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橋本淳がおすすめする名作マンガ

更新:2017.12.8 作成:2017.12.8

どうも橋本の淳です。私ごとですが、最近はドラマ『刑事ゆがみ』の撮影と、舞台「城山羊の会 相談者たち」が平行する毎日で、充実し幸せで、かつ睡眠不足の毎日をを送っております。 気づけば12月。年の瀬ですね。この時期になると、僕は、お正月のおせちのことを早くも考えてしまうのです。伊達巻、栗きんとん、海老、煮物、雑煮……。 そして毎年、年始は体重が増量します。毎年今年こそは阻止せねばと、心に誓うのですが……かなったことはありませぬ。今年もきっと例年通りになるのでしょうね。 さて、今回は、珍しくも漫画をご紹介。どれも名作で見逃している方は必見ですよ。 嗚呼、栗きんとん……。 さぁどうぞ。

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ねじ式

著者
つげ 義春
出版日
1994-12-14

つげ義春コレクション。言わずと知れた、つげ義春の作品集です。日本漫画界に留まらず、多くの分野に影響を与えた作品。

海岸でメメクラゲに左腕を噛まれ静脈を切断された主人公は、死の恐怖に苛まれながら「医者はどこだ」と言いながら奇怪な街を放浪し、不条理な目に会い、遂には女医に会いシリツ(手術)を受け事なきを得る。

前衛的でシュールな世界観。つげ義春のこのどよんとした、多湿な雰囲気はクセになります。ジトっとしたものを感じます。

ねじ式は有名ですが、他にも目を見張る名作ばかりですのでぜひ!!

青い春

著者
松本 大洋
出版日
2012-01-14

1990年から93年にかけて発表した7つの短編を収録し、1993年に刊行された作品集。

松本大洋の初期作品。作者本人は、学生時代、不良と呼ばれるタイプの人間ではなかったらしいが、その類の友人たちは多く、よく凄んでいる彼らの写真を撮らされていた。理屈に対して拳で答える彼らは、作者にとって憧れであり、一番身近にいたヒーローだった、と。

松本大洋作品独特のタッチで書かれ、急に差し込まれるカットに、グッと寄せられる。1コマ1コマ見逃せない、ぎっしり詰まっているので何度も読み返したくなる作品です。

心に刺さった一節

死ぬ気でやればさ、ホラ、死ぬ事だってできるじゃん。

あげくの果てのカノン

著者
米代 恭
出版日
2016-06-10

気鋭女性漫画家、米代恭のメンヘラ女子のSFラブストーリー。

異星人が侵略しつつある近未来の世界。平凡で自虐的な高月かのん は高校時代から想いを寄せる先輩がいた。その先輩と再会を果たすが、先輩は異星人と戦う世界的英雄になっていた。戦闘によって傷ついた体を“修繕”する代償に心変わりと呼ばれる急激かつ大幅な精神変化をもたらしてしまう。ストーカー気質のラブストーリー。

まず世界観に驚き、心酔しました。画の雰囲気と、世界観のギャップ、主人公のストーカーのような、真っ直ぐな恋心、境のミステリアスさ、ハマる人続出なのもうなずけます。早く続きが読みたい、すっかりファンになってしまいました。

心に刺さった一節

「はい」って言ったら罰を受ける。