好きになった相手が妹好きなら自分が妹になればいい!今回は憧れの先輩を振り向かせるべく、隙あらば服を脱いで誘惑してしまう超積極的ヒロインが繰り広げる、笑いありお色気ありの物語をご紹介します。
ヒロインの可児那由多(かに なゆた)は妹が好きすぎる妹バカの羽島伊月(はしま いつき)に、毎日のように熱烈なアタックを続けます。
しかしその努力もむなしく伊月には相手にされない日々。どうすればその気にさせる事が出来るのか悩みに悩んだ結果、出した答えが「先輩が妹バカなら自分が妹になればいい!」でした。
そんな突拍子もない考えから那由多は伊月の妹になるべく、主に何も着ずに奮闘する毎日が始まります。
- 著者
- ["平坂 読", "コバシコ"]
- 出版日
- 2017-05-18
2017年冬にアニメ化もした大人気ライトノベル『妹さえいればいい。』のスピンオフである本作は、 ヒロインである可児那由多を中心に描かれており、彼女の魅力を描いた内容になっています。
1巻目から肌色のオンパレードで読者をドキドキさせ、2巻では水着姿や浴衣姿を披露して読者をドキドキさせてくれます。あまりにセクシーな姿が続くため、私服姿にはギャップで逆に萌える事間違いなしです!
作中ではヒロインの那由多が猛烈にアタックし、伊月はそれをかわす様子が描かれていますが、実は両想いの2人。
先輩作家だった伊月は、後輩にもかかわらず大人気作家となった那由多に追いつき、「対等かそれ以上の立場になるまでは那由多の思いにはこたえない」と決めている為に関係がややこしくなっているのでした。
そんな事とは知らず伊月に猛アタックし続ける那由多、気づけば目的が妹になる事になっていて、2人の関係はさらにややこしい事になっていきます。
連載開始1ページ目からヒロインがすっぽんぽん。そんな少年マンガが「妹にさえなればいい!」です。
事ある毎に服を脱ぎ、あまりに生まれたままの姿を愛しすぎる余り、2人きりの時は友人の白川京(しらかわ みやこ)にも強要する那由多。
ベッドで一糸まとわぬ2人が交わり「何か」が起こった後、次のシーンでは那由多はスッキリし、京は毎回涙を流すのでした。いったい何が行われていたのか……少年マンガでは描けない内容だったのかもしれません。
1巻の巻末には「官能の夜」という短い書下ろし小説が書かれているのです。序盤にはとんでもなくお色気要素
そしてこれだけで終わらないのが「妹にさえなればいい!」。2巻では何とその小説がコミカライズ化されているのです!1巻では読者が妄想で楽しんだ作品が、期待を裏切らない内容で描かれています。
その内容はもちろん全話を通して一番際どく過激な内容になっているのでぜひ最後までお楽しみください。少年マンガのギリギリに挑戦していると言っても過言ではありません。
何かにつけて伊月の前でマッパになってアピールを続ける那由多。好きな人に何も着ない姿を見せるだけあって見た目の幼さとは裏腹に身体はかなりグラマーに育っており、特に胸には立派なものを持っています。
毎回これだけの事をされても気にならないふりをしている伊月は相当な精神力の持ち主に違いありません。
こうして聞いているだけだと、ただの痴女に聞こえてしまうと思いますがそうではありません。実はアピールの激しさとは違い、那由多には初心な一面がしばしば顔をのぞかせる事があり、そのたびに伊月や読者をドキッとさせてくれます。
- 著者
- ["平坂 読", "コバシコ"]
- 出版日
- 2017-05-18
ある日、いつも通り何も着ずに伊月にアタックする那由多でしたが伊月はやはり相手にしてくれませんでした。
ならばと自分が書いた妹物小説で釣ろうとするのですが、天才作家が書き下ろした妹物小説という事で伊月の心をかなり揺れ動かすもののこれも失敗。
最後の手段と伊月に裸のまま襲い掛かる那由多でしたが、勢いあまってバランスを崩してしまいます。その時、那由多を助けるために慌てて飛び出し那由多を抱きかかえる伊月。
伊月に抱き着かれるという潜在一隅のチャンスを手に入れた那由多は、いつもの勢いで一気に襲い掛かると思いきや思いもよらない行動をとり、さらに思いもよらないセリフを口にします。
普段の行動や考えを見ている限りそんなリアクションをとるようなキャラではないので、その動きや表情にやられる読者は相当多いはず!
そのあまりに意外な反応は那由多も伊月も顔を赤らめてしまうようなものでした。
普段は仕事もあり引きこもりがちであまり人の多い場所が得意ではない那由多は、伊月や京と言った友人が出来たきっかけで外の世界にも興味を持ち始めました。
そして自らが海へ行くことを計画し、夢に見るほど海へ行くのを楽しみにしていた那由多でしたが残念な事に当日になって風邪をひいてしまいます。
気持ちを押し殺し自分の事は気にせずみんなで楽しんでくるように電話で伝え、海へ行けない那由多はベッドの中でマッパになり、1人で小説を書いてその中で海へ行くことにしたのでした。
- 著者
- コバシコ 平坂読 カントク
- 出版日
- 2017-09-20
「なぜ風邪をひいているのに全裸?」と思った方も多いと思いますが、那由多はそうならないと仕事が出来ないという特異体質の持ち主なのです。そしてここから那由多の変態ワールドが繰り広げられます。
設定は那由多らしく当然ヌーディストビーチ、小説の中では自分だけでなく伊月や京も全裸にされてしまいます。那由多の中では自分だけではなく、仲の良い人全員がそうなる事が最高の幸せなのでしょう。
物語終盤には突然宇宙人に襲われたり、助けを求めてさし出された伊月の股間を握ったりとハチャメチャな展開に。
その後もエッチな妄想で伊月とラブラブな展開を作り1人盛り上がるも、ふと現実に戻されると1人だけ海に行けなかった悔しさに大泣きしてしまいます。
普段明るくふるまっている那由多がボロボロと涙を流して大泣きしている顔を見ていると胸が痛むのですが、何も着ていないというのがなんだかちょっと間抜けで那由多らしいのが最高に可愛く思えてしまいます。
そんな大泣きしている時、ドアがノックされ那由多がドアを開けた先にいたのは海に行っているはずの伊月でした。
那由多が風邪を引いたと聞いて海に行くのを中止し、仲間を代表して1人でお見舞いに来た伊月。
最初は自分のせいで海へ行けなくなった事を気にして落ち込んでいた那由多でしたが、伊月に励まされみるみる元気になっていきます。
そんな元気になった那由多がこの「看病される」というチャンスを見逃すはずがなく、伊月におねだりを開始するのでした。
普通だったら即落ちしてしまうような可愛らしいおねだり攻撃に伊月が耐えられるのか、ぜひその目で確かめてみてください。
「妹にさえなればいい!」はあくまでも少年マンガ。ですが内容は人目につかない場所でこっそり見たくなるようなエッチな内容盛りだくさんになっています。
本編から書下ろし小説まで全てにおいて、笑いだらけ、肌色多め、エ○多め! 美少女の生まれたままの姿を求めている方、美少女にすっぽんぽんで迫られたい願望をお持ちの方は特に!ぜひ一度「妹にさえなればいい!」を覗き見してみてください。きっと満足させてくれる作品になっています。
これだけでは書ききれない程「妹にさえなればいい!」の魅力はまだまだたくさんあります。本編と違うスピンオフならではの展開が少しでも気になった方はぜひチェックしてみてください!