漫画『オキテネムル』最終回まで全9巻の見所をネタバレ紹介!

更新:2021.1.29

キリン男、蛇女、ゴースト、そして「オキテネムル」……。人間に寄生する謎の生物によって、次々と奇妙な姿に変化させられていく感染者たち。それを止めるには、感染者を見つけ出し殺さなくてはなりません。主人公カナタを中心にして起こる異能力者との戦い。その影にはとんでもない計画が存在したのです。 『王様ゲーム』の著者連打一人が描くSFアクション漫画です。この記事では、最終9巻までの見所を余すことなく紹介していきます。

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漫画『オキテネムル』最終9巻までの見所を全巻ネタバレ紹介!

物語は「人喰いキリン男」の出現から始まります。顔はキリン、体は人間という奇妙な生物で、キリンの顔のリアルさやグロテスクな作風に、一気に『オキテネムル』の世界観へと引き込まれます。

さらには蛇女や奇妙な魚、はてはゴーストと呼ばれる幽霊ような存在などのさまざまな生命体が現れ、次なる展開への期待感と恐ろしさを高めてくるのです。

タイトルの『オキテネムル』は、キリン男や蛇女に並ぶ超人的な存在を指します。これらの生命体は何のために生まれ、何のために生きるのか。そして「オキテネムル」とは何なのか。その点に注目しながら読んでいきましょう。

著者
連打 一人
出版日
2014-11-28

さて、そんな本作の魅力はまず第一に作者の画力にあります。前述したように、キリン男や蛇女という存在のリアルさはまるで本の世界から飛び出てくるような錯覚を読者に与えます。また、グロテスクな描写も臨場感や恐ろしさを感じさせるのです。

さらに、物語の設定や構成がしっかりと練られており、無駄な話や展開などがないためにサクサクと読み進めることができます。そんななかでも謎を残しつつ、読者に次の展開への期待を感じさせるのです。

今回は『オキテネムル』の内容と魅力を各巻のネタバレを含みながら紹介していきます。本作のグロテスクさと恐ろしさを感じてみてください。

『オキテネムル』に見るグロテスクな恐ろしさ【あらすじ】

著者
連打 一人
出版日
2014-11-28

とある都市の商店街に突然現れた「人喰いキリン男」。その噂がある学園ではびこります。そんなある日、登校すると警察が学園に押しかけ、立ち入り禁止で休校となったのです。

生徒たちはあることないこと噂し、そんななかで春末カナタは何があったのか確かめようとします。彼は超人的な視力の持ち主で、学園に忍び込んで事件があったと思われる教室を覗いたのです。

すると、教室には顔が蛇、体が人間の女生徒の死体がありました。あまりの光景に腰を抜かすカナタでしたが、そこへ全身黒のスーツにフルフェイスのマスクを被った人物が現れて……。

キリン男、蛇女、そして「オキテネムル」とは?【1巻ネタバレ注意】

「人喰いキリン男」という奇妙な噂が流れるとある都市の学園に、噂に興味深々の雫という少女、非科学的だと否定するトキジという少年、噂にまるで関心がないカナタという少年が仲良く登校していました。

そんな学園が、ある日突然休校に。なんの説明もない休校に戸惑う生徒たちは、通り魔といった憶測の話を飛び交わせます。

何が起きたのか気になるカナタはトキジと学園に忍び込み屋上へと駆け上がりました。遠く離れた場所ではありますが、カナタは指を耳に突っ込むことで一時的に視力をあげることができる超人的な能力の持ち主。カナタが校舎を覗くと、彼の目に映ったものは体が人間、顔が蛇の女子生徒の死体。あまりの光景に腰を抜かすカナタでしたが、そこへ全身を黒いスーツとマスクで覆った人物が現れたのです。

2人はその人物に連れられ、事情聴取という形で警察に連れていかれました。雫と連絡がつかないことで、女子生徒の死体が雫なのでは、と懸念していた2人でしたが、どうやら違う生徒のようで2人は安堵しました。

事情聴取から解放された2人は帰り道にカナタが見た光景の話をします。驚くトキジでしたが、そこへ連絡のつかなかった雫が現れたのです。

雫はキリン男の正体がわかったと楽しそうに話します。どうやらこの学園の男子生徒のようですが、トキジは根拠のない話だとまたもや否定します。しかし、続く雫の言葉でカナタとトキジは顔色を変えたのでした。

