漫画『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』5分で分かる!あらすじと魅力をネタバレ紹介!アニメ3期はいつ?

更新:2021.12.10

とあるひとりの男の野球人生を描いた漫画『MAJOR(メジャー)』。 その名作が『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』となって復活しました! 名作野球漫画メジャー。続くメジャー2ndでも野球に恋愛にと、さわやかな青春がたっぷり詰まった良作となっています! アニメの新シリーズの放映も始まったメジャー2ndの、みどころとあらすじをネタバレ有でお伝えしていきます。

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『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』の魅力をネタバレ紹介!アニメ3期はいつ!?

 

野球にすべてを捧げた、茂野吾郎という男の半生を描いた『MAJOR』。スポーツにおける努力や挫折、そして再起を描いた物語で、野球漫画の代名詞として世に広まりました。

そんな名作の続編として『MAJOR 2nd』の連載が開始!主人公を務めるのは、吾郎の息子・茂野大吾です。プロ野球選手として活躍した父に憧れて野球を始めた、ひとりの少年の人生が描かれています。

しかし、幼少期から頭角を現していた父と違い、息子はなかなか結果が出ず、理想と現実とのギャップに苦しむのです。前作よりも精神的に共感できるシーンが増えているのではないでしょうか。

2018年にテレビアニメ第1シリーズが放送された『MAJOR 2nd』。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、第2シリーズが2019年から放送されました。

声優など詳しい情報はアニメ「メジャーセカンド」WEBサイトへ。

 

1期、2期とアニメも大人気だった『MAJOR 2nd』。注目のアニメ3シーズンですが、2021年7月現在発表はされていません。

 

原作はもちろんアニメでも注目を集める本作。今回は第3シーズンの前に原作の魅力をご紹介していきます。ネタバレを含むのでご注意ください。

 

著者
満田 拓也
出版日
2015-06-12

漫画『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』あらすじ

漫画『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』あらすじ
出典:『MAJOR 2nd』1巻

 

茂野大吾は、偉大な野球選手である父・吾郎の影響を受け、自身もプロ野球選手になるという夢を抱いていました。小学4年生になった時、近所の「三船ドルフィンズ」へと入団し、本格的に野球を始めます。

しかし父のような才能やセンスに恵まれず、周囲からは期待外れの目で見られるように。そしてそのまま、逃げるように辞めてしまいました。

その後はサッカーをやってみるものの続かず、勉強もせずにゲームばかりしています。

何かに打ち込むことなく小学6年生に進級したある日、大吾と同じくプロ野球選手を父に持つ佐藤光が転校してきました。この出会いをきっかけに、彼の野球人生が再び幕を開けます。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』夢は夢でしかない……【1巻ネタバレ】

 

「父のようなかっこいいプロ野球選手なる」という夢を抱いていた茂野大吾。小学4年生となりさっそく「三船ドルフィンズ」に入団しますが、現実は厳しいものでした。

飛び抜けた才能やセンスを持っていなかった彼は、周囲からの過度な期待と落胆の目に耐えられず、すぐに辞めてしまうのです。その後はサッカーなど他のスポーツをしてみたり、勉強をしてみたりしますが、どれも長続きしません。

しかし6年生に進級した彼に、転機が訪れます。有名なプロ野球選手で、メジャーでも活躍していた佐藤寿也の息子、光が転校してきたのです。この出会いが、大吾のなかに眠る野球への思いを呼び起こしました。

 

著者
満田 拓也
出版日
2015-06-12

大吾の父親の吾郎は、メジャーでも活躍した偉大な野球選手。そんな男の息子ならば、さぞかしすごい才能を秘めたプレイヤーなのだろうと読者も思うはずですが、まさか野球を辞めているとは……。

まだ幼い彼にとって、周囲からの過度な期待はかなりの重荷でした。しかも彼自身は本気で父親に憧れ、本気でかっこいい選手になりたいと思っていたため、中途半端な状態で野球を楽しむことができなかったのです。

