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『その日、宇宙は地球を知る』の魅力ネタバレ紹介!性に積極的すぎるふたり?

更新:2018.1.1 作成:2018.1.1

宇宙人男子とムッツリ女子の波乱に満ちた恋愛模様を描くラブコメディ作品『その日、宇宙は地球を知る』。今回は本作の魅力をご紹介していきます。

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『その日、宇宙は地球を知る』の魅力をネタバレ紹介!イケメンはとりあえずセック◯がしたい!?

著者
中島 こうき
出版日
2017-02-09

クラスでも目立たず友達もいない地味な女の子が、絶滅寸前の種族を救うため恋愛感情の取得を目指す宇宙人のイケメンと恋をする、そんなトンデモ設定で描かれるちょっと過激な青春ラブコメディ作品が『その日、宇宙は地球を知る』です。

設定からして波乱だらけの本作は、実際の内容もトラブル続きのドタバタギャグがふんだんに盛り込まれています。それでいて、そんな慌ただしい日常の中で初々しい男女の恋愛模様や、心が温かくなるような友情の芽生えなど、少し前向きな気持ちになれる描写もあるため、忙しい日々に疲れてしまった時には最適な作品といえるでしょう。

今回はそんな本作の見所をご紹介していきます。

『その日、宇宙は地球を知る』の宇宙人×地味女子のラブコメが危険すぎ?【あらすじ】

『その日、宇宙は地球を知る』の宇宙人×地味女子のラブコメが危険すぎ?【あらすじ】
出典:『その日、宇宙は地球を知る』1巻

抜群に恵まれた容姿を持つ高校生男子、佐藤悠太(さとうゆうた)。彼の正体は有性生殖能力を身に付けるため恋愛感情を理解しようと地球に訪れた宇宙人、クラゲ星人のルテラ・ルッタッターンだったのです。

彼は一刻も早く異性と有性生殖、つまりセックスをするため、同じクラスの女子、奥園愛恋(おくぞのあいこ)と仲良くなり、いよいよ家に上がり込む事に成功するのですが……ルテラのアプローチは失敗ばかりで、「僕とセックスしませんか」と言い放つ始末。

さすがに相手の愛恋もドン引き……するかと思いきや、彼女も実はセックスしたくてたまらないムッツリスケベ女子だったのです。

そんな前途多難な2人の恋路が、今始まります。

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宇宙人は、地球の常識がワカラナイ

宇宙人は、地球の常識がワカラナイ
出典:『その日、宇宙は地球を知る』1巻

本作の主人公であるルテラですが、彼はあらすじでも記載した通り、地球外から母性の種の存続のために訪れたクラゲ星人という宇宙人です。

IQ180の頭脳を持つ心理学者で、かつ地球人類とは比べ物にならない身体能力を有する彼は、残念ながらその優秀な能力を有効活用できるほど、地球という星の日本という国の文化を知りません。

なぜか分かりませんが、彼は地球の文化を事前に調べたり、学んだりする事をあまりしません。しかも、心理学者でありながら発言の大半が空気を読めていないという、もはや職業適性すらどうかと思われる振る舞いをよくします。

その為、物語の序盤における彼の行動は一般的な高校生男子としては極めて不審なものばかりで、本来のイケメンぶりを帳消しにして、マイナスに転じるほどです。

例えば、運動能力の優秀さをアピールし、周囲から人気を得ようとする場面では、野球の試合中に打たれたホームラン級のボールを、人間にはおよそ不可能な方法でキャッチします。

また、勉学について積極的な面をアピールしようとする場面でも、保健体育の時間に「セックスとはどうやるのですか!?」と大声で言い放つこともあるのです。

はっきり言って、いずれも日本の常識からすればあり得ない振る舞いばかりですし、実際周囲からは浮きまくりました。しかし、決してルテラ自身はふざけているわけではなく、元来とても真面目な性格である事が災いしているというところが、本作における面白さであるといえるでしょう。

そんな中、彼の言動にドン引きすることなく、彼に話しかけてきてくれた女性、愛恋に対してルテラは常識を教えて欲しいと頼む事から、2人の関係は徐々に親密なものに変わっていくのでした。

……なのですが、教える側である愛恋も、どちらかといえば世間一般からはズレた感性を持っているため、イマイチ常識的な振る舞いになり切れていない、というところが、さらにギャグの面白さを際立たせています。

基本的には真面目な2人の空回りっぷりを楽しむ場面が随所に盛り込まれており、不意打ちのように笑わせてくれるので、笑える作品を読みたい方にはおすすめの内容です。

主要人物が性に積極的すぎるw

主要人物が性に積極的すぎるw
出典:『その日、宇宙は地球を知る』1巻

本作の主要な登場人物であるルテラと愛恋ですが、お互いに好意を持っているにも関わらず、どうにもまともな色恋沙汰に発展していきません。というのも、ルテラはそもそもクラゲ星人という有性生殖の方法すら知らない星の人間であり、当然その前段階である異性に対する恋愛感情についても理解出来ていません。

その為、異性に対しどのようにアプローチすれば性的な関係を構築できるのかといった事も分からない為、彼の振る舞いひとつひとつが愛恋にとって戸惑いを生む原因となり、恋の発展を阻害するのです。

では、ここは女性側の愛恋が積極的にアプローチするのか、といえば、当の愛恋もまたクセ者であるため、そう簡単にはいきません。

彼女も高校に上がるまで異性との付き合いは一切なく、色恋沙汰とはまったくの無縁でした。しかし、性に対する興味関心は極めて高く、片思いを寄せるルテラとの関係で思い描くのは、カップルらしく手を繋ぎたいとかキスをしたいというような甘酸っぱいものではなく、とにもかくにもセックスしたい、セックスがしたくて血涙が出てくる、という程です。

そんなカップルなので、セックスに対する意欲は高くても恋人同士としての恋愛感情に至るには障害が多く、色っぽさとはかけ離れた関係に思えますが、そんな2人の掛け合いが絶妙に笑いを誘うのです。

少しずつ感情を理解していくふたりのラブコメに王道の胸キュン!

著者
中島こうき
出版日
2017-09-08

先述した通り、思うように恋人同士らしくなれない2人ですが、それでもお互いの事を想い合いながら自然に接触していく事により、少しずつ関係を良好なものにしていきます。

ルテラはその過程で生まれる感情を恋愛感情だと理解してはいないようですが、愛恋は元々ルテラに対して片思いとはいえ、恋心を抱いており、そんな2人が想い合うことで必然的に距離は縮まっていくのです。

そんな2人のつたないながらも前進していく恋の過程は、ほんのり心が温まり、ドキドキさせてくれるのではないでしょうか。

しかし、そんな中で新たに転校生として登場したセイカという少女により、それまで穏やかだった2人の日常は、徐々に変わっていくのです。詳細は伏せさせていただきますが、セイカという少女により物語は大きな波乱に満ちた展開となります。

これまで順調だった2人の恋模様に対し、クライマックスへと繋がる大きな事件の影が、これまた読者にとってもワクワクする内容となっており、全て解決した後の読後感をより爽やかなものにしてくれることでしょう。

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ちょっと過激で笑える『その日、宇宙は地球を知る』。あまりラブコメを読まないという方であっても、気軽に読めるボリュームとなっておりますので、ぜひご一読してみてはいかがでしょうか。