「それじゃほんとかどうか確かめようよ キリン男の彼女井上紗耶に」(『オキテネムル』1巻より引用)

井上紗耶とは警察から聞いた今回の事件の蛇女の名前だったのです。

著者
連打 一人
出版日
2014-11-28

物語の早々に出てきたキリン男。そのインパクトは読者を『オキテネムル』に釘づけにするには十分すぎるほどです。さらには蛇女の出現と、キリン男と蛇女の関係というように次から次へと興味を惹かれる展開が待ち受けています。

そして、キリン男と蛇女の奇妙な生物の出現には「ある種の寄生生物」が関係していると判明。すでに井上紗耶から次の宿主に寄生済みのようで、この件を追う警察の組織「外部情報調査局」は伝染病の検査という名目で学園の生徒を招集します。

また、外部情報調査局はカナタの超人的な能力について知っているようで、彼らはその能力者を「オキテネムル」と名付けていたのです。すべてを知りたければ我々に協力しろ、と半ば脅しのような提案にカナタは頷きます。

しかし、オキテネムルについての話を聞いてしまったのがカナタの苦悩の道への始まりだったのです。その手始めに、クラスの中から殺処分されるという感染者をオキテネムルの力によって見つけなければならなくなります。

寄生生物やオキテネムルの謎だけではなく、カナタの苦悩と葛藤にも注目しながらこの先を読み進めましょう。

感染者の正体と目的とは?【2巻ネタバレ注意】

寄生生物の新たな宿主、それは井上紗耶と同じ部活に所属していた雫やカナタの友人・あゆみでした。しかし、時すでに遅くあゆみは巨大な顔をした奇妙な生物にへと変異してしまいます。

変異は同時に寄生生物がすでに次なる宿主に転移したことを意味するのです。あゆみの変異にクラスは大混乱に陥り、カナタはあゆみに襲われます。

絶体絶命のカナタを救ったのは外部情報調査局に所属している女性・シキ。しかし、変異したあゆみの力はすさまじく、シキは左腕を食いちぎられてしまいます。意識を失うシキを担ぎながら必死に逃げるカナタは白昼夢のようなものをみました。

少女と動物が駆け回っている姿。その光景が何のことがわからないカナタでしたが、カナタの背中で意識を取り戻したシキに突然首を絞められたのです。それによって、カナタはとてつもない声をあげ、あゆみをひるませるばかりでなく、ガラスが割れるほどの叫び声をあげます。

あゆみが怯んだ隙に、シキは食いちぎられたはずの左腕をかざして……。

著者
連打 一人
出版日
2014-11-28

さて、まだまだ謎の多い2巻ですが着々と物語は進んでいきます。どうやら寄生生物が次々に新たな宿主へと移るのは「終宿主」と呼ばれる存在を探すため。そして、あゆみから新たな宿主に移った寄生生物はその役目を果たします。あゆみと最後に接触した人物、つまりはカナタ、より厳密にいえば「オキテネムル」を見つけ出すことが目的だったのです。

しかし、外部情報調査局もやられっぱなしではありません。寄生されたカナタを餌に、この事件の裏に潜む黒幕へと近づきます。

黒幕の正体と目的、寄生されたカナタの行く末、また僅かに語られたシキの過去など見どころは多くあります。そして、自身が狙われたがゆえにさまざまな人間が寄生生物の餌食となったことにカナタは何を思うのか。

次巻の展開に期待しましょう。

新たなオキテネムルが現れる【3巻ネタバレ注意】

友人の死、寄生生物、オキテネムル、さまざまな出来事にいっぱいいっぱいのカナタは外部情報調査局から派遣された護衛のシキを邪険にしながら、日常を取り戻そうとしていました。

そんなある日、カナタのクラスに転校生がやってきます。雨野と名乗る背の高いモデルのような少女は自己紹介をしながら何やらカナタを観察するような目で見ていたのです。そして、彼女は突然男子トイレで用を足していたカナタに接触してきます。