しかし大吾は、努力をしていなかったわけではありません。そんな彼の姿を、母親の薫と、クラスメイトで本作のヒロインでもある佐倉睦子(さくらむつこ)はしっかりと見ていました。

ある日、三船ドルフィンズから人数が足りないため助人として練習試合に出てほしいと連絡が。嫌がる大吾を、薫は無理やり連れていきます。そこには転校してきたばかりの光もいました。

光は大吾と違い、自分が2世であることにプレッシャーを感じておらず、常に自信に満ち溢れています。運動神経もいいようなのですが、実際に試合に出てみると……ルールもろくに知らないような初心者でした。

野球から逃げようとする大吾と、完全に素人の光。『MAJOR 2nd』1巻は幸先不安なスタートを切ったのです。

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』2人でバッテリーを組もう!【2巻ネタバレ】

 

「野球が好き」という才能だけはしっかりと受け継いでいた大吾。光の後押しもあり、「三船ドルフィンズ」に再入団しました。

情熱を取り戻し、練習を重ねます。光も素人ながら卓越した肩の強さを生かせるピッチャーを志し、2人でバッテリーを組む野望を抱いていました。

 

著者
満田 拓也
出版日
2015-09-18

 

それぞれキャッチャー、ピッチャーとして練習を重ねる大吾と光。しかしドルフィンズには、卜部隼人(うらべはやと)というエースと鈴木アンディという正捕手がすでにいて、どちらも実力者のため簡単にポジションを奪うことはできません。

さらにチームには、6年生が出る最後の大会が近づいてきています。それでも彼らは諦めることを良しとはしませんでした。

ある日大吾は、バッティングセンターで光の父である寿也と出会います。実はこれ、吾郎の差し金で、もともとキャッチャーだった寿也に息子の特訓をしてもらうことになっていたのです。

ひたむきに教えを吸収する大吾の姿からは、本当に野球を楽しんでいる様子がうかがるでしょう。

しかしそんな彼の心を揺るがす衝撃の報せが……野球への思いが試されます。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』最初で最後の公式戦開幕!【3巻ネタバレ】

 

突然の光の転校……バッテリーを組むことを目指してキャッチャーの特訓をしていた大吾は、再び野球への情熱を失いかけていました。

しかし、彼のもとに光から1通の手紙が届きます。そこには、大吾のおかげで野球が面白くなってきたこと、別れを言いだせなかったことへの謝罪、そしていつの日か2人で最強のバッテリーを組もうという願いが書かれていました。

これを受けて大吾は立ち上がり、キャッチャーの練習を重ねながら、ドルフィンズで最初で最後の大会に挑みます。

 

著者
満田 拓也
出版日
2015-12-12

 

光という相棒を失っても、もう大吾の心はくじけませんでした。数年前と比べるとしっかりと成長していることがわかりますね。

しかし残念ながら、最後の大会で正捕手に選ばれることはありませんでした。ただ努力を評価され、2番ライトに抜擢されます。キャッチャーの練習で選球眼を培い、バントの技術が向上していたのです。

さらに、もともと野球が好きだったクラスメイトの睦子もドルフィンズに入団。バッティングセンスに長けており、打つことに関しては大吾より上の実力かもしれません。本作では女性選手の活躍も描かれるので、男女問わず楽しむことができます。

一方の光は、意外にも大吾と離れたショックが大きかったようで、転校先では元気のない様子。彼は野球を続けるのでしょうか。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』特訓の成果はいかに!?【4巻ネタバレ】

 

大会初戦。肩が弱いことをずっと悩んでいた大吾でしたが、寿也との特訓もあり、弱点を克服していました。

また、いないはずの光が試合会場に訪れ、まさかの出場⁉

これまでは万年1回戦負けのドルフィンズでしたが、悲願の勝利を手にすることはできるのでしょうか。

 

著者
満田 拓也
出版日
2016-03-18

 

