの田島は焦りを覚えます。
百枝は、圧倒的才能を持つ田島のライバルとして、花井が成長してきたことを嬉しく感じるのでした。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2013-11-22
一方の武蔵野陣営は、中盤まで三橋の決め球である癖のあるストレートに手も足も出ませんでしたが、秋丸が三橋のストレートの正体に勘づきはじめ、徐々に打球をとらえはじめます。
怖さを感じる三橋でしたが、チームのために心を立て直し、勝負に挑みました。いよいよ迎えた最終回、スコアは同点です……。
この試合中にも両校の選手の成長が随所に見られ、それが面白さに繋がっています。
西浦は、埼玉県屈指のピッチャーである榛名から花井がホームランを打ち、それをもとに彼がチームにアドバイスをします。さらに三橋も、ストレートを打たれるものの、ピッチャーとしてのエゴではなくチーム全体のことを考えて行動をするのです。
武蔵野第一は、これまで榛名の影に隠れていた秋丸がやる気を出し、チームメイトを奮い立たせます。どんどん成長していく両校のメンバーから目が離せない展開です。
順調に地区大会を勝ち進んだ西浦は、県大会初戦で埼玉県ナンバー2の千朶高校と対戦します。初回から好調な三橋のピッチングを援護するべく、打撃陣も点を取っていきました。
西浦の各戦術がうまくハマっていき優勢かと思った矢先、3回に三橋の投球がとられ、一気に同点に追いつかれてしまいます。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2015-08-21
中盤、三橋のコントロールが乱れながらも必死に食らいつく西浦高校でしたが、6回に一挙8点を失ってしまいます。県内有数の強豪として有名な千朶高校は、選手ひとりひとりが自ら考え、積極的に攻めてくるのです。
これまで戦ったなかで1番強い相手との試合に、西浦高校がどこまで通じるか試される試合となりました。
ここでは県トップクラスの強さを誇る、千朶高校のレベルの高さが描かれています。千朶は最初、3番手の投手が登板。他にもスタメンではない選手が混ざっており、そのメンバーで西浦と張り合う総合力の高さがうかがい知れます。
また、リードを奪って浮き足立つ西浦に対し、彼らは一向に慌てる様子がありません。
さらには各選手の思考能力や判断能力も高く、阿部の目を盗んで盗塁なども決めます。成長する西浦高校はもちろん、能力の高い千朶高校の選手ひとりひとりにも注目したい試合です。
28巻では、田島の家でみんなでバーベキューをしたり、名前で呼び合ったりと、これまで以上にチームの仲が深まっていきます。またメンタルトレーニングを取り入れるなど、甲子園優勝という目標に向けて、チームとしての総合力をアップさせていくのです。
この巻では、4市大会が始まります。各校おもに1年生をメインにして戦う大会になるのですが、元々1年生のみの西浦は難なく予選を突破し、8枠ある決勝トーナメントに駒を進めました。
- 著者
- ひぐちアサ
- 出版日
- 2017-09-22
この巻の見どころは、決勝トーナメントの1回戦で、以前西浦がコールド勝ちをした崎玉高校と再戦する場面です。
前回、三橋に打ち取られたチームの要、佐倉大地をはじめ、崎玉高校はリベンジに燃えます。さらに以前は怪我で出ていなかった石浪も加わり、戦力が格段にアップしているのです。
当初は三橋が順調に打ち取っていけるかのように見えましたが、崎玉高校のメンバーはかなりレベルアップをしており、随所に練習の成果が現れています。また新キャラの石浪は分析が得意で、三橋の攻略法をベンチから考えていくのです。
そんななか、いよいよ迎える佐倉大地との再戦……。今回は試合を敬遠しないと告げた三橋ですが、はたして勝負の行方は……?
埼玉の佐倉にホームランを打たれ、ひやりとする場面からスタートした29巻。しかしそれは相手の戦い方である、3番までに走者を出し、4番から点をとるという流れにすることを防ぎ、5番の石浪とまっさらな状態で当たることができたとも言えます。
しかし以前敗戦を喫した埼玉がその悔しさを糧に徹底的な分析を行なっていたのに対し、西浦は相手の戦術を読み切ることができず、またしても1点を献上することとなってしまいます。
その後何とかゲッツーで仕留めることに成功し、やっと西浦の攻撃がスタートするのですが……。
- 著者
- ひぐち アサ
- 出版日
- 2018-03-23
前回負けた相手だからということで、並々ならぬ思いでゲームに臨んでいる埼玉に、西浦が押されています。29巻では読んでいるこちらまで苦しくなるような展開が続きます。
しかしモモカンですら落ち込み、暗い雰囲気になりそうなところで、選手たち自身が思い直し、流れを取り戻しました。厳しい流れで折れない強さを見せてくれます。
そこからはさらに戦術の読み合いが加速。西浦は、チームの主軸となっているであろう埼玉の頭脳・石浪を破ることはできるのでしょうか?
この作品最大の魅力は、とにかく丁寧に話が作りこまれていることです。各キャラクターの性格や生い立ちもしっかり設計されており、物語の途中には家族とのエピソードも挿入されています。さらに、試合中の選手の思考や駆け引きもしっかりと描かれているため、感情移入しやすいでしょう。野球をしたことがない人にも分かりやすく解説がありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
背番号1番、投手で主人公の三橋廉(みはしれん)。投げる速度は遅いものの、驚異的コントロール力で様々な変化球を投げることができます。
背番号2番、捕手の阿部隆也(あべたかや)。副キャプテンとしてみんなを引っ張りながら、データ分析してゲームプランを練るのが得意。
背番号5番で三塁手の田島悠一郎(たじまゆういちろう)。チーム内でも飛びぬけたセンスを持つ実力者です。
背番号9番の右翼手・花井梓(はないあずさ)。キャプテンで、田島の次に有力な選手です。
背番号4番で二塁手の栄口勇人(さかえぐちゆうと)。打順は主に2番を担当し、次へ繋ぐ役として信頼を置かれている存在です。
背番号7番左翼手・水谷文貴(みずたにふみき)。
背番号6番遊撃手・巣山尚治(すやましょうじ)。
背番号3番一塁手・沖一利(おきかずとし)。
背番号8番中堅手・泉孝介(いずみこうすけ)。
背番号10番左翼手・西広辰太郎(にしひろしんたろう)。
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