なぜかカナタを兄様と呼び、カナタがオキテネムルであることを知っていたのです。私が救いに来た、あの方たちを信じてはいけないとまくしたてますが、そこへシキが現れます。雨野はシキがかつてオキテネムルを殺したとカナタに告げ、2人の戦いが勃発。

雨野はカナタがオキテネムルの能力を発動するときと同じく、耳に指を突っ込みました。すると超人的な力を発揮し、一方的にシキを痛めつけてカナタを連れ去っていったのです。

連れ去られたカナタは見知らぬ場所で目を覚まします。何も知らないままでは雨野についていけないというカナタに、雨野は自らの過去を語りだしました。

かつて雨野もセツという名で外部情報調査局に所属しており、任務の最中にある組織に捕らえられてしまったのです。そして、非合法な人体実験や研究の材料として、雨野は疑似的なオキテネムルの力を植え付けられたのでした。

そんな雨野を救ったのが外部情報調査局の捜査官であった「アス」というオキテネムル。そして外部情報調査局がアスを酷使して殺したと語ったのです。

著者
連打 一人
出版日
2015-05-28

疑似的なオキテネムルの力を持つ雨野、外部情報調査局に酷使されて死んでしまったというアス、新たなオキテネムルの存在が判明しました。さらに、寄生生物を操ってオキテネムルを狙っていた組織の名も判明します。その名も「謳主(うたいぬし)」。ずいぶんと大層な名をしています。

そして、ついにカナタは謳主と接触。しかし、接触した瞬間にまたもや白昼夢に襲われます。

さらに、今回は人語を話す猫まで登場。目まぐるしい展開で進む『オキテネムル』。おいて行かれずにしっかりとついてきてください。

トキジに謳主の魔の手が襲い掛かる!?【4巻ネタバレ注意】

詳しくは説明されないものの、明らかに何かに巻き込まれて悩んでいるカナタを元気づけるために、トキジは幼いころにカナタがよく読んでいた本を探していました。トキジはようやく本を見つけますが、突如眩暈に襲われます。

トキジの体調を心配する雫でしたが、いきなりトキジに払いのけられます。トキジはもがき苦しみ、口から何かを吐き出しました。それは「長い舌」。トキジは寄生生物に感染してしまっていたのです。

カナタが2人に呼び出されていた場所へと赴くと、2人の姿はありません。雫のカバン、トキジが探した本、そして血痕、何かが起きたのは明白でした。カナタは自分の責任だと理解しながら、必死で2人を探します。

ようやく見つけた雫はケガをしながらも無事でしたが、トキジを見てカナタは絶望しました。トキジはすでにキリン男へと変異しており、カラスを咀嚼していたのです。それでもまだ意識はあり、カナタの本を見つけたと語りかけます。

そこへシキが現れ、手遅れだとトキジに銃口を向け、引き金を引いたのでした。

著者
連打 一人
出版日
2015-11-27

あゆみに続き、トキジまでもが寄生生物によって変異してしまいました。あゆみに関しては単なる友達くらいの距離だったので、カナタは自分の中で折り合いをつけることはできていましたが、トキジはそうはいきません。

2人は幼いころから一緒だったいわゆる幼馴染。内向的な性格であるカナタもトキジにはかなりの信頼をおいていました。そんな仲良しの2人を襲った悲劇。カナタは自分を責めることしかできないでしょう。

しかし、希望はあります。シキが放った弾丸はすべて致命傷を避けており、トキジは変異しながらも一命をとりとめました。そして、外部情報調査局によって管理され、なんとか生きながらえています。

謳主であれば元に戻す方法を知っているかもしれない。外部情報調査局局長・綾辻の言葉で一縷の希望を見出したカナタは、自身がオキテネムルであるという事実から逃げずに立ち向かうことを決心しました。

本作ではカナタの心の成長も注目すべき点でしょう。人を思い、決意をする顔というのはいつ見ても心が揺さぶられます。

そして、本格的に外部情報調査局へと協力することにしたカナタに新たな事件が襲います。次なる事件は「ゴースト」。外部情報調査局はどのように立ち向かうのでしょうか。

ゴーストの正体とその目的は?【5巻ネタバレ注意】

人を操り、脳の一部を食らって死に至らしめるゴースト。外部情報調査局の研究員・野桜と八雲によって導き出された正体は「医療用超小型ドローン」の集合体という結論でした。そして、その目的は死を察知した脳が分泌するという通常の100倍を超える快楽ホルモンを得るため。