野球選手にとって致命的な弱点となる、肩の弱さ。大吾は弱点を技術で補います。いきなりレーザービームとまではいきませんが、見事に特訓の成果を披露しました。

一方の光は、転校前に選手登録をしていたため、まだ建前上はドルフィンズのメンバー。制球力に難がありましたが、彼も努力を重ねていました。見られるのはもっと先のことだろうと予想されていた大吾と光のバッテリーを見ることができます。

どんどん成長していく2人の姿にワクワクできる4巻です。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』2番キャッチャー、茂野大吾!【5巻ネタバレ】

 

大会初戦。急遽大吾と光のバッテリーで試合に出ることになり、彼らはドルフィンズを勝利に導きました。念願の初白星です。しかし課題は山ほどあり、2人はさらなる高みを目指そうと自主的に反省会をおこないます。

次の試合の相手は……まさかあの人物が監督を務めるチーム!やっかいな投手がいるそうで、苦戦は必至です。

 

著者
満田 拓也
出版日
2016-07-12

 

大吾と光の奮闘で、ドルフィンズは初勝利を手にすることができました。やはりスポーツは勝つことで面白さが増すもの。努力の成果として勝利が描かれるのがいいですね。

ただ喜びも束の間、次なる試練が立ちはだかります。2回戦の相手は、吾郎の友人が監督を務めるチームで、ひと癖もふた癖もあるピッチャーがいるようなのです。

大吾は怪我をしたアンディに変わり、正捕手として出場。卜部とバッテリーを組みます。重要な場面で重大なポジションを任された彼の緊張感が伝わってきて、ドキドキの展開です。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』本気でやれよ!【6巻ネタバレ】

 

正捕手のアンディが怪我をしてしまったなかで臨む2回戦。経験の少ない大吾のボロが出はじめ、劣勢の状況で試合は佳境を迎えます……。

また、大吾と光に続いて新たな2世も登場!激戦必至の大会はいったいどうなるのでしょうか。

 

著者
満田 拓也
出版日
2016-09-16

 

正捕手に抜擢された大吾ですが、経験値の低さが露呈します。キャプテンシーを必要とするキャッチャーはグラウンド上の監督のようなもの。キャッチングの技術は努力で補うことができましたが、グラウンドでの指示や状況判断はまだまだできません。

この妙なリアルさが「2nd」の魅力だといえるでしょう。

今回注目すべきは、3巻でドルフィンズへと入団した睦子。実は大吾を応援するために野球をはじめた彼女ですが、実力も兼ね備えていて、2回戦で9番レフトとしてスタメン入りします。

しかし睦子自身はスタメン入りを望んでおらず、自分のせいで外れてしまった人に負い目を感じていました。そんな気持ちの弱さを、卜部は「蹴落とした相手への礼儀として全力でやれ!」と叱咤するのです。野球に対するアツい思いが伝わってきますね。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』野球を続ける意味は……【7巻ネタバレ】

 

なんとか2回戦を突破し、さらには3回戦も勝利する快進撃を続けるドルフィンズ。準々決勝の相手は、吾郎のライバル投手・眉村健の双子の子供がバッテリーを組む「東斗ボーイズ」です。

最強のチームを相手に監督は、胸を借りる気持ちでいこうと言いますが、ドルフィンズのメンバーに負ける気は微塵もありません。特に卜部はかなりのやる気をみせていましたが、そんな時監督から、先発は光でいくと連絡があり……。

 

著者
満田 拓也
出版日
2016-11-18

 

何かをするにあたって「モチベーション」は非常に大切な要素。卜部にとっては野球をするモチベーションは「東斗ボーイズと戦うこと」で、彼が野球を続けてきた意味にもなっていました。

卜部は光に先発を奪われたことでモチベーションが下がり、野球を辞めてしまおうと考えます。大吾しかり卜部しかり、すぐに何かを辞めることを選択するのは、現代の子供に向けたアンチテーゼなのかもしれません。

チームとしてバラバラの状態で、準々決勝がスタート。眉村の子供たちは、左のサイドスローで強力な球を投げる姉の道塁(みちる)、捕手としての冷静な判断力と協力なバッティングが武器な弟の渉。かなりの強敵です。