10人もの人を殺めたこのドローンの開発者を探ると坂本という医学者が浮上してきます。カナタとシキと野桜は坂本が勤務している医療機器メーカーへと尋ねましたが、対応してくれた沢木という人物から3週間ほど前から行方がわからないと言われます。

この沢木こそが今回のゴースト事件の黒幕で、己の快楽のためにドローンを悪用していたのです。カナタたちは坂本の研究室に閉じ込められてしまいます。

同刻、外部情報調査局本部もドローンによる襲撃を受けていました。超小型ながらも、殺戮兵器と化したドローンを前に、外部情報調査局一同は絶体絶命の危機へと追い込まれます。

著者
連打 一人
出版日
2016-05-28

5巻にて、ゴースト編は完結します。横筋にそれたかと感じるかもしれませんが、ゴースト編もしっかりと物語の本筋へとつながっているので安心してください。

そして、5巻ではもっとも重大な事実が明かされます。シキとアスの悲惨な過去、そしてシキがアスを殺した意味。今回ですべてが書かれ、物語の鍵であるアスに迫る新章がスタートします。

いよいよ核心に迫りつつある『オキテネムル』。まだまだこれからの展開に目が離せません。

アス、謳主、オキテネムル、外部情報調査局、すべてが絡み合ったときに何が起きるのでしょうか。

アスは生きている?【6巻ネタバレ注意】

ゴースト事件の犯人・沢木は無事に捕らえられました。しかし、寄生生物、ゴースト事件を経て、カナタの中に眠るオキテネムルの共感力が異常に高まります。

そして、カナタはその共感力によってアスの夢をみるようになったのです。その夢でアスはあのフレーズをカナタに語ります。

「世界は人間なしに始まった そして人間なしで終わるであろう ともあれ」(『オキテネムル』6巻より引用)

幾度となくみる夢に、カナタはついにアスについて探り始めます。そんなカナタをみて、シキは自分の胸中を語るのです。カナタが夢で聞くフレーズ、アスが目の前で死んだこと。そして、アスの死体が見つからずに、まだ生きているのではないかと思っていること。

さらに、アスに繋がる可能性のある謳主を探るためにカナタを利用していると告白します。そうは言うものの、シキはいつだって自分を体を張って助けてくれました。カナタは自分のため、そしてシキのために手を組んでアスについて探ることを契約したのです。

一方、謳主にも新たな動きがみられました。アスと思われる人物が目を覚まし、暴れまわっているのです。次々と組織の者を殺しますが、レヴィンと呼ばれる男性を前にアスはその動きを止めたのでした。

著者
連打 一人
出版日
2016-12-28

いよいよ始まった物語の核心へと迫るアス編。シキはアスが生きているのではと淡い期待を抱いて生きてきました。そして、その期待はいずれ真実へと変わります。

レヴィンという謳主の上層部と思われる男性も、目覚めた女性のことをアスと呼びました。アスは瀕死の状態ではありましたが、なんとか傷の治療に成功します。しかし、意識は戻らずに眠り続けていたのです。

眠り続けるアスを目覚めさせることこそが謳主の目的でした。オキテネムル同士の共感力によって、カナタの心の影響を受けたアスはようやく目を覚まします。

目的を果たした謳主ですが、彼らには真の使命があります。その使命とはいったいなんなのか。

そして、アスを探るカナタとシキと外部情報調査局に新たな事件の闇が迫ります。核心へと迫りつつある物語の次なる展開は!?

悲しき姉妹の行方【7巻ネタバレ注意】

外部情報調査局に新たな事件が舞い込みます。陸上大会で出場選手が急に異形の生物へと変貌してしまったのです。その選手は野桜の孫で、応援にきていた野桜はなんとかしようと孫に駆け寄りました。

顕微鏡で詳しく見てみると、自分が過去に研究していたものが利用されていたのです。それは謳主の手によって引き起こされたことで、孫はミドリムシ人間へと成り代わってしまったのでした。

野桜の孫のみならずこの現象は全国各地で起こり、外部情報調査局は対応に追われます。この異形生物をネーブと名付け、次々と繁殖するネーブの殲滅作戦を決行しました。

カナタを含めた外部情報調査局の捜査員たちはとある水族館へと潜入。しかし、そこにはすでに大量のネーブが巣食っており、捜査員たちは散り散りにされてしまったのでした。

地下まで落ちてしまったシキは大量のネーブとなって死んでしまった人たちをみて、過去の光景を思い出します。すると、そこへある人物が現れて……。

著者
連打 一人
出版日
2017-06-28

いよいよシキとあの人物が対面します。この対面はシキのみならず、読者も待ちわびていた対面でしょう。奇をてらうものではなく、想像通りストレートな対面なのでその点は安心してください。

また、7巻ではカナタにトキジの時を超えるほどの絶望が襲い掛かります。ネーブの大量発生、謳主の使命、この巻で多くのピースが埋まることでしょう。

あらゆる絶望を感じ、その先にある人類の未来はどうなるのか。クライマックスは間近!?

カナタ覚醒【8巻ネタバレ注意】

 

シキの前に現れたアス。感動の再会かと思われましたが、彼女は謳主に属していました。そして、シキと合流したカナタともども、問答無用で襲い掛かってきたのです。

オキテネムルの強大な力を持ち多くの戦を経験してきたアスを前に、2人は手も足もでません。セツが加勢してくれましたが、無残にも首を切り落とされてしまいました。

自身を慕っていたセツの死は、カナタを絶望へと叩き落とします。そして彼は自我を失い、無差別に攻撃をくり出す暴走状態に入ってしまうのです。

一方で、ネーブの特効薬を開発している野桜のもとにも、謳主のメンバーが襲い掛かります。しかもそれは生き別れていた彼の息子……今でも生きていたことに驚く野桜でしたが、かつての姿とはあまりにも変わってしまっていました。

 

著者
連打 一人
出版日
2017-12-28

 

さて8巻では、アス対カナタというオキテネムル同士の派手な戦いがくり広げられます。しかし、まだオキテネムルと自覚してから日が浅いカナタと経験のあるアスの力は雲泥の差。暴走して力を全開放しても、彼女にはおよびません。

戦い自体は避けられないとなると、どのように立ち向かっていくのか気になるところですね。

また、謳主のトップの正体も発覚します。それはシキと綾切が知っている元外部情報調査局のメンバーで……。いよいよ本格的に動きだす謳主に対し、どのように対峙するのでしょうか。

 

悲しい戦いの終わりに見えてくるもの【9巻(最終回)ネタバレ注意】

すべての始まりである文歌島へと向かうことになったものの、ネーヴがさらに進化したような物体に襲われてしまうカナタたち。物理的な攻撃が効かないことが判明し、一行は安全圏であるその中心部へと向かうことになります。

その最深部には、アス、そして彼女とレヴィンの子供であるであるエノクがいました。アスは彼らの姿を見るやいなや、リミッターを外し、今までとは比べ物にならないほどの力で戦ってきます。カナタとシキは協力して応戦しますが、2人でも敵わないほどの強さでした。

一方、博士はネーヴの核部分からこの存在の活動を止めようとしていました。その道の途中で再会したのは、我が子のように可愛がっていた、課長ことサトル。そもそもは彼を救うためにつくったネーヴがこんなことになっていることに心を痛めた博士は、最深部に来ても薬剤で核を停止することができなくて……。

著者
連打 一人
出版日
2018-07-27

ついに最終巻となった9巻。それぞれの思いを乗せながら、ストーリーは進んでいきます。謳主たちも彼らなりの正義があり、戦っていることが感じられる内容です。そしてその結末は、それぞれに死傷者を出し、戦いの終わりと言えど、どちらにとっても悲しい幕引きとなるのでした。

そしてその後のストーリーもオキテネムルというものを知らなかった時の日常とは異なるもので、少し切なさを感じさせます。この戦いで得たものとは何だったのかを考えさせられる最終回。彼らの物語の結末をぜひご覧ください。

『オキテネムル』のご紹介、いかがだったでしょうか。これほど次が待ち遠しくなる漫画はそれほどありません。ぜひとも読んでみてください。

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