ドルフィンズはどのように戦うのでしょうか。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』光の弱点が判明!?【8巻ネタバレ】

 

紆余曲折を経て結束を増したドルフィンズ。しかし東斗ボーイズとの試合開始早々、アクシデントが襲います。先発の光のメガネが壊れてしまい、まともにピッチングができる状態ではなくなってしまいました。

彼にはさらに試練が襲い掛かり、野球選手としての器が試されます……。

 

著者
満田 拓也
出版日
2017-02-17

 

8巻では、光の意外な一面が描かれます。アメリカに住んでいたことが影響しているのか、元々の性格なのかはわかりませんが、これまでの彼は常に自信に満ち溢れていました。その姿が大吾を支えてきてもいたのです。

しかし、1点を奪われた矢先、集中力とともに自信までもを失ってしまいます。

東斗ボーイズとの試合は依然として劣勢のまま。ドルフィンズに状況を打開する手立てはあるのでしょうか。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』ついにエースが登板!【9巻ネタバレ】

 

なんとか東斗ボーイズに食らいつくドルフィンズ。反撃の狼煙をあげます。しかし眉村道塁がくりだす左のサイドスローという未知のピッチングに、芽を潰されてしまいました。

白熱の準々決勝は佳境へと突入!

 

著者
満田 拓也
出版日
2017-05-18

 

見どころは、光と道塁の対決。左サイドスローに諦めムードが漂うドルフィンズですが、諦めていないメンバーもいます。まず大吾が粘りの四球で出塁すると、続く卜部も意地の内野安打で出塁、アンディもうまく球を捕らえ、満塁という場面で打順は光へと回ります。

チームメイトの奮闘する姿を見て、光の心にも再び闘志が宿っていました。彼はバッティングのセンスも秀でているので、このチャンスはモノにしたいところですが……。

光と道塁の真っ向勝負は、まさにガチンコ。投手と打者の一騎打ちは、やはり野球の醍醐味です。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』悲劇の果てに……【10巻ネタバレ】

チーム一丸となり、なんとか同点に持ち込んだドルフィンズ。試合結果は誰も予想がつかないもので……?

さらに、ようやくあの男が「2nd」に登場。42歳になってもプロの世界で生きる彼は、野球をする大吾の姿に何を思うのでしょうか。

リトルリーグはクライマックスを迎え、物語の舞台は中学野球へと移ります。

 

著者
満田 拓也
出版日
2017-08-18

 

東斗ボーイズとの激闘の結末はあっけないもの。光と大吾の2人が接触してしまうというエラーで、決着がついてしまったのです。

しかもこの接触で光が意識を失い、病院へと搬送される事態に……。

想像を超える重体で、責任を感じた大吾は再び野球への熱意を失おうとしていました。

そんな彼の前に現れたのが、父の吾郎です。待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。海外で野球をしているため、なかなか日本におらず、姿を見せていなかったのです。

感動のクライマックスを経て、舞台は中学校へと移ります。しかし野球部は部員が9人もおらず……?

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』始まる中学生編!新入部員は何人来るか!?【11巻ネタバレ】

 

私立風林学園中等部2年生へと進級した大吾。野球部の主将となり、睦子も副主将として支えていました。しかし部員は6人しかおらず、試合すらできない状況です。

そんな野球部に待望の新入生がやってくるのですが、近隣のリトルリーグで名を挙げ、我の強い5人が集まってしまいました。反抗的な態度をとる新入部員を前に、大吾がとった行動は?

 

著者
満田 拓也
出版日
2017-10-18

 

いよいよ中学生編が本格的にスタート。しかし野球部は6人しかおらず、そのうち4人が女子という状況でした。

待望の新入部員はリトルリーグで名を馳せた5人ですが、非常に反抗的な態度をとるのです。とくにスポーツ推薦で入学してきたピッチャーの仁科明は酷く……。

そんな彼らを前に2年生となった大吾は大人の対応をみせます。精神的な成長を感じられ、リトルリーグからここまでの間にどんな経験を積んだのか気になるところです。

野球に対する情熱は変わらず持ち続けているようなので、彼が率いる風林学園がのようなチームになっていくのか、楽しみですね。

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』女子6人が奮闘!【12巻ネタバレ】

 

男子1人、女子2人を新たにチームに加え、風林学園野球部は大会へと臨みます。主将兼監督の大吾は、先発投手に睦子、正捕手に新入生の女子アニータを指名しました。

スタメン9人中6人が女子で、当然相手になめられてしまうのですが、彼女たちは男子に負けない実力を秘めていて……。

 

著者
満田 拓也
出版日
2018-01-18

 

女子と侮るなかれ!6人とも野球選手として非常に優れており、並々ならぬ努力をしてきたことがうかがえるでしょう。

また、大吾のキャプテンシーが発揮されるのも見どころです。彼は自分の技術を向上させるとともに、野球自体の研究や、チームメイトの分析を重ねていました。個人ではなくチームで戦う野球が描かれます。

さて試合の行方は⁉

 

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』それぞれの「野球」がぶつかり合う!【13巻ネタバレ】

12巻で無事1回戦を突破した風林学園は、清和中とあたることとなります。彼らは、1回戦で盗塁数11、犠打7という超機動力野球で……。

1回戦とは異なり、苦戦を強いられた2回戦。大吾とかつてチームメイトだった卜部とアンディたちの実力に苦しみ、試合は接戦となります。

著者
満田 拓也
出版日
2018-03-16

12巻から引き続き、清和中との試合です。先頭打者に粘られたことで、ついにフォアボールで相手に塁に出られてしまいます。清和中からすれば、いよいよ本番という状況です。

睦子とアニータはしっかりとけん制を練習していたものの、大吾からそれを禁止されます。あれほど技に磨きをかけたのに、と思うふたりですが、大吾は実はそれこそが相手にチャンスを与えると言うのです。

大吾の見通しは、盗塁はピッチャーとの間合いを理解しているかが重要であり、自分たちチームのペースが分からないうちは相手も危険を冒してまではやってこないだろうというものでした。

そしてそこから大吾の相手チームに対する徹底的な分析と、卜部、アンディの成長を含めた相手チームの機動力がぶつかり合い……。

火花散るそれぞれのカラーが活かされた試合展開に、相次ぐトラブルが読者を引き込んできます。白熱の展開をぜひご覧ください!

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』それぞれの成長【14巻ネタバレ】

13巻に引き続き、大吾と卜部、過去の因縁も絡んだ大事な試合。しかし主戦力の睦子が疲労で限界にきており、大吾はピッチャーを仁科に交代します。

しかし、仁科は個別でフィジカルトレーニングを行なっていたほど、メンタルの安定感に不安のある人物。予想どおり、1球目は良かったものの、続く2球目ですぐにデッドボールを出してしまいます。

そこからゲームはノーアウト満塁になり……。

著者
満田 拓也
出版日
2018-06-18

睦子の疲労に、仁科の精神面、アニータの手首の怪我など、2点差に追い込まれた最終回も不安だらけの展開です。しかし、そこは大吾の巧みな試合展開、チームメイトへの配慮で、徐々に試合の流れがこちらに向いてくるのです。

部員それぞれの成長が感じられる風林学園とのゲーム。その内容はぜひ作品でご覧ください。

ちなみに今回の大会で最も注目されているのが、強豪校・英邦学園。大吾たちはその試合を見にいくのですが、自分たちとの実力差に圧倒されてしまいます。

まだまだ気の抜けない展開が続きます!

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』ノーマークの大尾中は、未知数の実力!?【15巻ネタバレ】

嫌な流れをどうにか断ち切り、柳川との試合に勝って無事に駒を進めた風林学園。次はいよいよ強豪の英邦学園との決勝戦……と思いきや、何と準決勝で勝利を納めたのは、ノーマークの大尾中でした。

しかしそこには横浜リトルで名を広めた凄腕3人衆がいて……。

著者
満田 拓也
出版日

ついに迎えた決勝は、柳川との試合前からリサーチをしていた英邦学園ではなく、ノーマークの学校でした。しかしこのチーム、横浜リトルの強豪たちだけでなく、『MAJOR』時代からのキャラ・ミチルも在籍していたのでした。

未知数な相手に立ち上がりは好調だったものの、仁科の早すぎるスタミナ切れ、さらには精神的やる気切れにより、かなりのピンチに陥ってしまいます。

もはやここまで点差が開いてしまうとさすがに勝ちは難しいかと思えるような展開ですが、大吾はまだまだ諦めていません。むしろ、ここからが野球漫画の面白いところ。果たして彼はこのピンチをどう対処するのでしょうか?

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』激動の地区大会決勝戦!遂に大吾たちの反撃が始まる!【16巻ネタバレ】

地区大会決勝戦。大尾中に5点のリードを許した風林中でしたが……遂にチャンスが巡ってきました!

2アウト1・3塁の場面で、打席には左キラーの関鳥が。果たして、この絶好のチャンスをものにできるのか……?

著者
満田 拓也
出版日

前巻に引き続き、激動の地区大会決勝戦。大尾中との戦いがくり広げられています。

序盤こそ5点もの大量リードを許してしまった風林中でしたが、ただでやられるわけにはいきません。遂に訪れた絶好のチャンス。関鳥、睦子、千里と打席を繋げ、風林中がじわじわと点差を縮めていきます。

これには大尾中も黙ってはいられず、予定よりも早く道塁がマウンドへと上がります。対する打者は、二番・太鳳。意地と誇りを背負った、女子同士の対決が幕を上げます!

そして、風林のマウンドには、まさかのアイツが上ることに……!

風林VS大尾、一歩も譲らぬ地区大会決勝戦から目が離せない!

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』地区大会、決勝の行方は……?【17巻ネタバレ】

大尾中との勝負が引き続き描かれる17巻。風林中は逆転を奪いましたが、相手も負けじとチャンスをつくってきます。あとワンアウトのところを、どう切り抜けるのでしょうか?

地区大会の結末が描かれ、これまでの話に一区切りがつく内容です。

著者
満田 拓也
出版日

決勝の結果についてはご自身でご覧いただくとして、この勝負は大吾に大きな成長をもたらすものでした。リーダーとしての責任感を、さらに芽生えさせたのです。

それに加え吾郎が大吾の実績を認め、手紙で思いを伝えてきます。その内容は、前作のファンは感動がひとしおのもの。年月が経っても吾郎が野球への情熱を持っていること、それが大吾に受け継がれていることにジンとさせられます。

しかし、その情熱が大吾に空回りもさせてしまい……。

大吾の成長、そして部員の入れ替えなど、変化が感じられる内容。新たな展開が始まる様子にワクワクします。

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』強豪・辻堂との練習試合はどう決着がつく!?【18巻ネタバレ】

新しい展開が始まった17巻。千里の姉である千代が新メンバーとして加入します。

しかし選手ではなく、マネージャーとしての入部。しかも動機は千葉が好きだから、という何とも軽いものでした。

しかし彼女は運動もでき、野球の経験者。なぜ選手として野球に参加しないのかというと……。

著者
満田 拓也
出版日

18巻では、強豪校、辻堂との練習試合が描かれます。練習を引き受けてたものの、辻堂は1年生中心のBチームに相手をさせ、さらに10点のハンデを与えてきます。つまり、相手ではないと思われているのでした。

そんななめた相手にどう反逆していくかも見所ですが、その試合途中で描かれる千代と千里の過去、そして何やら実力を隠し持っていそうなマリオという選手の実力も注目ポイント。

本筋の試合展開に姉妹の過去、新たなキャラの魅力などが詰め込まれ、どんどん先を読みたくなる内容です!

 


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